メディアとつきあうツール  更新:2004-01-14
すべてを疑え!! MAMO's Site(テレビ放送や地上デジタル・BSデジタル・CSデジタルなど)/サイトのタイトル
<ジャーナリスト坂本 衛のサイト>

日録メモ風の更新情報(坂本衛)
2003年7月〜12月

2003年7月〜12月の更新情報

12-31
みなさま今年はすっかりお世話になりました。サイトを読んでくださった方、メールをくださった方、本当にありがとうございました。明るい2004年となりますよう祈り上げます。来年もよろしくお願い致します
●6時起き、サイト更新。いろいろ新設ページだのupする原稿などがたまっていますが、年が明けてからなんとかします
●8時すぎ、奥沢へ

12-30
●片付け。その他雑事多数。紙資源回収に、新聞屋のくれる袋で10袋ばかり出す。もう30袋ばかり出さないと片づかない

12-29
●片付け。6時響

12-28
●浜野(旧姓川島)明美一家来る。千宏はちょうど生後2か月。道ちゃん(一陽来復のお札をもらいに穴八幡へ)も。千宏の足首をもちグルグル自転車漕ぎをしてやると、明らかにゴキゲンでおもしろがっている表情。龍太が手の動き(おいっちにさんし)をつけて、さんざんおもちゃにする。足をさわらずに手の動きだけをつけると、足をもぞもぞ動かそうとするのを発見。おもしろい

12-27
●1時〜CSチャンネルNECOで戦前から敗戦直後の邦画。皇道日本(円谷英二の撮影・編集)だのカチカチ山(市川崑)だの6時間ぶっ続け録画。年内は見る時間がなさそうだが
●3時〜放懇。copyを借り作業。40年史の校正少々。深川章、岩本太郎、今村庸一、中島好登、福島美子、石橋さや夏、久野明、藤さんら
●6時30分〜@もー吉隠し部屋でへちまの会。近藤祐康(麻布71年紛争時の中1-4担任、書家)、勝倉宏次郎、藤森隆、石川隆、曽根宏、鳥越純一郎、中込洋之助、李家孝昭、蒔田清、大橋範之、三浦晴男、斎藤敬之、大留真一、野入英世ら。祐康さんは両国で東京大空襲にあった話から最近のフランスでの展覧会、エリザベス来日まで。全員の近況報告の後、東大物理の石川が「反陽子の世界」講義。宇宙開闢ビッグバンの時点では粒子と反粒子(物質と反物質)が同数あったはずだが、いま一方だけになった理由はよくわからんそうです。ここ2〜3年でどんどん新発見がなされる分野、さらにさまざまな理論がまだ実証されずに飛び交っている分野であるらしい。昔くりかえし読んだガモフ全集のおさらいの話もイロイロ。坂本は「放送デジタル化とは何か」講義。ようするにたかがテレビ、地上デジタルをフルスペックで見るのに20万円だの30万円だのいってるうちは話にならんという話。腎臓の権威・野入は「みんな糖尿病に気をつけろ、腹八分目に。夜遅く食べるな。卵食べ過ぎダメ。運動を。考えながら食べろ」と。みんな比較的おとなしく10時すぎには撤収。2次会は藤森、斎藤、大留とコーヒー
●さらに理清蘭。小牛田さん(睦美ちゃんを呼べというので呼ぶ)にご馳走になる。じじい、誕生日おめでとうって、あんまりめでたくないか

12-26
●3時、都市センターに部屋を取りGALAC対談。日テレビデオリサーチ・サンプル世帯買収事件を受けて、視聴率問題。出席者は大竹和博・資生堂顧問、高橋徳吉・三菱電機宣伝部渉外担当部長、藤平芳紀・リサーチ評論家、伊豫田康弘・東京女子大学教授。坂本は司会。岩本太郎、中島好登も同席。カメラは黒川公人。主協(ぬしきょう=広告主協会)電波委の本音に迫る
●それにしても都市センターというのは気がきかずトロい。飲み物と同時に水を持って来ず、頼んでもなかなか持って来ない。萬力屋ほかで買い物。江戸川橋らくらくで夕食、いわいに寄って帰る

12-25
●サマワでは床屋に行くのにも武装が必要だそうです。綿井健陽の報告。いくらなんでも滞在3時間じゃ、ここまでわからんざき!!
●3時45分@ANA田原総一朗、アスコム高橋克佳、柿内尚文。アスコム本「愛国心とは何か?」(金子勝、姜尚中、金美齢、小林よしのり、高野孟、西部邁、樋口恵子、森本敏らの「朝まで生テレビ」討論をもとにした本)のはしがきの件
●6時30分@神楽坂、毛利子来と藤田紘一郎の「汚く育てよ本」対談第4回。鈴木雅人も。対談後、きりたんぽ鍋で忘年会

12-24
●午前中片付け。3時すぎ放懇。X'masケーキを買いサンタとなって行く。期待して待て!!
●雑務イロイロで睦美と4時前に伊勢丹。チョコレートケーキほかを買い放懇でお茶。岩本太郎、黒川玲子、中島好登、福島美子、石橋さや夏、久野明と。40周年ゲラ少し読む。7時半帰宅、鍋パーティー。深夜、「子どもは汚くお育てなさい」レジュメつくり、著者2人に送信(遅くなりすみません)

12-23
●久しぶりに時間が取れましたので、サイトをいろいろ手直ししたり、画像upなどしています。しばらく「ページが見つかりません」エラーが出ることがありますが、ご勘弁を

12-22
●昨夕6〜12時前まで@理清蘭で日大芸術学部放送学科マス演99年度飲み会。みんなきれいになりました。それぞれ自分の仕事を見つけ、元気で頑張っているのもエライ。全員が結婚して赤ん坊を産みたいといったのにも感心した。まだ1人も結婚していないのがちょっと心配だけどね(約1名は来年らしい)。井上千穂はi.N所属の広告ディレクター、加藤愛はM.M.SKY所属のライター、黒川玲子はフリーライター、桜井恵はTBSサンワーク(仕事はTBS事業局事業推進部)、鳥越ゆきはボディーボーディングフリッパー編集部、横山由貴はSWING dot BSI経営企画部。頑張ってくれ。木村珠子、上司のクビ絞めたってホントか? ほどほどにな

12-21
●この1週間ほどGALAC年末進行その他で忙しく、サイト更新できず失礼しました。今日6時〜@理清蘭、日大マス演99年度OG会(加藤愛、横山由貴、鳥越ゆき、井上千穂、桜井恵、黒川玲子)
●このところの日録をまとめてup
14日、風邪を引き1日使い物にならず。ただし、無理やり1日で治しました(何も食わず、香辛料をぶちまけたスープを飲みまくる)
15日、潮8枚書く。PCのインターネット接続が原因不明のトラブル。プロバイダに問い合わせると「こちらでは接続を確認した」のに、メール送受信もホームページ閲覧もできない。原稿は息子PC(こいつはKDDIの光ファイバー接続。坂本の仕事PCの100倍速い)からhotmailで送信。safe mode起動などあれこれ試すがダメ。16日の朝、原因不明のまま、なぜか回復
16日、GALAC責了日なのに7ページ(「枚」じゃないのが痛い)残。1本突っ込む。2時30分〜4時ANAで田原総一朗(公衆電話を利用する電話魔だが、ついに携帯を持った。発信専用だそう。ANA改装で公衆電話が消滅したのが決定打か)と打ち合わせ。アスコム高橋克佳も。対談企画1本と著作集の相談。小川和久本もアスコム刊に。4時30分〜放懇で「女性自身」記者。古い日テレのビデオを見る。人権侵害と仕込み(やらせ)ではないかというのが記者・編集部の疑問で、これにコメント。記事は年内にも出るそう。帰宅し翌朝まで原稿書き
17日、原稿書き、最後の1本突っ込む。4時GALAC。9時、坂本執筆ではない最後まで入らなかった原稿を受け取り、整理して入稿。CM委員会で来ていた伊藤洋子が「ふーん、これから校了なんだ。大変ね」というから、「いや、校了は昨日。だから大変なんです」
18日、終日、校了済みのGALAC入稿原稿をチェック(青焼きで直すため)
19日、日大補講と4年生の成績提出。放懇へ。カッパで昼食後、青焼きチェック。4時〜編集委員会。6時〜理事会。7時放懇忘年会@成田屋(諫山修、原真、志賀信夫、嶋田親一、石城太造、田代勝彦、入江たのし、石橋さや夏、伊豫田康弘、鈴木嘉一、田中典子、清水英夫、中島好登、福島美子、坂本衛)
20日、1時半〜5時@千駄ケ谷区民会館ガウスネット主催のシンポジウム<デジタル社会と市民運動>、地上デジタルの問題点のほか「市民」という言葉の胡散臭さ、「市民対権力」なる単純な図式からの脱却についても話しました。ちょいとついていけない主張もあったが、いちいち意見は述べず。懇親会に顔出し後、竹下通りで買い物(コカコーラgoods屋とか)し帰宅。子どもらが「えっ? スーツで行ったの?」というから「悪いか。大中も覗いたぜ」
●18日発売のサイゾーに地上デジタル放送についての3pの記事(まんま坂本の主張だったりする)

12-14 12-15 12-16 12-17
●原稿書き×4
●16日、田原と次の本の打ち合わせ、高橋克佳も。放懇へ
●17日、放懇へ

12-13
●1〜3時、某誌記者。某局の問題は年内に掲載
●4時〜入院中のSの家族と今後の対策を協議。6時半〜某紙記者OBと会う

12-12
●某テレビ局で新たな、いわゆる「やらせ」発覚!!(←予定。概要は把握済み)
●昨日「生きのびよ、日本!!(岡本行夫・田原総一朗著 朝日新聞社刊 1500円)が発売。ぜひお読みください。坂本も手伝った(レジュメを作り対談に同席し本文をまとめ脚注を書きタイトルを付けた)。よほど注文が多いのか、第3刷2万部増刷が決定(累計6万部!!)。GALAC年末進行で紹介ページをつくるヒマがないです
●日大→放懇→荷物あり車で帰宅。睦美は明美宅へ泊まりに(出産見舞い)

12-11
●地上デジタル放送受信可能エリアというのが、混乱を招いています。境界付近ではダメな場所もある。低層とか、ちょっとしたことで映らない。地形やビル陰でも。受信機(メーカー)によってもバラつきがある(実証済み)。だから、エリア境界付近に家電量販店が存在する場合、テレビ売場で非常にマズイことが起こりかねない。映らないメーカーが露呈してしまう!! まだ全然普及していないから先の話だが、そのうち「隣で映るのにうちで映らん。どういうわけだ? 交換せよ」と消費者が販売店に怒鳴り込むかも。同一メーカーの交換ではダメで、違うメーカーなら映ったとなれば、消費者サイドでも露呈してしまう
●噂とも冗談ともつかない又聞き話ですが、ビデオリサーチの関東地区サンプル600世帯中、地上デジタル放送受信世帯は0世帯らしいです。近畿地区にテレビを買った世帯が1世帯だけあるが、アンテナはついていないとか。ま、ジョークかも

12-10
●2時@永田町、ある国会議員(当面は名を伏せます)。議員の質問の大意は、これまで聞いた専門家は全員「2011年アナログ停波は無理。だが現行計画はもう止められない」というが、どう考えるか? どうしたらよいか? 政治にはわかりやすい大義・目的が必要だが、それは地上デジタル計画にはないのか? 2006年末が一つの山と見ているが、地方局への公的資金投入の予算措置といっても、あまり時間がない。どうすべきか? 当面、打つべき対策は何か? など。40分ほど話しました。熱心な議員で、こちらの話の勘所もよくわかった。公的資金投入の段階では、政治家が修正計画を出すでしょう(計画の修正なしに公的資金投入など通る話ではないと、坂本は主張)。早ければ来年1〜2月の総務委員会で、地上デジタル放送問題が議論されるかもしれません(政治家はさまざまな角度からタイミングと効果を測るから、また違う時期かもしれない)。放送局のみなさん、これはあなた方の問題ですよ
●地上デジタル放送についての坂本の最新見解は、別ページに近日upします。参考にしてください
●4時45分@お茶の水、藤田紘一郎・毛利子来の対談3回目。アレルギー、アトピーの話。この本は一刻も早く世に出すべきだと強く思います。年内に忘年会を兼ねて4回目をやるというハイペース

12-09
●来日イラク人の会見「チグリス・ユーフラテスの湿原復興を」なる記事を一部新聞が掲載。このプロジェクトの今後に注目を。世界最大の拠出50億ドルの何割かを投入しアラブ史・中東史に残る巨大公共事業をブチ上げれば、ブッシュとの違いを打ち出せるかもという考えは、ありうると思います。アメリカは日本の最大の同盟国だが、日本はあんたんとこと違うことをやるのが互いの国益に沿うのだと、アメリカに主張すべきです。アメリカの犬として振る舞ってはならない。←こう書いて思い出したこと。ブッシュ訪英のときのロンドンの反対デモのプラカードにこんなのがあった。「ブッシュは帰れ!! ブレアも連れて」。これは笑った
●GALAC小林聡美原稿のため、大林宣彦「転校生」(私見では大林の最高傑作。小林はパンティいっちょうになり、たいへんな力演)、「やっぱり猫が好き」蔵出しビデオ3本(恩田三姉妹の中でも光る)を見る
●今日4時テレビ朝日で打ち合わせ、7時フォーラムD(砂川浩慶)

12-08
●昨日のサンプロは宮澤喜一(もっとハッキリいってくれ)、石原慎太郎(さすがにスタジオではヒドくは壊れない)、田中康夫(遺体引き取らず批判は私と同意見――12-01の項参照、菅離れ鮮明すぎない?)、石破茂(歴代防衛庁長官中もっともマトモな人物と思える)となかなかに豪勢。おもしろかったが、それぞれにわかりにくい部分も
●岡本行夫・田原総一朗本、重版に入れ込む修正作業を3時まで
●有力国会議員らから、地上デジタル放送について話を聞きたいというオファーがぼちぼち来はじめました。イラク問題同様、国会でまじめにやるべきです

12-07
断固として葬れ!! 青少年健全育成基本法案/青少年有害環境の自主規制法案ページをup
●文春・稲田修一は宮崎出身の熱心な記者。ベローチェで3時間以上。地上デジタル放送の本当の姿に驚愕の様子。「テレビのタブーなんていってる場合じゃない。10ページでも20ページでも書くべきだろ」と
●放送リンク集にお笑いデジタル放送を追加

12-06
●今日GALAC04年1月号発売。表紙は古舘伊知郎、グラビアは葉千栄、特集は上期ギャラクシー賞発表

12-05
サイゾーも12月18日発売号で地上デジタル放送を取り上げる
●明日午後1時、週刊文春稲田修一。12月18日発売号で地上デジタル放送を取り上げる。とりあえずの短い記事
岡本行夫・田原総一朗著「生きのびよ、日本!!」(朝日新聞社12/11刊)注文殺到らしく2万部重刷へ。計4万部でスタート。見本届いた
●小川和久と1〜5時ぶっ続けで単行本打ち合わせ、コンセプト作り@日本出版クラブ会館。早ければ来春刊
●昨夜のテレ朝「朝生200回」「サンプロ15周年」パーティーは、なかなか盛会。田原さん、おめでとうございます。奥さん田原節子が車椅子ながら出席は、本当によかった。睦美と2人でお祝い。とてもうれしそう。お疲れでしょう、ゆっくり休んでください
●主宰者挨拶はテレ朝社長・広瀬道貞(巻きが入った)、来賓挨拶は片山虎之助(前総務大臣・現衆院予算委員長、「デジタル化のことを書いてるGALAC坂本」と挨拶したら「雑誌よりあんたの顔のほうが迫力あるな」だそう。ウーム……)と都はるみ、乾杯の音頭は水口義朗(元中央公論編集者、「婦人公論」編集長、テレ朝「こんにちは2時」キャスター。大島渚と野坂昭如のメッセージを紹介)。欠席の小泉純一郎は早稲田大隈塾のビデオで登場。広瀬社長、前社長でBS推進協理事長・伊藤邦男、常務・早河洋、報道局長・中井靖治、朝生・日下雄一(GALAC登場中)、サンプロ鈴木裕美子・古川英気、高野孟、草野厚、川村晃司、長野智子、TVタックル蓮実一隆(ご無沙汰!! GALAC連載の幻の名企画「報道新世紀」第1回に登場した男。そのうちupします)らと話す。デジタル化のこと、最高裁判決のこと、視聴率のこと、新番組のことそのほか。小田久栄門、猪瀬直樹、篠田博之、鈴木邦男、元南ドイツ新聞ヒールシャー、ピーター・フランクル、ケント・ギルバート、神崎武法、加藤紘一、浜田幸一、平沢勝栄、自民党若手サンプロ・朝生常連らの顔も。放懇からは、志賀信夫、上滝徹也、今村庸一、高橋克佳、岩本太郎ら

