話の中に出てくる人物の関係やらを紹介しようと思います。少しずつ増やしていきます。
| シャルーン | 全編に渡る話の主人公。 |
| イリス | 柱神の一人。シャルーンの妻。亡くなる直前に息子シトゥラに全てを話し、 |
| 御神 | 話中では世界を作った人物とされている。今はこの世界にはいない。 |
| 柱神 | 御神が作ったとされる118体の神々。その殆どは御神と共にこの世界を去っている。 |
| グラディウス | この世界で唯一御神と並ぶ存在であったが、シャルーンの真意を知り手助けをする事に。 彼を逃すために御神の前に立ちはだかる。 |
| 影・闇の者・アウ トサイダー・邪神 等 |
118の柱神と対を成す者たち。柱神によりこの世界に封印されていたが、 封印の力の減衰と共に姿を現し始める。 何処に、どういう者がいるかは不明。 彼らの本当の目的を知るのは御神のみという事だったが・・・。 |
| 聖王 | 柱神の一人。死者と妖精の国アルウェントラーズの王。 |
| レイティ | 柱神の一人。自由奔放な性格で、地に降りたときに人間に一目ぼれしてしまう。 |
| シトゥラ | シャルーンとイリスの息子。母の命に従いファウラを迎えに行く。 |
| ファウラ | 柱神レイティと人間の間に生まれた娘。 |
| ロッド・アスフィ ールド |
ファウラの従兄妹。妹がさらわれた際に外出していた為難を逃れる。 聖王の使い、、リューと共に救出に向かう。 レイティの剣を使った始めての人間。 死後、再び訪れたアイーンの前に姿を現し警鐘を鳴らすが、全く相手にされていなかった・・・。 後に聖王に気づいてもらい、リューと共にアルウェンで生活(?)する。 |
| ナガル・オーウェ ン |
ローダン元領主の息子。訳も判らないまま一家を賊に襲われ、死にそうになった所をロッドに助けられる。以後、 |
| リュー | 聖王の側近。本人は妖精と名乗っているが、実は御神以前より存在している先住の者の末裔。 常日頃は妖精然とした少女の姿をしているが、実体の姿となったときは非常に妖艶な天使の姿となる。 ロッド曰く「襲いそうだから止めてくれ」。自分は高尚だと思っているのか、その態度は常に横柄。 |
| ソーマ (バレンティノ 又はバル) |
聖王の側近。リューと同じ種族の者。 幼少のシトゥラを預かり育てる。 平時においては聖王、シャルーンの後ろの付き従い、パシリの様な存在に。 灼眼に少し長めの銀髪を持つ若干線の細い青年の姿をしているが、 リュー同様本来の姿は大きく異なっている。常に冷静で温厚だが、ライルに見とれられて顔を真っ赤にする事もあ る。 アイーンにとっては素性が不明なためか、何故かシガールにだけは異様に嫌われている。 アイーンにはバレンティノ(バル)と呼ばれているが、聖王のみソーマという真の名前で呼んでいる。 |
| アルディアス・エ ディ・ルパス (バトゥ) |
ルパス国の皇太子。国王の実子であるにも係わらず、髪や瞳、肌の色までがその民族と異なるため、 生まれつきの虚弱体質という事で世間からは遠ざけられていた。 たまたま影の密談を耳にし、メディウスとの戦いに参加する。 セーラムにて長期療養の後、ルパスに戻るが、再度邪神の襲来に見回れる。 実は聖王が死の間際に施した仕掛けがアルディアスだった。邪神の攻撃で聖王の力を記憶を得た アルディアスは、ルパスを離れアルウェンに戻る。 基本的には根っからの能天気。大の酒好き。 |
| リシ・ドゥルサ ー・ルパス |
アルディアスの弟。成人の後国王となるも、よく言えば温和、悪く言えば優柔不断な性格が仇となり 彼の代から国が傾き始める。後世においては愚王と評されてしまう。・・・うーん。 後の子孫のためにアルウェンとの繋がりを示した文書をアルディアスから渡された剣に封していた。 |
| カイ | アイーン。剣術に長けた剣士。ロシュフォールを連れ、メディウスの動向を調査するためルパスに潜伏していた時 にアルディアスを拾う。 メディウスに続き、ルーディアとの戦いに身を投じるが、 力の変換が行われていないため、瀕死の重傷を負う。 |
| ロシュフォール (ロシュ) |
アイーン。術士。美しいブロンドの巻き毛が自慢のアイーン。かなりのナルシストで気が強い。 |
