若葉祭(19.04.07) 豊川市牛久保町
笹若組が動き始める前。会所。 |
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(二回目のですが)最初の隊形、右大太鼓。 |
跳躍、中央大太鼓。右端、笹持ちと歌ひ手。 |
小太鼓の間を大太鼓が抜ける。 |
小太鼓の間を大太鼓が抜けた。 |
牛久保の八幡社の例祭を若葉祭といふ。いろいろな行事があるから、日程は混んでゐる。ただし、このおまつりの基本は獅子頭の送迎にあるの
であらう。宵祭りに獅子頭を迎へに行き、本祭りに送る。宵祭り、八幡社から天王社にお迎へに行く。各区にはダシ(馬簾様捧げ物)、行列の最後に笹踊り、そしてヤンヨー
神。本祭りは八幡社から天王社に獅子頭を送る。やはり最後に笹踊りとヤンヨー神である。牛久保の笹踊り、ゆつくり回転し跳躍、その後、大太鼓が小太鼓の間
を抜け
る。これもゆつくりとである。小太鼓が左右位置を替へることはない。豊川進雄神社の踊りと似てゐるとは言へる。
更に、大木進雄神社の西原の笹踊りとも似てゐる。大太鼓が小太鼓の間を抜けるタイプでも、これが豊川方面の特徴であらう。
隠れ太鼓は上若組、西若組の大山車(オーヤマ)上で行はれる。稚児と稚児出しによる。稚児は人形、稚児出しは人形遣ひである。菟足神社、豊川進雄神社の
隠れ太鼓が人形に模した動きをするのとは少々違ふ。下から見てゐてもそれは分かるが、金曜日夜に会所で行はれる晩慣らしだとそれが一目瞭然である。神兒舞
は神兒若組の(主として)神兒車で、各要所で行はれる。一本舞、二本舞、榊等の舞である。