大木進雄神社例祭(19.04.13) 豊川市大木町山の奥
基本隊形、中央大太鼓、拝殿前。 |
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跳躍、拝殿前、中央大太鼓。 |
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大木進雄神社例祭では鬼を大木が出し、笹踊りは西原が出す。本祭の日曜日には両方出るのだが、宵祭りには笹踊りが西原区内を回る。現
在はそろそろ日も暮れようといふ午後5時過ぎに公民館を出発してゐる。以前は日が暮れてから出発したさうで、一行の持つ提灯には最初から灯が入つて、なかな
か風情あるものであつたといふ。提灯行列である。現在でも帰着は7時頃になるから、とつぷりと日は暮れて、それでもそれなりの風情はある。日曜日は午後4
時頃に大木の一行が西原に着く。鬼の一暴れと、一の鳥居前での大木と西原の若い衆の揉み合ひの後、一同拝殿
に移動、さうして御輿渡御と続く。笹踊りは拝殿前の参道を移動しながら踊る。更に御旅所でも踊る。
踊りは、上千両に跳躍が加はつたものとでも
言へば良いのかもしれない。大きく3つの動作に分かれてをり、(腰を落として)大きく足踏み、跳躍、大太鼓が小太鼓の間を抜ける、これだけで
ある。複雑なものではない。
笹踊り歌は2種類ある。最後の囃子詞が「ヤンヨー神もヤヨヤンヨー」と「サーゲ」の二種である。宵祭りにはどちらも歌ふが、本祭りには「ヤン
ヨー神もヤヨヤンヨー」しか歌はない。西原と大木の揉み合ひに関係してゐるのであらうか、「ヤンヨー神」の方が力強いからだとのことであつた。