海風通信 after season...

砧児童館蔵書絵本




◆旧ホームページでの掲載写真ですが、当時はあまり目立たない存在の画像であったことと、一部リクエストがありましたので再掲載しました。
 何のことやら解らない人は、『ヨコハマ買い出し紀行』第46話「レコード」の、「だれもいないのかな」とココネが心の中で呟くコマを凝視しましょう。
 砧児童館に蔵書してある図書の中で、題名が読み取れるものはそのほとんどが架空のタイトル(だよね?)であるのに対し、この2冊だけは現実に存在している絵本ということで、当時はちょっとした話題になりましたよね。(※あくまでヨコハマ・ファンの間でだけですが。)
 ちなみに、正確な書名とデータを記載しておくと……
  ◆『西風号の遭難』 クリス・ヴァン・オールズバーグ/著・画 村上春樹/訳 河出書房新社
  ◆『すべてのひとに石がひつよう』 バード・ベイラー/著 ピーター・パーナル/画 北山耕平/訳 河出書房新社
 となりますが、この2冊、今でも十分に名作絵本として親しまれているので、検索するのは容易だと思います。近所の図書館とかでも、ひょっとしたら見つかるかも。内容は、読んでみてのお楽しみ。『西風号の遭難』はちょっと不思議な話で、コトノバドライブに通じるものがあるかも知れません。
 (※『すべてのひとに石がひつよう』は近年、表紙のデザインが変わったようです。)
(1999年02月08日撮影)