以下に私の目で見た小笠原の一部を写真で紹介します。 ↓ ↓ 小笠原ギャラリー ご覧になりたい写真をクリックすると拡大できます ↓ ↓ |
第1日目.竹芝桟橋(東京都港区)出港〜 6月26日
JR浜松町駅にほど近い竹芝ふ頭。それまでに何度か立ち寄った事は有ったが脚としての利用は今回が初めてだった。確かこの日は朝から雨模様だったが明日からの南の島へ楽しみを抱いて小笠原の海を目指した25時間の旅の始まりでした。
第2日目.〜小笠原父島二見港入港と森歩き 6月27日
25時間の長旅の後父島二見港に入港。船の性能に違いはあるだろうがその昔、東京⇔釧路・苫小牧のフェリーでは27時間かかったことを思うとそれより短い感じだった。
同じ日本国内とは言えやはり異国に来たような第一印象だった。昼食そして早速のエコツアーで東平サンクチュアリーなどのトレッキングです。
小笠原には陸地から遠く離れていることでここにしかいない(ここでしか見られない)と言った固有の動植物が多数生息している事で知られています。
今回の旅ではその内のいくつかにお目に掛かれるかとワクワクしていました。
アカガシラカラスバト 通称:アカポッポ
小笠原父島に推定で50羽前後しか生息していないとされる絶滅危惧種の野鳥で島の東側にサンクチャリーとして保護されています。野ネコなどに襲われるのが激減した原因だとか。
外周の道路には珍しい「ハト注意」の道路標識もある。
小笠原では絶滅危惧種でもある「アカガシラバト」の保護のためのサンクチャリーが有ります。野鳥ファン(バーダー)でもあるおじさんとしても是非見ておきたい場所でもあり日程の第一日目に入れました。結果的には残念ながらお目に掛かれませんでした。サンクチャリーの散策はもちろん地元のガイドさんにお願いしました。
サンクチュアリー :神聖な場所、保護区域。
第3日目.南島上陸とホエールウオッチィング 6月28日
南島:南島は父島の南西部にある小島ですがその昔サンゴ礁が隆起してできた島で浜は白いサンゴの粉末の砂浜でした。
島内は自然観察路しか歩けないし上陸に当たっては靴底を消毒してからになる。もちろんガイドなしには入れないし、一日の立ち入り人数も決まっているようです。扇池と海食洞はTVなどでも有名です。
ふじ丸:大型チャーター客船。大き過ぎて二見港に入港できず、沖合に停泊している。↑
ハートロック(千尋岩)とダイビング:南島のトレッキングの後、ホエールウォッチングのポイントに向かうのですが父島の南部にハートロックと呼ばれる人気の場所が有ります。
海上から見ると岩肌が周りの草木や岩の色と違った赤茶けた色でちょうどハート形が埋め込められたように見えます。ガイドさんもクルーザーを止めてこの岩をバックにした記念写真を撮ってくれました。
同じクルーザーで同乗した客は全部で20人ほどでしたがホエールウォッチングが終わったころから皆さんそわそわした感じ!そうです皆さんだいびんぐで潜るのを心待ちにしていたのです。客層としては矢張り若い人が多いようでしたが中には同年輩の爺婆(失礼)や未だ母親にだっこしている幼児までが入っています。ポイントに着いたら見ずに入らなかったのは私だけ(寂)でした。
ホエールウォッチング :小笠原では普段本土ではあまりお目に掛かれない動物も多数見る事が出来ますがその中でも人気なのがクジラです。ホエールウォッチングとしてTV等でも紹介されています。中でも有名なのがジャンプするクジラ。しかしこれは「ザトウクジラ」と呼ばれる小型のクジラしかも小笠原で見られるのは2〜4月頃で6月頃に見る事の出来るのは最大のクジラ「マッコウクジラ」(オスは最大で16mになるとの事)で小笠原周辺にもよく出没するようです。
この日は午前中の南島上陸空の移動です。場所は父島の東海域ですが到着時には父島の島影すら見えなかったのでかなり沖合まで移動してもらったようです。いつも同一の場所に出没するわけでもないために、先ずは先発の僚船が“魚群探知機などを頼りに目星をつけておいてあとからこちらの船長がその場所に向かう”と言う手順でした。
その僚船からの連絡でソナーに「クジラの呼吸音」と言うような説明でした。それを頼りに船長の巧みな操船で近付くと遥か彼方から我々素人でも「クジラの潮吹き」とわかる光景が拡がっていました。
4日目.躑躅山(つつじやま)トレッキング 6月29日
当初の予定ではハートロック(千尋岩)と呼ばれる父島南部の景勝地をトレッキングする予定でしたが途中の道路で崩落事故を起こしたと言う事でコースを変えて同じ父島南部の躑躅山(つつじやま)トレッキングに変更しました。
アノール :小笠原に生息する生物のうち古来の固有種に対し後年入り込んだ外来種も多い。それらの外来種の一部は希少な固有種食べてしまったりする。その外来種を普段本土ではあまりお目に掛かれない方法で捕獲している。上の写真はそのアノール(長さ20pほどのトカゲに似た動物)と捕獲用のかご。他にゴキブリホイホイ式の粘着テープもあるとの事。
5日目 戦跡ツアー参加と出港 6月30日
戦跡ツアー参加 先の太平洋戦争では、開戦後太平洋から日本本土を目指した敵国軍を最初に小笠原で迎え撃つために「高射砲」「高角砲」などが小笠原に配備されたと言う。その時に使われた兵器や設備が小笠原には多数残っています。居ながらにして博物館。長く生きて来てこのような光景は初めて!!