12-04
赤尾晃一から《ご注進のメールです。下記のサイト(U-kiのメモ帳)で,「絶対破れない――デジタルの掟」が批判的に紹介されています。http://www.bekkoame.ne.jp/~taka_no6/diary/diary.html
> なんで3年、4年前から批判しないで今年になってから騒いでるわけ?
> とか思いますな。
著者が過去に書いた文章を読んでから物申せと言う感じですが。》だそうです。あのね、これは2002年2月に書いた文章(4月号は3月6日発売)だぜ。なんで今年? さらに、たとえば
視聴者無視の地上放送デジタル化に公共投資350億円はなぜだ!?(「放送レポート」1998年9/10月号巻頭)
マルチメディア時代の放送ビジネス(郵政省の動向)('95EL特別シンポジウム「マルチメディア時代の放送ビジネス」1995年2月23日、電通大ホール)
郵政省失政録≪後編≫(「放送批評」1993年02月号巻頭)
5年前10年前から批判して、初出誌・年月を明記しサイトで公開している。それでも読まないヤツは放っておくしかあるまいよ。ついでに別件を書いておくと、2ちゃんだったか「坂本はハイビジョン受像機50万円と書いている。とんでもねえ」とかいう記述を見たことがある。そう書いたバカは執筆時点を確認しないうえに、「そこから3分の1まで下がった」と書いた文章も読んでいないわけだ。話にならんね
●夕@ANAテレ朝「朝生200回」「サンプロ15周年」パーティー。2人で出席
●明日、日大授業は予定通り。午後1〜5時、神楽坂で小川和久と単行本打ち合わせ。「どうする? イラク・北朝鮮、有事&大災害、日米安保、自衛隊、憲法」――「国を守るとは何か?」をリアルに、徹底的に論じる本。来年半ばまでに出したいと思っています
ギャラクシー賞40年史が2月刊行。GALAC臨時増刊です。ドラマ・ドキュメンタリー好きにおススメ

12-03
●こんなの見つけました。CSSでイケてるデザインサイトリンク集2。こちらはサムネイル版。当サイトはCSSでイケてるデザインサイトらしいです。私のデザインした偏屈庵通信も入っています。ありがたいことです
●忘れていましたが、これも見つけました。Web現代デジタル放送が再燃させた「払う」「払わない」NHK受信料問題。坂本は現行の「NHK受信料方式堅持」(ある程度の不公平はやむなし。カネは出すが文句も言うという現在のあり方でよい)論者ですが、志賀信夫が「海老沢氏が引退する3年後には受信料値上げ」「NHKは有料放送へ移行すべき」と断言しているのには驚きました。放送法を改正し、受信料制度をやめ、払わないヤツには見せないという主張? なお坂本は「放送ジャーナリスト」ではないよ、島田さん。せいぜい「放送に詳しいジャーナリスト」です。【付記】と思ったら、上のほうに別の「放送に詳しいジャーナリスト」が出てきますね。じゃあ、直さなくてよいです。失礼
J@pan・Inc#50(12月号。ジャパンインク・コミュニケーションズ発行、洋販発売)にGeoff Bottingによるデジタル放送についての長い記事。坂本も例によって「ベンツを全世帯に普及させようって話。無理だ」などとコメント(英文)。
●今日1時、赤旗日曜版・寺田忠生の取材を受け(城山三郎から「赤旗に寄稿したら自民党の共産党シンパリストに載ってしまい、ひどい営業妨害を受けた。自分は、自由新報から依頼があれば書くのに、一体何を考えているんでしょうねえ」と聞いたことがある。城山と同じで、私はどこの政党シンパでもないから、誤解なきよう)、3時、小林聡美のGALAC表紙撮影・取材
シンポジウム<デジタル社会と市民運動>地上波デジタル放送・ユビキタス・無線インターネット等にどう向き合うか、で話します。12月20日1時半〜5時

12-02
●政府が大混乱中。イラク派遣自衛隊に死者が出る可能性は、夏から語られていた。また聞きだが、防衛庁方面に「2ケタの死者」との想定がある(あくまで未確認情報)と坂本が聞いたのは今夏。で、外交官2人が亡くなり、今ごろトラックを防弾仕様にするだの防弾チョッキを着せるだのといいはじめたのは、何? どうせ死ぬまいとタカをくくっていた? 死ぬという想定を知らなかった? いずれにせよ、そんな安易な連中(政府や国会)に「イラク全土は非戦闘地域。安全だから行け」「武器使用基準はPKO並み」「ちょっと待て」「やっぱりもっと装備を固めろ」と、泥縄的に命じられる自衛隊員はたいへん気の毒。物か何かのような扱いに呆れる
●日本はブッシュアメリカと心中はできない。テロリストどもにアメリカ追従と思わせない戦術を追求すべきだ
●今日3時GALAC2月号Personページ取材、寄生虫の藤田紘一郎。SARSについての新説(日本では流行しない!!)ほかを聞きにいく。坪井正幸カメ、久野明と
●昨夕4時Web現代(掲載は明日以降)谷雅志、草薙厚子、島田健弘の取材を受ける。テーマは地上デジタル。「総務省はじめ各方面に取材すればするほど絶望的」と、彼ら取材側がタメ息。昨日の新聞に載った「総務省の広告」、何を考えているんでしょうねえ? あんなムダ金を投じて紙面を買ったって、デジタル普及に効果はない(新聞の批判をその日だけ封じ込める効果しかない)

12-01
●一部地域で地上デジタル放送スタート。「国策」ですが、なぜアナアナ変換の予算が、電波利用料1800億円だけで賄われるか? むろん大蔵省(現・財務省)がこんな阿呆な計画(400万軒以上の家を訪ねてテレビをいじる)には予算を付けられないと拒否し、郵政省(現・総務省)が自前で手当てできる予算を使ったから。「霞ヶ関に計画通りにいくと思っている官僚は1人もいない」とはある財務省課長(そのうち局長になる人物)の言葉。2011年7月24日までに現行アナログ放送の停止は絶対にできないと、断言しておきます。地上デジタル放送に関するマスコミの無責任な報道を見ていると、先の大戦突入を煽った新聞の無惨な姿を思い出します。なお、誤解している人が多いようですが、私はデジタル放送に反対を唱えたことは一度もありません。私は無理に決まっている無謀で無責任な進め方に異議を唱えています。ついでに現時点でもっとも妥当と思われる修正計画案まで出しています
●イラクで殺害された3人(日本外交官2人とイラク人運転手)は物取り野盗の類にやられたのでは、とサイト読者からメールをもらいましたが、間違いなくテロのようです。3人は黒いトヨタ・ランドクルーザー(注:あくまで参考。【5日付記】この仕様ではなかった。このNATO仕様なら大ケガで済んだかもしれないそうです)で高速走行中、併走する車から銃撃されたとのこと。一行は米軍に護衛してもらうこともできたが、独自の判断で目立たないように行ったのだと思います
●今朝のフジ特ダネは「イラク大使館は11人」といっていましたが、私の得ている情報では「イラク大使館は奥・井ノ上を入れて数人規模」(現地人の現業スタッフ含まず)です。残りは撤収しました。3月20日以前にマスコミ全社がバクダッドから撤収したのと、理由は同じ。新聞やテレビは黙っていますが、これは世界でも極めて珍しいことです
●私が実にふざけていると思うのは、日本政府がティクリットまで2人の遺体を引き取りに行かなかったこと。ハッキリいって最低です。米軍のトラックに運んでもらったのは「国辱もの」だと思います。マスコミが現場取材にいかないのも、ふざけた話だと思います

11-30
●イラクのティクリット(ここは完全に戦場です)で日本外交官2人殺害。これで在イラク日本大使館はその機能の過半を失いました。連合暫定当局CPAとの最大のパイプも失った。亡くなったのは奥克彦・参事官と井ノ上正盛・書記官。日本のイラク外交を支えているのは2人、奥参事官と上村臨時代理大使といわれていた。奥参事官は、岡本行夫・田原総一朗著「生きのびよ、日本!!」(12/11朝日新聞社刊)のもとになった対談でも、「度胸ある優れた外交官」としてしばしば名前の出た人物(ただし、暗殺リストうんぬんやバクダッドでこう歩いたとの文脈だったため、安全に配慮し、まとめ段階で坂本がすべてカット。本に名前は出てきません)。彼は私と同い年で早大政経のラガーマン。二十数年前、早稲田ですれ違っていただろう男です。お二人のご冥福を心から祈ります
●《私たちが街を歩くたびに「おしん、おしん」、と声がかかれば、皆が見ている証拠です。そんな日が近い将来やってくるものと思います。平成15年11月11日(火)》奥参事官のイラク便りより。彼には、もうその日は来ない。合掌
●イラク担当首相補佐官岡本行夫はNHK夜ニュースで「イラクでのかけがえのないパートナー。大きな衝撃。国連がやられた後、奥は『岡本さん、引くことができますか』といった。彼の遺志を継ぎ、彼の引いたレールに乗り、彼のやった通りにイラク復興支援を続行する」と。実際、過去のイラク行きでも奥克彦と2人で目立たないように各地を回った。今月のイラク行きでもその予定だった
綿井健陽も今バクダッドにいる。「危ないから早く帰れば」というつもりなど、さらさらない。ただ無事を祈るのみ。帰ったら理清蘭で飲もうぜ

11-29
●次のGALACはラジオCMについて特集する。昨日の編集委でCM委員でもある兼高聖雄に「こういう話は知っている?」――ラジオCMは20秒が基本。これ、ちょっと早回しに、たとえば18秒にする。聞いていても誰も気づかない。だが、10本のCMでやると合計180秒。すると20秒余るからもう1本入る。ってことは10本の時間枠に11本入って11本分の料金を取れる。理論的には、年1億の収入を1億1000万円に増やすことができる。これ、局名も複数知っていますが、ある地区のラジオで実際に行われていたことです。その局の仕事をしていた人物から、10年近く前に聞いた話。CM委員は初耳だそう
●入院中の田中康夫から電話。12月7日サンプロの件であれこれ話す。民主党のこと、二大政党のこと、内なる抵抗勢力のこと。「8年のところ運よく6年で済みそうなんだから、6年間は長野のために身を尽くす。その後イギリスにでも行ってブレアの『第3の道』でも研究し、帰ってきたら国政に参画すべきだ」と。もうひとつ、戦術として改革派知事と手を組むべきだ(あいつはここがダメっていいすぎ)と。あと2〜3日で退院、年末年始に3週間ほど入院するが、身体のことはまったく心配ないそうです
●夕6時〜8時@東京ドームホテル42階オリオンで案山子30周年「記念の宴」

11-28
●日大授業→放懇→夕6:30GALAC編集委員会。兼高聖雄、入江たのし、滝野俊一、谷口和巳、平井景、中島好登、久野明と
「生きのびよ、日本!!」は12月11日発売、初版2万部。3万は刷っておかないと年末年始困るかも

11-27
●26日、朝日・鈴木雅人からゲラ出始めたとの電話で、夜9時半すぎ新小川町のDTPへ。子どもたちが通っていた極真・国際武道センターのすぐそば(DTP社長のところは愛日小だそう)。10時すぎ岡本行夫秘書の澤藤さん、さらに本人も登場。 岡本行夫は朝5時半までウーンと唸りつつ著者校。順次、第三校(ホントは第五校くらい)をその場で直し(ものにより「これ、あんまり官僚答弁だから、もとのままで」とバーゲン)入力・出力・付け合わせ・再入力で夜が白む。7時半作業終了。編集者はタクシーで朝日にすっ飛んでいき、印刷所渡しデッド午前8時に間に合った模様。オペレーターと「単行本の校了作業とは思えん」と。お疲れさまでした。8時帰宅
●2時まで寝て、放懇へ。今度はGALAC青焼き校正。久野明と中華・太公望。紹興酒ボトル1本、大玉団子白菜炒め、イカとニンニク若菜炒め、エビチリ、焼き餃子、ネギ油ラーメン(汁はない)。ここは穴場でオススメ(末広亭前のT字路を入り左)

11-26
●25日23:30帰宅。転送されてきた郵便物(転送が遅すぎ話にならん)を開けたら、絞り出すような悲しい手紙。かつての日大教え子から「いろいろあった」「手首を切った」「自分を全否定することしかできない」「何度も書いてはやめたが、思い切って書く」「許されれば会いたい」。手遅れかと思いつつ各方面に連絡、まだ入院中とわかった。昼前、会いに行く。40分間、過去数年、日大生徒に講義した中で、いちばん難しい個人授業か
●3時〜毛利子来・藤田紘一郎対談第2回。感染症――うつる病気の話。インフルエンザの話。エイズやSARSの新説。予防接種やワクチンの話。免疫とは何かの話。むちゃくちゃおもしろい。ようははしか以外は、小さいときに全部かかれ!! 藤田教授の実験・飼育室を見学
●夕方〜明日朝にかけて「田原総一朗・岡本行夫」本の最後の直し。この期におよんでガーンの直しあり。最終ゲラ出が遅れ、夜9時以降DTP屋へ。岡本行夫も来る予定

11-25
●11月26日WEBサーバーメンテナンスのため、10:30〜17:00このサイトが表示できなくなります。ご了承ください
●明日、毛利子来・藤田紘一郎対談第2回(医科歯科大で)。レジュメ作成中。できあがりしだい送ります
●今夕6:30放懇理事会。志賀信夫、田代勝彦、兼高聖雄、堀木卓也、今村庸一。激論
●今号の「草思」、カウンセリングの話がおもしろい
Toshihiko YAMANEが11月16日ダイアリーで当サイトに言及と、生徒が教えてくれた

11-24
●23〜24日、「生きのびよ」本に岡本直しを入れ全ページ校正。坂本データの出力だから誤植は少ないが、MAC系のDTPによくある「行最終マスにテン・マルが来る場合、わざわざ字間を開けてブラ下ガリ処理」「1章全ページに渡り行末に不明な半角空白」のミス続出。この段階で真っ赤っかのヤバいゲラ。23日夕方バイク便で突っ込む。引き続き、やっぱりあったほうがいい脚注20本執筆。26時メール入稿。青焼きは出ない!!というので、26〜27日DTP屋に出張校正を予定
●午前、田原から電話、30分ほど。本は非常におもしろいとゴキゲン。最近あちこちの週刊誌でぐじゃぐじゃと批判を書かれてる。テレ朝選挙特番(Nステに抗議し自民幹部が出席拒否)で「威張ってる」だの「議員をパシリに使った」だの「テレ朝幹部と自民党に謝罪にいった」だの、ムチャクチャだと。なんで事実を調べて書かないんだと、怒るというよりこれは質問調。事実無根なものはテレ朝が抗議すりゃいい、あとは放っておけばいい、と話す。もう、あることないこと書かれる存在になっちまったんだから、仕方ないでしょうと
●名前は伏せるが週刊誌のみなさん、茶化すのはいいが、事実は確認しましょう

