優雅に泳ぎ舞う龍のよう
にくにく胸鰭
両生類ぽくて
なんとも不思議なポリプテルス

珍しい体型や不思議な習性のあこがれ熱帯魚飼育をはじめたいと思い立ち、アクアリウムショップに足を運んだら、もうワクワクしっぱなし胸躍る。 大型魚や古代魚の優美な姿にロマン溢れる微力的な存在と実際に部屋で暮らしたみようという売り文句。 あの日、衝撃的で魅力的なポリプテルスに出会う。うちの狭い部屋には大型魚なんてムリムリと言いつつ、でも頭から離れなくて調べてみたら、大きくならない小型種がいたんだよね。なんだ60水槽でも飼育できるじゃん。

しれっと自分語りすり替えからスタートです。

古代魚ポリプテルスは、遥かむかしの化石の時代から姿も変えず体構造もほぼ変わることなく原始的な特徴を受け継ぐ、まさに、生きた化石と言える熱帯魚。 そのような存在を飼育するなんて難しそうに感じますが、初心者でも余裕で育てられる入門魚。 でもまあ生き物なので、それ相当の準備と飼育ポイント・注意点は必要です。解説はじまるよ。

からだの特徴

多数に並ぶ背ビレに、ひし形の鱗を鎧のようにまとい龍を連想させるその風貌。力強そうで陸上を歩き回りそうなり胸ビレ、そして両生類のような外鰓。学術的発見から200年経った現在も謎だらけ。

進化と歴史

見る人が見れば分かるんだね。ナポレオンのエジプト遠征に同行していた将校がナイル川流域で「19世紀最大の魚類の発見」をします。やがてこの魚類は、両生類への進化過程を裏付ける極めて貴重な存在として学会に知れ渡ることとなりました。

分類図

原始的なポリプテルスは両生類へのミッシングリンクとなる特徴が多くみられ肉鰭類と同様な存在として関連付けされる傾向がありますが、結局のところ起源が古い硬骨魚類。それはそれで凄い。

データベース

ポリプテルスの仲間あれこれ

病気・ケガ

分厚くてかたい硬鱗で体表面を覆っているので傷や細菌感染に強い丈夫な魚だったりする。水質もなかなか鈍感な気もするので飼育しやすい。でもねワイルド個体には高確率で寄生虫がいる。

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ぷかぷか ゆったり ガーパイク
ジュラ紀の世界で ぷかぷかりん こんにちは

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