残されたそれらを見て回るのが「戦跡ツアー」。鉄製の兵器類は錆付居ていましたが激戦の片りんを垣間見ることが出来ました。
ツアーの当日は土砂降りの雨の中を廻りましたが設置された当時のままの兵器や壕は小さな懐中電灯の明りだけを頼りにシャッターを切りました。従ってピンボケや露出不足が目立ちます。
二見港出港 6月30日 14:00〜 あっという間の帰京です。出港に当たっては殆んどの島民や滞在者・宿泊関係者の皆さんが港や周辺まで見送ってくれました。その様子は写真でどうぞ。
6日目 7月1日竹芝入港まで
この日は雨粒までは落ちてはこなかったが朝からどんよりと高曇り。対向する船や陸地もぼんやりとしていました。
東京湾内は日頃見慣れた各地の風景がいつもと違う角度や方向から眺められる。そんな楽しみを持って甲板に立つのも一考かと思いカメラを持って出ました。
先ずは左側前方を眺めていると三浦半島の南東部の久里浜火力発電所が視認できました。そして久里浜港と金谷を結ぶ東京湾フェリーが互いに近付き擦れ違う様が見えました。湾内からではめったに見られない光景では。
浦賀水道に入った小笠原丸はゆっくりと減速したまま富津岬沖の第二海堡を右に見て北上、今度は横浜の「みなとみらい」を倉庫やガントリークレーン越しに見ながらさらに北上。あの高いランドマークタワーやメディアタワーと言った建物の手前にこれらが有る風景が広がりました。
さらには頭上を飛び交う羽田発着の航空機。これも普段は見えないような横浜ランドマークタワーとのツーショットが楽しめました。
ホテルの事
今回の宿泊は「ホテルホライズン」でしたが、理由としては単に「一名1室」が可能な宿だからと言う事だけでしたが現地に着いてビックリそれはそれは広〜〜い部屋に一人で泊まりました。
建物は3階建ての可愛い感じの建物でした。場所は父島のちょうど中央部の扇浦で夕日がきれいな場所でした。
小笠原で出合った野鳥たち今回の小笠原行では野鳥撮影だけに特化することはせず、自然探訪全般を愉しみました。とは言え陸上だけではなく、空の上にも眼を配りました。ホテルの周辺を含めて5〜6種類の野鳥を撮影出来ました。
JR浜松町駅にほど近い竹芝ふ頭。それまでに何度か立ち寄った事は有ったが脚としての利用は今回が初めてだった。確かこの日は朝から雨模様だったが明日からの南の島へ楽しみを抱いて小笠原の海を目指した25時間の旅の始まりでした。
第2日目.〜小笠原父島二見港入港と森歩き 6月27日
25時間の長旅の後父島二見港に入港。船の性能に違いはあるだろうがその昔、東京⇔釧路・苫小牧のフェリーでは27時間かかったことを思うとそれより短い感じだった。
同じ日本国内とは言えやはり異国に来たような第一印象だった。昼食そして早速のエコツアーで東平サンクチュアリーなどのトレッキングです。
小笠原には陸地から遠く離れていることでここにしかいない(ここでしか見られない)と言った固有の動植物が多数生息している事で知られています。
今回の旅ではその内のいくつかにお目に掛かれるかとワクワクしていました。
アカガシラカラスバト 通称:アカポッポ
小笠原父島に推定で50羽前後しか生息していないとされる絶滅危惧種の野鳥で島の東側にサンクチャリーとして保護されています。野ネコなどに襲われるのが激減した原因だとか。
外周の道路には珍しい「ハト注意」の道路標識もある。
小笠原が見えて来た |
珍しい鳩注意の道標 |
サンクチュアリー | 保護地区の看板 |
サンクチュアリー |
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小笠原では絶滅危惧種でもある「アカガシラバト」の保護のためのサンクチャリーが有ります。野鳥ファン(バーダー)でもあるおじさんとしても是非見ておきたい場所でもあり日程の第一日目に入れました。結果的には残念ながらお目に掛かれませんでした。サンクチャリーの散策はもちろん地元のガイドさんにお願いしました。
サンクチュアリー :神聖な場所、保護区域。
タコノキ |
オガサワラビロウ |
オカヤドカリ |
ホウオウボク |
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第3日目.南島上陸とホエールウオッチィング 6月28日
南島:南島は父島の南西部にある小島ですがその昔サンゴ礁が隆起してできた島で浜は白いサンゴの粉末の砂浜でした。
島内は自然観察路しか歩けないし上陸に当たっては靴底を消毒してからになる。もちろんガイドなしには入れないし、一日の立ち入り人数も決まっているようです。扇池と海食洞はTVなどでも有名です。
クルーザーの船長 |
船底からの海底 |
こんな魚も泳いでいる |
南島に上陸 |
海食洞 |
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南島鮫池 |
サンゴの砂浜 |
扇池と海食洞 |
記念写真 |
ふじ丸 |
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ハートロック(千尋岩)とダイビング:南島のトレッキングの後、ホエールウォッチングのポイントに向かうのですが父島の南部にハートロックと呼ばれる人気の場所が有ります。
海上から見ると岩肌が周りの草木や岩の色と違った赤茶けた色でちょうどハート形が埋め込められたように見えます。ガイドさんもクルーザーを止めてこの岩をバックにした記念写真を撮ってくれました。
同じクルーザーで同乗した客は全部で20人ほどでしたがホエールウォッチングが終わったころから皆さんそわそわした感じ!そうです皆さんだいびんぐで潜るのを心待ちにしていたのです。客層としては矢張り若い人が多いようでしたが中には同年輩の爺婆(失礼)や未だ母親にだっこしている幼児までが入っています。ポイントに着いたら見ずに入らなかったのは私だけ(寂)でした。
ハートロック 後方中央左が赤茶色 |
ダイビングの準備 |
こんな小さな子まで 潜ります |
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ホエールウォッチング :小笠原では普段本土ではあまりお目に掛かれない動物も多数見る事が出来ますがその中でも人気なのがクジラです。ホエールウォッチングとしてTV等でも紹介されています。中でも有名なのがジャンプするクジラ。しかしこれは「ザトウクジラ」と呼ばれる小型のクジラしかも小笠原で見られるのは2〜4月頃で6月頃に見る事の出来るのは最大のクジラ「マッコウクジラ」(オスは最大で16mになるとの事)で小笠原周辺にもよく出没するようです。