11-23
●バクダッド空港発の民間貨物機に地対空ミサイル。国連だろうが赤十字だろうが国際宅配便だろうが、全部狙われる。不幸にして自衛隊員に死者が出たら、靖国には祀るのか? 新聞は調べて書いてくれ

11-22
●溜まっていたメールなど処理。夕5:15穴八幡前で小林道雄と待ち合わせ。かわうち→理清蘭、11:30まで。次の新たなる展開についてイロイロ話す

11-21
●今日GALAC校了。現代の旬・表紙は古舘伊知郎「テレ朝、春ニュース新番組への決意」、巻頭グラビアは葉千栄「民間日中関係は過去最悪」、特集はギャラクシー賞今年度上期の発表。発売は12月6日
●10:30日大放送特殊研究Vはテレビ朝日「サンデープロジェクト」プロデューサー鈴木裕美子、デスク古川英気による特別講座(上滝クラスと合同授業)。イラク戦争報道の検証がテーマで、アメリカによる戦争宣伝、それに便乗する日本メディアのプロパガンダ、サンプロの取り組み、現場の悩み、メディアの自由とは、など。お忙しいなか本当にありがとうございました
●14:30首相官邸に行くも岡本行夫、会議突入でキャンセル。放懇に戻り校正チェック。17:30再び官邸。ま、普段着(先日はスーツ。今日は仕事途中のためシャツそでまくり)で入るヤツも珍しいか。補佐官室で1時間、12月11日刊/岡本行夫・田原総一朗著「生きのびよ、日本!!」最終打ち合わせ、内容のアップデート。朝日記事についても突っ込んだ話ができてよかった。連休中に本文直し、脚注ヌケを入れる予定。官邸、前回入ったときよりやや警備が厳しい。第一関門を突破された場合の車止め装置に関する警備責任者の考えは、私が関係者なら聞きます
●19:10放懇事務所に戻る。中島好登、福島美子、石橋さや夏、久野明、小林潤一郎と終日校了作業。0:30帰宅

11-20
●9:40前後、NHK総合「KABA.ちゃんの冷え性予防ダンス」に、どういうわけだか神楽坂・花豊が登場。ママ、三上とをる夫妻、カオが、KABAと一緒に妙なダンスを踊っている。三上に必要なのはダイエットダンスのはず(人のことはいえんが)
●きのう潮Q&A、GALACism入稿

11-19
●11:51共同電が「中国・集団買春で報道」と打っていますが、むろんこのサイトをご覧の方は、04:14段階でご存じのはず
●ロンドン市長のリビングストンはおもしろいヤツ。ブッシュを「地球上の生命に対する最大脅威」「正統性なき大統領」とこきおろし。どこぞの首長とは、根性の入り方が違う
●きのうの日テレ会見、謝罪の対象たる「すべての放送関係者」に視聴者は含む? 含むなら、「視聴者」とハッキリいうべきだ。含まないなら、どうかしている。この件サンデー毎日・草壁(字は合ってる?)記者から電話。30分ほどコメント

11-18
●葉千栄「政府間の日中関係は非常に良好だが、民間同士のそれは72年以来最悪の状況」と。インターネットや携帯メールがすごいことに買春事件も西安バカ踊り事件も1〜2時間で全中国に広がり大反響。新浪捜狐は一見の価値あり。石原慎太郎発言は、同時に理想の上司や父親やリーダー、最強の都知事と見なされる人物の発言として報じられてしまい、あんなことをいう人物を日本人の多くが尊敬してる、そんな日本人は全部嫌いという話になると。逆に日本では、バカ踊りに怒った中国学生が関係ない日本学生を殴ったとだけ報じられ、中国人はけしからんと。落ち着け、バカなことするなという中国人も大勢いる。マスコミの罪は重いという話
●陰で誰かのことをボロクソにいう日本人が、その人と全然フツーに挨拶できるのは驚異的だ、中国人なら必ず態度に出るとも。バスの中で人の足を踏むと「なんてことしやがる」「混んでるんだから仕方ない。嫌ならバスでなく車に乗れ」とケンカになり、そこへ誰かが「まあまあ。バスが混むのは江沢民のせいだ」と割って入り、別のヤツが「江沢民? もう死んだろ」というのが中国だと
●6時から日テレ視聴率買収事件で会長・社長記者会見。CMバンバン入れつつ自局で中継。転んでも視聴率を取り、タダでは起きないわけだ。報告書(日テレサイトの本文以外に、要旨3p+参考資料3枚)も届いた。資金の流れ表が明日の朝刊に載ると思うが、日テレが作った表で、記者が作った表じゃないから、お間違えなきよう。それにしても記者の質問がトホホで、氏家齊一郎の株式会社論「取締役会とは何か」講座になっちまったのには、もう笑うしかない

11-17
●単行本脚注(400字換算で70枚やそこらありそう)を入稿。2〜3日中に岡本行夫を最終取材の予定
●3時GALAC巻頭で葉千栄(中国問題)、5時某社取材を受け、夜新宿・車屋
●きのう石川隆から「岡本行夫補佐官がNHK日曜討論でイラク自衛隊派遣について述べ、昼ニュースでも放映。視聴者はやや強引な話と受け止めるのでは」と電話。まさにその問題で作業中のため見ておらず、なんともいえず。ただし、本来その問題で国民を説得するのは政治の役割。総選挙で明白なように政治家もマスコミもごまかした。そのことが大問題と話す

11-16
●脚注書き。ヘリがうるさい。東京女子マラソンの取材ヘリ
●小出監督が「危ない」といったのはJR飯田橋駅そば。高橋尚子は一気に失速。ズルズル遅れ、ロスの瀬古を思い出す。子どもが小さく、よくビデオを撮影していた頃(80年代終わり頃?)、神楽坂下付近に三脚を立てて撮ったことあり。今日解説の増田明美が走っていた。30何キロか走った後になお速く、一瞬で通り過ぎるので、フレームに入れるだけで精一杯だった。なんとも、すごい人たち。中継はアナの敬語が過剰でヘン

11-15
地震で起こされ、仕事開始。まだ4時だけど。地震大杉。首都圏知事・市長はヘリ視察もいいが、全戸に消火器を配布すべきだ。750万世帯に3000円の消火器を配っても、たった225億円しかかからない。安い!! 一部国産(ムチャクチャ高く、ベースのF16より高い。倍くらい)の対地上攻撃機(支援なんて寝惚けた呼び方ヤメ)F-2を2機調達する(約240億円)より安い。どっちが国益に沿うか、考えたらどうなんだ?
●小川和久と電話で、イラク、自衛隊、憲法など30分ほど。単行本を提案。12月入ったら打ち合わせ。
●脚注100本送る
TBS「探険!ホムンクルス〜脳と体のミステリー〜」おもしろい。青少年は見よ。ギャラクシー選奨委員も

11-14
●脚注書き。3:00サイゾー編集長・揖斐憲とお茶。地上デジタルを解説。12月18日発売だそう
●6:30@東京會舘、制作プロダクション東阪企画(会長・澤田隆治、社長・武井泉、専務・大下晴義)の30周年記念パーティ。おめでとうございます。冒頭10分の紹介VTRが力作。制作番組の時間合計は1万4000と何百時間か(24時間見続けて1年半かかる)だそう。ATP理事長工藤英博が乾杯。司会福留功男。テレ東菅谷定彦、放懇志賀信夫、立川談志、由美かおる、井田由美、山藤章二、青空球児好児、おぼんこぼん、セントルイス(背の高いほう)、ナポレオンズ、山東昭子らの顔。JVIG谷弘と話す

11-13
●在ナシリヤ伊軍テロ。米軍南部・バクダッド北方空爆。大規模戦闘再開ということでよろしいか。本日のマスコミ論調「選挙の争点にならなかったが、やっぱ危険で問題」って、争点にしなかったのは誰? マスコミは「争点は政権交代。自民か民主か」と書いた。「わかった。で、自民と民主の争点は?」「だから争点は政権交代」という蒟蒻《こんにゃく》問答を、11月8日までやってた。そう思いませんか
久野明がうまいことを。「あれはマークシート選挙。塗りつぶし欄は[自民][民主][棄権]のみ。それだけポンと渡され、どこがどう違うと解説なし。記述式回答欄なし」。マニュフェストで解説したって? 新聞すら読まないヤツが多く、みんな困ってるんです。なんでマニュフェスト読んだはずだと思うの?
●TBSラジオで田中康夫がGALAC坂本もうんぬんと話したそう(ご近所情報)だが、イラク問題? 地上デジタル?
黒川玲子から「息も絶え絶えでお仕事、って感じがひしひしとホームページから伝わってまいりますが、大丈夫ですか?」とメール。そんなに死にそうな感じかね? 0:30岡本・田原本の本文288p分できた!! ハッキリいって、この本おもしろい!! ゲッ。脚注250本あると判明。1本5分で書くとして……20時間以上かよ!?

11-12
12月11日朝日新聞社刊「生きのびよ、日本!!」(岡本行夫・田原総一朗著)の対談原稿、今晩中に完成見込み。あと脚注150本も書けばOK。問題は岡本行夫のチェック。イラク訪問前に渡した分もまだ戻らず、綱渡り状態
●サイゾーと創から、12月号で地上デジタル問題をやると連絡あり
●原稿書きに飽きたらしい小林道雄から「邪魔するぞ」と電話あり。パーッと飲みましょうと約束
●一段落ついたところで、  字幕問題ページを小林道雄に送り、仕事の邪魔。なんでこんなマヌケなことに……

11-11
●イラクから帰国した首相補佐官岡本行夫が、朝日新聞11月6日夕刊記事にえらく怒っている。調べると確かに妙な記事。1面で【自衛隊派遣、「覚悟」問う】【岡本行夫首相補佐官の発言は、イラク問題が総選挙の争点になることを避けようと、自衛隊派遣の正式表明を総選挙後に先送りしてきた政府・与党に対して、結果として自衛隊派遣への「覚悟」を問う意味を持つ。】【岡本氏の発言は、派遣が間近に迫りつつあるなかで、安全性を重視する現場レベルの声を訴えたものと言える。】【文民はこうした地域で「丸腰」での活動が迫られる。「岡本氏は、自衛隊以上に、こうした文民を守るべきだ、と主張したいのではないか」(政府関係者)という声も】
●本人に直接聞いてないが、岡本は自分の語った「当然の(一般的な)見方」を以上のようにねじ曲げられたと怒ったのでしょう。だって「政府中枢」にいる補佐官が「政府・与党に覚悟を問う」のはヘン。「現場でない」岡本が「現場レベル(自衛隊)の声を訴えた」のもヘン。「自衛隊より文民を守るうんぬん」のトンチンカンな匿名コメントもヘン。これは実にヘンな記事だと思います
●何よりヘンなのは、政府・与党が総選挙の争点を隠してるなら、朝日は自分で「これが争点だ」と示すべきなのに、岡本の口を借り、彼にいわせた形をとったこと。これはハッキリとセコく、恥ずかしい。バクダッドでもティクリットでも自分で取材し、「自衛隊員は間違いなく死ぬ見込みだ」という記事を自分で書き、「それでも自衛隊を出す覚悟があるか?」と書けばいいだけのことでしょう。それはやらずホテルで岡本の話を聞き、「補佐官が覚悟を問うている」って何なの? 岡本行夫でなくても怒るでしょう、これは。【付記】岡本行夫の聞き取り原稿を受けた東京で、こりゃ使えると思ってヘンテコな解説記事を書いたのかも。レイアウトも菅会見と並ぶよう工夫して
●10日は終日、その岡本・田原本の原稿書き。11日朝、ラスト第6章まとめ中
●岩本太郎から「」12月号に「『市民テレビ』に市政の圧力? 武蔵野の『放送中止事件』」を書いたとメール。ワンマン市長が学校給食問題でCATVに流れる番組を潰し言論封殺?と。ワイドショーは取材してみれば?

11-10
●11-09、選挙で20分ほど外出。近藤祐康、吉本義人、Sの嫁・妹らと話す
●総選挙の感想少し。1)ある選挙特番が紹介した視聴者の声「敗北したのは全議員、低投票率で」に同感。マスコミをも敗北者に数えよ。2)自民は大苦戦よりむしろ大善戦。小泉は受けるツボを心得た、実に感覚のよい政治家。強い!! 3)選挙民は「落とすべきヤツ」――変態、前回ブームに便乗当選のド素人、存在意義なき政党党首、親の七光り、暴力団関連、失言関連などをしっかり落とした。賢い!! 4)民主は、田中康夫のいう通り選挙ヘタすぎ。マニュフェストそんなに読まれてない。高速無料化受けてない。米海兵隊撤退ハッキリ逆効果。終盤イラク派兵を争点にできずも失敗。トロい!! 5)落選を「誰か(何か)のせい」にする政党・候補者にはウンザリ。逝ってよい!! 6)午後9〜10時に「自民230割れ、民主200以上」といってた局の責任者、猛省せよ。間違い!! 7)テレ朝特番、日下雄一(今号GALAC巻頭登場中)は立派。長野智子もキラリと光る。夜ニュース看板キャスターが務まる実力者だ。偉い!!

11-08
●岡本行夫・田原総一朗対論本「生きのびよ、日本!!」の原稿書きで終日
●昨日のこの欄の軍事筋(政府防衛筋=念のため書くが、岡本補佐官ではありません)から聞いた、イラク派遣自衛隊が全員無事に帰国する保証はない話、死者が出ればどんな棺に入れ、どんな段取りで帰国させ、政府から誰が出迎えるかという話、そのときは1人1億円を出す話、靖国に祀るという声が上がるかもしれない話――これ、なんで新聞もテレビも黙っているのか(いま書けばスクープだが)について、小林道雄と電話で少々。テロリストが、もっとも攻撃しやすく(反撃が少なく)、費用対効果の大きい(1人殺れば全面撤退する可能性の大きい)標的を狙えば、「米軍同様に」ではなく「米軍以上に」自衛隊が狙われるのは当たり前
共同配信で「総選挙の争点は政権選択」と書く新聞が多いが、その政権選択の材料を隠すとは……。田中康夫は「結局、この国じゃホントに死者が出なければわかんないんだね。どうしようもねえよ」と

11-07
●昨日GALAC12月号発売。表紙は森山直太朗。巻頭は「朝まで生テレビ」日下雄一。特集は連続ドラマの正念場。電器屋さんの本音と愚痴(ミキストリ)も掲載。デジタル放送機器を売る現場で、どんな混乱があり、どんなことが考えられているかの貴重な証言←地上デジタル放送関係者は必見!!
●昨日、テーミス大竹一平から電話。日テレ視聴率操作事件でコメント
●今日、日大放送特殊研究Vは休講です
●イラク派遣ポーランド軍に死者。自衛隊の死者発生は避けられない。政府部内では遺体をどんな棺に入れ、どう帰国させ、政府高官の誰が空港に出迎えるかを詰めている。羽田に降ろし、官房長官と防衛庁長官が迎え、儀仗兵がどうするなど決めるわけだが、1人目は首相が迎えるかもしれない。その死者を靖国に祀るとかいう話にもなりかねない。その報道がないのは、選挙前のマスコミ管制か? 記者がただ知らないだけか?
●↑「なぜ民主党はこの問題に火を着けないのか?」とメールしたら、横浜で演説中の田中康夫から電話。「昨日、菅が会見したが、新聞が書かない」「総選挙の結果に影響するから自粛している」「そんなの馬鹿野郎だ」と。選挙の争点を提起するのはマスコミの役目だと思う(どっちを応援するって話ではない)が、争点を伏せてどうする?

