海風通信 after season...

イサキの配達物




◆『カブのイサキ』#30「ハナグロと」で、イサキが須走まで届けるようにと依頼された、「プラッスィー」というジュースのモデルだと思われます。そう言えば数年前の某テレビ局の連続テレビ小説でも、「オイッシー」という名称でオマージュされていましたね。ある一定の年代層の人ならば誰もが懐かしさを覚える、昭和を代表する飲み物です。
 残念ながらビンの形状は現代的なものにリニューアルされており、当時を知る人にとってはかなりの違和感があるかも知れませんが、今回はビンよりはむしろ、【輸送コンテナ】にポイントを当てていたので、これで良しとしました。実際、作中でもほとんどビンの描写は見られませんでしたからね。
 ただ、まぁ単純に【輸送コンテナ】というだけですので、このネタがこれ以上レポートとして発展する余地もなく、『カブのイサキ』関連ページに採り上げられないまま、あえなく収蔵庫行きとなりました。
 ちなみにお味のほうはと言うと、昔と変わらぬ(!?)薄口のオレンジジュース。みかんの搾りカスのような沈殿物も健在で、この沈殿物があるから濃厚なイメージを受けるのですが、実はそれほどでもないという肩透かし感も当時のままでした。あれ?不満のように書いてしまいましたが、不味いというワケではありませんよ。どこか懐かしく、やさしい味。見かけたら是非ともお試しあれ。記憶が昭和へと戻ります。(←但し40代以上限定)。
▲良〜く見ると、果実由来の沈殿物が確認できますね。 ▲ファミリーサイズ(500ml)用のケースもありました。
(2020年05月11日撮影)