海風通信 after season...

プロテイン




◆第11話『プロテイン』および第52話『NIGHTBIRD』にて、動物性たんぱく質のアレルギーを克服するため、2度にわたって訓練用食材(!?)に起用されたのが、『FULYA』というブランドの牛乳でした。
 しかし『FULYA』なんて聞いたことないなぁー、ご当地だけでしか知られていないマイナーな牛乳があるのかな?と探しつつも、これが全然見つからなくて、ずっと保留のままにしていたのですね。ところが先日、「すかなごっそ」(*1)にて魅力的なご当地牛乳を発見してしまいましたので、名称は違えど、ここに強引なこじつけで掲載させていただきました。
 『みうらみるく』は三浦市南下浦町で、まさしく現地で育てられた乳牛から搾乳・製造されたもの。一応ボトルタイプの形状をしていますが、残念ながらプラ製で、ちょっと原作のそれとは似ても似つかぬという感じですね。ただ、これの900ml入りのものは重量感があり、カウンターに「どん!」と置いた感じは雰囲気あると思います。それにしてもアルファさん、自身は飲めないクセに、けっこう牛乳の買い置きはしてるんですねー。
 『ミナミルク』は横須賀市森崎で製造された、横須賀のゆるキャラ『スカリン』の描かれたパッケージが魅力的。実はこれ、学校給食専用に製造されているものだということで、そのデザインにも納得です。「すかなごっそ」で販売するまでは、それまで一般販売されていなかったそうです。
 『みうらみるく』も『ミナミルク』も、味のほうはアッサリ・サッパリ系。さらりと飲めてしまうから、牛乳が苦手な人も意外とイケるかも。ただ、濃いめが好きな人には、ちょっと物足りないかもですね。取り立ててクセや特徴もなく、シンプルにスマートな「牛乳」でした。
 ちなみに、ご当地で言えば横須賀市の長坂にある関口牧場のガラス瓶入り牛乳も良さげですね。ただ、あんな大容量(900ml)のものを飲みきることも持ち歩くことも辛そうなので、今回は諦めてしまいました。それから「名称」の点から見れば、古谷乳業という会社の製造工場が千葉の多古町にあり、そこで作られているのは、ずばり、フルヤ牛乳(FURUYA MILK)というものなのです。ここの牛乳はこだわりを持つ固定ファンが結構いるようで、ひょっとしたら芦奈野センセイもファンだったりするのかも?そう言えば、多古町って銚子に向かう通過点にあるんだよなぁ。(←かなり強引)
 「FULYA」と「FURUYA」…どうにも関連がありそうに思えてなりません。

(*1)「すかなごっそ」とは、横須賀市長井にあるJA運営の地元農漁産物を販売する、直売商業施設のことです。
(2020年10月06日撮影)