この日は午前中の南島上陸空の移動です。場所は父島の東海域ですが到着時には父島の島影すら見えなかったのでかなり沖合まで移動してもらったようです。いつも同一の場所に出没するわけでもないために、先ずは先発の僚船が“魚群探知機などを頼りに目星をつけておいてあとからこちらの船長がその場所に向かう”と言う手順でした。
その僚船からの連絡でソナーに「クジラの呼吸音」と言うような説明でした。それを頼りに船長の巧みな操船で近付くと遥か彼方から我々素人でも「クジラの潮吹き」とわかる光景が拡がっていました。
手前左の穴はクジラの 噴気孔 |
この近さまで寄ります |
右側が頭 |
噴気孔から潮を吹 |
海鳥も近付いてくる |
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尾っぽを出している | ここに4頭集まっています | 噴気はこんなにたくさん | 尾っぽを出していざ海中へ | 胴体は近くで見るとこんなに長い | |
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4日目.躑躅山(つつじやま)トレッキング 6月29日
当初の予定ではハートロック(千尋岩)と呼ばれる父島南部の景勝地をトレッキングする予定でしたが途中の道路で崩落事故を起こしたと言う事でコースを変えて同じ父島南部の躑躅山(つつじやま)トレッキングに変更しました。
通行止めの看板 |
アノール | アノールの捕獲器 |
ガジャマル | 躑躅山山頂 | |
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アノール :小笠原に生息する生物のうち古来の固有種に対し後年入り込んだ外来種も多い。それらの外来種の一部は希少な固有種食べてしまったりする。その外来種を普段本土ではあまりお目に掛かれない方法で捕獲している。上の写真はそのアノール(長さ20pほどのトカゲに似た動物)と捕獲用のかご。他にゴキブリホイホイ式の粘着テープもあるとの事。
タコノキ | 宇宙航空研究開発機構 小笠原追跡所 |
シマムロ | テリハハマボウ | パッションフルーツ | |
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5日目 戦跡ツアー参加と出港 6月30日
戦跡ツアー参加 先の太平洋戦争では、開戦後太平洋から日本本土を目指した敵国軍を最初に小笠原で迎え撃つために「高射砲」「高角砲」などが小笠原に配備されたと言う。その時に使われた兵器や設備が小笠原には多数残っています。居ながらにして博物館。長く生きて来てこのような光景は初めて!!
残されたそれらを見て回るのが「戦跡ツアー」。鉄製の兵器類は錆付居ていましたが激戦の片りんを垣間見ることが出来ました。
ツアーの当日は土砂降りの雨の中を廻りましたが設置された当時のままの兵器や壕は小さな懐中電灯の明りだけを頼りにシャッターを切りました。従ってピンボケや露出不足が目立ちます。
壕の入口と残骸 | 資材運搬用のレール | 壊れた砲 | 錆びついた銃機 | 壕の入口と支柱 |
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高角砲の横で | 高角砲 | 高角砲 | ナパーム弾で焼かれたガラスビン | 不発弾?それとも? | |
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二見港出港 6月30日 14:00〜 あっという間の帰京です。出港に当たっては殆んどの島民や滞在者・宿泊関係者の皆さんが港や周辺まで見送ってくれました。その様子は写真でどうぞ。
こんなにたくさんの人達が見送ってくれました | 島の若人達が航海の安全を祈念して和太鼓の演奏を | 見送りの漁船やクルーザーがこんな沖にまで | 出港前の小笠原丸とクジラのモニュメント | ||
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6日目 7月1日竹芝入港まで
この日は雨粒までは落ちてはこなかったが朝からどんよりと高曇り。対向する船や陸地もぼんやりとしていました。
東京湾内は日頃見慣れた各地の風景がいつもと違う角度や方向から眺められる。そんな楽しみを持って甲板に立つのも一考かと思いカメラを持って出ました。
先ずは左側前方を眺めていると三浦半島の南東部の久里浜火力発電所が視認できました。そして久里浜港と金谷を結ぶ東京湾フェリーが互いに近付き擦れ違う様が見えました。湾内からではめったに見られない光景では。
浦賀水道に入った小笠原丸はゆっくりと減速したまま富津岬沖の第二海堡を右に見て北上、今度は横浜の「みなとみらい」を倉庫やガントリークレーン越しに見ながらさらに北上。あの高いランドマークタワーやメディアタワーと言った建物の手前にこれらが有る風景が広がりました。
さらには頭上を飛び交う羽田発着の航空機。これも普段は見えないような横浜ランドマークタワーとのツーショットが楽しめました。
直交する東京湾フェリーの擦れ違い |
本牧沖から | 首都高鶴見つばさ橋を外から眺める | ようやくベイブリッジの全容が見えました | 羽田空港に北から進入するJAL機。左下は横浜ランドマークタワー | |
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ホテルの事
今回の宿泊は「ホテルホライズン」でしたが、理由としては単に「一名1室」が可能な宿だからと言う事だけでしたが現地に着いてビックリそれはそれは広〜〜い部屋に一人で泊まりました。
建物は3階建ての可愛い感じの建物でした。場所は父島のちょうど中央部の扇浦で夕日がきれいな場所でした。
ホテルの部屋から遠くに見えるのは三日月山と烏帽子岩 | 部屋に入ると応接セットが目に入る。 |
二人部屋ですがここに一人で! | 27日のディナー イカスミスパゲティ |
27日のディナー ローストポーク |
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28日のディナー ハイビスカスの天ぷら |
29日のディナー メインディッシュ 牛肉の照焼 |
29日のデザート パッションフルーツ |
29日の献立表 |
30日の朝食 矢張り味噌汁は欠かせません |
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小笠原で出合った野鳥たち今回の小笠原行では野鳥撮影だけに特化することはせず、自然探訪全般を愉しみました。とは言え陸上だけではなく、空の上にも眼を配りました。ホテルの周辺を含めて5〜6種類の野鳥を撮影出来ました。
