若宮八幡神社例祭(19.04.20) 豊川市伊奈町
小太鼓の左右位置替へ、左大太鼓。 |
小太鼓の左右位置替へ、手前2人小太鼓。 |
小太鼓から大太鼓が離れていく。 |
終はる直前、おひねりが飛ぶ。左大太鼓。 |
踊りの後の記念撮影。踊り手は小学校の5年生、後段中央大太鼓。 |
佐々踊り、伊奈では笹踊りをかう書く。なぜかう書くかは分からないが、もしかしたら近くの佐奈川に由来するのではないかとのことであ
る。ここは蒲郡の三谷と関係があり、以前は踊りの練習を三谷の関係者が見に来てゐたといふ。確かに、境内での踊り、一の鳥居から出発して拝殿
に近づき、拝殿前辺りから
大太鼓が先行し、小太鼓一人が続いて3人が大きく離れる。最後は再び3人集まつて終はる。しかも、前半は小太鼓2人の間を大太鼓が通り抜けることはせず、
大太鼓は動かずに小太鼓2人が位置を変へるといふ、隣の菟足神社平井の笹踊りの所作を繰り返し、その後に三谷の動きに移る。ただし、三谷のくぐるといふ
所作はここにはない。しかし、踊りでの関係は確かにあるのであらう。そのうへでごく大雑把にまとめてしまへば、菟足神社平井と三谷松区を足して2で割つた
のが伊奈だ、と言へる。
ここは土曜日、日曜日ともに笹踊りが出る。境内では土曜日は5年生、日曜日が6年生となつてゐる。ここで珍しいのは、踊り終了時に盛大におひねりが舞ふ
ことである。これは他では見られない。芝居ではごくありふれたおひねりだが、笹踊
りとおひねりは本当に珍しい。