Junior High Entrance Exam 1 of GrrrNeko BASE

つれづれなるまヽに、ひぐらしPCにむかひて、
こころにうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなくかきつくれば、
あやしうこそものぐるほしけれ

4匹のネコの受験戦争

はじめに

これから受験の実体験を書いていく。

登場人物は主に、パパねこ、ママねこ、ゴマねこ(兄)、リスねこ(妹)の4匹だ。
ママねこは、受験らしい受験はしていないが、ゴマのために日々努力しているので、十二分に戦闘に参加している。

パパねこの実体験においては、ばーば(パパねこの母)が、今のママねこ同様、非常に骨を折ってくれたことは言うまでもない。
ばーばは、今のママねこと同じく、受験らしい受験をしたことがないし、じーじ(パパねこの父)は息子の受験にまったく興味がなかったから、パパねこが当時の熾烈な受験戦争を勝ち抜けたことは奇跡に近い。

インターネットなど存在していない三十数年前にあって、ばーばが、パパねこの中学受験を成功に導いた秘訣は、やはり「情報力」だ。
ばーばは、いわゆる「ママ友」ネットワークをフル活用して、良いと思われる塾を探し当てた。

ママねこもかなり情報収集力に長けているが、現在では「ググる」という手法があるので、パパねこはゴマのために、ある程度ググってよさそうな塾を見出してきた。
しかし、インターネットが発達した現在でも、やはり口コミというのは大事だ。
本当に価値のある情報を、インターネット上にタダで曝け出すようなバカは、パパねこぐらいなものだからだ。
算数塾はググって見出してきたが、国語塾はパパねこの元上司が教えてくださったところだ。

パパねこは、幼児教室から三田教育研究所(初め相鉄線天王町駅付近、のちに相鉄線平沼橋駅付近に移転。当時はプレハブだったが、今は立派なビルになっている)。
4年生2学期以降は、平日は三田、週末と長期休暇中の講習のみ四谷大塚。
三田では成績順で席順が変わる。パパねこは4~6位辺りが多かったが、1位を取ったこともある。横5列あるうち、1位は一番前の席の中央になる。まさに王座といった感じだ。
パパねこ的には、4、5位は一列目の両端なので何か落ち着くし、6位は二列目中央なので、これまた1位の寝首が掻けそうな気がして何か落ち着く。
四谷は入塾したての頃は準会員だったが、徐々に上がり、5年のときにはお茶の水会員だった(当時は中野が最上位)。6年になって新横浜校が開校したので、新横浜に移った。

パパねこは結果として栄光学園に入学。慶應普通部には落ちた。当時としては、慶應普通部に落ちて栄光に受かるなんてことがあるのか、と言われたが、実際そうなった。滑り止めの攻玉社は楽勝だったのを覚えている。

(2017年3月5日)

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