カツオドリ 南島周辺で |
メジロ ホテル前の道路で |
小笠原ノスリ | ヒヨドリ | オナガミズナギドリ |
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以上のように 『小笠原探訪』 を紹介しました。 正味4日間の滞在でしたが大自然をバックにした楽しい毎日でした。これが東京なのかと思う場面にも遭遇しましたが満足のいく内容でした。事前にインターネットなどを通して島の情報は入手しましたがあっという間の4日間、出来る事ならもう一度行ってみたい場所。
尚、文中の写真はあくまでシャッターが切れたもののみです。
第一部終了
尚、文中の写真はあくまでシャッターが切れたもののみです。
第一部終了
「第二部:2019年小笠原ホエールウオッチング」スケジュールと詳細 |
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第一部では2013年に無性に「クジラ」を見たくて出掛けた小笠原でしたがまだまだ見逃したり、見足りなかったりしたテーマが残っているように思えました。 そんな中今年の3月に小笠原への唯一の足である「小笠原海運」の創立50周年記念と銘打った企画が新聞に載りました。普段は東京(竹芝桟橋)⇔父島が唯一のアクセスですが今回私の住む神奈川県の久里浜にも寄港すると言うものです。そして往復「特二等寝台」の乗船券が¥50,000円と言う点に眼が止まったのです。更に2016年に新しくなった「(新)小笠原丸」はそれまで25時間30分かかっていたものが24時間で結ばれるようになった(久里浜発着では更に2時間半短縮される)ばかりか個室中心の部屋造りなどで住環境・プライバシーなども良くなったようです。
こういう中で今回私が目指した事柄。
@前回見ることが出来なかった、『アカガシラカラスバト』をこの目で何とか見てみたい。
A更に前回は小笠原諸島の父島内のみの観光でしたが今回は母島に渡り、母島にしか居ないとされる『メグロ』を見たい。
Bクジラについては時期的に前回のマッコウクジラではなく『ザトウクジラ』と言う事でこれを見てみたい。
これらをテーマにした計画を練ってみました。
以下のテーマや題材、写真などの一部で第一部の物と重複したりしている物が有りますがご容赦ください。
日程 |
行程・時刻 | スケジュール | これです(写真) |
---|---|---|---|
1 日 目 |
2019年 4月15日 13:50 |
■久里浜港発 小笠原丸 船中泊 |
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2 日 目 |
4月16日 11:30 午後 |
■父島二見港着 昼食後早速ツアーに参加する ■森歩き ◇ガイド:ボニンブルーしまださん 民宿「ささもと」:泊 |
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3 日 目 |
4月17日 朝〜 08:30〜 午後 |
■予定では一日で南島へ上陸と近海での「ホエールウオッチング」 その後兄島付近へ移動しての海域公園見学だったが。朝から波が高く南島への上陸が困難だと言う事で残りの二つを半日で廻ることに。 ◇ガイド:シートピアさん 民宿「ささもと」:泊 |
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4 日 目 |
4月18日 朝〜 07:30〜 09:30 午後 14:00〜 16:00 夕方 |
■朝から母島へ渡ってガイドさんの案内で島内見学 ◇ガイド:Pocoコニさん ■夕方、父島へ戻る 民宿「ささもと」:泊 |
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5 日 目 |
4月19日 午前 午後 |
■戦跡ツアーに参加 ガイドさんの案内で父島の奥に今でも残っている太平洋戦争当時の旧日本軍の戦跡を巡るツアーに参加しました。 ◇ガイド:ボニンブルーしまださん 二見港:出港 船中泊 |
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6 日 目 |
4月20日 久里浜港着 12:30 |
■帰着 |
以下に私の目で見た小笠原の一部を写真で紹介します。 ↓ ↓ 小笠原ギャラリー ご覧になりたい写真をクリックすると拡大できます ↓ ↓ |
第1日目.4月15日 久里浜港(神奈川県横須賀市)出港〜
JR横須賀線の終点久里浜駅と京浜急行電鉄の京急久里浜駅にほど近い久里浜港。普段はこの久里浜港と千葉県の金谷港とを東京湾フェリーで結ぶ起点でもあります。
また、東京竹芝桟橋と伊豆諸島戸を結ぶ定期船も立ち寄る港でもある。
この日は朝から好天で上々の出だしだった。
小笠原丸のこと
今回の小笠原丸は前述のように2016年に新造されました。小笠原丸としては3代目です。先代の小笠原丸にも乗船しましたが特に船内設備などが格段と良くなったと言う印象が有ります。大きさや速さなどは乗っていてもそれほどの変化は感じませんでした。
ただ、一つだけ気になったことが有ります。
それは「揺れ」というか「うねり」です。これまでにも10,000トン級の船舶としては太平洋や日本海を行き来しているフェリーにはかれこれ10航海ほど体験していましたがこれまでに「揺れ(うねり)」を気にした経験はなかったと思います。
今回の旅では久里浜港を出て東京湾から相模湾更に伊豆大島を右に見る辺りからのうねりが気になったのです。トイレに駆け込むほどではありませんでしたが気分が悪くなりました。それは揺れそのものの大きさではなく長〜い周期を持った揺れなのです。ちょうど航空機で揺れた際にチョット前のめりになるような感じが繰り返されたようなものです。
私だけかと思いましたが同じ便の人達に話してみると皆さん大なり小なり揺れを気にしていたとの事です。中にはトイレに直行した人を見た等と言う方も居ました。
まあ、体調や睡眠時間などで変わると思いますので一概には分りません。
帰路の乗船ではそれらの人から船酔い薬を分けて戴けたので乗船前に飲んでおきました。幸いにも帰路では機になるような揺れは有りませんでした。
往路・帰路共に海上は多少のうねりが有りましたが雨こそなかったものの見通しが悪くどちらも夕日・朝日は望めませんでした。帰路の夕日は見えましたが水平線上は雲に覆われていました。
また、小笠原3日目のホエールウオッチングでの「クルーザー」や4日目の「母島丸」にも乗船しましたがどちらも揺れは感じましたが気分が悪くなるような事は有りませんでした。特にクルーザーは小型ですから海上のうねりなどは諸にきますが問題ありませんでした。
