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[ No.1〜100 ]

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実際にあった事件や犯罪に関する新刊本・注目本などを週単位で紹介しています(更新は主に水曜日)。
下記の★の日付は更新日で、その日付は下(↓)が古く、上(↑)が新しい。

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★2009.11.13 (No.100) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『セレブ殺人事件 COLD BLOOD Documentary Series』
(中央アート出版社/単行本/J・ロバート・ナッシュ/2009.11)


ジョン・レノンが生きていたら、世界の音楽シーンは違っていたかもしれない。“訳あって”非業の死を遂げた11人のセレブたち。

著者・J・ロバート・ナッシュ・・・主に犯罪関係のノンフィクションを多数てがけているアメリカにおけるクライム・ライターの第一人者。ほかに、小説、詩、戯曲なども多数発表している多才な作家。

1 スーパースターの最期 ジョン・レノン 1980年
2 百万長者の殺人犯 ハリー・K.ソー 1906年
3 貪欲な美男医師 ドクター・ベネット・クラーク・ハイド 1909年
4 チャンピオン殺人事件 スタンリー・ケッチェル 1910年
5 銀幕のミステリー セルマ・トッド 1935年
6 内輪の事件 ラナ・ターナー 1958年
7 倒錯の果て ラモン・ノヴァロ 1966年
8 理由なき反抗者の運命 サル・ミネオ 1976年
9 プレイメイトの死 ドロシー・ストラッテン 1980年
10 天才対天才殺人事件 マイクル・J.ハールバーシュタム 1980年
11 大いなる眠り クラウス・フォン・ビューロウ 1979〜80年
★2009.11.5 (No.99) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『松川事件から、いま何を学ぶか 戦後最大の冤罪事件の全容』
(岩波書店/単行本/伊部正之/2009.10)


事件の背景や真犯人論の解明を含め、戦後最大の冤罪事件がみ出された過程を検証して裁判の軌跡を総括。

松川事件・・・1949年(昭和24年)8月17日、東北本線金谷川〜松川駅間で真夜中に列車が転覆する事件が発生。国鉄と東芝の計20人の労働者が起訴され、1、2審で大逆事件以来の大量死刑判決が下されたが、その後、作家の広津和郎の裁判批判や広範な市民の公正裁判、無罪判決を求める声が渦となり、14年間続いた裁判は全員無罪が確定した。

著者・伊部 正之・・・1942年、北海道生まれ。福島大学名誉教授・松川資料室研究員。北海道大学大学院経済学研究科博士課程中退。専攻・労働経済学・社会政策。1982年、福島大学経済学部教授。1988年に福島大学に松川資料室を開設し、松川事件関係資料の収集・整理・保存・公開と松川事件研究に従事。

関連書籍・・・『松川事件と平事件のナゾ』(歴春ふくしま文庫/伊部正之/2001) / 『松川事件と裁判 検察官の論理』(岩波書店/広津和郎/1964)
★2009.10.30 (No.98) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『古今未曾有のミステリアス医療事件と裁判』
(パレードブックス/単行本/入蔵功/2009.11)


医療過誤と断罪されぬ裁判の実態を訴えるノンフィクション。
★2009.10.23 (No.97) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『冤罪 ある日、私は犯人にされた』
(朝日新聞出版/単行本/菅家利和/2009.8)

逮捕の瞬間から、生い立ち、取調べの様子、刑務所での過酷な暮らしを克明に綴る。絶望と希望、正義と自由を求めた闘いの凄絶な記録。釈放後初の独占手記。

関連書籍・・・『幼稚園バス運転手は幼女を殺したか』(草思社/小林篤/2001)

事件の概要・・・第1号事件 DNA鑑定で有罪判決 [ 足利事件 ]
★2009.10.16 (No.96) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『殺人者たちの午後』
(飛鳥新社/単行本/トニー・パーカー[著]/沢木耕太郎[訳]/2009.10)


イギリスの殺人者たちを個別に取材し、心の奥底までを濃密に描き出した傑作ノンフィクション。
★2009.10.8 (No.95) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『戦場の哲学者 戦争ではなぜ平気で人が殺せるのか』
(PHP研究所/単行本/J・グレン・グレイ/2009.9)


戦争哲学のロングセラーとしてアメリカでは1959年の発刊から現在まで読み継がれている。邦訳は今回が初めて。
★2009.10.1 (No.94) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『死刑でいいです 孤立が生んだ二つの殺人』
(共同通信社/単行本/池谷孝司[編著]&真下周[著]&佐藤秀峰[イラスト]/2009.10)