11-06
●古舘伊知郎は、やはり大変な才人だ。実に濃密な話。テレ朝新番組の件もイロイロと。GALAC12月6日発売号で
●5日夜、週刊ポスト橋本安彦記者から電話。日テレ視聴率操作事件を続報するというのでコメント
●畠山志穂も先月、渋谷駅地下鉄ホームでカマキリを見つけたそう。一緒にいた友人に「子どものころ親子バッタ(おんぶしているヤツ)を見た」と自慢したら「そりゃ親子じゃなく交尾バッタ」といわれ、愕然としたと。親子カエルもそうだ。カエルの親子はカエルとオタマジャクシだから、別におんぶなんかしないわけですね
●Sの入る病院の主治医から電話。2、3電話して処理。あとは原稿書き。岡本行夫と田原総一朗の対談本、「新アメリカ帝国」の章を入稿

11-05
●原稿書き。1時「仕事のPC」取材で畠山志穂、1時45分卒論取材で東京女子大・坂東のり子、2時45分GALAC表紙撮影・取材で古舘伊知郎。なお、放送局筋から聞いているのは「現番組は終了・新番組スタート」です。その後、原稿書き。明日早い時間に「新アメリカ帝国」の章できあがる見込み

11-04
●民主党政権の組閣名簿、小沢一郎副総理、田中康夫地方分権相、榊原英資財務相など。ふーん
●朝、車でS宅へ。その父とともに病院へ。会社看護婦と合流、無事入院。15時すぎ帰宅

11-03
●米軍ヘリ撃墜、15人死亡 開戦以降最大、20人負傷。10-29のメモを参照
●石原慎太郎「中国人うんぬん」発言、今度ばかりは頭悪すぎ醜悪だ。日本は1年で宇宙に人を送れない。中国の神舟5号は国威発揚の意味もあるが純然たる軍事ミッション。毛利衛が米軍事ミッションでやったように撮影もした(むろん方法・対象は違うが)。有人宇宙計画を時代遅れと思うなら、日米政府にいうがいい。人口13億の中国には、背の高いヤツが日本の10倍いて、頭のいいヤツも10倍いる(むろん頭の悪いヤツも10倍いる)。だから練習が同じならバレーをやれば負けるし、勉強が同じなら数学テストをやれば負ける。この脅威に日本はどう対抗するかが問われるのだ。脅威を脅威と正しく認めない者は、無知から己をも滅ぼす者だ!!
●昨日は、30分神楽坂に出た以外、終日原稿書き

11-01
●区議・久保合介から電話。明日、海江田万里の応援で菅直人が神楽坂に来る。2時半赤城神社から下り神楽坂上交差点まで歩くと。菅直人はGALAC巻頭に登場してもらったことがあり、海江田とも昔(経済評論家のころ)週刊ポストなどで一緒に仕事したことがある。顔を出すと返事。ちなみにGALAC巻頭グラビアに出てもらった政治家は、登場順に菅直人、野田聖子、小泉純一郎、小宮山洋子、田中康夫、平井卓也、小沢一郎(発売中の11月号)の7人。自民3、民主3、その他1と、まあまあのバランス。失礼、平岡 敬、北川正恭、中田宏も(4日付記)
小林道雄と脳内物質(カテコールアミン)のセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどについてやりとり。合わせて自閉症、躁鬱、アスペルガー症候群、SSRIなどについての見解を聞き資料をもらう。小林は子どもたちの問題を追って脳の問題に至ったが、藤田・毛利本の参考にもなるはずだと
●1時、サイゾー副編「すまん!!っていうか、そうならそうといってくれ」編集長・揖斐憲から取材を受ける。@ジョナサン。メニューをもってきたのは、小学校の入学式で息子と手をつないでた女の子(別嬪さんになった)。ここは16歳から夜10時までならバイト可とか。文悠父子とも遭遇。あとで息子に聞くと、調理場にはタカオもいるそう。みんな頑張っとるね
●東大物理の石川隆から電話。太陽爆発(フレア)で環境観測衛星「みどり2」が本格運用前に壊れちゃったと。一説によるとみどり1と2で1400億円パーとも。かつてBS-3aはこれでダメになった。太陽は1週間やそこら荒れるようだが、BSやCSは大丈夫か?

10-31
●昨日の対談、「清潔・殺菌が日本を滅ぼす」がテーマで、実に興味深い話が飛び交い、2人とも超過激。絶対おもしろい!!。6時30分から3時間以上。案山子ママご馳走さま。それにしても毛利さんの食いっぷりには感心。小牛田さんと遭遇し少し話す。今度またゆっくり。TAD(タッドじゃなくなりティ・エー・ディだと)の楜澤新太が写真を届けてくれる。ありがとう。今朝、滑り出し好調と毛利子来からもメール。
岡本行夫に半章渡し、あとは帰国後。くれぐれもご無事を祈ります

10-30
●原稿書き
●夕方、神楽坂「案山子」で藤田紘一郎・毛利子来の対談第1回目

10-29
●いよいよイラク・テロが本格化。東京新聞からむニストに「米軍がフセインを殺しバクダッドを占領しても、パレスチナのような殺し合いが続く恐れはある」と書いた通りに。共和国防衛隊といったか、イラク最精鋭部隊は武器をもちバラけただけで、降伏してない。米軍は空き家に入城しただけ。イラク戦争は終わっていない。みんな、4月の段階で「米軍の圧倒的勝利」と浮かれていた軍事評論家連中の顔と名前を思い出そう。二度と信用しないために
●10時に池袋、Sの付き添いで病院へ。来週入院が決定。がんばれよ
●12月11日刊行、岡本・田原「生きのびよ、日本!!」の装幀ラフcheck。田原総一朗から電話で2章分読んだと。岡本行夫の出張前にあと1章分上げたいが……(全部は無理かも)。岡本はムチャクチャ忙しいそうだが、26日1時間なら会えるといってくれたのを原稿書きのためこちらがパス。すみません
●書き忘れていたがGALAC今号は青焼きをパス。放懇理事会もパス。すみません

10-28
●1〜3時@日大江古田校舎#35教室で、アジアプレス綿井健陽が特別授業。フセイン像倒しの検証、弛緩する局や新聞の報道姿勢(ホントにヤバイ!!。「現地に行かずテレビで海外報道を見たほうが戦況がよくわかったし、それを(パクッて)報道した」と、局員や新聞記者が公言し、己の馬鹿さ加減に気づいてない)など実に興味深く、GALAC8pで特集できる濃密な内容。2人で池袋まで出て一杯飲る(3時開店の居酒屋発見!)。北朝鮮報道シンポpart2やるか、と
川島明美が男の子出産。おめでとう。帰宅したら家族は病院へ。居間のテレビの後ろの壁にカマキリが1匹いてたまげた(ルーフバルコニーに緑があり、夏は見かけることがある)。お腹が大きく卵でも産みそうな気配。捕獲し家族に見せたあと解放(「そんなもんが家の中にいるなんてサイテー」と大悪評。私はおもしろいと思うんだけどね)
●「汚く育てよ本」で毛利子来、藤田紘一郎に目次改訂案、30日レジュメ、場所案内を送信

10-27
岡本行夫・田原総一朗の対論「生きのびよ、日本!!」(タイトルは坂本案)朝日新聞社から12月10日ころ刊行予定。21世紀ニッポン外交論の決定版!! 今日2章分送り、岡本行夫が月末から10日間も海外行きのためもう1〜2章突っ込む予定。眠くなったら3時間寝て起きてという生活。今日のGALAC青焼きはパス。編集部、本当にごめんなさい
●サイゾー揖斐・副編から電話。4日に会うことに
●麻生千晶が「Nステで、ふにゃけたこといってた」というから「そりゃ私のせいじゃない」と。私のコメント概要は25日の項を参照
●18時半〜@PHP研究所「政治とメディア」研究会(メンバーは草野厚・慶大教授、碓井広義・千歳科学技大助教授、PHP第二研究本部・土井系祐ほか)で、地上デジタル放送の問題点について、講演(というか、一緒に食事後に話をした)

10-26
●夕5時半〜ピアニスト本田聖嗣と佐々木京子の結婚披露宴@学士会館おめでとう!! 寝ずに原稿書きだが、うかがいます。本田聖嗣は麻布→芸大→仏コンセルヴァトワールと進み、師はミシェル・ベロフ。スケールが大きく華麗で、しかもたいへん理知的なピアニスト。私は若手でピカイチのドビュッシー弾きと思っています。日本デビューのときの産経記事はこちら。 2枚目のCDはFFをピアノで。予約受付中で12月3日リリース
●麻布学園前校長・根岸隆尾(こんな字でした?)、国語科・本田哲夫(本田聖嗣の中1担任)、音楽・本間さんに挨拶。根岸さん、お身体の調子はよくなってきたそうだから、今度へちまで新旧校長対決をお願いします。
●24日、テレ朝視聴率操作でいくつか電話コメント

10-25
●岡本行夫本執筆中の24日15時すぎ、テレ朝報道から「日テレPが視聴率調査家庭にカネ。詳細不明。16時から会見。夕方と夜ニュースにコメントを」と電話。六本木行きは断り、16時すぎから放懇事務所でVTR収録。3分撮ってバイク便に乗せ、続報を待って再度収録。さらに局から視聴率小史に関する質問4つが入りまた収録。事務局ジャマしてごめん
●コメントはニュースステーションほかで放映。直接見ていないが、もちろん放映は一部分だけだから、話したポイントを以下にまとめておきます。【1】驚いた。事実なら視聴率の信頼をうち砕くゆゆしき事態。極めて重大で悪質な事件だ。【2】民放は広告・商業放送で、NHK以外の全テレビは広告で成立している。その広告収入額を決める最大の指標が視聴率。それをカネで操作した。テレビCMを流す全企業は「ふざけるな」と怒るべき。その企業のカネは視聴者が製品購入価格に含めて払っているから、視聴者も「ふざけるな」と怒るべき。詐欺罪は成立しなくても詐欺同然の大失態だ。【3】何より嘆かわしいのは、テレビ局員が9.8%とかいう数字をカネでコンマ何%でもいいから上げようという、さもしい、ゲスの、セコい根性だ。何をやりたくてテレビ局に入った?志はどこへ?と問いたい。【4】視聴率には誤差がある。テレビ朝が10%でフジが9.5%だから勝ったと喜ぶのは馬鹿げている。それは誤差の範囲で現実は逆かもしれないからだ。そんなくだらない数値で一喜一憂するな。【5】視聴率が高いのはよいこと。それは大勢が見ているということだから。自分の番組を1人でも多くの人に見てほしいと思うのは制作者なら当然。それは八百屋がダイコンを1本でも多く売りたい、トヨタが車を1台でも多く売りたいのと同じであり、この意味で視聴率を追求することはよいことだ。しかし、それは番組そのものを通じてやれ。カネで買ってどうする? テレビは視聴率がすべてではないことも知れ。【6】日テレはきちんと社内調査し、番組を1本作って放送し、視聴者や企業に告知をすべきである。(以下、テレビ黎明期の視聴率、当時の視聴率の背景、フジ視聴率躍進82〜93年三冠王の理由と背景、その後の日テレ躍進94年〜現在三冠王の理由と背景は略)
以下は昨日はコメントしませんでしたが、12件特定された視聴率モニター家庭のうち4件がカネを受け取り、それが長く発覚しなかったことは、「社会の、そして視聴者の、(もちろん一部ではあるが)ゲスで卑しい根性」を示していると思います。これもまた大問題です。ビデオリサーチは、モニター家庭との契約条項を見直すべきでは?(たとえば「不正が発覚したら損害賠償訴訟を起こす」と契約に書くとか、「金品が届いたら着払いでビデオリサーチに送れ。相応の謝礼をする」とパンフレットに書くとか)
●GALAC編集委は兼高、谷口、中島、久野ほか。その後、佐藤和美、片桐直子、睦美、荻ジジイ、京蘭と。

10-24
●今日は、放送特殊研究Vはお休みです。代わりに28日1〜3時アジアプレス綿井健陽の特別講義(教室#35)を受講のこと
●夜GALAC編集委員会

10-23
●23日、終日、本の原稿書き。24日、日大は休講で仕事
●22日、朝、本の原稿書き。昼すぎ久野明とカッパで昼食。夜まで校正。夕食は小林潤一郎、中島好登、福島美子、石橋さや夏、久野明と成田屋
●21日発売22日付「日刊ゲンダイ」5面話題の焦点に「地上デジタル放送『売りは高画質だけ』にカネを出せるか――税金投入1800億円、TV買い替えただけでも30万円」なる記事
●21日6時、吉本義人、大留真一と御徒町「壱」。コーヒー屋ののち大江戸線(便利!!)で神楽坂へ(大留は春日から帰宅)。吉本と理清蘭で1時近くまで。ちゃんじゃ、浅漬、鳥皮パリパリにジンロ1本。独ベルリン展覧会の話、この国のマスコミの話、田中康夫と小沢一郎の話など(小沢一郎はハッキリ表に出たほうがいい)。近藤祐康の奥さんがいきなりベルリンの会場に現れた話にはたまげた。松井秀喜の一発に涙したジジイ情報によれば、20日夜、安部俊彦は(打って)「当然だ」といってたそうだが、その瞬間は絶対ウルウルきたと思うね。早大文学部の君、なんといったっけか? これ読んだらメールで名前を送ってくれ

10-20
松井秀喜、ワールドシリーズ第1戦4の3に続き、第2戦1回初打席二死一、三塁でホームラン。偉い!! 感動した!!
●19日は原稿書き、午後、後楽園打ち合わせから大留真一宅
●18日は原稿書き
●検索エンジンGoogle(グーグル)に何かがあった模様

10-17
●午前中、日大授業
●今日、NTT出版から写真集「青い部屋」刊行。監修は戸川昌子、写真はGALACも撮ってる黒川公人
●いろんなことの時間がない、時間が
●朝日記事は朝刊37ページ右肩。メディアはどう受け止めたかを報じる記事なので、本欄ほどきつい表現にはなっていませんが、いいたいことは同じ。この件はGALACで徹底的にやろうと思います

10-16
●12〜1時、毛利医院でたぬき先生と単行本打ち合わせ
●午後朝日新聞からダイオキシン報道訴訟の最高裁(上告審)判決文が届き、読んでからコメント。明日の朝刊に載るかも。テレビが何を伝えたかは、判決のいうように「一般の視聴者の普通の注意と視聴の仕方を規準とすべき」で「全体の構成、出演者の発言内容、テロップなどの文字情報」に加え「映像、効果音、ナレーションなど放送全体から受ける印象を総合的に考慮すべき」だと思います。ただし、それが名誉毀損の有無の規準になるかどうかは、また別の話。そして、テレビがそのように物事を伝える以上、フリップの「3.8ピコグラム」などという末梢的な数値に関係なく番組全体を見て、所沢の農作物は危ない(=買いたくない)と視聴者が考えるのは当然です。番組は、土壌汚染の程度や畑のそばに焼却場がある様子をも伝えたからです。それがテレビ朝日番組が伝えた「真実」です。それは誰も伝えたことがなく、報道をきっかけに法律までできたのだから、公共の福祉に合致するものと評価するほかない。不正確な点や誤りは徹底的に糾弾しても、印象を「総合的に考慮すれば」よくやったと讃えるべき。ところが判決は「3.8ピコ」にこだわり「真実の証明があるとは言えない」と議論をすり替える。私は、木を見て森を見ない、倒錯し矛盾した判決であると思います。Nステは「森は汚れている」と伝えた。判決は「桜の木を桃の木と間違えたから証明不十分」といっているようなものです
●さらに、一般視聴者の印象は、それこそ十人十色。10人中6人がこう思ったから名誉毀損成立などと、簡単には判定できない。最高裁判事5人はそろって相当のお歳と見受けますから、少なくとも一般視聴者の代表とはいえないでしょう。この種の問題を裁判官の判断に委ねるのは、非常に危険だと私は思います。たとえば某道路公団トップは、全マスコミから「真実性の証明」なきままに悪人扱いされ、視聴者・読者はその印象を持っている。名誉毀損を恐れて、現在の報道を一切やめるべきですか? テレ朝以外の全局全紙、この判決は他人事ではないんですよ!!
●みんな「常識」を取り戻しましょう。ダイオキシン汚染は、出したヤツ、黙認したヤツ、隠したヤツが悪いのです。その状況を伝えたヤツは、間違って伝えた馬鹿野郎だとしても、序列第4位以下の悪者にすぎません