第2日目. 4月16日 〜小笠原父島二見港入港と森歩き
22時間の長旅の後父島二見港に入港。船の性能に違いはあるだろうがその昔、東京⇔北海道釧路・苫小牧のフェリーでは27時間かかったことを思うとそれより短い感じだった。
同じ日本国内とは言えやはり異国に来たような印象だった。
昼食後、早速森歩きに出発。アカポッポ見たさにガイドさんにお願いして今回旅行の目的のひとつでもある「東平アカガシラカラスバトサンクチャリー」の周辺散策をリクエストしました。
コースは境浦→扇浦→を夜明道路を通って「東平アカガシラカラスバトサンクチャリー」に向かって走っていた時道路右車線側を何やら黒っぽい鳥が車を追い越すように低空を飛んで行きました。ガイドさんから「あっ『アカポッポ』だ」との声、私も視界に入っていたので確と確認出来ました。しかし突然の事で写真撮影は間に合いませんでした残ね〜〜ん。でも『アカガシラカラスバト』見ることは出来ました。
小笠原には陸地から遠く離れていることでここにしかいない(ここでしか見られない)と言った固有の動植物が多数生息している事で知られています。
今回の旅ではその内のいくつかにお目に掛かれるかとワクワクしていました。
アカガシラカラスバト 通称:アカポッポ
小笠原父島に推定で50羽前後しか生息していないとされる絶滅危惧種の野鳥で島の東側にサンクチャリーとして保護されています。野ネコなどに襲われるのが激減した原因だとか。
外周の道路には珍しい「ハト注意」の道路標識もある。
※4日目に母島を訪れた際に母島のガイドさんからは「母島ではアカガシラカラスバトは多数見られる、その辺でもよく見るよ!!」と言う事を知りました。(次回のテーマが出来たようです)
小笠原では絶滅危惧種でもある「アカガシラバト」の保護のためのサンクチャリーが有ります。野鳥ファン(バーダー)でもあるおじさんとしても是非見ておきたい場所でもあり日程の第一日目に入れました。結果的には残念ながらお目に掛かれませんでした。サンクチャリー(※)の散策はもちろん地元のガイドさんにお願いしました。
サンクチュアリー :神聖な場所、保護区域。
サンクチュアリー入り口付近は外来の哺乳動物の進入を防ぐための金網などが張りめぐらされています。↓の写真参照
第3日目. 4月17日 ホエールウオッチング
予定では一日で南島へ上陸と近海での「ホエールウオッチング」そして兄島付近へ移動しての海域公園見学だったが。朝から波が高く南島への上陸が困難だと言う事でキャンセルになり残りの二つを半日で廻ることに。
ホエールウォッチング:ホエールウォチィングとして有名なのがジャンプするクジラこれは「ザトウクジラ」で小笠原では2月〜4月が見ごろだと言うので今回の旅ではちょうど適期だと言えます。 この日は最初の予定ではまず南島上陸でしたが南島方面高波で上陸が難しいと言う事で南島をキャンセル、直ぐに二見港出口の沖合のホエールウォッチングのポイントに向かいました。
この日は小型クルーザーに客は私と若い男性一人の計ふたり。貸切状態でした。その分船長さんとのコミュニケーションが深かったと言えます。
二見港出港の際は波が高いのがチョッピリ判る程度。湾から外に出ると波が高いのが分かりました。
船長と二人の乗客でどこかに『クジラ』はと目を凝らせているとついにブロー(潮吹き)しているクジラ発見。しかし海面で一旦ブローしてから直ぐに潜ってしまうのでブローした付近にカメラを向けてもなかなかブローの画面が撮れません。それでもその付近に20〜30分留まっていたようです。この時のクジラ親子(母親と子クジラ)だったようです。
非常時体制:都会では必ずと言って良いくらいに聞こえるのが空からの飛行体の音です。ここ小笠原ではその音がしません。それは本土とのアクセスが「小笠原丸」というオンリーワンしかないためです。返還後ずっと飛行場の設置を求めているようですが立地的に滑走路が出来ないとの事です。
そのため急病人などの非常時には父島から一旦270kmほど南にある硫黄島にある自衛隊の基地を中継点として父・母島⇔(ヘリコプター)硫黄島⇔(航空機)本土と中継して搬送しているとの事です。
1000q離れた本土まではヘリコプターでは航続距離が短いのだそうです。実は今回のホエールウオッチング中に上空に自衛隊の ヘリコプター が飛んでいたので↓↓ガイドさんに聞いて理由が分かりました。また、島には警察(交番)は有りますが消防署は有りません。村役場の駐車場に消防車が置いてあり火災等の発生時には消防団員として日頃は漁師や観光ガイドをしている皆さんが駆けつけるんだそうです。
以下の説明文中の時刻はカメラ内蔵のクロック表示そのままです。1〜2分の誤差が有ります。
JR横須賀線の終点久里浜駅と京浜急行電鉄の京急久里浜駅にほど近い久里浜港。普段はこの久里浜港と千葉県の金谷港とを東京湾フェリーで結ぶ起点でもあります。
また、東京竹芝桟橋と伊豆諸島戸を結ぶ定期船も立ち寄る港でもある。
この日は朝から好天で上々の出だしだった。
久里浜港を出港する小笠原丸 |
特2等寝台の入口 |
小笠原丸内部階段 | 特2等寝台の個室 | 船内案内図 | |
写真拡大 | 写真拡大 | 写真拡大 | 写真拡大 | 写真拡大 |
←この夜チョットした催しが有りました。サッカー元日本代表監督でもあった岡田氏の講演会です。アスリートで今では実業家としての現在の地域振興(愛媛県今治市)の話でした。
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翌朝の朝食はチョット期待して船内食堂に出掛けましたが「ご飯と味噌汁」「小ぶりの焼鮭」と「ハムエッグ」「漬物」など定番の和定食が¥1,000円でチョットお高かった。→→
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小笠原丸のこと
今回の小笠原丸は前述のように2016年に新造されました。小笠原丸としては3代目です。先代の小笠原丸にも乗船しましたが特に船内設備などが格段と良くなったと言う印象が有ります。大きさや速さなどは乗っていてもそれほどの変化は感じませんでした。
ただ、一つだけ気になったことが有ります。
それは「揺れ」というか「うねり」です。これまでにも10,000トン級の船舶としては太平洋や日本海を行き来しているフェリーにはかれこれ10航海ほど体験していましたがこれまでに「揺れ(うねり)」を気にした経験はなかったと思います。
今回の旅では久里浜港を出て東京湾から相模湾更に伊豆大島を右に見る辺りからのうねりが気になったのです。トイレに駆け込むほどではありませんでしたが気分が悪くなりました。それは揺れそのものの大きさではなく長〜い周期を持った揺れなのです。ちょうど航空機で揺れた際にチョット前のめりになるような感じが繰り返されたようなものです。
