Entrance Exam Top of GrrrNeko BASE

つれづれなるまヽに、ひぐらしPCにむかひて、
こころにうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなくかきつくれば、
あやしうこそものぐるほしけれ

4匹のネコの受験戦争

私はいわゆる団塊ジュニア世代だ。
私が中学受験するとき、大学受験するとき、就職活動するとき、毎回熾烈な競争の下、とてつもない倍率にさらされてきた。

そしていま、子供が受験をするような年頃になり、世の中では「大学全入時代」だの「ゆとり世代(の反省)」だのと言われているが、果たして受験戦争はなくなっただろうか。

否、むしろ社会の縮図とでもいうべきか。
二極化してはいまいか。
激烈な側は、より熾烈な競争と化している。

もとい、そうした受験戦争を否定はしない。
かといって、完全に肯定するわけでもない。
自分自身も、そうした死闘を経て、全勝とはいかないが、ある程度勝ち残ってきた自負はある。

人生に正解のあるものは少ないが、特に子育ては、皆初めての経験であるがゆえに、まったく正解が見えない。
こと受験ともなると、「なんとかして子供をいい学校にいれてやりたい」という親心で盲目になりがちだ。
ともすれば塾の(意図するか否かはともかく、結果的に)「脅迫商法」めいたものに湯水のごとく金銭を注ぎ込むことになりかねない。

迷える親たちを救済する、とかそんな大それたことを言うつもりはないが、実体験に基づいて、本音でゆるゆると書いていきたい。
もちろん、本音でないと意味がないから、意図せず特定の団体に対して非難めいた内容を書くことがあるかもしれない。
しかし、それはあくまでも一人の受験生、一人の親としての率直な感想としてご容赦願いたい。

(2017年3月5日)

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