男は16歳で母親を殺害し、少年院を出た後、再び大阪で姉妹刺殺事件を犯した。

関連書籍・・・『大阪美人姉妹殺害事件 神さんに嫁入りした娘たち』(扶桑社/粟野仁雄/2007) / 『我思うゆえに我あり 死刑囚・山地悠紀夫の2度の殺人』(小学館/小川善照/2009.10)

事件の概要・・・西鉄バスジャック事件の[ 山口金属バット殴打事件 ]
★2009.9.25 (No.93) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『FBI特別捜査官 タイ・フェアマンの回想』
(日本文芸社/単行本/藤野眞功/2009.9)


凄惨なテロの現場で捜査官が見たものとは・・・。

著者・藤野眞功・・・大阪市生まれ。成蹊大学卒業後、出版社勤務を経て著述業。週刊誌を中心に活動し、『Number』『SAPIO』等に寄稿。映画コラム、漫画原作なども手掛ける。
★2009.9.18 (No.92) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『31年ぶりにムショを出た 私と過ごした1000人の殺人者たち』
(宝島社/単行本/金原龍一/2009.8)


強盗殺人事件を起こし無期懲役が確定。31年間服役して社会復帰した在日青年の獄中記。

著者・金原龍一(かねはらりゅういち)・・・1946年生まれ。1976年に東京都内で強盗殺人事件を起こし、無期懲役判決を受ける。大阪刑務所、千葉刑務所に31年間服役した後、2008年に仮釈放され社会に復帰。現在は関西の地方都市で調理士として働く。
★2009.9.11 (No.91) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『DV・被害者のなかの殺意 ネット依頼殺人の真実』
(現代書館/単行本/北村朋子/2009.9)


< いらない旦那、処分します。 > ネット掲示板のこの一言が彼女の運命を変えた。

著者・北村朋子・・・外資系企業で秘書兼通訳として10年あまり勤務の後、結婚。現在、夫と2人の子どもと4人暮らし。2003年からDV被害を考える会を結成し、DV被害者支援を行う。2009年からは民間施設「スペース友」を設立する。主な著書・・・『DV裁判』(郁朋社/単行本/2003) / 『DVサバイバー 二次被害ともたたかって』(解放出版社/単行本/2005)
★2009.9.3 (No.90) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『私たちが死刑評決しました。』
(ランダムハウス講談社/単行本/フランク・スワートローほか/2009.8)


1人の人間を12人の陪審員が死刑にするまでのドキュメンタリー。
★2009.8.28 (No.89) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『絶望裁判 平成「凶悪事件&異常犯罪」傍聴ファイル』
(小学館/単行本/中尾幸司/2009.7)


快楽殺人、通り魔、シリアルキラー、SMプレイ致死、連続レイプ、拉致監禁、ストーカー、児童虐待・・・戦慄の全48件の法廷ノンフィクション。

著者・
中尾幸司・・・1962年、大阪市生まれ。月刊誌および週刊誌記者を経てフリーに。事件取材にこだわり、雑誌媒体を中心に重厚なテーマのルポを精力的に発表。『新潮45』誌に発表した事件リポートで2002年、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞
★2009.8.21 (No.88) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『親を殺す「ふつうの子ども」たち 「ありふれた家庭」の「ありふれた期待」がもたらす危険』
(PHP研究所/単行本/大渕憲一/2009.8)


子どもにとって最も深い愛着の対象であるはずの家族を殺してしまうほどに彼らを追い詰めたものは何だったのか。

著者・大渕憲一・・・1950年、秋田県生まれ。東北大学文学部卒。1977年、同博士課程中退。1996年、学位取得(文学博士)。大阪教育大学助教授、東北大学教授を経て、現在、同大学院文学研究科教授。専門は社会心理学。特に、人間の攻撃性と紛争解決の心理的解析を行う。主な著書・・・『攻撃と暴力』(丸善ライブラリー) / 『満たされない自己愛』(ちくま新書)
★2009.8.14 (No.87) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『最新 新宗教事情 カルト、スピリチュアル、おひとりさま』
(勉誠出版/単行本/島田裕巳/2009.7)


村上春樹『1Q84』の作品世界に影を落とすヤマギシ会、オウム真理教、エホバの証人、イエスの方舟・・・そして勝間和代の仏教まで。宗教をめぐる最新の動きを詳細に分析。

著者・島田裕巳・・・1953年、東京生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程修了。文筆家、宗教学者。東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。

事件の詳細・・・オウム真理教
/ 「イエスの方舟」事件
★2009.8.7 (No.86) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『狼・さそり・大地の牙 「連続企業爆破」35年目の真実』
(文藝春秋/単行本/福井惇/2009.7)