私だけかと思いましたが同じ便の人達に話してみると皆さん大なり小なり揺れを気にしていたとの事です。中にはトイレに直行した人を見た等と言う方も居ました。
まあ、体調や睡眠時間などで変わると思いますので一概には分りません。
帰路の乗船ではそれらの人から船酔い薬を分けて戴けたので乗船前に飲んでおきました。幸いにも帰路では機になるような揺れは有りませんでした。
往路・帰路共に海上は多少のうねりが有りましたが雨こそなかったものの見通しが悪くどちらも夕日・朝日は望めませんでした。帰路の夕日は見えましたが水平線上は雲に覆われていました。
また、小笠原3日目のホエールウオッチングでの「クルーザー」や4日目の「母島丸」にも乗船しましたがどちらも揺れは感じましたが気分が悪くなるような事は有りませんでした。特にクルーザーは小型ですから海上のうねりなどは諸にきますが問題ありませんでした。
東京湾付近図 この図に沿って東京湾を出入りします |
小笠原航路図 こんなに遠くまで行きます |
小笠原付近図 父島と母島の位置関係はこんなです |
帰路の夕景-1 夕暮れと共に雲が 17:55ごろ |
帰路の夕景-2 日が沈むとともに水平線上はスッカリ雲に覆われた 18:03ごろ |
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第2日目. 4月16日 〜小笠原父島二見港入港と森歩き
22時間の長旅の後父島二見港に入港。船の性能に違いはあるだろうがその昔、東京⇔北海道釧路・苫小牧のフェリーでは27時間かかったことを思うとそれより短い感じだった。
同じ日本国内とは言えやはり異国に来たような印象だった。
昼食後、早速森歩きに出発。アカポッポ見たさにガイドさんにお願いして今回旅行の目的のひとつでもある「東平アカガシラカラスバトサンクチャリー」の周辺散策をリクエストしました。
コースは境浦→扇浦→を夜明道路を通って「東平アカガシラカラスバトサンクチャリー」に向かって走っていた時道路右車線側を何やら黒っぽい鳥が車を追い越すように低空を飛んで行きました。ガイドさんから「あっ『アカポッポ』だ」との声、私も視界に入っていたので確と確認出来ました。しかし突然の事で写真撮影は間に合いませんでした残ね〜〜ん。でも『アカガシラカラスバト』見ることは出来ました。
小笠原には陸地から遠く離れていることでここにしかいない(ここでしか見られない)と言った固有の動植物が多数生息している事で知られています。
今回の旅ではその内のいくつかにお目に掛かれるかとワクワクしていました。
アカガシラカラスバト 通称:アカポッポ
小笠原父島に推定で50羽前後しか生息していないとされる絶滅危惧種の野鳥で島の東側にサンクチャリーとして保護されています。野ネコなどに襲われるのが激減した原因だとか。
外周の道路には珍しい「ハト注意」の道路標識もある。
※4日目に母島を訪れた際に母島のガイドさんからは「母島ではアカガシラカラスバトは多数見られる、その辺でもよく見るよ!!」と言う事を知りました。(次回のテーマが出来たようです)
小笠原では絶滅危惧種でもある「アカガシラバト」の保護のためのサンクチャリーが有ります。野鳥ファン(バーダー)でもあるおじさんとしても是非見ておきたい場所でもあり日程の第一日目に入れました。結果的には残念ながらお目に掛かれませんでした。サンクチャリー(※)の散策はもちろん地元のガイドさんにお願いしました。
サンクチュアリー :神聖な場所、保護区域。
サンクチュアリー入り口付近は外来の哺乳動物の進入を防ぐための金網などが張りめぐらされています。↓の写真参照
これがアカポッポ |
珍しい鳩注意の道標 |
サンクチュアリーの入口 | 森の途中に |
区域内にアチコチ |
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第3日目. 4月17日 ホエールウオッチング
予定では一日で南島へ上陸と近海での「ホエールウオッチング」そして兄島付近へ移動しての海域公園見学だったが。朝から波が高く南島への上陸が困難だと言う事でキャンセルになり残りの二つを半日で廻ることに。
ホエールウォッチング:ホエールウォチィングとして有名なのがジャンプするクジラこれは「ザトウクジラ」で小笠原では2月〜4月が見ごろだと言うので今回の旅ではちょうど適期だと言えます。 この日は最初の予定ではまず南島上陸でしたが南島方面高波で上陸が難しいと言う事で南島をキャンセル、直ぐに二見港出口の沖合のホエールウォッチングのポイントに向かいました。
この日は小型クルーザーに客は私と若い男性一人の計ふたり。貸切状態でした。その分船長さんとのコミュニケーションが深かったと言えます。
二見港出港の際は波が高いのがチョッピリ判る程度。湾から外に出ると波が高いのが分かりました。
船長と二人の乗客でどこかに『クジラ』はと目を凝らせているとついにブロー(潮吹き)しているクジラ発見。しかし海面で一旦ブローしてから直ぐに潜ってしまうのでブローした付近にカメラを向けてもなかなかブローの画面が撮れません。それでもその付近に20〜30分留まっていたようです。この時のクジラ親子(母親と子クジラ)だったようです。
非常時体制:都会では必ずと言って良いくらいに聞こえるのが空からの飛行体の音です。ここ小笠原ではその音がしません。それは本土とのアクセスが「小笠原丸」というオンリーワンしかないためです。返還後ずっと飛行場の設置を求めているようですが立地的に滑走路が出来ないとの事です。
そのため急病人などの非常時には父島から一旦270kmほど南にある硫黄島にある自衛隊の基地を中継点として父・母島⇔(ヘリコプター)硫黄島⇔(航空機)本土と中継して搬送しているとの事です。
1000q離れた本土まではヘリコプターでは航続距離が短いのだそうです。実は今回のホエールウオッチング中に上空に自衛隊の ヘリコプター が飛んでいたので↓↓ガイドさんに聞いて理由が分かりました。また、島には警察(交番)は有りますが消防署は有りません。村役場の駐車場に消防車が置いてあり火災等の発生時には消防団員として日頃は漁師や観光ガイドをしている皆さんが駆けつけるんだそうです。
小笠原で見られるクジラ |
ザトウクジラの説明 |
自衛隊の大型ヘリ 南↑北へ向っていた |
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以下の説明文中の時刻はカメラ内蔵のクロック表示そのままです。1〜2分の誤差が有ります。
