家庭内IT備忘録
旧式パソコンを高速化（デスクトップ編）
デスクトップでもメモリ増設をやってみた！
以前、旧式や格安のラップトップを高速化する方法としてメモリ増設の手順を紹介しました。
いろいろ有線で接続されているし、ラップトップに比べて面倒くさいなぁ、と思いつつも、当然デスクトップの広い画面でリモート・ワークするわけで。
一念発起してデスクトップでもメモリ増設してみました！
10年落ちのミニタワーPCを高速化！
これが、いとも簡単だった。
対象機：
2010年製
DELL VOSTRO 430
Intel(r) Core(TM) i7 CPU 860 @ 2.80GHz
実装RAM 4.0GB
64bit OS
まずは前回の備忘録に沿って、
を確認。
サービスマニュアルの「仕様」から、以下の通り読み取れる。
Windowsの「システム」を見ると4.0GBとなっている。
4GBのメモリを3個購入して、一気に最大の16GBまでアップグレードしようかとも思ったが、スロットが4つしかなく、開けてみないと4GBが一つ挿さっているのか、2GBが二つのスロットに挿してあるのかわからない。
開けて確認するのが筋だが、いろいろ有線でつながっているし、面倒くさいから、メモリ増設作業の一回だけで終わらせたい。
まあ、常識的に考えたら2GB x 2スロットだろうと予想し、ここは4GB x 2の購入を軸にいざAmazonへ。
Kuesuny デスクトップ PC用 メモリ 1.5V DDR3 1333 8GB PC3-10600 4GB×2枚 240Pin CL9 Non-ECC DIMM を、3,170円で購入。
ちなみに206Pinとかもあったので、Pin数にも気を付けましょう。
さて、翌日には到着。
最近置き配だから、来たのか来てないのか（メールチェックすればわかるけれど）よくわからない反面、休日に叩き起こされなくてすむので、それはそれでよしとしたい。
いざ作業！
いろいろ繋げてあるのを抜かないといけない面倒臭さはあるが、開けるのはDell Vostro 430はネジ2本外すだけ。
とても回しやすくできているので、ネジ回しすら不要かも。
ん？
インオペ（開腹したものの、何もせずそのまま閉じること）にしようかと思う事態。
4つのメモリ・スロットがすべて埋まっている。
1GB x 4かと思い、一つ抜いてみると2GB。そして全部サムソン製2GB。
認識していたのは4GBのみ。
電源とグラボは換装したが、この部分は購入時から一切いじっていない。
なんと、2GB x 4 = 8GB積んでいたのに、10年以上4GB分認識されていなかった！！
そんなことあるのね。
今度PC買うときはちゃんと買った分のメモリが認識されているか確認しよう…
たしかに2スロットの挿しが甘い…Dellさん、たのんますよ…
まあ、せっかく4GB買ったから、デュアルモードが活きるように、2GB x 2 + 4GB x 2体制とすることに。
（内部の様子）
いろいろなコードが入り乱れていて見にくいし、たしかに手が届きにくい。
中央のCPU冷却ファンの上、オレンジのコード下に黒・青・黒・青と4つ並んでいるのがメモリ・スロット。
（メモリ・スロット周辺の拡大画像）
上から黒・青・黒・青と縦に並んでいるのがメモリ・スロット。
下はＣＰＵの冷却ファン。10年でだいぶ埃まみれになっている。
右はグラボ。
2GBメモリ2枚を4GBに交換後の画像。
メモリの断面が茶色の上2枚が元から挿さっていたサムソン製。
メモリの断面が薄緑色の下2枚が今回購入した4GB。
手順はDellのサービス・マニュアルにある通り。
抜く際は、まず両側の爪を倒してから、メモリを引き抜く。
挿す際は、そのまま挿す。この時、カチッと奥まで挿れる。
ちゃんと挿さると、両側の爪が起きる。まあまあ力をかける。
作業は以上！あっけない。
4GB分、10年以上認識されていなかったショックはいまだ冷めやらぬが、さて、速くなったか確認してみよう。
BEFORE：メモリ増設前4GB（認識ベース）
AFTER：メモリ増設後12GB
なぜかメモリは不変…
そのほかのスコアもたいして変わらず…
ラップトップでは劇的な変化が見られたのに。
もちろん、ちゃんと12GB認識されているのですが、不思議ですね。
いつものことですが、「改造」はもちろんすべて「自己責任」ですのでご了承のほど。
（2021年1月1日）
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