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『 自然探訪/屋久島−1 縄文杉に会いに行く 』

白馬岳登山についての話は→  自然探訪/白馬登山 をクリックしてください。
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屋久島のシンボル縄文杉
MouseOut:これがあの縄文杉、高さ:25m、周囲16m強、チョット暗くてボケてますが。
MouseOn:このメンバーで縄文杉へ
2009年6月5日 屋久島縄文杉で。


126-03

ウイルソン株
  2009/06/04 屋久杉を切り倒した後の切株の一つウイルソン株の根本空洞の中から上を眺めると、ハート形に抜けた空が見えます。


 屋久島は樹齢2000年を超す杉の巨木が生い茂る自然の宝庫であり世界自然遺産として私たちを誘ってくれます。9年前私たちがリタイアして間もない頃この島を訪れようと遊び仲間と計画しました。
屋久島全体を知りたい場合はこちら→ 屋久島の全体図  注意:北は図の右側です。
屋久島の主要部を見たい場合はこちら→ 屋久島の主要部地図

をクリックしてください。いずれの地図等は更にクリックすると拡大できます。

そして9年後の2018年夏に屋久島に2度目の訪問をしました。2018/06/10〜12
この様子は巻末の 『自然探訪/屋久島−2 コケの森を歩く』 をご覧ください。
更にその翌年の2019年夏に屋久島に3度目の訪問をしました。2019/06/05〜07
この様子は巻末の 『自然探訪/屋久島−3 コケの森を歩く』 をご覧ください。


※注意 地図類の出典:昭文社刊 まっぷるマガジン2007年「屋久島・奄美大島 世界遺産 太古の森へ」より転記・キャプチャー。
 と、その前にチョッピリうんちくです
 6000万年前、本州と四国北西部がアジア大陸の一部だった時、九州の南東部はまだ海の底だった。屋久島がその鼓動を始めたのは、1400万年前のこと、地殻変動によって海底の地層に亀裂が生じ、そこに花崗岩マグマが貫入、長い年月に及ぶ隆起、造山活動の末、その姿を海面に現したのである。
周囲約130q、面積約500平方Km。この狭い島に、九州最高峰の宮之浦岳(1935m)を始め、1500m級の山が20座もある。「洋上のアルプス」と称されるこの山々から、海抜0Mに至る急激な高度差の中に、日本の自然が凝縮されている。
  島の周囲には珊瑚礁が広がり、海岸沿いにはガジャマルなどの亜熱帯性植物が群生。海岸近くの平地から標高1000mあたりにかけては照葉樹の森が広がり、1200mあたりになると、スギを中心とした針葉樹と広葉樹の混合林が茂る。さらに高地には、ヤクシマダケなどの群落が有り。積雪も見られる。スギの切株更新が見られるのも、急な斜面で地表が浅く、湿度が高いこの島の特徴だ。
  島に特異な自然をもたらしているのは、高度差だけではない。「水」である。島の付近を流れる黒潮が大量の水蒸気を生み、山の斜面をのぼって雲となり、豊富な雨を降らせるのだ。1年に降る雨は、山間部で8000o。雨は、あるものは森に吸収され、あるものはむきだしの溶岩の岩盤に弾かれ、滝となり、急激に海へ注ぐ。
  屋久島の最高気温の年平均値は22.2度。じつは鹿児島市の平均より低い。こうした自然環境に加え、周囲を海に閉ざされていることが、そこに生息している動物たちにも独特な個性をもたらせている。すなわち「ヤクシマ」の名がついた亜種、固有種が多いこと、北方系動物の南限となっていること、大型の哺乳動物が少なく、同じ種でも小型化する傾向が見られること、などである。
  島、自然、動植物・・・・・・。すべてがオンリーワン、それが屋久島である。
    注 出典:交通新聞社刊 旅の手帳2005年8月号「大特集 どう楽しむ世界自然遺産」より転記。
    屋久杉:ネーチャーガイドさんの説明では確か樹齢700年以上の杉に与えられる名称だとか。

 こんな屋久島ですが私の中で、いつかは一度訪れたい場所の筆頭格の存在でした。そしてその夢は2009年の初夏に永年務めていた会社の仲間たちと縄文杉に会いに行くことで現実しました。
 日程的には2泊3日の旅でした。1日目の午前は羽田→屋久島の移動。午後からの半日は約3時間のトレッキングで「白谷雲水峡」の散策。
 そして2日目はいよいよ縄文杉までの片道11qを往復する約10時間の登山。
 3日目の午前はレンタカーで島を一周する観光。
   ↓ ↓  ご覧になりたい写真をクリックしてください。拡大出来ます  ↓ ↓



