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新幹線全系列完乗1DayTrip  website   update  2020/05/31 16:10

                      

 『新幹線完乗1DayTrip』
 『鉄道ファン』と言う言葉そのままの鉄チャン向け専門雑誌【鉄道ファン】の2006年9月号で50頁近くを割いた特集記事:「新幹線全系列完乗1DayTrip」という見出しが目に留まりました。
同時にこれは挑戦する価値が有りそう!!。と「あそび心」に火が付いたのです。

表紙 中説 概要

左:鉄道ファン誌06年9月号表紙      中:記事のTop     右: 行程表と概要の説明  

  
 「全系列」と言うのはその当時開通していた東北(八戸まで)および秋田・山形・上越・長野の各新幹線⇔東海道⇔山陽の各新幹線と博多⇔新八代の「リレーつばめ」で結び、更に部分開通した九州新幹線の新八代⇔鹿児島中央をJR各社の新幹線車両の全系列(形式)車輌に暦日一日で乗りつぶすと言う企画でした。

  朝の8時に八戸を出て22時34分に鹿児島中央着ですから約2100kmを14時間以上の乗車時間と言う事になります。「余程の好き物か暇人の成せるワザ」とでも言うのでしょうか(笑)!
  当時は山陽新幹線区間にあの団子鼻で人気の「0系」それと2世代目の「100系」そして初代「のぞみ」でデビューした「300系」更にはロケットのようだと人気だった「500系」等が走っていました。今だったら「700系」と「N700」しかありませんが。(一部のこだまを除く)
  それに対して東北・上越新幹線区間では「E1系」「E4系」と言った2つの2階建て車両。そしてチョッピリこじんまりした山形・秋田新幹線の車両と言うように使用・用途によってバラエティーに富んだ車両が有りました。
  私もこの記事に非常に興味を持ったのです。

※ 本ページは2015年12月に出稿しました。
200
JR東日本200系車両
  団子鼻で人気だったJR東日本200系車両の最前部。2011/02/19大宮鉄道博物館で。 
 
  さて具体的にはどう組み立てようかを考えました。スタートを青森県「八戸」そしてゴールを鹿児島県「鹿児島中央駅」は決まりですが前日に八戸入りし鹿児島まで行き一泊後翌日帰着すると言うのが先ず思いつく方法です。
  私の場合は思いつくいくつかの方法をシュミレーションしてみました。その結果全体をひとつの旅として大きく三つのステージに分け、各々でリーズナブルな内容にしました。
とき:2007年初夏5月
@当時まだ発売されていたJRの「周遊きっぷ」を使う。 これは5日間で九州内のJR線特急自由席を含み乗り降り自由です。そして往復のJR線の運賃が2割引きになります。また往復のどちらかで航空機が利用可能でした。
A往路でこのキップを使い“新幹線完乗1DayTrip”を行う。
B九州ではこの周遊きっぷで乗り歩きの旅をする。
C復路は航空機を利用する。もちろん前得割引で事前に購入する。
D決行日はまえから、経験的に好天の多かった5月下旬を目標にしました。
Eそしてこの計画の立案後にラッキーな話が持ち上がりました。それは「JR東日本発足20周年−乗り放題パス」発売というもので5月14日〜24日のいずれか1日限り「JR東日本管内」の新幹線・特急の自由席および4回までの指定席利用が出来ると言うキップです。スタート駅の八戸駅への前乗りとしてこの格安キップを使う事にしました。(JR東日本の大人の休日倶楽部会員限定です)

 「JR東日本発足20周年−乗り放題パス」詳細は↓
《JR東日本発足20周年−乗り放題パスのパンフ》→ JPG
《JR東日本発足20周年−乗り放題パスのキップ》→ PDF
八戸は東北新幹線では一本で行けますがそこは乗り放題のキップ利用と言う事で、東京→(こまち7号:秋田新幹線)→秋田→(かもしか3号:奥羽本線)→青森→(スーパー白鳥:東北本線)→八戸(泊)の順路で東北の景色も堪能しました。
  そしていよいよその日がやって来ました。何しろ何かのアクシデントが発生すれば乗継の時間に間に合わずリタイヤになります。この旅は普通の旅行のように目的地に着けばよいと言う事ではなく、予定された新幹線列車の乗らないとならないのです。普段の外出や旅行での乗換・乗継時には上手く乗り継げるかは心配ですがこの日は常に「ワクワク感」と「ドキドキ感」が続きました。
  キップは持ち帰れば良いのですが乗り換え時の行動や乗った列車の記録を撮るためにビデオとカメラは常時携帯していました。
  また普段の私の鉄道旅では基本的に窓側席を採りますがこの時だけは一駅だったり短距離での乗り降りが多かったので通路側としました。
  こうして、無事に西鹿児島に着きましたがその時の達成感はこれまでの鉄道旅とは異なる並々ならぬものが有りました。
head
  その昔、東海道新幹線品川運転所の見学会で展示された0系用のヘッドマーク。1988/03/27
  旧JR東海品川運転所(現在は在りません)にて 
 
300/400系
  東京駅で並んだ東海道新幹線300系「のぞみ」と山形新幹線400系「つばさ」(初代ミニ新幹線新・在直通)。
1994/01/01 JR東京駅にて
 
0系
  元祖新幹線JR東海0系車両。2008/07/26 JR東海浜松工場にて 
 
2階建
JR東日本ご自慢だったオール2階建て車両。E4系
中距離の通勤対策で作られたもので着座数が多く通常は8両編成だが混雑時には2編成を連結して16両で運転する。重量感タップリの車両だ。
上記の画像にマウスを合せると別の画像に替わります。
(マウスを写真の外にした状態):停車中もひと際背が高い 2010/06/30 東京駅で
(マウスを写真の上に乗せた状態):2005/02/12  季節営業の「ガーラ湯沢駅」にて。 
100系
  元祖二階建て新幹線JR東海100系車両。16編成中の中央部7〜10号車が2階建てでそのうち1両が食堂車だった。
 1985/10/横浜市旭区付近にて 
 
300系
  人気の新幹線。手前〜700系・300系・500系各車両。2007/05/26 博多総合車両所にて 
 

以上が一日新幹線三昧の概要ですが詳しくは↓以下の↓ 『1Day Trip資料・全記録』 (PDF)をご覧ください。

1DayTrip01 《出典元である「鉄道ファン」誌2006年6月号》 PDF
1DayTrip02 《1DayTrip全旅行記録》 PDF
1DayTrip03 《新幹線全形式一日乗車行程表》 PDF
1DayTrip04 《JR東日本発足20周年・乗り放題パスのキップ類》 PDF
1DayTrip05 《1DayTrip一日乗車で使ったキップ類》 PDF
1DayTrip06 《一日乗車後の九州内周遊で使ったキップ類》 PDF
1DayTrip06 《帰路の航空券》 PDF

以上のように2006/7年当時はこんな企画も楽しいものでした。現在では新幹線のレールは伸びたものの車両形式という点ではむしろ少なくなってしまい企画性が薄くなってしまい寂しさを感じます。

                

以上のように底知れず楽しんでいるのが『鉄道趣味』ですが旅はまだまだ続きま〜す。

新規作成と変更・更新の履歴

2020/05/31 内容の一部加筆訂正をしました。
2015/12/20 『新幹線全系列完乗 1DayTrip』を新規リリースしました。
2015/12/20 『ドナルドおじさん拘りの隠れ処』を新規作成し準備の整ったページからリリースを開始しました。
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