ガー:え さ

やっぱり人工餌より生餌を好み、魚・エビ・ザリガニ・カエルなど何でも食べます。 捕食は丸飲みタイプなのでサイズがよければ自己採取のものでもOK。

人工餌

長期保存ができ生餌のようなメンテナンスも必要なくて安心安全そして楽ちん。なんといっても金魚を食べるとか残酷!かわいそう!なんて言われずに済むので人前でも気軽に与えられます。ていうか、その可哀そうとか言ってるその金魚たちの餌の成分ってフィッシュミールじゃんって思う。

人口餌の問題点は食べ慣らせるまでが長期戦であるということ。数日間ほど絶食しておなかを空かせたところで与えると渋々食べるようになります。食欲旺盛・成長途中の幼魚を長期間の絶食は危険なので 見極めどころが肝。

総合人工餌

カーニバル

浮くタイプの浮上型、沈むタイプの沈下型があります。ガーが食べやすいように浮上型推しが多いですが、慣れると沈下型も上手くつまんで食べます。 肉食魚用であれば特別にコレというものはなく、どちらのタイプも主成分はフィッシュミール・オキアミミールなどの粗蛋白質。 栄養バランスとしてビタミン各種・ミネラル各種なども含まれていますが、生餌と比べたら食いが悪い。

クリル (乾燥オキアミ)

乾燥オキアミ

何種類か販売されていますが、めちゃめちゃ食べる商品と全く食べない商品の差が激しい。酸化しやすいため開封後はお早めに。 高脂肪でカルシウム・リンを多く含み、ビタミンなどが配合されたものもあります。 手軽さと食いのよさで大量に与えてしまいがちですが、栄養が偏りやすいので餌のバリエーションの一部くらいで与えたほうがいいようです。

生 餌

加工無し。一般的にはメダカや金魚などをいいます。積極的に狙うので餌付かない個体でも生餌なら食べるし、成長期は生餌を与えた方が成長が早い気がします。 餌金ってよくよく考えると人工餌より高いよね。普段の餌金よりサイズUPさせた方が安く済まない?て安易な考えで選ぶと個体に合わなすぎて、食べたいのに食べれない モタモタしてるうちに水槽内が残酷絵巻になることも。ひと思いに食べてほしい。

生餌の注意点として、採取したもの、ショップで購入したもの、共に病原菌や寄生虫の感染予防のため事前に薬浴などメンテナンスは行った方がいいかもしれません。 その期間に生餌に対し、充分な餌を与えれば、巡りめぐって捕食者の栄養になります。とは建て前でウチでは買ってきて そのまま水槽にダバダバっと。

その他の注意点は同じ種ばかり与え続けないこと。コイ・フナおよび金魚などの淡水魚には、ビタミンB1破壊酵素 チアミナーゼthiaminaseが含まれていると話題になりますが、バリエーション程度に与えなければば気にする事もないと思います。

金 魚

金魚

一般的には和金を示し どこでも扱っている定番な生餌。子赤とメダカは ほぼ同じ値段なのでコスパが高い。稀に素人目には綺麗な更紗とかコメットが混ざってたりするとテンションあがって飼育してみよかなってなります。 病原菌や寄生虫が付いてる場合も多くメンテナンスが必要。チアミナーゼを多く持つため長期にわたる大量摂取は避けた方がいいらしい。

和金のサイズ分類
年 齢呼び名サイズ
0歳~1歳 小 赤3cm以下
別 下約4cm
姉 金約5~6cm
1歳~2歳別和金約5~6cm
2歳 小和金約7cm
中和金約10cm
大和金13cm以上
3歳~ -年齢でよぶ

メダカ

メダカ

幼魚向け 定番の生餌。通常ショップで販売されてるのは 体色が黒色素胞欠乏のオレンジ色をしたヒメダカで、絶滅危惧種に指定されているものとは別物です。

水温20℃以上で繁殖するので容易に増やせますが、その頃にははガーが成長して物足りなくなります。

アカヒレ(ホワイト クラウド マウンテン フィッシュ)