第1日目2009年6月4日 白谷雲水峡

 東京から鹿児島経由で空路屋久島へ。昼前には着きました。
 翌日のメインイベントを前にしてのウォーミングアップとして、また移動日の午後には打って付けのコース。

  白谷雲水峡の行程図はこちら→
  白谷雲水峡のハイクMAPはこちら→
    
ヒノキゴケ
屋久島花崗岩
二代大杉
ヒメシャラ
霧にむせぶ山

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弥生杉
苔生す森
アリ通し
気根杉
ヤクシマオナガカエデ

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第2日目6月5日 縄文杉に会いに行く

 今回のハイライト。いよいよ縄文杉に会いに行きます。
各写真のキャプション下の数字は撮影時刻です。一部カメラにより内部クロックがずれています。また写真の内アスペクト比『16:9』のものはDVカメラの動画からの切り取りの為クロック情報は有りませんので参考時間です。

  縄文杉登山の行程図はこちら→
  縄文杉登山の行程MAPはこちら→
荒川登山口
06:17
これがトロッコ道
07:08
ヤクシカ
07:18
杉はこんなに高い
07:27
いざ出発  エコツアーレクチュア―
07:32

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手付かずの杉
08:13
仁王杉
08:48
この杉も大きい
08:57
ケイチョウセキ
09:38
翁杉
09:40

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ウイルソン杉の出口
09:58
  
10:32
夫婦杉
11:19
隣同士で
11:35
苔むす岩場
11:35

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この階段を登れば
11:48
このメンバーで登りました
11:49
縄文杉
11:49
杉の説明看板
11:50
 
11:56

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縄文杉の根元−1
11:56
縄文杉の根元−2
11:56
縄文杉の上方
11:57
大きな木株
11:59
登って来た皆さんも満足そうです
12:00

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縄文杉観察用の木製ステージ
12:01
巨大魚?
12:28
ウイルソン株
13:43
帰路の小杉橋
16:07
全員でヽ(^。^)ノ
無事に戻りました
16:51

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  第3日目 6月6日 屋久島一周ドライブ

 本州では梅雨空でしたが最終日も好天。3日間共にお天道様も見守ってくれました。この日はレンタカーで島を一周良い思い出が出来ました。
南国に特有な補強された民家の屋根
口永良部島
西方約13q
毛づくろいするヤクザル
ヤクシカ

ヤクザル


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大川滝

平内海中温泉‐1

平内海中温泉‐2

千尋の滝

小型プロペラ機
鹿児島⇔屋久島はこんな飛行機

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  トロッコ

 屋久島ではその杉の切り出しの運搬用にトロッコが使われてきました。今でも軌道が残されており縄文杉探訪コースには起点の「荒川口」から途中の小杉谷付近まではこの軌道上に敷かれた板の上を歩きます。(通称:トロッコ道)
 『鉄チャン』でもある私としてはこれを記録しないわけは行きません。縄文杉登山は団体行動ですので他の仲間に迷惑の掛からない範囲で撮影しました。以下に一部をご紹介します。
転車台
荒川登山口で
荒川登山口で
 
縄文杉を目指していざ出発
迎橋(鉄橋)

気動車まだ動きます上流への資材運搬等で

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残された貨車
一列縦隊で
手動の転轍機
歩きやすいトロッコ道
橋の上もこの通り

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 屋久島に出掛けてあっという間の9年つい昨日のように思えます。

 この時に一緒に登ったしたメンバーのお一人が最近逝去されたと聞いています。その節は楽しい旅を有難うございました。ご冥福を祈ります。合掌!!

   