10-15
●2時〜NHK2004年大河ドラマ「新選組!」(ドラマ名は×撰)チーフプロデューサー吉川幸司を取材。久野明と。番組広報部長・北原俊史も同席。お世話になりありがとうございました。三谷幸喜脚本を得て、曲者ぞろいのキャスト。大河のお約束をブチ破ることができれば、相当に期待できそう。詳しくはGALAC11月6日発売号で
●三谷幸喜といえば、東京ヴォードヴィルショー創立30周年記念「その場しのぎの男たち」本多劇場で上演中。うちの奥さんは初日に行ったが、打ち上げに(飲まないのに)最後まで付き合っていたそう(三谷さんが、です。うちの奥さんは飲む)。B作さん、帰りありがとうございました。あめく、昼間見てるゾ。また理清蘭で飲りましょう
●4時、ユニバーサルレコードで森山直太朗。カメラ末武和人、楜澤新太、久野明と。思っていた通り、いや、それ以上の好青年。直太朗の「フツーさ」「肩肘張らない等身大のリアリティ」を評価するむきが多いわけだが、その「フツーさ」を貫くために、とことん楽曲にこだわり、ギター1本抱え生で歌う姿勢にこだわり、歌うたいとしての研鑽を積む。そこは全然フツーでなく、何ものにも妥協しないプロ根性、職人魂を持つ27歳。大歌手森山良子が生んだ「最高傑作」かも。歌番組のトークコーナーに出る「リスク」「覚悟」についての考え方にも感心。詳しくはGALAC11月6日発売号で

10-14
●明日、ユニバーサルレコードで森山直太朗GALAC(11月6日発売号)表紙取材と撮影
●午後、「ニュースの深層」見たという日刊ゲンダイ小塚かおる記者から地上デジタル放送で取材の電話

10-13
●午前中、新宿ビックカメラに買い物。店頭で配っている冊子、地上デジタルのページを見ると、お使いのテレビで見るのに「6〜15万円」、高画質を楽しむためには「30〜80万円」かかると正直に、だがハッキリと告知。当然でしょう。これがスンナリ全国普及すると思う人間の気が知れない
●夜、NHKBS-2小津安二郎「一人息子」放送を忘れてた!! そのために朝、新宿までいったのに。とほほ

10-12
お読みください。GALAC先月号の地上デジタル放送論考3つ。現行計画「すでに破綻」の決定的な理由10【Q&A】ここがわからん?? 教えて!!【政策提言】日本国はこの修正提言を採用する以外に道はない
●近く判決のダイオキシン報道で、私の基本的立場は以下。所沢のダイオキシン問題の責任を負うべきは、1)ダイオキシンを排出した産廃などの業者、2)それをチェックする自治体や政府、3)作物の安全性に責任を負う地元農協・農家という順序。行政や農協がテレ朝取材以前にダイオキシンに関する情報を積極的に公開しようとしなかった以上、問題を提起した放送局の姿勢は評価に値する。風評被害でマスコミを非難する人があるが、原因をつくった者のほうが悪いのは当然。ただし、テレビ朝日の初期報道にはフリップの数字の誤り、不明瞭な表現や誤解を招きかねない映像の使い方があった。これは徹底的に批判されるべきだが、番組で謝罪し、局首脳が国会でも謝罪した。テレビ朝日の報道は大筋では間違っておらず、1・2審判決は妥当である。→当サイト 椿問題その後 風評被害 を参照
●所沢の農家のみなさんに言いたい。農家が戦うべき相手はどう考えても、ダイオキシンの煙を排出した業者であり、手をこまねいて対策を取らなかった行政であり、傘下の農家を守れなかった農協だと思えます。なぜ放送局に対するように、その責任を追及しないのでしょうか。優先順位第1〜3位をはずして第4位以下を訴えるのは、理屈にあわないと思うのですが……

10-11
●午後1時、近く出るテレビ朝日「ダイオキシン報道」最高裁判決の件で、朝日新聞社会部・中村記者の取材を受ける。たいへん力量ある熱心な記者で、かれこれ2時間半ほど

10-10
●今日、日大授業。作文出してない諸君は、出すことをオススメしておく
●昨日、「ニュースの深層」では葉千栄、遠藤正武ほかのみなさんに、すっかりお世話に。ありがとうございました。日本のテレビは成熟家電であり、年間出荷1000万台で安定。1億2000万台あるのだから、7年7か月で全数をデジタル対応にはできず、2011年段階で数千万台規模の地上デジタル未対応テレビが残るという単純な算数の話にはじまり、地方局の危機、中央と地方の情報格差拡大や一極集中の話、箱モノ行政論まで。本邦初の勇気あるテレビ番組だったことは確かです

10-09
●今夜8時00分〜55分朝日ニュースター「ニュースの深層」(CS256chかCATV)に生出演し、葉千栄と30分対談。テーマは地上デジタル放送。これまでテレビでは放送されたことがない話をします
●お読みください。反論は堂々とGALACにお寄せください。私は議論はしても、言論封殺や妨害はしません。地上デジタル放送 現行計画「すでに破綻」の決定的な理由10
●岩瀬達哉から新刊「年金大崩壊」(講談社)届く。ゆっくり読ませてもらいます
●昨夜は池袋西口「てしごとや」でイラストレーター岸佳孝、大浦、泉、小堀、坂本

10-08
●岡本・田原対談本、構成最終案をつくって両者へ。1冊分書き始めますので、しばらくページ更新が滞《とどこお》ると思いますが、よろしく
創出版マスコミ就職読本」の衛星放送業界のガイドを執筆(14日締切)。学生諸君は読んでね。ただし、GALAC10月号「地上デジタル放送の落しどころ」も併読しなきゃ、ダメだよ
●夕方、「潮」新担当・東山法子と打ち合わせ。その後イラストの岸佳孝ほかと池袋で
●明日9日(木)夜8時00分〜55分朝日ニュースター「ニュースの深層」(CS256chかCATV)に生出演し、葉千栄と30分対談。テーマは地上デジタル放送。これまでテレビでは放送されたことがないことを話します。神楽坂の難視聴(共聴)地域では地上テレビ11chで映るはず。当日夜3回リピート

10-07
●当サイト紹介あり、森田秀一に感謝。INTERNET Watch秋の夜長、テレビをも〜っと楽しもう!!
●藤田紘一郎、毛利子来の「子どもは汚く育てなさい!!」本、第1回対談は10月末に決定
●長く準備中だった以下の古いページをup。生き残りをかけた”民放衛星”(民放BS)構想呉越同「星」JSB(日本衛星放送=現WOWOW)のソフト戦略と経営展望BS-3b打ち上げ成功で走り出したハイビジョンへの道PCM音声放送デッドヒートのゆくえ(St.GIGA開局前夜)

10-06
●今日、GALAC11月号発売。表紙は大滝秀治。巻頭グラビアは小沢一郎。特集は「NHK教育が、イイ」。「断固として葬れ!!『青少年有害社会環境の自主規制法案』」ほかを執筆

10-05
●9:00〜津久戸小運動会。荒木喜久子校長(2001年〜中央教育審議会委員)、宇佐美PTA会長、臼井、高野、ナベ、日暮、堀全子ほかの諸氏と話す。OB(中3)土屋亮は埼玉・本庄第一高に進み「甲子園を目指す」と。頑張れ!! ハッピ姿のかっこいい並木文プロデュース「荒馬」まで見て、神楽坂へ
●12:00〜18:00神楽坂青空市。理清蘭の焼き肉を手伝う(っていうか肉は全部、坂本が焼く)。京蘭、志帆、かれん、大輔ほか、清美がフリマ出店。わざわざ来てくれた小林道雄夫妻、黒川玲子&中村クン、津久戸・宇佐美、鶴巻・小島のみなさん感謝。話した人は順不同・敬称略で、風山繁子(赤城の園長先生――ここだけの話だが83歳で超元気。神楽坂の店々の立派なオヤジ連中が、この先生には下の名前をちゃん付けで呼ばれちゃう)、久保合介(区議・民主党)、片桐直子(と息子たち、あと市谷チーターズ関係)、花豊ママ、杉本一家(花豊娘)、安田一家(読んでるか? 例のものよろしく)、愛ちゃん(響)、しょうちゃん、新飯田ふーちゃん、大越(字はこれで合ってる?)、末光(同)ほか多数。夕方、理清蘭ジジイが山梨から帰って登場(朝からいてもグダグダ飲んでるだけなので邪魔)。夜、三宝で打ち上げ。
●青空市で思い出したことを書いておきます。何年も前、たしか私がまだPTA会長をやっている頃のこと。肉を焼いていたら小学校3年くらいの子どもが来て「おじさんはビールを飲む? 買ってくるね」(「会長」といったかもしれない。区別が付かないらしい小さい子からは、よく「先生」と呼ばれた)と、こちらの返事も聞かず駆け出していき、ホントに缶ビールを買ってきた。自分の小遣いから250円出したらしい。1000円持ってたとしたら、私のために4分の1を使ったのです。名前はわからず、よく知った家の子ではない。私はありがたく受け取り、肉を食べさせました。「教えてる子どもにビールを驕ってもらった教師はいるかね? 悪いけど俺は驕ってもらったぜ」と、これは私の自慢です。教育委員会の感謝状を何千枚もらうよりはるかにうれしい、PTA会長だった私の誇りで、最大の勲章です
赤尾晃一が「わかば日記」との併読をお薦めするweb日記として当サイト当欄を推奨してくれている。感謝。赤尾のWEB日記論

10-04
●荻原家の大輔と亮輔が、テーブル2卓・ベンチ4脚・コンロなどを取りに来る。明日の青空市用に貸し出し
ミキストリ氏とメールのやり取り。GALAC次号に「(仮題)デジタル化で電器屋さんの本音と愚痴」を掲載
綿井健陽、日芸放送学科の特別講義に登場予定。10月後半か11月あたま

10-03
●今日、日大江古田で授業。手を挙げさせたら、いまどきの放送学科3〜4年生で毎日テレビでニュースを見ている者は皆無、2〜3日に1回だと全員だが、そのほとんどはフジめざまし、特ダネ、夕・夜ニュースを見てると。その連中に「テレビ報道の弱さとは」を話すのもなんだかなー。後期から禁煙になったため、上滝徹也研究室で綿井健陽を呼ぶ話をしつつ一服。午後、放懇。夜、案山子に届け物
●2日、GALAC取材でテレビ朝日・日下雄一。「朝まで生テレビ」200回にからめて。六本木ヒルズをちょっと探検。えらくゴチャゴチャしているのと、風が強いのと、テレ朝は前より不便になっちまった(家から、の話だが)。あとテレ朝引っ越し祭り的なものをやっているが、ウーム。もっとフジのお台場イベントを真似したほうがいい
●石川に教わったサイトASACUSA(英語版で最新情報を見るにはこちらのASACUSA表紙)。あとWWWの発祥の地CERN研究所も。こっちは自分で見つけた高エネ研のキッズページ(キッズ用が大人にちょうどいいってのは問題だが)

10-01
●石川隆と久しぶりに電話で話す。またゆっくり「へちま」で
●朝日・鈴木雅人と岡本・田原本打ち合わせ。神楽坂ベローチェ。12月の発行日が決まってしまった!!

09-30
●エレクトラおもしろい。大竹しのぶ大熱演。岡田准一くん(出だし台詞聞き取りにくいとこあるも)好演。波乃久里子堂々。シンプルだが力強い舞台、構成。言葉と肉体のバランスも(やや言葉によったが)イイ。大竹と波乃に気持ち下町っぽさを感じたが、どうでもいい。中島好登は、骨壺を抱く大竹の「肩の線」の悲哀に泣きそうになったとか。姉弟の再会シーンでハンカチを取り出す客多し。最後はみな立ち上がって大拍手。いいものを見せてもらいました。帰り、ビールにワインにタコマリネにピザ・マルガリータに鶏窯焼き
●今日3時、寄生虫研究の東京医科歯科大・藤田紘一郎教授と本の打ち合わせ。お茶の水

09-29
●夜7時渋谷・シアターコクーン「エレクトラ」。蜷川幸雄演出、大竹しのぶ・岡田准一主演。明日は千秋楽
●十勝沖地震で出光の石油タンクがまだ炎上中。消火剤を各地から集めていると。関東南を襲う大地震では千葉、川崎、横浜で同じことが多発する可能性大。消防は市街の消火で手一杯だろうから、構内消防隊が延焼を警戒するも、何日かは燃えるにまかせることになるのでは――ってことを、炎上中のニュースと同時に伝えるのが「報道」の役目だと私は思います。私の記憶が正しければ横須賀は全世界でも最大量の石油を備蓄する米軍基地だが、これは大丈夫か心配でしょう。洞窟内の米軍司令部は核の直撃に耐えるが、石油タンクは巨大地震の直撃に耐えるのかと
いまどきの大学の放送学科の学生たちの地上デジタル放送への見解。兼高聖雄の白子鍋通信だか白子坂がどうしただかってページです。地デジ関係者は必見。なお、12月から始まるのは試験放送ではなく本放送だよ

09-28
●夕、一家でえびす亭に行ったら休み。神楽坂に最近できた「100円から!」を謳う讃岐うどん屋に行ってみる。神楽坂中腹ではデカい薬屋が向かい合って安売り戦争中。お一人様1点のトイレットペーパー12ロール198円を発見し、1個ずつ持ってレジに並べというも、高1長男は「そんなみっともないことはできん」。3つ買って帰る。文悠・橘家の3人と遭遇
神楽坂・案山子が「30周年記念の宴」を開くそう。11月29日(土)東京ドームホテル42階オリオン。ちょっと相談というので、ママと打ち合わせ(27日)

09-27
●26日早朝、地震発生から2時間以上、在京全局テレビ報道を生チェック。少なくともこの2時間では、行方不明2人3人・重軽傷者400人以上600人の被害のほとんどをテレビでは把握できない。発生から数十分後テレビが間欠的・断片的に伝え始めたのは「老人がころびケガ」「救急車出動4件」「消防・救急車のサイレン聞こえる」「列車脱線で1人病院へ」「町の数か所で火災発生か」など。しかも同時に、各役場総務課の「漁船はすべて沖へ」「港で軽トラ1台が津波で海に。無人」「停電中だが、とくに変化なし」「サイレン音は聞こえず」「被害報告は入っていない」など、大したことなさそうと思わせる証言が出るため、総合すると「死者なし。ケガ人はせいぜい数十人か」という印象を与えてしまう
●マスコミ、政府、自治体、民間のすべての防災責任者は、次のことをキモに銘じてほしい。(1)テレビの地震報道からは、最初の2時間程度(時間と場所により異なる)は被害詳細はわからない。くれぐれもテレビ報道から被害について勝手な思い込みをしないように。――阪神大震災では政府が「被害は軽微」と思い込み、当時の首相・村山富市は昼すぎても予定通りの日程(決まっていた会議や面会!!)を消化。その政府(責任者は首相)の初動の遅れが1000人単位で死者を増やしたことは明白。旧社会党関係者は、戦争責任の追及と同時に自らの震災(死者増大)責任を追及しなければインチキ。(2)テレビに電話出演する人(自治体関係者・記者など)の情報は「その人の周囲のきわめて狭い範囲に限定された情報」であり、地震やその被害の全体像を伝えない。10人に聞いても全体像は不明。(3)だから地震災害対策の初動は、発生場所と震度に基づくしかなく、被害報告を待てば致命的に遅れる。なお、放送局内の地震発生時の映像が参考になるが、NHK局舎は頑丈なうえ、最大震度の観測点に近いと限らない。現実の揺れは放送局内の揺れより大きいと思うべき
●26日午後、GEOFFRY BOTTINGの電話取材に応える。地上デジタル放送について。japan inkに書くとか。テレビ普及は無理でもアダプタでいけるのでは? 日本人はワッとブームに殺到するから望みありでは? 政府支援の効果は? など、新聞記者も聞けばいいのにと思うことを聞く。「月に年金7万円の一人暮らし老人が、アパート代に食費に薬代払って、20万円のテレビを買うと思うか? 現行計画はその何百万人かを無視してる」と説明したら、「初めて聞いたが、その通りだ」とジェフ
●夜の放懇理事会は、志賀信夫、伊豫田康弘、田代勝彦、嶋田親一、上滝徹也、山田健太、今村庸一、それに坂本衛と今回はこぢんまり。ギャラクシー賞40年記念誌の話題など