三菱重工、三井物産、鹿島建設、大成建設・・・姿なき「連続爆破テロ集団」を地を這うような取材で追いつめる。

著者・福井惇・・・昭和5年、三重県生まれ。早稲田大学文学部卒。昭和30年、産経新聞に入社し、水戸支局、社会部、警視庁キャップ、社会部長、編集局次長、総務局長、FCG総合研究所常務などを務める。昭和63年に退社して帝京大学文学部教授、平成13年に名誉教授となる。昭和50年、社会部次長兼警視庁キャップのとき、「爆弾犯 数人に逮捕状」のスクープで、新聞協会賞と菊池寛賞をダブル受賞。


事件の詳細・・・日本赤軍と東アジア反日武装戦線
★2009.7.31 (No.85) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『日本赤軍私史 パレスチナと共に』
(河出書房新社/単行本/重信房子/2009.7)


数々の作戦行動で世界を震撼させた日本赤軍のリーダーが結成から解散に至るまでの全過程を初めて詳細に記録した手記。

事件の詳細・・・日本赤軍と東アジア反日武装戦線 / 日本赤軍テルアビブ空港事件
★2009.7.24 (No.84) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『自白調書の闇 大阪地裁所長襲撃事件 「冤罪」の全記録』
(宝島社/単行本/一ノ宮美成/2009.7)


5人の罪なき若者たちはいかにして無罪を勝ち取ったか?

大阪地裁所長襲撃事件・・・2004年(平成16年)2月16日午後8時35分ごろ、大阪市住吉区の路上で発生。帰宅途中の鳥越健治・大阪地裁所長(当時)が襲われ、現金約6万3000円を奪われた上、腰の骨を折る重傷を負った。大阪府警は見張り役を含め5人組の犯行と断定。当時29〜13歳の5人(成人2人、少年3人)を逮捕・補導したが、、、。
★2009.7.16 (No.83) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『食品偽装の歴史』
(白水社/単行本/ビー・ウィルソン/2009.7)


混ぜ物、偽装、保存料・添加物、遺伝子操作、偽牛乳事件など食品をめぐる暗黒の歴史を徹底的に検証し現代社会に警笛を鳴らす!

著者・ビー・ウィルソン Bee Wilson・・・1974年、英国オックスフォード生まれ。父は高名な作家A.N.ウィルソン、母はシェイクスピア学者キャサリン・ダンカン=ジョーンズ。ケンブリッジ大学で歴史学を学び、最優等の成績で卒業。その後、政治思想史を研究し、フランスの初期の空想的社会主義に関する論文で博士号を取得した。1998年からは『ニュー・ステイツマン』誌の食品批評家として健筆を揮った。現在は、『サンデー・テレグラフ』に毎週、食べ物に関する記事を寄稿している。それらの功績により、2004年と2008年に「ギルド・オブ・フードライターズ」から《年間最優秀フードライター》に選ばれた。人間と蜜蜂の関わりと蜜蜂の神秘的な生態を探求した最初の著作『蜜蜂の巣』 “The Hive: The Story of the Honeybee and I ” は、各紙誌で絶賛された。
★2009.7.10 (No.82) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『新版 検証・免田事件』
(現代人文社/単行本/熊本日日新聞社[編]/2009.7)


死刑確定後に再審によって初めて無罪を勝ち取った免田事件を徹底的に調査&分析。無罪獲得までの長い道のりを明らかにする異色のドキュメント。

事件の概要・・・死刑確定後再審無罪事件
★2009.7.3 (No.81) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『裁判員時代にみる狭山事件』
(現代人文社/単行本/菅野良司/2009.6)


裁判員の健全な社会常識という新たな視点から狭山事件を見直す。


事件の詳細・・・狭山事件
★2009.6.26 (No.80) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『隠蔽 須賀川一中柔道部「少女重体」裁判』
(幻冬舎/単行本/テレビ朝日「スーパーモーニング」取材クルー&被害者の母/2009.6)

柔道部の練習中、少女が意識不明の重体に陥ると、学校は原因を「隠蔽」した。被害者母親の手記と真実を追い続けたテレビ局の迫真のノンフィクション。
★2009.6.19 (No.79) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『ナニワの生安刑事(セイアンデカ) 懲役四年六箇月』
(講談社/単行本/高橋功一/2009.6)