『屋久島 伝説の超巨大杉について』

 2017年8月15日にNHK−TVで「大捜索ドキュメント!屋久島“伝説の超巨大杉”」と題した番組が放映されました。“縄文杉”は屋久島の代名詞として多くの人達に“永久のパワー”の源として崇められていますが屋久島に入植した昔から多くの巨大杉が見つけられ一部は切り出されてしまった様です。
 100年前に行われた国の調査で(当時の内務省「天然記念物調査報告」)で屋久島の木こりの人達に聞き込み調査した結果、口々に語られた「巨大杉」の存在が有ったと言いいます。その内容として幹周りが12mや15mを超えるものがあったという証言が得られていたと言います。 その内の一本があの縄文杉だと言います。そして現在でも人を寄せ付けない『超巨大杉伝説』の存在は確認されていたようです。
 番組はこの超巨大杉を探し出そうという「大冒険ドキュメント」でした。
 何しろ屋久島のほとんどの場所は永い間人の手が入った事の無い原生林、そんな空間に行くのですから「屋久島の自然」を知り尽くしたガイドさんや「岩山登山」の専門家はもちろんのこと、GPSやレーザーそしてドローンなど最新の技術を使った側面支援などたくさんの力を集結したプロジェクトだったと思います。
その結果縄文杉に勝るとも劣らない“巨木”が確認出来たようです。
屋久島の巨樹・著名木 (屋久杉自然館HPより)については→ 屋久杉自然館HP をクリックしてください。
 最初に見つけたのは幹周が9.06mと言う巨木で縄文杉・大王杉・夫婦杉などに次いで8番目の太さだと言います。(平成5年屋久杉巨樹・著名木調査による)
 そして次に見つけたのが幹周10.4mと確認されているうちでは上記の三本に次いで4番目の太さだと言われているもの。岩場の中州に有ったことで“中州杉”と命名していました。驚いたのはその高さが35mと縄文杉よりも高く38.4mの三大杉に次いで35.0m有ったと言う。
 そして今回の番組最後で見つかった巨大杉は幹周こそ12.4mと縄文杉に次ぐ数値そして高さが何と45mと縄文杉の2倍近く屋久島で一番のとてつもない「巨大杉」が見つかったのです。名前は無く「天空谷」で見つかったことで“天空杉”と呼んでいました。

 この「天空杉」下の写真でもお判りの様に龍が上を向いている様にも見え「長い間屋久島を見守って来た」とつづっている。
尚、今回のプロジェクトの捜索で見つかった「超巨大杉」ですがメンバーの間ではその位置を明らかにしないと言う事です。それは『通常の登山道から遠く離れ、険しい道をゆけば遭難や事故につながる』と結んでいます。
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巨大杉     
MouseOut:屋久島は全島が原生林、どれだけの太古の木々が有るのだろうか?。
MouseOn:巨大杉の番組説明
2017年8月15日 NHK−TV画面より



 『屋久島 伝説の超巨大杉について』の画面から

 TVの放送画面からは直接キャプチャー出来ないので今回は録画した画面を一時停止させてカメラ撮影していますので画面はきれいではありません。

幹周8番目
9.06m
中州杉

中州杉の幹周4番目
10.4m
高さ35mの中州杉

天空杉


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天空杉は屋久島を
2000年も見守って来た
天空杉
これはデカイ
天まで届く天空杉
天空杉
ドローンによる測定では
高さ:45m
天空杉
根本はこんなです

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『自然探訪/屋久島−2 コケの森を歩く』


 屋久島は「屋久杉」ばかりでなく『こけ』の宝庫としても知られています。
そんな屋久島へ長崎・鹿児島への鉄道旅の序でに立ち寄る計画を立てました。
 とは言え9年前に『縄文杉登山』を経験したものの既に70過ぎの高齢者。しかも今回は一人旅、相応の日程と内容で計画しました。往復飛行機での旅行ですから3か月前から先ずは飛行機と主な宿泊の予約をして細部は逐次組み込みました。その段階では台風の襲来までは想定していませんでした・・・・。

 二度目の屋久島探訪 2018年6月10日〜11日

 TV報道では6月8日台湾の北東付近で発生した台風5号が北上し10日には屋久島などの大隅諸島の東方に進み屋久島も暴風圏ないとの予報。
 今回の旅行はその8日に長崎→熊本で一泊。翌9日には鹿児島に移って一泊。そして10日朝に高速船(ジェットホイル)で屋久島入りしました。
 屋久島港(宮之浦港)では台風の影響でしょうかかなりの雨脚。港からは予約した民宿まで歩きましたがその頃から本降りの雨となってしまいその日予定していたバードウォッチングは中止して宿に籠りました。

 翌朝は台風もまだ遠くなのか曇り空でしたが雨は上がりました。この日は朝から予約を入れておいたガイドの方に半日コースのエコツアーです。いくつかのコースのうち「苔の森」を案内してもらいました。
 この日のガイドさんですが実はこの方は最初の自己紹介の際には気付きませんでしたがいろいろお話をしているうちに前項の『超巨大杉』の捜索隊で"“隊長”を務められた方だと分かり改めて1年前に放送された巨大杉の裏話などを伺うことが出来、有意義な時間が過ごせました。!!感謝!!

