素盞嗚神社例祭(19.03.24) 豊川市麻生田町
ゴヘーを持つ赤鬼、先の幣はない。 |
黒鬼、再び?いづこかへ行く。 |
走る赤鬼、先に子供達がゐる。 |
引っ込みたい黒鬼、子供が足を離さない、 |
黒鬼の引つ込み。 | |
豊川市麻生田町は下郷の一角、東名高速道路豊川インターチェンジ近くと言へば分かり易いか。近くには牧野、三谷原、三谷原石原、三上、当古と鬼の
出るおまつりがある。ここの鬼は赤と黒、黒は般若様、ゴヘーを持ち首から袋を提げる。袋の中にはタンキリと落花生、石巻のやうな粉はなし。面の箱には昭和
16年とある由、紀元2600年の翌年である。これと関係あるかどうか。その頃からの鬼らしい。下郷の鬼には珍しいゴヘーとタンキリである。
ここでも集落内を回る。昼前に神社出発、約70戸を回つて午後4時頃帰着である。帰着後に境内で一暴れ、それが終はつて鬼が拝殿に引つ込むと直ちに餅投げである……と思つてゐたら、今年は暴れることなくおとなしく引つ込んでしまつた。時間が来てゐたからでらうか。