23年間で1000人逮捕したあげく、自分も「逮捕」・・・・・・

「まえがき」より・・・私は1976年に大阪府警警察官を拝命以来、20年以上を一貫してセイアンに関わってきた。ミナミの風俗店の摘発から詐欺商法、薬物、銃器の捜査まで、セイアンが担当するあらゆる種類の犯罪に携わったといっていいだろう。セイアンの仕事は私の性に合っていた。その理由はいくつかあるのだが、いちばん大きいのは、それまで日本中の誰もやったことがない案件に、最初に着手できたことだと思う。
★2009.6.11 (No.78) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『少年院ロックシンガー 全国弾き叫びロード、16000km』
(青志社/単行本/和気優/2009.5)


父は覚醒剤で人生を滅ぼし、母からは棄てられた。社会から弾かれた俺はグレた。そして友の犯した殺人事件をきっかけに少年院で歌うようになった。


著者・和気優(わきゆう)・・・1964年生まれ。20歳で上京、原宿歩行者天国などでのソロ活動を経て、バンド「JACK KNIFE」を結成。メジャーデビュー後も毎週末の夜、渋谷の路上でフリーライブを続け話題を呼ぶ。バンドは1997年に活動休止。以来、楽曲提供やプロデュースに専念し、TOKIOの「フラれて元気」や「この指とまれ」をはじめ、多くのアーティストの作詞・作曲やプロデュースをこなす。1999年、初の少年院ライブを行うとともに、本格的にソロ活動を開始。東京・下北沢のダイニング・バー「TIBET TIBET」「Lotus cafe」のオーナーを務める傍ら、自作米の栽培に精を出すなど、多彩な側面を見せる。
★2009.6.5 (No.77) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『検事はその時 事件の裏側で何を考えているのか』
(PHP研究所/単行本/中尾巧/2009.5)


「タブー破りの豪腕検事」と呼ばれる現職の大阪高検検事長による異例の著書。
嘘、弁解、隠匿、権力が交錯する数々の事件の真実を浮き彫りにしてゆく。


著者・中尾巧(たくみ)・・・1947年、大阪府生まれ。1972年、東京地検検事任官。大阪地検特別捜査部検事、法務省訟務局租税訟務課長、大阪地検特別捜査部副部長、神戸地検刑事部長、大阪地検刑事部長、大阪高検刑事部長、大阪地検次席検事、金沢地検検事正、法務省入国管理局長、大阪高検次席検事、大阪地検検事正、札幌高検検事長、名古屋高検検事長等を経て、現在、大阪高検検事長。主な著書・・・『税務訴訟入門・第4版』(商事法務)
★2009.5.29 (No.76) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『無差別殺人の精神分析』
(新潮選書/単行本/片田珠美/2009.5)


凶行へと飛躍する心のメカニズムを気鋭の精神科医が徹底分析。

著者・片田珠美・・・1961年、広島県生まれ。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。仏政府給費留学生としてパリ第8大学でラカン派の精神分析を学ぶ。現在、神戸親和女子大学教授。精神科医として臨床に携わりつつ、精神分析的視点から犯罪病理を研究。主な著書・・・『17歳のこころ その闇と病理』(NHK出版/単行本/2003)
★2009.5.22 (No.75) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『悪の遺伝子 ヒトはいつから天使から悪魔に変わるのか』
(イースト・プレス/単行本/バーバラ・オークレイ/2009.5)


「邪悪のつぼみ」はあなたの中でも密かにふくらんでいる、、、。
★2009.5.14 (No.74) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『一文無しが贋札造って捕まって』
(幻冬舎/単行本/坂野昭彦/2009.4)


コンピューターを駆使して造った贋の1万円札はホレボレする出来だったが、、、。

著者・坂野昭彦・・・1947年、東京都生まれ。1975年、図面会社を起こし業績を伸ばすも、2004年に資金難から会社を解散。以後、職を転々とする。母親の介護、借金の返済などが重なって生活は破綻。2005年3月、コンピューターを使って、所持していた最後の1万円札から50枚の偽札を制作し、タクシーで使用。8月、埼玉県警により現行犯逮捕される。偽造から逮捕、裁判までを描いた『一文無しが贋札造って捕まって』で2008年、第9回幻冬舎アウトロー大賞を受賞。
★2009.5.8 (No.73) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『マイケル・ジャクソン裁判 あなたは彼を裁けますか?』
(ブルース・インターアクションズ/単行本/アフロダイテ・ジョーンズ/2009.5)


反マイケルの偏向報道をしてきた有名ジャーナリストが徹底取材を重ねて辿り着いた驚くべき結論とは…?
★2009.4.30 (No.72) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『大逆事件と知識人 無罪の構図』
(論創社/単行本/中村文雄/2009.4)