 尚、台風は東寄りのコースだったため影響は少なかったようです。とは言え帰路の「屋久島空港→鹿児島空港」は本来「便の変更不可」の条件での購入でしたがこの日は遅くなるほど欠航などの可能性が高いとの理由で一便前への変更が出来ました。(その分乗継の鹿児島空港で待ち時間が増えましたけど・・・・!)
 何より事故など被害が無くてよかったです。
  苔の森全体図はこちら→
  ヤクスギランドコケ見マップはこちら →出典:「コケを見に行こう!」より


  屋久島のコケ

 屋久島は周りが海にかこまれ更に海岸線から1000m級の急峻な山々が迫り島内は殆んどが森林。
標高1936mの主峰「宮之浦岳」は屋久島だけでなく九州本島内でも一番高い。そして年間の降水量も山間部では8000mmと多くその水が特異な自然をもたらしていると言う。その代表格が「屋久杉」と双璧をなす「コケ」に代表される植物。「屋久杉」については本ページの前半で紹介しましたがここでは「コケ」を紹介します。屋久杉は中には10階建てのビルにも匹敵するような高さですが一方の「コケ」はそのほとんどが背が低く小さいのであまり目立たない存在です。

今回の旅ではその「コケ」を求めて地元のガイドさんに案内してもらいました。
   ガイドさんは屋久島野外活動総合センター(YNAC)です→詳しくはこちらから
こちらにガイドを頼んだのは午後の半日、1人でもご案内いただけると言うので御願いしました。 観察は島の東部「安房」から入った「ヤクスギランド」周辺と更に入った「淀川登山口」の周辺でした。
 詳しくはこちらをご覧ください。→ 
 道路の両側が無尽蔵とも言える「植物群」が生えている中でどちらかと言うと草花の様に人々の目に付き難く背が低く小さいのであまり目立たない存在の「コケ」です。ひとくちに「コケ」と言ってもその種類は多く屋久島だけでしか見られないものもあるんだとか。そんな「コケ」ですがその名前を知るのが思ったより大変です。
 今回案内いただいた時にその名前も教えてもらったものもありましたが後でガイドブックを見れば分るだろうと写真に撮っただけでした。これまでも「樹木」や「花」更に「野鳥」等観察したり撮影後に各々の図鑑などで調べるとほとんどが分かりました。その延長で同様の方法でと考えたことが間違いでした。コケの場合はその色や形状などの特徴を見たり生育の場所などから名前を確認するのですがなかなか思うようにいきません(涙)。
今回撮影出来たコケを写真で紹介しますが名前の後に“?”が付いたものは多分そうだろうと言うもの。そして名前に“?”だけのものは未だに名称が分らず少なからず披露に憚りのあるものです。

 下の写真 1〜15は今回撮影出来た物ですが「1.」については「ヤクスギランド」付近で見つけましたが「五枚葉」の草状のものが多く見えますがこれは草だと思います。その周りの黄色・黄緑色がコケと思われますが名は分りません。
 次に「6.」ですが「屋久島のコケガイド」では表紙を飾っているのがこの写真に似ています。そして名前が「ウワバミゴケ」と有ります。しかし本文中には解説が有りません。更に「コケを見に行こう」にも出ていません。ようやく、「コケ図鑑」で見つけましたがこの中の写真でははっきりわかりませんでした。
 また「11.」では画面上部に樹木の若木、シダ類と雑草、中ほどには「2.」と同種と思われるコケが。そして左下に見える丸っぽい葉は「ミズゼニゴケ」だろうか?
 「12.」については中央の白い部分がコケではと図鑑類で探しましたが見つかりませんでしたが探しているうちに「屋久島のコケガイド」で周辺に白いコケ状のものが写っているのが見に止まりました。形はこの写真のものと同じと思われます。但し「屋久島のコケガイド」の「コアミヒシャクゴケ」の中央部に写っている主要部とは異なっています。 ※参考文献
(株)技術評論社刊 大人の自由時間「コケを見に行こう」
家の光協会刊 特徴が良くわかる「コケ図鑑」
公益財団法人屋久島環境文化財団 刊 「屋久島のコケガイド」です。
「コケを見に行こう」には「屋久島のコケ」と言うコーナーが有り「屋久島のコケガイド」で紹介されている内容とは名称が重複していますが特に写真については違った内容であるため両方で参考にしました。

1.シノブゴケの仲間
ヤクスギランド付近で
2.左を拡大しました
 
3.オオミズゴケ?
 
