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突然の夕立により、ひと気の消えた夏の海にやって来たすーちゃんと春日ちゃん。マツボックリが転がる暗い松林を抜けると、鏡のような凪の海が広がっています。「夏の海は おでんだよ」「夏は夕方ですね」と各々の持論を述べ合いながら、花火で楽しく過ごした帰り道、松林で例の不思議タイム。何だろう?あの石祠。何で光(火)が灯ってるの?すーちゃんは線香花火とかって言ってるし、ちょっと気持ちの悪いお話ですね。 さて、三浦で松林のある砂浜海岸(海の家付き)となると、これはもうすぐにでも特定できるのかと思いきや、今回もまた難題です。意外にも松林のある海岸って少ないんですよ。かつて長浜には、キレイな松林の続く海岸があったことで景勝地としても知られていましたが、それもかなり昔のこと。今では全くその面影は見つけられません。ここにあれば、ロケーションは本当に理想的だったのですけれどね。 その他、海の家がありながらどことなく「隠れ浜」のようなポイントを挙げてみると、戸津浜、大浦海岸、横堀・胴網海岸などが思いつきますが、雰囲気的に良くても、松林が無いのですよ。胴網海岸なんて、薄暗い山道を抜けた先にたどり着く海岸で、途中、三浦道寸のお墓などが木立の中にひっそりと並び、条件的にはスゴく良いのですけどね。思わず松を植樹してみたい気持ちに駆られました。(←ダメです。) いろいろとまわった挙句、苦し紛れに辿り着いたのは、葉山の一色海岸。メジャー過ぎる?いえいえ、私も当初はそう思い込んでいましたが、御用邸裏の海岸あたりはとても静かで、松林も多く残る雰囲気の良い場所だったのです。
……フシギ世界ではなく、現実の暗く冷たい場所に連れていかれることは可能ですが、それはちょっと遠慮しておきましょう。 |
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