「大逆事件」の真相に迫り、同時代人の石川啄木、森鴎外、夏目漱石と「事件」との関連にも言及する。


著者・中村文雄・・・1931年、南伊豆生まれ、1956年、国学院大学文学部史学科卒業、東北大学研究生を経て同大学文部教官、国土地理協会企画室長、川崎市立高校教諭、この間新日本文学学校研究科卒、神奈川県高校教科研究会歴史分科会長、全歴研常任理事など経験。
★2009.4.23 (No.71) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『菊の御紋章と火炎ビン 「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」が燃えた「昭和50年」』
(文藝春秋/単行本/佐々淳行/2009.4)


皇太子ご夫妻と伊勢神宮に投げつけられた火炎ビンを何故防げなかったのか。現場にいた佐々淳行が「沈黙の掟」を破って書き遺す!

著者・佐々淳行・・・1930年、東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」等に警備幕僚長として危機管理に携わる。1986年より初代内閣安全保障室長をつとめ、1989年、昭和天皇大喪の礼警備を最後に退官。2000年、第48回菊池寛賞を受賞。2001年、勲二等旭日重光章受章。主な著書・・・『東大落城』(文藝春秋/単行本/1993)
★2009.4.17 (No.70) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『都市伝説と犯罪 津山三十人殺しから秋葉原通り魔事件まで』
(現代書館/単行本/朝倉喬司/2009.4)


ひとは「事実は小説より奇なり」な事件をどの様に語り伝えているのか。

著者・朝倉喬司・・・1943年、岐阜県生まれ。早稲田大学第一文学部社会学科中退。以後、遊んで暮らす2年余、業界誌を経て、『週刊現代』記者。記者生活10年余の後、独立、フリーのもの書きとして現在に至る。現在、全関東河内音頭振興隊隊長を務める。主な著書・・・『誰が私を殺したの 三大未解決殺人事件の迷宮』(恒文社21/単行本/2001)
★2009.4.10 (No.69) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『発達障害は少年事件を引き起こさない 「関係の貧困」と「個人責任化」のゆくえ』
(明石書店/単行本/高岡健/2009.4)


少年事件の構造と普遍性を明らかにし、その「原点」に迫る。


著者・高岡健・・・精神科医。1953年、徳島県生まれ。岐阜大学医学部卒。岐阜赤十字病院精神科部長などを経て、岐阜大学医学部准教授。
★2009.4.4 (No.68) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『ドキュメント秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの344日』
(講談社/単行本/竹内明/2009.1)


ロシアの情報機関員と自衛隊のエリートの接触を極秘に追い続け、ついに逮捕した警視庁公安部外事一課ウラ部隊の驚くべき捜査手法を詳細に描くノンフィクション。
★2009.3.27 (No.67) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『アンデスの奇蹟
南米アンデスの高山に墜落した旅客機
生還者みずから語る72日間の真実』
(山と渓谷社/単行本/ナンド・パラード&ヴィンス・ラウス/2009.3)


1972年にアンデス山中に墜落した飛行機の乗客が救助されるまでの72日間を生還者みずから語るノンフィクション。

関連DVD・・・『生きてこそ』(監督・フランク・マーシャル/出演・イーサン・ホーク他/2005)
★2009.3.20 (No.66) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『狭山事件 46年目の現場と証言』
(風早書林/単行本/伊吹隼人/2009.3)


1963年に起きた狭山事件の謎に迫るノンフィクション。

事件の詳細・・・狭山事件
★2009.3.13 (No.65) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『罪と罰の事典 「裁判員時代」の法律ガイド』
(小学館/単行本/長嶺超輝[著]&落合洋司[監]/2009.2)


どんな犯罪でどのように処罰されるのかを丁寧に解説。法律の世界に無理なく親しむことのできる事典です。

著者・長嶺超輝・・・1975年、長崎県生まれ。九州大学法学部を卒業後、弁護士を目指し、塾講師や家庭教師の指導と並行して司法試験を受験。7回の不合格を重ねて懲りる。現在はライター業の合間をぬって裁判傍聴に通う日々。主な著書・・・『裁判官の爆笑お言葉集』(幻冬舎新書/2007)など。

著者・長嶺超輝のブログ・・・法治国家つまみぐい
監修・落合洋司のブログ・・・日々是好日
★2009.3.6 (No.64) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『司法殺人 「波崎事件」と冤罪を生む構造』
(影書房/単行本/根本行雄/2009.2)


