住吉神社例祭(19.04.08) 豊川市大崎町
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赤鬼。 |
赤鬼 |
獅子、頭1人と中に計4人の砥鹿神社系の獅子(?)に頭を噛んでもらふ。 |
豊川市大崎町は長草、六角の西、千両の南といふ位置にある。旧宝飯郡北部の鬼の多い一帯である。面は新しいが、古い鬼であるらしい。
ゴヘー(大崎
ではオンビ、オンベの語をきかなかつた)を持ち、首から飴入りの袋を提げる。例祭神事終了後に拝殿から出てきて、境内拝殿前の注連縄を切る。
さうして御輿渡御の一行が動き出す。鬼は遅れて渡御先に行き、玉串奉奠の後に一足先に境内に戻る。境内ではゴヘーを振り回しつつ走つて飴を撒
いてゐる。その回りを子供
達が取り囲み、後を追ひかける。のんびりカメラを構へてゐようものならはじき飛ばされさうな勢ひである。これは長草と基本的に同じだが、ここの方が境内が
広くて人が多い。その分、危険度は高いか
もしれない。さうかうして午後4時前、鬼は拝殿に帰つていつたのであつた。
ここの鬼、形態的に長草類似であるが詳細未詳、下郷との関係も不明、今後の検討課題である。