4.ホウライスギゴケ

5.オオミズゴケ
 

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6.??
ヤマトフデゴケ?
7.左を拡大
 
8.ムチゴケの仲間 
 
9.左の拡大
簡単に手に取れました
10.?? コアミメヒシャゴケではない
126-206写真拡大 126-207写真拡大 126-208写真拡大 126-209写真拡大 126-210写真拡大

11.???
エゾミズゴケの仲間
 
12.コケではなく地衣類のオオキゴケ

13.12.の拡大 
 
 
14.ヤクシマゴケ
一部が赤変しているようだ
15.??
何かの花が落ちていたようです

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※ その後屋久島環境文化財団の小原氏にコケの名称についてお伺いしたところ前記の名称不明分や間違いなどを御教示いただきました。上記の1〜15はその内容によって修正を加えたものです。
 それにしても一口にコケと言っても写真を見ただけでは判り辛いと言う事が痛感できました。小原さん改めてお礼申し上げます。有難うございました。


  紀元杉
 島の東側の安房の街から山間部に入って「ヤクスギランド」を抜けて宮之浦岳などへの淀川登山口へ行く登山道の途中にあるのが「紀元杉」です。縄文杉などの様に登山の装備などがなくても車で行けるので人気だとか。またこの木は上部に10種類以上の着成木が有る事で有名です。


紀元杉の説明看板
安房歩道で
これが紀元杉
 
この高さです
 
根本にはコケがいっぱい
紀元杉をバックに
久々の顔出し

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  二度目の屋久島

  屋久島は今回で2度目の探訪であることは本稿の冒頭で記しましたのでそちらをご覧ください。

トッピー
鹿児島港→宮之浦港の高速ジェットホイル
豪華客船が入港
 

港近くの食堂で
手作りのメニューが新鮮でした
野生の猿


コケの森で
カエルのお出迎え


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126-232写真拡大
別写真が開きます
126-233写真拡大
 
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126-235写真拡大
 

 豪華船はフランス船籍の L'AUSTRAL号10,700トンで小型船が寄港しない小さな港をプライベートクルーザーの様にめぐる船だそうです。

 

『自然探訪/屋久島-3 三度目の屋久島探訪』2019年6月5日〜7日


 中学校時代の遊び仲間たちと年に1〜2回の旅行をしています。今回、私が幹事を仰せつかった事も有り何処にしようかと言うので迷わず『屋久島』の名を出しました。
 一人は私と同様に屋久島の「縄文杉」までの登山経験者。また他の一人は中央アルプスや北アルプスなどへの登山経験者ですが、残る一人はほぼ登山の経験ゼロと言う事で今回は「縄文杉」を除いたコースを回ることにしました。
  第1日目 6月5日
 羽田発鹿児島行きJAL便、鹿児島空港で屋久島行きに乗り継ぎ屋久島着11:00 午後「白谷雲水峡トレッキング:半日コース」
  第2日目 6月6日
 朝から「屋久島周遊バス一日コースやくざる号」で屋久島一周観光
  第3日目 6月7日
 朝から「屋久杉ランド」などで「コケサンポ 」ガイドは今回も屋久島野外活動総合センター(YNAC)さんにお願いしました。 午後から帰着に向けて安房港で高速船待ち

っとここまではカッコ良いことのようですが実は3度目の屋久島行きの後で本HPの本文の修正と画像の準備をしている段階で使用予定の画像を外付けのHDDに収容していましたがそのHDDが全くアクセス不能に陥ってしまいました。一応専門の業者さんに現物を送って診てもらいましたが「重度物理障害」と言う診断を受けました。パーソナルユースの機器の修復には多大の費用もかかるというので修復をあきらめました。その結果、HDDにコピーしていた多数のデータを消失してしまいました。
 誠に残念ですが以下に残った僅かの画像のみを紹介します。

126-251

2019/06/05木漏れ日にむせぶ悠久の森

  126-252

2019/06/05 雨上がりの白谷雲水峡の森に薄日が差した。


それでは旅はまだまだ続きま〜す。

                      


新規作成と変更・更新の履歴

2020/01/02 『屋久島−3 3度目の屋久島探訪』を見直しました。
2019/06/10 『屋久島−3 3度目の屋久島探訪』を追加し他の見直しをしました。
2018/12/27 『屋久島−2 コケの森を歩く』内のコケ名称を修正しました。
2018/11/28 『巨大杉』『コケの森』を追加。同時に写真・地図の追加および内容の一部をリニューアルしました。
2017/06/15 『自然探訪/屋久島・縄文杉に会いに行く』を新規リリースしました。
2015/12/20 『ドナルドおじさん拘りの隠れ処』を新規作成し準備の整ったページからリリースを開始した。
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