波崎事件を中心に過去の冤罪事件や欧米の陪審制なども参照しながら裁判員制度の問題点を具体的に検証する。

波崎事件・・・1963年(昭和38年)8月26日、茨城県鹿島郡波崎(はさき)町で、不動産ブローカーの富山常喜(つねき/当時47歳)が保険金を奪取する目的でいとこの内妻を青酸化合物入りカプセルで毒殺した疑いで逮捕された。1971年(昭和46年)12月24日、水戸地裁土浦支部で死刑判決。1973年(昭和48年)7月6日、東京高裁で控訴棄却。1976年(昭和51年)4月1日、最高裁で上告棄却で死刑確定。物証、自白なしの状況証拠のみで死刑確定となった冤罪事件と言われている。第1、2次再審請求が棄却され、2003年(平成15年)9月3日、第3次再審の準備中に慢性腎不全で死亡。86歳だった。

関連書籍・・・『状況証拠 「波崎事件」無罪の証明』(朝日新聞社/足立東/1990)

★2009.2.27 (No.63) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『裁判官が見た光市母子殺害事件 天網恢恢 疎にして逃さず』
(文藝春秋/単行本/井上薫/2009.2)


加害者側でも被害者側でもなく冷静な第三者としての裁判官の目で鋭く見抜く裁判当事者たちの詭弁の数々。


著者・井上薫・・・1954年、東京生まれ。東京大学大学院理学系研究科化学専門課程修士課程修了。1983年、独学で司法試験に合格。1986年、判事補を経て1996年、判事任官。2006年、横浜地裁判事で退官。2007年、弁護士登録。主な著書・・・『死刑の理由』(新潮文庫/2003) / 『狂った裁判官』(幻冬舎新書/2007)

事件の詳細・・・山口母子殺人事件
★2009.2.20 (No.62) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『日本大使公邸襲撃事件 占拠126日と最後の41秒間』
(イースト・プレス/単行本/ルイス・ジャンピエトリ/2009.2)


元人質、テロリスト掃討戦略のプロが12年間の沈黙を破って告白する戦慄の4ヵ月間の真実。


在ペルー日本大使公邸占拠事件・・・1996年(平成8年)12月17日(現地時間)にペルーの首都・リマで起きたテロリストによる駐ペルー日本大使公邸襲撃および占拠事件。翌1997年(平成9年)4月22日にペルー警察の突入によって事件が解決するまで4ヶ月間以上かかった。
★2009.2.13 (No.61) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『もう二度と死体の指なんかしゃぶりたくない! ある鑑識の回想』
(バジリコ/単行本/デイナ・コールマン/2008.10)

女性CSI(Crime Scene Investigator 犯罪現場捜査官/日本の「鑑識」にあたる)が遭遇したトンデモ事件現場!


著者・デイナ・コールマン・・・10年にわたってアーリントン郡(バージニア州)とボルティモア郡(メリーランド州)の鑑識課で何千という犯罪現場、何百という死亡現場、多くの自殺現場を担当した。法廷での証言は数十回に上り、『ホミサイド/殺人捜査課』にもエキストラ出演。タウソン州立大学で人類学の学士号、ジョージ・ワシントン大学で法医学の修士号、アメリカン大学で同じく法医学の博士号を取得。現在はボルティモアのタウソン大学大学院および学部で教鞭を執っている。
★2009.2.6 (No.60) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『警視庁捜査一課長 特捜本部事件簿』
(角川書店/単行本/田宮榮一/2009.1)

捜査一課長として現場を指揮した田宮榮一氏が知られざる犯罪捜査の裏側を書き下ろす実録犯罪捜査ファイル。


著者・田宮榮一・・・1932年、台湾生まれ、山形県出身。中央大学法学部卒業。警視庁入庁。愛宕警察署を振り出しに所属長として成城警察署長、刑事指導官室長、捜査共助課長、鑑識課長、捜査第一課長、新宿警察署長、刑事総務課長、刑事部参事官、警察学校長、警ら部長を歴任し、1989年、退官(警視監)。退官後、ヤマト運輸(株)に入社。代表取締役専務、常勤顧問を歴任し、1999年、退社。(株)警察研修社取締役会長、犯罪被害者救援基金理事、警察政策学会会員。現在、日本テレビ「NEWSリアルタイム」客員解説員。主な著書・・・『別冊宝島Real 迷宮入り!?未解決殺人事件の真相』(宝島社/2003) / 『未解決殺人事件ファイル 捜査ケイゾク中』(廣済堂出版/単行本/桐島卓&塩見拓也&田宮榮一/2001)
★2009.1.30 (No.59) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『人を殺すとはどういうことか 長期LB級刑務所・殺人犯の告白』
(新潮社/単行本/美達大和/2009.1)