中国の白雲山などを中心に生息するコイ科の熱帯魚。無加温飼育も可能なところから、コッピーという商品名で小ビン入りで販売されているのも見かけます。 メダカサイズもも捕食できない稚魚~幼魚向きの生餌として販売されていますが、割高感が否めないのでメダカで頑張ってくれと思う。

ドジョウ

栄養面だけ考えると、ビタミン・ミネラル・カルシウムが豊富で、脂質が少ないことから最も単食に最適な生餌らしい。 初夏あたりからスーパーや魚屋などにも出回るので、そちらで購入した方がお得。庶民的な魚屋なら前もって㎏単位で伝えておけば入荷してくれたりします。

雑 魚

雑種でも。特定のサカナを指すワケでもはなく、川でガサガサしてフナやクチボソ、メダカ、コイなど、そのとき綱に入ってきた淡水魚ミックス。 雑魚として販売しているショップもあるし、自分で採取してもいいし。念のためメンテナンスしてから与えた方が病原菌や寄生虫からの防止になります。

ザリガニ(淡水甲殻類)

観賞用としても販売されてますが、さずがにそれを餌にするかどうかは謎。餌用でも1匹が割高なので泣きが入るので、自分で捕まえてきた方がいいかなとも思う。 あくまでも餌としてなのでザリガニが大きすぎると餌がどっちか分からなくなります。攻撃されないよう前もってハサミを取って与えるらしいですが、生きてる相手にもぎとる勇気がないので そのままゴメン。

ミルワーム(甲虫目 ゴミムシダマシ科の幼虫)

アロワナや爬虫類の餌として販売されていています。単食はカルシウム不足になりやすく、そして消化も良くないらしく、しかも個体によっては身向きしない。 何より見た目がムリ。ストックするだけなら楽ですが、いつの間にか脱走して部屋の片隅で成虫になることも。

赤 虫(ユスリカの幼虫)

一般的には冷凍赤虫やフリーズドライを示すため生餌とするのかは微妙。 断然 冷凍赤虫がのほうが食いつき度がいいですが、解凍せず塊状態で投入すると凍ったまま飲み込むので体調面でどうかと思う。 そしてバレけた個々が小さすぎて食べにくそう。赤虫そのものは栄養成分が90%以上が水分、残りは粗脂肪、商品によってはビタミンなど配合されているものもあります。

そうだ スーパーに行こう

ショップまで買いに行くヒマがない、今月の餌代がかかりすぎ。ちょっと困ったそんな時に行くのは主婦のパラダイス 近所のスーパー。 事前に小分け、もしくは小さく切って冷凍すれば手軽に与えられます。冷凍赤虫だと家族がぶちギレますがコレなら怒られる頻度も減ります。

ハ ツ

心臓の部位。

あまり食いのよくない個体でもよく食べるので普段の餌として使うことができます。が、消化速度はかなり遅く翌日に消化しきれず吐き出してしまう事があります。 ビタミンB1・B2、鉄分を多く含んでいるらしく脂質も少ないので餌としてお勧めですが、鶏ハツは豚ハツに比べ やや脂質が多く感じます。

吐き出したハツをそのままにしておくと、すぐに悪臭ただよう水槽になるので、簡単に飲み込めるくらいに細かく刻み与えた方が食べ残しによる水の悪化も防げます。

砂 肝

こんがり焼いて 粗挽きこしょう+塩とちょっぴり七味は美味しいね。鶏ハツより牛・豚のハツは食いがいいと思う。

レバー

ハツも砂肝も売ってなったときに購入するくらい。入れる前にお湯で血抜きしないと予想以上に水槽が凄いことになる。

ワカサギ

身がやわらかくボロボロになりやすい。とにかく脂質が多くて油膜ができるので、楽に飲み込んでくれるサイズ向け。水が汚れやすいので食べさせてません。 コレステロールが高くて、ビタミンB1破壊酵素 チアミナーゼも持っている。…らしい。

川エビ

唐揚げに。素上げしてパパッと塩ふって。手長エビとかアクアリウムショップにも肉食魚用としてあるほど珍しくもない餌。 スーパーによっては冷凍の大袋入りもあったりします。ハサミが取れやすいので食べ残しに防止に事前に取るといいかもしれません。