09-26
●今朝4:50地震(東京・新宿区の自宅では小さな横揺れ後、細かい微動が長く持続)で、すぐテレビをオンに。震源は十勝沖、M7.8の巨大地震。北海道東南部で最大震度6弱。6時過ぎに大きな余震(自宅では感じられず)があったほか、断続的にM5以下の余震。八ヶ岳の研究者は先に関東南部M7.2±0.5(期間延長後は21日までに)と予測発表しながら、予測を越える規模のわずか5日後の巨大地震に触れていない。現時点で使い物にならないのは明白
●今日、日大「放送特殊研究V」後期授業スタート。2時デジタル化で外国人記者が取材、夕方放懇理事会
●昨晩は伊藤洋子、鈴木昭、兼高聖雄、中島好登、久野明、坂本で新宿・東順永。アッという間に紹興酒3本が空

09-25
●10月9日(木)夜8時15分〜55分朝日ニュースター「ニュースの深層」(CS256chかCATV)に生出演します。葉千栄と30分対談。テーマは地上デジタル放送。これまでテレビでは放送されたことがない話をします。神楽坂の難視聴(共聴)地域では地上テレビ11chで映るはず
●昨日、岡本行夫、田原総一朗、鈴木雅人と10時過ぎまで。いや、補佐官てのはホント大変。ホワイトハウスのとは全然違う。イラク情勢、日本の競争力、技術のオリジナリティ、教育の話、一神教と多神教、空と砂漠で二分される世界と霞がかるグラデ世界、正義とは、二つの世界での正義とは……。まさに談論風発、得難い話でした。補佐官、12月頃GALACに登場よろしく。田原からは改造内閣の話イロイロ。坂本は3月20日バクダッドから全マスコミ(フリー除く)が撤退した話、地上デジタル放送の話
●寄生虫の藤田紘一郎・小児科医の毛利子来に出した対談本企画「(仮題)子どもは汚く育てろ!!」、お二方の了解がとれたので、来月にもスタート
●小川和久と小1時間の長電話。RPG-7のこと、イラク情勢、自衛隊派遣問題。いやあ、ホント勉強になります
●4時、講談社・島田記者。6時30分GALAC編集委員会

09-24
●今日、岡本行夫(首相補佐官)と田原総一朗対談6回目。食事しながらゆっくり。10月はこの本の原稿にかかりきりになりそう。ただ欧米や中東がどうという際物でなく、21世紀日本外交のキモはこれ!と明示する本
●今号GALAC「地上デジタル放送 現行計画「すでに破綻」の決定的な理由10」、ある局関係者によれば「読んだ?」「載ってるね」「やっぱり」と短く静かに、論評抜きで触れられているそう。論評抜きは自分たちが思っている通りだからでしょう。この件で番組(CS)に出てくれ、勉強会で話してほしいとの依頼もぼちぼち。誌面では「根拠ある反論なら大歓迎。誌面でやりましょう」と呼びかけていますが、こちらは反応なし
●兼高聖雄大センセから「グルグルのランクはトップフォルダにindexやtopが複数あると下がるらしい」と聞き、置いてあったindex.htm(旧URIに来た人の誘導用)を削除したら、4/10から5/10に上がった。ホントにそのせいかどうかは、わからないですが

09-23
デジタル化を調べていたら偶然このサイトで地震のことを読んだという方もいるかもしれません。中途半端では具合が悪いので、現時点で書けることをまとめておきます
●地震の出す電磁波とFM波の変動に、相関関係があることは確かです
●しかし、事象Aと事象Bの相関関係、事象Aと事象Bの因果関係、事象Bによる事象Aの予測は、それぞれ別の話。現時点で実用となりうる地震予測システムは世界中探しても皆無です
●今回騒ぎになった串田氏の地震予測には次のような問題点があり、いずれも克服されていません。A)FM波が気象・地理・人為的条件などでそれ自体変動(極端な場合は停波)する。B)FM波に影響する地中からの電磁波は場所・岩石組成・地震タイプなどで変動する。C)FM波の変動をとらえても、それがどの地震の前兆・結果かよくわからない。D)観測地点が少ない。E)観測期間が短く過去例が少ない(とくに大震災級の過去例は皆無)。F)解析に時間がかかる
●以上の問題があるからといって、電波観測による地震予知はダメと断定するのは、非科学的な態度です。ほとんどの地震学者は地震予知は不可能との考えですから、その連中(=望みゼロ)よりは望みがある。南海大地震の公式推定被害額は81兆円だから、串田氏の研究支援に国が100億円出しても、とくに不都合はありません。クマしか通らない道路を作るよりマシ、東京湾横断道建設よりマシな使い道でしょう
●8月の天気予報の当たりは60%だったそうで、ゲタを投げても50%は当たるから、あまり威張れない。25%しか当たらない地震予知があれば、これは大変役に立つ。必ずその逆を予測すれば75%も当たるわけで……

09-22
お読みください 串田氏が「規模推定に失敗」と公表。今日GALAC責了日で精査するヒマがないが、どうやら「20日昼過ぎの千葉の地震の前兆をとらえながら、関東大震災級の地震の日時・規模・場所を誤って予測し、公表してしまった」(ハズレだった)といいたいようで、謝罪しています。「まだまだとても実用になる段階ではありません」ともいっています。詳しくはEPIO応援班
●串田氏がハズしたように、「地震予知ができない」のは、「来るとも来ないともいえない」ことですから、「明日、とんでもない大地震が来るかもしれないし、来ないかもしれない」ということです。地震への備えは相変わらず必要です
●昨晩、赤城神社例大祭2日目。潮原稿・GALAC原稿(「青少年有害社会環境適正化の自主規制法案」批判)執筆後、花豊へ。「とをるちゃん」はじめみなさんご馳走さまでした

09-20
●12:54ころ筆者宅(東京・新宿区)では震度3(〜4弱)見当の地震。以下「平成15年9月20日13時13分 気象庁地震火山部 発表」から。「20日12時55分頃地震がありました。震源地は千葉県東方沖 (北緯35.1度、東経140.3度) で震源の深さは約80km、地震の規模(マグニチュード)は5.5と推定されます」。2ちゃんねるパンク中(13:30)
●震源地と規模から、私はこれは串田氏の予測した地震ではない可能性があると思います。落ち着きましょう。串田氏はこの件につき、解析をすませ次第、見解を公表すべきです。地震学者たちも、です(この項15:28一部修正)
●今回の地震エネルギーは串田氏予測の数百倍小さかったようです。気象予報では、「明日24時間に200ミリの大雨」と予測して実際はその数百分の1(たとえば「24時間に0.5ミリの雨」)であれば、それは雨でなく晴れか曇りですから「ハズレ」と見なすのが妥当です。今回も軽々に「ズレたけど当たり」と断定してはいけません(13:51)
●いま、東大助手(物理。反陽子がどうたらを研究中)の友人とこの話(↑)をしたら、「エネルギーと雨量は違う」と。「そりゃそうだが、地震は(震度でなく)エネルギーを予測し、天気は雨量を予測する。それぞれの予測の当たりハズレをどう解釈するか――予測が有効か無効かの話だから、違っても比較検討していいだろう」に納得
●あと、互いにこんな話。東大から東海大に移った上田誠也(中1のとき平川一臣の薦めで「新しい地球観」を繰り返し読んだ)が地震と電磁波の研究に熱心。理研もやってるのでは。地震と電磁波の相関はあるだろうが、それを利用した予測が実用段階にあるとは思えない。東京や横浜では震度2〜3の地震は毎月のようにあるから、年12回あるとすれば「1週間」と区切った予測は25%の確率で的中してしまう。地震学者は「メカニズムがわからないから予測できない」との立場から沈黙するが、今回のように町中で地震の話・噂が飛び交う段階に至っては、全員自らの見解を公表すべきだetc.(14:58)
続報あり。注意深くお読みください とりあえず以下をup。9/12の検討会にも出ていたある東大名誉教授(物理学)が「ある程度当たったと考えるべき」といっているそうです(15:31)

09-19
●昨〜今日にかけ、毛利子来・大滝秀治入稿。今日中にGALAC終わらせます。各方面すみません。GALAC+ism(地震の話)入稿

09-18
●今日発売の「週刊新潮」(9/25号)TEMPO欄133pに「『地上デジタル』破綻を危ぶむ『10の根拠』」なる記事。GALAC今号を表紙写真入りで紹介し、総務省放送政策課と坂本のコメントを載せています

09-17
引き続き、注意深くお読みください 17日午前0時付けの続報によると、串田氏は「9/21までに(観測データへの)対応活動が発生しない場合は、三つの可能性のうち、可能性-1(複合活動の可能性)が消えると云うことです」(その場合は)「全体が一つで相当先の活動である可能性が極めて大きくなります」としています(0:16)
2ch@臨時地震板(まとめサイト)が便利。あらすじイイ
●テレビ・報道関係者で読んでいない方は、当サイトの阪神大震災報道の記録<前編> <後編>をお読みください。当時、神戸・大阪局に詳細なアンケート調査(全数戻り、民放連の担当者に「どうやるの」と聞かれた)、東京ではNHKはじめ各局に長時間取材したレポート。このときの取材から、万一の事態のときテレビは、その働き如何で1000人単位の犠牲者を減らすことができると、私は確信しています。第一線にいる記者は、その気構えを忘れずに、的確なレポートを送ってください(12:05)

09-16
注意深くお読みください 「今日か明日に地震がくる」という「噂」が流れているようです。これは、VHF電波観測による地震前兆検知の研究を重ねている八ヶ岳南麓天文台(地震前兆電離層観測研究センター)長の串田嘉男氏が公表したNo.1057-1の番号で呼ばれる「観測結果の一連の変動」に端を発したものでしょう。同氏は、必ず地震が起こるとはいってませんが、今回の一連の変動は「関東の可能性が高いことが示唆される状況」で「以下の3つの可能性のいずれかであると考えられます」といっています。可能性[1](「本震+余震」前兆の場合)【本震】予測規模=M7.2±0.5 予測時期=9月16〜17日±2(日)。可能性[2](ひとつの地震の前兆の場合)予測規模=M7.2±以上 予測時期=今後の観測による(10月末以降等)。可能性[3](その他の可能性)サイレント地震や火山活動の前兆の可能性、その他経験のない地殻変動。また「観測歴がわずか8年しかなく、(略)今回の様な前兆形態での過去観測例は2例しかない為、経験不足で強く断定することは不可能」ともいっています。不確実な「噂」が1人歩きするよりは望ましいと判断し、書いておきます
●以上の可能性[1]〜[3]のうち1つだけを強調することは大きな誤解を招きます。これを読んだ方もくれぐれも気をつけて、不確実な情報が広まることを防止していただきたく。なお、串田氏の9月14日段階の続報によれば、「既に公表している内容に変更はなく、あくまでも3つの可能性が否定できません」とのことですが、その後の情報は各自でお取りください。EPIO応援班 八ヶ岳南麓天文台 iiV News関連コラムあたりで、概要とWEB上の最新情報はつかめるはずです
●私の兄は阪神・淡路大震災が発生したとき、最初の震源(淡路島)から4キロほど離れた明石市の自宅マンションから出張に出る途中で、エレベーター内にいました。1階に着くか着かないかで揺れ始め、エレベーターの外に出たら空一面が真っ白に光った(稲妻より格段に強烈だった)そうです。地中の岩石・岩盤の大破壊で電磁波(か何か)が出ることは確実で、大破壊に先立つ断続的な小破壊でもそれが出ると考えるのは、私は自然な考え方だと思います。それが電波に影響することもありうるでしょう。しかし、串田氏のいう「可能性」についての判断材料は、私は持ち合わせておりません。なお、兄によれば、前日に微細な揺れがあった(その時は気にも止めなかったが)そう
●今日、GALAC小沢一郎ほか1本を入稿

09-14
テレビが”ただの箱”になる?――地上放送デジタル化を考えるをup
●グルグルに「小沢一郎 テレビ」なんて入れると、もう昨日の↓を出してくるんでちと驚きました

09-13
●12日夕、自由党本部(広報のみなさん、撮影場所でご無理願いすみません)で小沢一郎取材・グラビア撮影。坂本衛ほか兼高聖雄、中島好登、カメラ黒川公人。非常におもしろい。およそ以下のような質問。小泉どこがダメ? いま日本が求められる構造改革とは? やらなければどうなる? 国民はどこまでわかってる? なぜ今自由・民主合併? 一旦白紙の合併構想再び――その相手は信用に足る? 細川・羽田政権と2つの内閣をつくったあなたは改革フォーラム21→新生党→新進党→自由党(→消滅)と同志を減らしてきたが、なぜ――何がまずかった? なぜいつも少数派? 自由党での主張を民主党内でどう折り合いつける? 民主支持基盤の労組は守旧派では? 合併不参加議員もいるが? 総選挙の見通しと戦略、自信は? テレビ政治の現状どう思う? その時代の政治家の資質とは? それはあなたにある? 合併に冷ややか、自民総裁選をおもしろおかしく報じるマスコミをどう思う? そのマスコミに出続け主張を貫かなければ政権交代はない――どうする? テレビ報道をどう見る? どんな番組が好き?
●こうした問いに小沢一郎は、きわめて正直かつ自然に答えた。どう答えたかは10月6日発売GALAC巻頭で。とくにマスコミ批判の部分は過激だが正論で、政治家が新聞・テレビで言うのに接したことは、まずない。新聞・テレビは何で取材を申し込まないのでしょうね。新聞上半分を使ってもテレビ30分番組でも、十分いけると思いますが
●冒頭、地上放送デジタル化の話になり、小沢一郎「今のテレビを全部やめちゃうって決まってるんだろ」というから、「いや、絶対に計画通りにはいかない。(GALAC今号を渡し)これ読んでください」と。しかし、応接室から退出後に気づいたのだが、テーブルの上にGALACが置きっぱなしに。おーい。せっかちなお方で、撮影のときポケットから出したキーホルダーを忘れていたので「これ忘れてますよ」と渡し、「頑張ってください」と握手してたら、渡し忘れちまった。ヤレヤレ(後で党顧問に伝えないと)
●田中康夫・長野県知事が9月9日の記者会見で、地上デジタル放送やGALACに言及( 会見後半、某人物が田中康夫に泥棒呼ばわりされたと訂正・謝罪要求するも、珍妙なやり取りを通じ突っぱねるくだりがおおいに笑える)。8月29日にも。小林道雄も偏屈庵日乗で