クジラ発見 09:51 |
姿を現したザトウクジラ 9:51 |
ザトウクジラの姿が見えた 09:51 |
大分、近付いてきた 09:52 |
左下の▲は子クジラ 右が親♀クジラの背びれ 09:53 |
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親クジラまるで潜水艦のよう 09:53 |
背中のコブが良く見える 09:53 |
遠くにクジラの水柱発見 10:33 |
ザトウクジラの胸ビレ 10:33 |
胸ビレ 10:33 |
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兄島に近付いて来た 10:42 |
ジャンプの後で 10:47 |
準備中 |
準備中 |
準備中 |
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写真拡大 | 写真拡大 | 準備中 | 準備中 | 準備中 |
海域公園周辺はサンゴ礁のきれいなところでガイドさんが準備したパンを千切って投げると近くにいた魚たちが一斉に集まり天然の水族館の様でした。
こんなクルーザーでWWに | 餌をまくと魚たちが近くまで | 大きな魚です |
別のチームはシュノーケリングです | 海中公園はこんなにきれいな海です | |
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4日目. 4月18日 母島へ
朝の7時半に二見港を出て2時間の船旅で50qほど南の母島へ。最大の目的はもちろん世界中でこの島にしか居ないという野鳥の「メグロ」を見ることです。
これがメグロです |
メグロ | 左の写真はこの写真の部分カットです |
メグロ | 都道最南端 | |
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メグロ 母島の南端に近い南崎海岸の入口近くに(東京)都道の最南端の表示が有りました。車を降りてガイドさんの説明が始まると同時に近くの灌木から鳥の鳴き声。これが『メグロ』だという。しかし木の葉の中に居てなかなか姿が見えない。兎に角、声のする方へカメラを向けて撮ったのが上の写真です。あとで拡大して確認出来ました。撮れていてよかった。
母島
朝の7時半に父島二見港を出て2時間ほどの船旅で50qほど南の母島沖港へ。これほど離れていますがどちらも東京都小笠原村です。
ははじま丸 | ははじま丸の船内 |
しぶきに朝日が当たってきれいな虹が | 甲板には誰も居ない | 沖港近くで 母島唯一の砂浜 |
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北村小学校跡入り口付近 | 戦前の北村集落説明図 |
北港付近の パノラマ | 東港 | 父島より背の高い木が多い | |
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北村小学校跡 現在の母島は人口470人ほどで集落は父島との定期船港のある沖港のみ。ただツアーで母島の北端に近い北港の入口に「北村小学校跡」が有りました。ここは太平洋戦争前には集落が有り小学校まで有ったのだと言います。
私としては無性に愛着の湧く地名でもあり(笑)その名残を集めてみました。
ヘリポート跡 | タコノキ | ちゃっかり記念撮影 | 整備されたハイビスカス並木 | ○○の実 | |
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5日目 4月19日 戦跡ツアー参加と出港
戦跡ツアー参加 戦跡ツアーは前回にも参加しましたが違った場所や見方が出来ると思いました。
夜明山の頂上からの見晴らしは最高でほぼ360°水平線が続いて見えます。確か北側の兄島の先にでわずかに水平線が切れるんだとか。
島西部 中央の逆Ω形が二見港 |
父島北西部方面〜約180°のパノラマ |
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壕の入口と残骸 | 資材運搬用の朽ちたレール | 会議室跡? | 錆びついた銃機 | 固まったままのセメント |
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階段状の壕入口 | 壕 | コンクリ製のカマド | 調理用品 | 掘られたトンネルにレールが | |
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二見港出港 4月19日 14:00〜
あっという間の帰京です。父島丸の出港に当たっては前回同様に殆んどの島民や滞在者・宿泊関係者の皆さんが港や周辺まで見送ってくれました。その様子は写真でどうぞ。
島の若人達が航海の安全を祈念して和太鼓の演奏を | こんなにたくさんの人達が見送ってくれました | 見送りの漁船やクルーザーがこんな沖にまで | 沢山の鳥達のお見送り | この日の夕日は雲多し | |
写真拡大 | 写真拡大 | 写真拡大 | 写真拡大 | 写真拡大 |
6日目 4月20日 久里浜港入港まで
この日は朝からどんよりと曇り。私の船室(居室区画)ではベッド横の階段を下りた横にガラス窓があり外の様子がよくわかります。
夜が明けてからは対向する船や陸地は全く見えず見えるのは広い海原と波しぶき、時々姿を見せる無数の海鳥くらいです。
そして昼近くなって先ずは左側前方に三浦半島の三浦海岸らしき建物が視認できました。あっという間に久里浜港に帰着です
微かに見えるのは伊豆大島か? |
海鳥がいっぱい |
海鳥がいっぱい | 三浦海岸が見えて来た | 準備中 | |
写真拡大 | 写真拡大 | 写真拡大 | 写真拡大 | 準備中 |
民宿の事
今回の宿泊は「民宿 ささもと」さんでしたが、理由としては単に「1名1部屋」が可能な宿だからと言う事だけでした。前回は旅のすべてをJTBにお願いする形で「1名1部屋」が可能な宿として小笠原でもトップクラスのホテルでしたが広〜〜い部屋に一人で泊まり、同宿の方ともほとんど話しも出来ませんでした。
今回は宿泊先も自由に選べたので港にも近い民宿を選び3連泊しました。同宿の皆さんともよくおしゃべりが出来、特に夕食後は各人のその日の行動結果報告と翌日の予定や皆さんのこれまでの旅行報告等に花が咲きました。
民宿ですので食事については問題ありませんでしたが部屋は洋室で6畳よりやや狭くベッドとチョットした椅子とテーブルやTV台が所狭しと置いてありスーツケースを拡げると足の踏み場もないほどでした。これで一泊¥8,500円まっ良いか!