2件の殺人を犯した男は己の罪とどう向き合ったのか。無期懲役囚が獄中で綴った驚愕の手記。


著者・美達大和(みたつやまと)・・・1959年生まれ。無期懲役囚。現在、刑期8年以上(L級)かつ犯罪傾向の進んだ者(再犯/B級)のみが収容されるLB級刑務所で服役中。罪状は2件の殺人。他の著書・・・『死刑絶対肯定論 無期懲役囚の主張』(新潮新書/2010)

刑務所での収容分類については 犯罪関連用語の基礎知識 [か行] 刑務所 を参照。
★2009.1.23 (No.58) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『続 取るに足らない事件』
(バジリコ/単行本/早川いくを/2008.11)


ウグイス男にエロ先生、ネコなで一家に脅迫チャップリン・・・戦後の混乱期・昭和20年代の珍妙事件! 今度もエロ満載。

関連書籍・・・『取るに足らない事件』(バジリコ/単行本/早川いくを/2008.5)・・・双子ドロに万引き機械、食い逃げ会社にのど自慢強盗・・・戦後の混乱期・昭和20年代の新聞から取るに足りない事件ばかりを拾い集めた可笑しな可笑しな犯罪帳。
★2009.1.16 (No.57) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『スパイと公安警察 実録・ある公安警部の30年』
(バジリコ/単行本/泉修三/2009.1)


KGB、CIA、北朝鮮工作員・・・スパイ天国東京に蠢く各国情報機関員を日夜追いかける公安捜査官の独白。

著者・泉修三・・・1944年、東京生まれ。都立両国高校、東京都立大学法学部卒業。1967年、警視庁に入庁。公安部外事一課、内閣調査室国際部などを経て、1996年警視に昇任、同年退職。その後、日本調査情報学院教務部長・調査部長を経て、(株)日本メディカルエステティック研究所役員付法務担当部長、(株)フェスタ統括相談室長を歴任。
★2009.1.9 (No.56) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『自爆する若者たち 人口学が警告する驚愕の未来』
(新潮選書/単行本/グナル・ハインゾーン/2008.12)


テロは本当に民族・宗教・貧困のせいなのか? 人口データに注目するとテロの本質がクリアに分かる。

著者・グナル・ハインゾーン・・・1943年、ポーランド生れ。ベルリン自由大学で社会学、歴史学、心理学、経済学、宗教学、ジャーナリズムを学ぶ。社会学・経済学博士。1984年にブレーメン大学終身教授に招聘され、1993年から同大学でヨーロッパ初の「ジェノサイド研究所」を主宰。
★2009.1.2 (No.55) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『愛と痛み 死刑をめぐって』
(毎日新聞社/単行本/辺見庸/2008.11)


本当の意味で死刑を執行しているのは誰なのか?


著者・辺見庸・・・1944年生まれ、宮城県石巻市出身。早稲田大学第2文学部卒業後、共同通信社入社。小説『自動起床装置』(文藝春秋/単行本)で芥川賞受賞。『もの食う人びと』(角川文庫)で講談社ノンフィクション賞受賞。共同通信社退社後、執筆活動に入る。
★2008.12.26 (No.54) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『バラバラ殺人の文明論 家族崩壊というポップカルチャー』
(PHP研究所/単行本/佐藤健志/2008.12)


「愛」が切断されたとき家族再生はありうるか。

著者・佐藤健志(けんじ)・・・1966年生まれ、東京都出身。東京大学教養学部卒業。オタク世代に関する考察で知られ、1992年に刊行した『ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義』(文藝春秋)が話題を呼んだ。他の著書・・・『夢見られた近代』(NTT出版/単行本/2008)
★2008.12.19 (No.53) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『許永中 日本の闇を背負い続けた男』
(講談社/単行本/森功/2008.12)


政治家、ヤクザ、企業舎弟、フィクサーたちを取材して得られた許永中の実像とは!?

著者・森功の他の著書・・・『黒い看護婦』(新潮社/単行本/2004) / 『ヤメ検 司法エリートが利欲に転ぶとき』(新潮社/単行本/2008)
★2008.12.12 (No.52) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『TOKYO JOE マフィアを売った男』
(講談社/単行本/エレイン・C・スミス/2008.12)


シカゴ・マフィアに君臨した唯一の日本人幹部のケン・エトー(本名・衛藤健[えとうけん]/「東京ジョー」「モンタナジョー」と呼ばれていた)を追い詰めた当時、FBI 唯一の女性主任捜査官であるエレイン・C・スミスによる異色ドキュメント。