09-12
●夕方、自由党小沢一郎取材
●11日、グーグルGoogleテスト(検索上位表示の研究、SEO対策や最適化サービスにはご注意)なるページをUP

09-10
●おおお、もう1冊「視聴者無視の地上放送デジタル化に公共投資350億円はなぜだ!?」も発見。アナアナ変換に1800億円なんて新聞に書いてあるが、1998年度にすでに350億円の税金が使われているのですよ、ムチャクチャどんぶり勘定で。これもスキャンしupしました
●おお、古い雑誌が(グジャグジャな仕事場の片隅から)出てきました。「続・追跡!放送局の郵政省人材派遣/報道機関をおとしめて恥じないのは誰か」――すごいタイトルだが、中身も強烈!! スキャンしupしました
●このサイトについて「サイトの制作方針」に加筆。原稿のWEBサイトでの公開について。雑誌などに書いた原稿をWEBに転載することの多い方は、参考になるかもしれません。リンク集もいじる

09-08
●夕方NHK取材(教育テレビについて日向英実・番組制作局教育番組センター長ほか)、兼高聖雄、久野明と。帰り、渋谷・麗郷で生ビールに紹興酒。腸詰め、シジミ、大根餅揚げ、イカのなんたら、枝豆と高菜の炒め、焼きビーフン。この店は何年ぶりか

09-07
●12時〜さいたまアリーナ、嵐コンサート。さいたま新都心駅は「チケット譲って」の紙を掲げる少女たちで大混雑。10時半集合は早いと思いつつ取材の列に並ぼうとしたら、白波瀬傑が「最初から上で見たほうがいい」というので3階席へ。なんだ、やっぱ早すぎた。趣向とサービス盛りだくさんの若く元気なステージ。終了後、藤島ジュリー.Kに今号表紙の御礼、何人かと話す。二宮和也は「ツアー大変だったでしょ?」「いや、そんなことないっす。楽な気持ちでできましたよ」「Stand UP!!の大熱演イイ。(娘の受け売りで)小栗さんが鳥肌が立つ演技といったんだって?」「えっ、ホントですか!?」。大野智とは「ピカ☆☆ンチ」の話。頼りなさ気に「僕(の役)、どうなるんでしょうか?」。相変わらず情けない感じがカワイイ。桜井翔には「あなたは日に日にカッコよくなる」と。とても礼儀正しく賢い若者だと感心。屋外で記者会見後、夜のファイナルに来た家人と遭遇
嵐ファンへの情報 堤幸彦監督「ピカ☆☆ンチ」(PART2)は、5年後の設定で翔くんは子もちだそう。10月中旬クランクイン、来春公開予定。嵐冬コンは1月2〜4日だって。ついでに岡田准一主演・翔くんも出る金子文紀監督・官藤官九郎脚本・磯山晶プロデュース「木更津キャッツアイ日本シリーズ」は今秋、渋谷シネマライズ・池袋シネマサンシャインほか公開予定。岡田くん、GALAC表紙よろしくね

09-06
●今日、GALAC10月号発売。特集は「地上デジタル放送の落としどころ」。内容は、坂本衛/現行計画「すでに破綻」の決定的な理由10、平井卓也/国策のかけ声ばかりで実態なし!、田中康夫/住基ネットと同じ市民不在の公共事業、田原総一朗/高画質のために放送を止めていいのか?、池田信夫/VHFデジタル化でコスト削減可能!、隈元信一/視聴者との対話を忘れている、碓氷和哉/地方局の経営を圧迫し番組衰退、上滝徹也/番組の内容劣化に拍車がかかる、【Q&A】ここがわからん?? 教えて!! 地上デジタル、政策提言「日本国はこの修正提言を採用する以外に道はない」。表紙は松岡昌宏。放送関係を扱う記者のみなさん、ぜひお読みのうえ取材を重ね、国民の知る権利に応える記事を書いてください
●昨日深夜、池田信夫と雑誌原稿のWEB掲載についてメールでやり取り。さらにGALACとして今後どう考えればよいのかにつき弁護士の内藤篤に照会中。なんだ、内藤はTAOでも顔なのか。ふーん

09-05
●綿井健陽から。今日発売の月刊論座10月号に「フセイン像倒しの真相と空爆被害の実態」が掲載と
●テレビ論に「テレビは数字がお好き!?」症候群をup
●今日夕方、JVIG事務局とGALAC事務局で会食
●書き忘れていましたが、AERA今号(9/1発売号)で「久米宏という『時代』の終わり」記事にコメント。このサイトの久米宏論のことも出てきます
女性自身前号(8/26発売号)では「『水10!便器事件』王監督、愛娘にも話せない屈辱!」記事にコメント。世界の王である。ギャグのネタにされても、大抵のことは笑って済ませるか、無視する。「俺にこんな一面があったか」と思わずうなるうまい茶化しなら、怒るどころか拍手するだろう。今回許せなかったのは、ただ下品なだけで何のウイットもない、つまらない悪ふざけだったからだ。単なる悪ふざけとギャグの違いは見極めなければ。芸人はどんどんエスカレートするものだから、そこはプロデューサーがここまでというダメを出すべき。芸人の責任というより制作者の問題である。――てな話

09-04
●GALAC10月6日号の巻頭グラビアは自由党(9月中に民主党と合併)の小沢一郎
●自民党の総裁選をおもしろおかしく伝えるマスコミ(新聞・テレビ)が、民主・自由の合併を他人事のように冷ややかに、ややもすると足を引っ張りかねない姿勢で伝えているのは、何なのか? 小沢一郎にはマスコミ批判も聞くつもりです
●志賀信夫と電話で小1時間の長話

09-03
●高1の息子の友人に、釜山出身で2年ほど前に来日した強くんというのがいる。この4月から伊東の旅館で板前修業中。以前さすらいの料理人・菊地政彦が家に来たとき、そういう友だちなら一緒に店に来いと、息子に話していた。強が休みをもらい東京に帰ったので、強、息子と3人で池袋「竹」へ。まーちゃんは「君のような若者がいるとうれしい」と本格的なコース料理を出し、「ノートをつくれ」「友だちが遊ぶのを見るのはつらいだろう。だが5年頑張ればいっぱし、煮方くらいになれるかも。そのときまだ友だちは大学。10年たてば、友だちは3年目の平社員だが、君は遙かに稼ぎのいい板前になれる。頑張れ」とアドバイス。強も味付けや材料についていろいろ質問。強は、給料から1万円だけ自分の小遣いにし、あと全額を親に渡し貯金しているそう。「将来、店を出すためです」と。えらい!! 女将さん、本当にご馳走さまでした

09-02
●10月6日号GALAC特集は「NHK教育テレビが、イイ!!」。関連して小児科医・毛利子来(たねきと読む)を取材、久野明と。たぬき先生は、小学校PTA会長をやっていたとき講演に来てもらったことがあり、GALACにも青少年問題で何度か登場。日に卵3個食べ、酒も飲みまくっているが、問題ないらしい。相変わらず話は実におもしろい。取材後、単行本の企画を出し、了解をもらいました。来春、新学期ころには出したいと思います。タイトルはまだ内緒

08-30
●岡本行夫と田原総一朗対談5回目。イラク情勢は非常に深刻。田原と憲法改正問題で議論

08-28
●8月の日録メモ補遺。9日奥沢へ。11日福岡放送やらせで電話取材(日テレ系列「ポイント制」の功罪など)。アスコムの大隈塾本で田原インタビュー(と執筆)。12日東京・大手町のブルームバーグ見学(入館時に写真を撮りIDカードを作る。社長がNY市長だから警備は厳重)。夜、小林道雄・兼高聖雄ともー吉。4〜15日、地上放送デジタル化で局、メーカーなどに取材。14日奥沢泊。中国からの留学生・劉霆(Liu Ting)も来て、母、兄一家と食事。16〜18日、家人は群馬へ旅行。1人でGALAC(地上デジタル化)、潮(イラク特措法)など原稿書き。20日GALAC10月6日発売号表紙・大滝秀治取材と撮影。戦争中の話、民芸の話(しゃがれ声で演出部に行けといわれた)、金鳥CMの話、実におもしろい。自宅近くまで送る車の中では、将棋の話。中島好登が「ビデオで撮るべきだった」と嘆いた傑作インタビュー。25日責了。田中康夫の原稿入らず、青焼きで突っ込む。27日田原と打ち合わせ。夜、編集委員会
●28日GALAC青焼き

08-27
●3週間休暇を取っていたわけではありません。GALAC9月6日号は総力特集「地上デジタル放送の落としどころ」で、「現行計画『すでに破綻』の決定的理由10」「修正計画への提言」を坂本が執筆。NHK、民放、メーカーなど各方面の専門家――地上デジタル放送計画の中枢を担う担当者たちへの取材と執筆で時間を取られました。寄稿者は衆院議員・平井卓也、長野県知事・田中康夫、評論家・田原総一朗、経済産業研・池田信夫、朝日新聞・隈元信一、民放労連・碓氷達哉、日大教授・上滝徹也。この件に関する政府発表、新聞報道、テレビPR番組などは、正確な事実をほとんど伝えていない。戦前の大本営発表と、それをタレ流したラジオ・新聞報道と同じ。2011年の地上デジタル放送へ全面移行は、物理的に絶対不可能。事態は呆れるほどに絶望的です
●GALACは多くの放送局や代理店が維持会員として購読し、総務省にも(ほしいというので)送っていますが、読んでいる国会議員は少ないと思いますから、両院総務委員や有力議員には献本します。官僚の説明と読み比べてください。愕然とするはずです。表紙は松岡昌宏、パーソンは森田正光。
●今日、4時田原と単行本打ち合わせ。6時30分GALAC編集委員会。よろしく

08-08
●7日夕方、生田の睦美実家へ。一晩泊まり昼過ぎ帰宅。ここ2〜3日、兼高聖雄とケータイ論につきメールをやりとり

08-06
●岡本行夫・田原総一朗対談4回目。中国について実に踏み込んだ発言。本を期待してください。ANA雲海で田原・鈴木雅人と夕食。朝日新聞はなんでああも菅・小沢の足を引っ張ろうとするのか、おかしいじゃないかという点で、田原と意見一致

08-05
●TBS天気予報の森田正光によれば「5mの波」とは、100回波が打ち寄せるとき、高い波33回(3分の1)の平均が5mという意味だそう。「有義波高」とか「3分の1波高」とかいうらしいが、肝心なことは「今日の波は5m」というとき1000回に1回くらいは5mの2〜3倍の高さの波が必ず来るということ。「突然高波にのまれた」人はこれ。だから台風で海が荒れているとき、海岸に近づいてはならない。さっそく子どもに教えました
●レアルはやはり大したもの。前半はどうなるかと思ったが。FC東京もよく頑張った

08-04
●4日午前、お天気の森田正光取材。先日の熊本の土砂災害「テレビは事前に注意喚起できたはずでは?」を聞きに。9月6日発売号GALAC巻頭
●3日夜、MXTVでレアルマドリーの練習。解説席芸人が知ったか&うるさすぎ。ロベカルの大サービスを何でもっとちゃんと撮らん!? あと、ミニゲームでロベカルがベッカムのユニフォームをつかんで離さないの見た? ベッカムがシューズを直すときにもちょっかい。むかつくベッカムが蹴り入れたのには笑った。あれじゃ本番でもパス出さないんじゃないの
●3日昼、奥沢の実家へ。庭の芝刈りと掃除。兄・敏も
●2日夜、さすらいの料理人・菊地政彦が竹の写真を届けに来る。子どもらも付き合い深夜2時頃まで。この春中学を卒業した長男の友人に、伊東の旅館で板前修業に入った子がいる。若い頃のつらい修業の話などイロイロ
●2日、小次郎・松岡昌弘は撮影中に突然吠えパワー全開。「俺らはホスト」の根性がイイ。「わかった。その言葉を聞けば、もう聞くことはない」とインタビューを終えたが、そういわせる芸人はほとんどいない。ジャニー喜多川が惚れ込む理由もわかる。白波瀬傑も同道。撮影後、飯田橋に移動し花のれんで久野明、睦美と

08-02
●15〜17時@メディア総研「デジタル基礎講座」【講師】砂川浩慶・立教大学講師【主催】放送を語る会【資料代】\500。地上デジタル放送について。ゴメン、↓これと重なった
●16〜17時30分@六本木某スタジオ、TOKIO松岡昌宏の撮影と取材。GALAC9月6日発売号の表紙です

08-01
【Q&A】BPO(放送倫理・番組向上機構)入門をup
●昨夜は日本映像事業協同組合事務局長・谷弘と叙々苑(游玄亭赤坂)で焼肉。相変わらずのパワー

07-30
●昨日の民放連会見、キーは全局が撮影していたようだが、ニュースでやったのかな。新聞記者さんは東京と産経が1つずつ質問しただけ。仕方ないので坂本が3つ4つ質問。会場にいた岩本太郎が「これじゃ単独インタビューですね」と嘆息。質問は「自民党の今後のスケジュールは?」「エロ番組流さないサラ金CM流さないなど『××しない』がこれまでの自主規制。だが、女性の裸を映す低俗エロ番組を流さなくても長崎中1の事件は起こる。彼が興味があったのは幼児のオチンチンであり、テレビ番組とは関係ないから。少年問題でテレビは、地域を巻き込むキャンペーンをやる、少年の心の闇を読み解く番組を作るなど、もっとできることがあるはず。消極的な『××しない』でなく積極的に『○○する』という役割を、テレビは追求すべきではないか?」「参院自民党は毎年のようにメディア規制を出してくる。ここは譲れないというガツンとした姿勢を打ち出すべき。それには民放連という業界団体の反対でなく、テレビ現場を巻き込むことが大事なのでは?」など。なお自民党の予定は「聞き忘れた」そう。今日の東京新聞からむニストに、この問題を書いています
●TADで中島好登、久野明と合流。赤と青の白のおしゃれな新スタジオを、末武和人が案内。その後4人で神楽坂・理清蘭に移動。ジンロ2本を空けて2時帰宅。久野明はレアルマドリードvs.FC東京(国立SS席)を、ももルートで入手。4万円はチト高いが「スペインに行くより安い」。そりゃそうだ

07-29
●午後3〜4時、民放連。自民党がまたぞろ持ち出してきた「青少年健全育成基本法案」「青少年を取り巻く有害社会環境の適正化のための事業者等による自主規制に関する法律案」について記者会見。深夜放送の「カメ」ニッポン放送社長・亀渕昭信、毎日放送社長・山本雅弘、日本テレビ審査室長兼法務部長・石井修平が、民放連「放送と青少年問題特別委員会」正副委員長・幹事として出る。前者のキモは、青少年健全育成推進本部をつくっても沖縄・長崎・稲城の事件を防げないこと。後者のキモは、「青少年に関わる自主規制はこうやれ」などと指針を大臣が策定するのは「自主規制」でなく「政府規制」だということ。言論の自由や表現の自由を侵し検閲につながる悪法である
●夕、麹町から新木場に移転したTAD新スタジオへ。旧TAD若松事務所だが社名も一新。ここのフォトグラファー末武和人がGALAC表紙を撮影

07-28
●今日GALAC青焼き。6:30〜編集委員会。みんなわかってる? 出欠の返事出した? ●兼高聖雄、平井景、入江たのし、鈴木昭、中島好登、久野明と。終わってから中華「東順永」。10月のGALACで「NHK教育がイイ!!」って特集

07-27
●26日夜、早稲田かわうちで「放送特殊研究V」飲み会。吉田康一、坂元寿樹、田口晃照、木暮香織、関口奈津美、沢目千鶴子。お前たち時間無制限好きなもん飲み食いして2000円会費なんてありえんことは、よーくわかってるだろうな。渡部さん大サービスありがとうございました。帰りに理清蘭(付記 学生諸君はもっと食べるかと思ってたが、遠慮した?)

