このコーナーの目的
アプリの開発にあたっていろいろなサイトの助けをお借りしました。
andoroid の良いところは、そもそもオープンソースであるがゆえに、
皆で助け合ってよりよいものを作り上げていこう、
という環境が醸成されているところであるように思います。
分かっていればなんということのないことも、
一旦はまり込んでしまうと、解決に膨大な時間を費やしてしまったり、
心が折れそうになるほど抜け出せなくなることもあるものです。
このコーナーは、ご恩返しではありませんが、
自分がアプリ開発においてハマってしまった点について、
その解決法を示しています。
ただし開発環境は人それぞれ違うものですので、
解決しない場合もあるかもしれません。
ここでの方法を試される場合は、
デベロッパーとして自己責任でお願いします。
万が一ここで示した解決法によって損害が生じた場合には
当方は一切責任を負いませんのでご留意ください。
もっとも、私はこの方法で解決したので、
損害が生じるようなことをあえて書くことはありませんので、
その点はご安心ください。
はじめに
java も、xml も、全く初めてから始めてちょうど1か月で広告付き無料アプリ公開までたどり着きました。中学一年生のときに NEC PC-88VA を買ってもらってそれをいじりはじめて以来、PC については人並み以上には理解しているつもりでいましたが、就職先も ITではないので、別にレジストリをいじるでもなく、単に Microsoft Office アプリケーションをより上手に使いこなせるようになることが主眼でした。そういう意味で、IT の世界では私はほぼ素人ですね(笑)。
上記の素地と、MATLAB を独習してそれなりに使えるようになったという自信だけでアプリ開発に挑戦しましたが、MATLAB や VBA とまず大きく異なるのがオブジェクト指向でした。これは未だに(といってもたった1か月ですが)慣れません。
バリバリのプログラマーから見れば、MATLAB なんて、と鼻で笑われるかもしれませんが、プログラミングの観点からは、MATLAB はユーザーフレンドリーな、アプリケーションに近い、非常に使いやすい言語なので、アルゴリズムを作るよい勉強になりました。もっとも、MATLAB を勉強することがアプリ開発の近道ではないと思いますが。
もとい、こんなに短時間で形にできたのは、ググることが非常に大きかったです。参考書も3冊ほど買いました。参考書は体系だって考える際に理解の助けになりますし、やはり「そういえばああいうのがあったな」と脳内ブックマークを紐解くときなどには印刷物は有用です。
しかし何と言っても、特定の障害にぶつかったとき、効率的に解決してくれたのはやはりググることでした。私の場合は冒頭に android や eclipse と入れてから事象を書く(例えば、"android 国際化"などとする)と比較的早く答えに辿りつけるようでした。ドハマリしたときには英語で書くと、たいてい Stack Overflow というサイトがヒットして、直接的な解決にはならないまでも大きなヒントになることが多かったように思います。もちろん、日本語のサイトも力になりましたので、そういう観点からこのコーナーも少しでも誰かのお役にたてれば幸いだと思っています。
(2012年9月19日)
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