でもバス・トイレ共に共用。特に風呂は折からの渇水の影響もあり3日間シャワーだけでした。
中には鍵の壊れたドアーや水が流れないトイレ等々!!
16日の夕食 | 17日の朝食 | 17日の夕食 | 18日の朝食 | 18日の夕食 | 19日の朝食 | |
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民宿ささもと本館 |
民宿ささもと別館 |
ささもとの看板 |
洋室1人部屋 |
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父島の植物 主にアカポッポの森周辺で見つけました。
↑上の画像にマウスを乗せると別の画像に替わります。
小笠原で出合った野鳥たち 今回の小笠原行では野鳥撮影だけに特化することはせず、自然探訪全般を愉しみました。とは言え陸上だけではなく、空の上にも眼を配りました。ホテルの周辺を含めて5〜6種類の野鳥を撮影出来ました。
アカガシラカラスバトは目撃のみです。写真は野鳥図鑑から転載↓
↑ 上の写真は「ハシナガウグイス」の交尾の直後です。ガイドさんが教えてくれたのですが私の位置からはもう一羽が良く見えませんでしたが画面上側の木の葉の陰にもう一羽がいます。
カツオドリ・ギャラリー 今回の旅で一番見た数の多かった「カツオドリ」の十態をご覧ください。カツオドリは主に日本の太平洋上の離れ島に多数生息しています。羽を拡げると1.5mにもなる大型鳥で、下側から見ると黒の縁取りで内側が白色。上から見ると全身がほぼ茶色がかった黒です。
巨大きのこ。 アカポッポの森で見つけた大き目のCROCSののようなキノコです
(マウスを写真の上に乗せた状態):キノコを裏側から見ると、厚さは5pほど
(マウスを写真の外にした状態):キノコを斜め上から見ています。幅は15pほど
(マウスを写真の外にした状態):キノコを斜め上から見ています。幅は15pほど
タコノキ |
オガサワラビロウ |
ホナガソウ | エビネ |
マルハチ |
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メヘゴ 大型ゼンマイ状 |
アツバモチ |
小笠原のコケ | ←左の拡大 |
ハイビスカス |
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小笠原で出合った野鳥たち 今回の小笠原行では野鳥撮影だけに特化することはせず、自然探訪全般を愉しみました。とは言え陸上だけではなく、空の上にも眼を配りました。ホテルの周辺を含めて5〜6種類の野鳥を撮影出来ました。
メジロ 父島大神山神社参道で |
イソヒヨドリ 宿近くの民家屋根で |
メグロ 母島で |
イソヒヨドリ 母島で |
メジロ |
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アカガシラカラスバトは目撃のみです。写真は野鳥図鑑から転載↓
イソヒヨドリ 宿周辺で |
亜種ハシナガウグイス 夜明山で |
亜種ハシナガウグイス 夜明山で |
イソシギ 二見港横の広場で |
アカガシラカラスバト 夜明山付近で目撃 |
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カツオドリ・ギャラリー 今回の旅で一番見た数の多かった「カツオドリ」の十態をご覧ください。カツオドリは主に日本の太平洋上の離れ島に多数生息しています。羽を拡げると1.5mにもなる大型鳥で、下側から見ると黒の縁取りで内側が白色。上から見ると全身がほぼ茶色がかった黒です。
真横から 長い嘴そして目が可愛い |
真横より少し前から |
真後ろから 羽は薄く流線型 |
左後ろから Ω字状に見えます |
横斜め上側から |
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水面ギリギリで 獲物を狙う |
海上に群れる 海面に多くの獲物か |
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以上のように 『小笠原探訪』 を紹介しました。 二回共に大自然をバックにした楽しい毎日でした。これが東京なのかと思う場面にも遭遇しましたが満足のいく内容でした。事前にインターネットなどを通して島の情報は入手しましたがあっという間の4日間、出来る事ならもう一度行ってみたい場所。
尚、文中の写真はあくまでシャッターが切れたもののみです。
旅はまだまだ続きま〜す。
尚、文中の写真はあくまでシャッターが切れたもののみです。
旅はまだまだ続きま〜す。
新規作成と変更・更新の履歴 |
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2019/05/14 | 二度目の『小笠原旅行』を追加しました。 | |||||
2016/07/06 | 『小笠原旅行/ホエールウオッチング』を新規リリースしました。 | |||||
2015/12/20 | 『ドナルドおじさん拘りの隠れ処』を新規作成し準備の整ったページからリリースを開始した。 | |||||
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