07-25
●夜、放懇理事会(欠席)、民放労連結成50周年レセプション@京王プラザホテル。おめでとうございます。委員長・碓氷和哉が挨拶、弁護士・坂本修が祝辞、メディア総研所長・須藤春夫が乾杯、前放送レポート編集長・太田喜晟が回顧インタビュー、MIC事務局長・井戸秀明が〆の挨拶。放送レポート編集長・岩崎貞明、新聞労連委員長・明珍美紀、NACK5田中秋夫、文化通信・鈴木理栄、スポーツ硬派評論の谷口源太郎、放懇会員では松田浩、隅井孝雄伊藤洋子香取淳子、そのほか何人もの地方局のみなさんと話す。民謡労連の別名の通り、民謡に音楽(日フィル四重奏)つきの賑やかな集い。ちょっと「歌声喫茶」風の時代を感じますが
●今日と明日、神楽坂の阿波踊り
●明日26日は日芸放送学科「放送特殊研究V」飲み会。出欠の返事を寄こさないヤツは、もちろん小論文を提出しない場合以上に、成績に影響する。知ってた?

07-24
●GALAC9月6日発売号「地上デジタル放送」大特集――現行計画破綻の決定的な論証と、唯一実現可能な修正計画への政策提言の仕込みを、朝から夕まで。BSデジタル放送の今日の惨状を始まる前に正確に予測した雑誌はGALACだけですが、今度もそうなるでしょう。なぜ日本が負ける戦争に突っ込んでいったかは、なぜ日本は失敗する地上デジタル放送計画に突っ込んでいくかという現在進行形のプロセスを見れば納得がいく。「誰のお陰で存在しえているか省みない」放送局の無自覚、「いま自分のカネを使うわけでも将来自分で尻拭いするわけでもない」官僚の無責任、「物が売れりゃ何でもいい」メーカーの無策、「欧米でもやってる景気いい話だから賛成する」政治家の無知、「放送にとって何が大切か考えたことがない」学者の無能、「国や業界の方針をただタレ流す」マスコミの無定見、「自分たちの問題ではない」大衆の無関心……。で、5年後10年後に失敗は誰の目にも明らかになるが、そのころ現在の責任者は異動や引退や寿命によって存在しないわけです
●響で夕食。何軒か店に寄り道しながら通りを歩くと、子どもの友人・その親なども含めてかれこれ20人近くに会い、言葉を交わす。これは神楽坂という街のよさだと、いつも思います

07-23
●毎月20日前後はGALAC制作の最終追い込みと、翌月第1週売り月刊誌の連載が重なるのでバタバタに。しばらく更新 できず失礼しました。そのGALAC8月6日号は「GALAC式ケータイ学」特集。人間学、社会心理学、ビジネス学、金儲け学などから携帯電話研究総まくりという趣。ライセンス問題で膠着《こうちゃく》の「携帯で地上デジタル放送を受信」問題も最新情報を掲載。表紙は中村獅童、PersonはBPO理事長・清水英夫
●昨日に続きGALACで終日入稿・校正作業。本日責了
放送リンク集にイロイロ追加

07-19
●昨日、辻元清美逮捕。「流用はしたが、正しいことに使って何が悪い」のセリフを、権力を批判する者が口にしてはならない。その言い方では、「外為法に違反したが」(田中角栄)、「金庫にワリコーも金の延べ棒も貯め込んだが」(金丸信)、「親分から盆暮れに300万ずつもらうが」(某党国会議員)、「税金で救った銀行ゼネコンから献金をもらうが」(同)――「正しいことに使って何が悪い」という言い方を否定できないから
●否定するには「私の使い道は正しいが、あなたの使い道は間違い」というほかないが、日本は自分のもっているカネを何に使おうが自由な国(念のため加筆=たとえば贈賄罪など法に触れるケースは除く話)だから、その主張は(違法性を証明しない限り)通らない。1億円もっているヤツが、政治に使おうが、競馬ですろうが、別荘を買おうが、孤児院に寄付しようが、そんなことは勝手。問われるのは、その1億円を「公正な方法で入手し、その際、所定の税金を払ったか」だけ。それがこの国のルールだ。「警察・検察が恣意的にルールを発動する」のは、また別の問題(大問題だが)である
●社民党は、その「また別の問題」に対するコメントを出し、本題にコメントせず。ご臨終。合掌
●14:00〜岡本行夫と田原総一朗の対談、第3回目。内容は書かないが、実におもしろい。そして日本は大変
●投票日は10月26日という情報

07-18
●うちの子は、稲城の小学生監禁事件に「アタマ悪すぎ」の一言。昼ワイドでは大意「田舎の子が渋谷という初めての繁華街で舞い上がりついていった」なんて牧歌的コメントをするオバさんがいたが、のどか過ぎ。小学校のPTA会長を3年もやれば(私はやったですが)、どの子がその種の行動を取るかくらいわかる。こいつは早晩キレるだろうというのもわかる。長崎の事件でも「そんなことをする子に見えなかった」は何も知らぬ近所のオバサンがいうことで、身近のまともな大人なら絶対わかる。沖縄の事件でも、まともな学校長やPTA会長がイジメに気づかないはずはない。大きな問題の一つは、まともな大人が少ないこと、とだけはいえそうです。何も知らない近所の人から「信じられない」談話を取って取材一丁上がりの記者にも困ったものです

07-17
●念のため書いておきますが、今回は「ウィークリーマンション東京」の1施設で事件が起きたので、登録商標を使って報道しても問題ない。「資生堂ビルの前で交通事故」と書くのと同じですから。しかし、夜までにほぼ全紙が「短期賃貸マンション」式の表記に修正。なぜでしょうね?
●「Q13)契約者以外は、お部屋に入室できないのですか? A)契約者以外のお客様の、入館・入室はできませんのでご了承ください。セキュリティの面でお客様が安心して利用していただける客室を提供するためです。ご理解ください。」とはいうものの、実はチェックが甘いわけだ
●通信・新聞サイトの記事はその後、少しずつ書き足され修正されていますが、第1報の時刻だけでも残しておいたほうが親切だと思いますね。一部社では「ウィークリーマンション」と書くかどうか、逡巡している様子がありあり。朝日は写真でその情報を伝えることに。民放テレビは「短期賃貸マンション」とだけいい、看板を映さないよう配慮するのでは(14:45記)。共同通信も「短期〜」でいく方針(15:00記)。いま見たら朝日は1Fコンビニ「ポプラ」とマンション看板が写っていた写真をビル空撮写真に差し替え済み。毎日新聞は13:43「4日間に何が」記事では「ウイークリーマンション」(ママ。読売も大きい「イ」)と書いているが、その後の記事では「短期滞在型マンション」(16:57記)
共同通信サイトから→13:11 監禁の部屋で男が死亡 東京・赤坂のマンション 朝日新聞サイトは13:12詳報 読売新聞は13:38?(これが現段階でもっとも詳しい)
●共同通信サイトは以下のように書いていますが、フジは12:40過ぎ?「1人保護」さらに「4人全員保護」を速報したあと、12:55?前後「男の遺体発見」を速報。2チャンネル速報板パンク中。いやはや(13:10記)
13:04 保護された女児3人に手錠 マンションの室内で
12:55 マンションに監禁、男の行方追う 保護された女児4人で
12:48 不明4人の名前名乗る 東京・赤坂で保護された小学生
12:42 行方不明の小学生4人保護か 東京都港区内で
テレビ論に「テレビの“突破者”たち」澤田隆治(てなもんや三度笠)と横澤彪(オレたちひょうきん族)に関する論考をup
●どうでもいいことですが、共同通信が「10:29 東名でマイクロマス炎上 けが人いないもよう」と速報中(10:45現在)。マイクロマス? その後(遅くとも10:51までに)マイクロバスと訂正

07-16
辻元清美に事情聴取、立件も視野。辻元が「騙しの手口」で議員秘書給与を受け取ったことは確かだ。だが、辻元が浮かせたカネをもっぱら個人的な蓄財に使ったとは思わない。当然、政治活動に使ったはずである。ただし、政治活動に「正しく」使った結果、辻元の政治的地位が安泰となり、個人的な収入増につながる(たとえば将来、大臣になり給料をもらう)場合がありうる。だから、「つましい生活をしながら政治資金に充てたことをもって許してくれ」は通らない。辻元清美はすべてをさらけ出し、弱小政党は活動資金が足りず、議員・議員秘書給与以外に活動費(または郵送料減免措置など)が必要であることを訴えるべきだ。そして、胸を張って司直の門をくぐれ。むろん、企業献金を5万円以下に分割させて受け取ったり、妻だの息子だのを秘書にしているジジイどもも道連れに。すべてをさらけ出せば社民党は潰れるが、社民党を潰す覚悟なしに、自民党を潰せるわけがない
●それにしてもである。暴力団からカネをもらって何に使おうともお咎めなし。だが、国から秘書給与をもらって秘書に渡さず政治活動に使うと、議員辞職ではすまず逮捕されるかも。この国は、この国の政治は、腐ってるとしかいいようがない
日芸学生お役立ちページレジュメ2回分up

07-15
日芸学生お役立ちページに過去の恥ずかしい写真少々up

07-14
●私の母・坂本幸子は皮革工芸作家でして、最近作が全国を巡回中(19日から北九州市立美術館)。こんなページがあるとは露知らず……。これは高さ150cmくらいの屏風です。「革象嵌・遺跡のどんぐりとつむじ風」ってどこかの縄文遺跡でしょう。賢治は入っていないそう。ありゃりゃ、探したらあれこれや……
●14日昼現在、放送批評WEBおよび放送批評懇談会宛のメールが不通になっているようです。お急ぎの方ご注意ください。放送リンク集を更新
●日芸受講生は日芸学生お役立ちページへ直行!!

07-13
●父・坂本文雄の墓参で貴雲寺へ。新幹線で新横浜駅を出た後、左側にちらと見える寺。ヘンな言い方だが、地方行きのとき車窓から拝めるんで便利。世田谷の実家に寄り夜帰宅
●昨日、小林道雄ホームページ「偏屈庵通信」をのぞいたら、偏屈庵日乗(日記)4日分がうまく自力更新されており一安心。長崎の男児殺害事件でさまざまな情報が飛び交う時期だけに、一読を強くオススメ。日によって400字7〜8枚というボリュームで、読みでがあります

07-12
●昨夜は理清蘭でGALAC納涼会、日本印刷成田勝也、同山本清久、黒川公人カメ、鈴木昭、津田浩司、中島好登、黒川玲子と。週刊現代で黒川の食べ物屋紹介コラム掲載中!!
●10時半頃もー吉に電話、「まだやってる」で顔出し。こっちはゲストのロバ田辺麻布校長・氷上信廣国境なき医師団の彼女ゴメン名前忘れた、臼井律郎、斉藤敬之、曽根宏野入英世、林田謙一郎、藤森隆、三浦晴男、村上龍司、李家孝昭(えーともう1人2人いたような、漏れてたらゴメン)。うち第一線の医師4人。3日前に召集し金曜夜なんでこんなに集まるか、ハッキリいって謎だ。ロバと会うのは27年ぶりくらいじゃないかね。ロバ田辺、臼井、斉藤と理清蘭に戻ったら、みんな帰った後。GALAC関係誠にすみません。話はイラク、レバノン、イラン、難民、アメリカ、北朝鮮、イスラエル、外務省、外交とは、捕鯨、NGOの自立、寄付に税制と果てしなく、3時前帰宅。氷上さん、次回は麻布現役教員を連れてきてください。かわいがってあげますんで
意味不明の超失礼な電話が突然かかってきて(電話はいつも突然かかってくるが)、もー吉安倍に「なんなんだ?」と問い合わせ。@神楽坂ページをいじる

07-11
●きょう日大10:40〜。GALAC納涼会(日本印刷ほか)18:30〜@神楽坂・理清蘭。へちま(麻布でロバこと外科医・田辺がレバノンで3か月医療ボランティアのち帰国、その報告会)19:00〜@神楽坂・もー吉。げっ、かけもちかい

07-10
●昨日から見ているが、2ちゃんがすごいことに。大杉漣出すぎ。ガセ即あぼーんキボンヌ。法務省さんは名古屋刑務所をなんとかしてからね。テレビ論に「放送評論の地平」「乱立!テレビ情報誌の功罪」をup

07-09
●「COSMIC RESCUE」完成披露では放懇事務局長・中島好登、GALACもお世話になっている角川書店担当とバッタリ。レセプションでは岡田准一(中島好登お気に入り)、坂本昌行らと話し、白波瀬傑としばらくギャラクシー賞や表紙について
●で、GALAC8月6日号表紙は中村獅童。9月6日号はTOKIO松岡昌宏(佐々木小次郎)。NHK大河の巌流島は9月21日か28日放映予定。12月までは柳生の話ね――どうでもいいけど、この欄の情報、テレビ情報誌より早いゾ

07-08
●18時〜@恵比寿ガーデンホール「COSMIC RESCUE」試写会。カミセン森田剛、三宅健、岡田准一、監督佐藤信介らの舞台挨拶あり。ちょいとのぞきに

07-07
●4時@紀尾井町・千代田放送会館。7月1日発足の放送倫理機構(BPO)初代理事長・清水英夫(青学名誉教授・放懇会長・映倫委員長)を取材。中島好登、黒川公人と。詳細は次号GALACで。本題はBPOについてですが、公権力によるメディア規制の危険性、なし崩し的にそれを受け入れた(個人情報保護法)メディア・エゴへの強い批判の言葉を聞きました。まったく同感
小林道雄ホームページ「偏屈庵通信」がオープン。日記がメイン。警察・冤罪・少年問題に関心がある方は、ない方も、必見!!
●6日、小林道雄宅へ行きホームページ最終調整。ご馳走になり終電で帰宅。小林秀雄「モーツァルト」(昭和22年版)をいただく。大切にします

07-06
GALAC8月号発売!! 特集は「テレビは数字がお好き!?症候群」(おもしろい!)とギャラクシー賞続報。表紙鈴木京香。巻頭小川和久
●5日、小川和久がメールやりとりの中でいう。大意「イラク派遣の自衛隊員に戦死者が出る可能性は相当にある。しかし国会は、日本のどんな原理原則に基づき、どんな位置づけで派遣するかという議論なしに、ただ出すか出さないかの議論だけに終始。これは大問題」と。その通りでしょう。「イラク全土は戦争状態」とブッシュが強調する。そこに日本軍を送ることの意味を深く考え議論しないと。ただ賛成か反対かをいい募って多数決しても意味がありません

07-05
@神楽坂番外編に池袋の日本料理「竹」を追加
●7月3日、某調査会社からCMに関する調査協力依頼(電話による無作為抽出)があったので、どんなことをやるのか家人と2人で参加してみた。300人以上をホールに集めて、各人にリモコンを持たせリアルタイムで好感度を調べたり、何枚もの調査票に記入させたり、関係ない映画を見せた後で先ほど見たCMの細部をどの程度覚えているか再び記入させたりと、非常に興味深い。進行の段取りの悪さは×。クライアント各社は1000万円単位のカネを出すだろうと思わせる調査だが、ほかにもっと有効なカネの使い道があるだろうとも思えた。「お、お前も当たったの」と声を交わす学生がいたから、完全な無作為抽出ではないゾ!! 学生なら2時間3000円はいいバイト。クライアントはわかってる? 帰りに有楽町駅そばの「上海夜市」
●↓前回の記述に関連して、サイトの制作方針に若干加筆

07-02
●このサイトのページは、W3C CSS ValidatorW3C HTML ValidatorAnother HTML-lint gatewayで検証のうえupしています(ただし新バージョンのみ)。各ページ最下部の3つのバナーからページごとの検証結果を表示するように修正中です
●このサイトのタイトルは「すべてを疑え!! MAMO's Site」(サブタイトルとして<ジャーナリスト坂本 衛のサイト>)のつもりなのですが、うかつなことに各ページにタイトルのテキスト表示がない(画像のみ)。修正中です
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2003-05-25
●リニューアル版運用開始。リニューアル終了まで2〜3か月かかる見込み。旧版は残します
2002-04-11
●ホームページ試験運用開始。キリがないので、未校正ありのまま見切り発車しました。あしからず
●この欄、文中敬称略ってことでよろしく願います