藤が池祭(19.03.17) 豊橋市下条東町
拝殿前の鬼。 |
赤鬼、黒鬼。 |
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荒れる?黒鬼。 |
獅子、耳と角がない。その穴が開いてゐる。 |
下条東町の素盞嗚神社の例祭を藤が池祭といふ。日曜日の本祭りに鬼と獅子が出る。鬼は午後1時公民館出発、3時過ぎには神社帰参、だと思つてゐ
た。ソレガ例のマラソンの関係で、いつの間にか日程が変はつてゐた。3月の第三に変はつたのである。そのついでに時間も変へたのであらうか。3時半頃に
行った時には既に鬼がゐた。鬼は扇子を持つてゐる。
扇子を持つて一暴れ(といふほどでもないか)、鬼の扇でたたいてもらふと無病息災、皆さん、喜んでたたいてもらつてゐる。軽くたたくとは限ら
ないから要注意である。さうしてお祓ひを受けて拝殿前に控へた後に(菓子袋に持ち替へて)また一暴れ、菓子を撒いた後、それをとらうとする人達に、大人、
子供に関はらず、菓子袋を振り回すので
ある。さうして更に渡御先での神事の祝詞奏上に控へた後にまた一暴れと、毎年のことながらの鬼の大活躍である。
鬼が帰参して拝殿に向かふとき、赤黒仲良く手をつないでいく。この歩き方、右手に右足、左手に左足、同じ方の足を出す。これは所謂ナンバ走り、いやナンバ
歩きではないのだらうか。振りは大きい。昔からかうなのであらうか。拝殿でお祓ひを受けた後、今度は普通の走り方に戻つて、鬼はまた境内を暴
れ回るのであつた。ちなみに、今年の獅子もまた角と耳をつけてゐなかつた。何か事情があつたのであらうか。