| シガール | アイーン。術士。カイ達の支援の為、途中からメディウス討伐に参戦。体格が良くまるでギリシャ神話の彫像の様 ではあるが、剣は全く扱えない術師。 ソーマの正体を知らないため毛嫌いしているにも係わらず、息子のリキュールがソーマを頼って家出した際には手 を付けられない状態に。 |
| リベティ | アイーン。特技は不明(参戦の経験なし)カイ達の取りまとめ役。 ステイとライナの母親。多くは語らなかったが子供たちの行く末は何となく感じ取っていた。 |
| リキュール | アイーン。術士。シガールの長男であり、ステイ、ロット、メイディス等の取りまとめ役。 本来アイーンが知らない筈の事も理解しているが、その理由は本人も当初はよく知らず、御神に対峙した事で、初めて自分がかつて柱神であった事に気が付く。唯一聖王は解っていたようだが・・・。 少年期にライナを助けるために片腕を失う。 |
| ステイ | アイーン。リベティとジムの長男。後に語り継がれる程の剣術の名手。 そのマスクに似合わず好戦的な人物故己の割り当てられた邪神に強い不満を持つ。 人手不足故に討伐後も再戦を余儀なくされるが、本人的にはとても楽しそうであった。 |
| ロット | アイーン。ステイと同い年のため、幼少から行動を共にしていることが多く、激情家のステイに振り回されることもしばしば。 |
| レーン | アイーン。シガールの二男で、リキュールの弟。 天真爛漫で、人懐こく深慮するのはあまり得意ではない。が、その内包する力は他のアイーンより抜きん出ている。 その理由を知っていたリキュールにより、その力を封されていたはずだが・・・。 |
| ライナ | アイーン。リベティとジムの娘でステイの妹。 レーンが彼女に執心しているため、物心ついた頃には既にレーンのお節介の餌食になっていた。 故に年下であるにも関わらずレーンだけには強めにあたるふしがある。 彼女もまたリキュールと同じ元柱神であるが、本人が自覚していたかどうかは不明。 |
| メイディス | アイーン。レーンやライナと歳が近いせいか、二人の陰に隠れがちではあるものの、力の大きさは同世代のアイーンと比べても見劣りしない。 他の者と違い両親共に普通のセーラムの住人。地球の状況を目の当たりにした際に、その世界から留まるよう懇願され。セーラムに戻ることは無かった。 後にメイディスの流れをくむ人間が影と対峙する。 |
| フィシス | アイーン。特技は不明。アルウェントラーズの妖精と人間のハーフ。母親の死後、バトゥ(聖王)に引き取られ育 てられる。 異様なほどの長寿。性格は激情家。大の酒好きで聖王と世界中で酒を飲みまくっている。 実は後述のウィリアム・フェルナスとの間に双子を儲けている。彼らもまた、アイーンとなる。 |
| フェナール | アイーン。特技は不明。フィシスの双子の弟。育った環境のせいではないだろうが、 姉とは違い猜疑心が強い。 不遇の原因を全て聖王の責任にあると思っている。 |
| ラファエル | アイーン。術士。ティセの世代においてはリュオンに次ぐ力の持ち主。 ジュホーン討伐にアルヘイムに向かうが、ジュホーンの操る地龍の牙に倒れる。 |
| リザード | アイーン。とはいえ自らその形態を取ることは出来ない為、本来ならその責を負う立場ではないが自らの意思でラ ファエルに同行する意思を示し、シャルーンの力を借りる。 |
| ウィリアム・ルイ サ・ フェルナス |
リザードが手放したバーウェントを所持していた為に、ジュホーンに真っ先に狙われる事になってしまった小国の 国王。 現実的性格で殆ど感情を表さない為、周辺諸国からは「冷酷」「鉄面皮」とも噂されるが、家族や自国民に対して は常に絶対的保護者になろうとしている。 フィシスとの間に双子を設けているが、それが周囲に知れ渡ったのは死後の事だった。 |
| ヴィステラ・ウル ズ・ フェルナス |
ウィリアムの弟。温情で信心深い。 彼の出生にはラファエルが係わっている為、シトゥラ(精神体)やシャルーンに遭遇したこともある。 政治の世界で生きている割には権力欲は全く無という程無欲な人物だが、それが返って仇となり結婚後に表舞台に 立たされることもしばしば・・・。 実はアイーンのラファエルをその体に内包しているため、ジュホーン討伐の際にラファエルに体を乗っ取られ瀕死 の状態に陥る。その後、無事回復し、もうこのような事は起きないとアイーンにも言われていた筈だが、その人生 に於いて、何度かラファエルが表に出てくる事があった。 |