関連書籍&DVD・・・『モンタナ・ジョー マフィアのドンになった日本人』(小学館/単行本/村上早人/2004) / 『東京ジョー』(DVD/監督・スチュワート・ヘイスラー/出演・ハンフリー・ボガート、早川雪舟・・・/2007)
★2008.12.5 (No.51) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『男はなぜパンツ一丁で郵便局に押し入ったのか トンデモ裁判傍聴レポート』
(小学館/単行本/産経新聞社会部取材班/2008.11)


フツーに生きていたら絶対に知ることのない驚きの事件が裁判所には毎日やってくる。
★2008.11.28 (No.50) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『三億円事件の真犯人』
(勝どき書房/単行本/殿岡駿星/2008.8)


「3分間の英雄」は殺人犯だった・・・?!


著者・殿岡駿星・・・1942年、静岡県浜松市生まれ。1968年、明治大学文学部を卒業後、朝日新聞社に記者として入社。2002年、同社退社。現在、合資会社・勝どき書房編集長。主な著書・・・『狭山事件の真犯人』(デジプロ/単行本/2005) / 『新聞記者はなぜ殺されたのか』(勝どき書房/単行本/2006)
★2008.11.21 (No.49) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『警視庁捜査一課刑事』
(朝日新聞出版/単行本/飯田裕久/2008.11)


捜査一課の元エースが平成の時代の凶悪犯罪の実態と本物の刑事の生き様を描く傑作ノンフィクション!

著者・飯田裕久・・・警視庁捜査一課の元刑事で、テレビ朝日の人気ドラマ『ゴンゾウ』の警察監修者。捜査一課歴12年。刑事通算20年。平成19年に勤続25年で警部補として退職。
★2008.11.14 (No.48) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『科学捜査論文「帝銀事件」 法医学、精神分析学、脳科学、化学からの推理』
(東京図書出版会/単行本/中村正明/2008.11)


消毒液から全ての不可解な謎を解明。犯人は画家・平沢貞通だった・・・?!


著者・中村正明・・・1972年、東京理科大学薬学部製薬学科卒業後、日本化薬株式会社医薬事業本部医薬研究所。1984年、株式会社ナック出向。2006年、株式会社ナック代表取締役社長。

事件の詳細・・・帝銀事件

★2008.11.7 (No.47) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『ブラックマネー 「20兆円闇経済」が日本を蝕む』
(新潮社/単行本/須田慎一郎/2008.10)


最新のヤクザビジネスの実態に迫った驚愕のレポート。


著者・須田慎一郎の他の著書・・・『マネーゲーム崩壊 ライブドア・村上ファンド事件の真相』(新潮社/単行本/2006) / 『下流喰い 消費者金融の実態』(ちくま新書/2006)
★2008.10.31 (No.46) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『監獄ビジネス グローバリズムと産獄複合体』
(岩波書店/単行本/アンジェラ・デイヴィス/2008.9)


近年、米国で急拡大する監獄の民営化とその歴史的背景とは何か。
★2008.10.24 (No.45) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『幼き殺人者全書』
(原書房/単行本/マルタン・モネスティエ/2008.10)


5歳の殺人者から子どもゲリラ兵まで世界中から収集した衝撃の事件の数々。


著者・マルタン・モネスティエの他の著書・・・『図説 児童虐待全書』(原書房/単行本/2000) / 『図説 奇形全書』(原書房/単行本/1999)
★2008.10.17 (No.44) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『アキハバラ発 〈00年代〉への問い』
(岩波書店/単行本/大沢真幸[編]・森達也ほか[著]/2008・9)


「犯行は許せないが、犯人の心情に共感する」という同世代の声にどう向き合うか。


秋葉原通り魔事件・・・2008年(平成20年)6月8日午後0時40分ころ、東京都千代田区外神田の路上で加藤智大(ともひろ/当時25歳)が2トントラックを運転して数人をはねた後、トラックから降り、刃物で次々と通行人らを切りつけた。その後、駆け付けた警察官によって現行犯逮捕された。この事件により7人が死亡した。2011年(平成23年)3月24日、東京地裁で死刑判決。2012年(平成24年)9月12日、東京高裁で控訴棄却。のちに弁護側が上告。

★2008.10.10 (No.43) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『地獄へようこそ タイ刑務所/2700日の恐怖』
(作品社/単行本/コリン・マーティン/2008.4)


無実の罪で7年半にわたり収監された著者がタイの警察、裁判制度の腐敗、刑務所の恐るべき虐待の実態を暴く。ヨーロッパを震撼させたベストセラー。
★2008.10.3 (No.42) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『誘拐捜査 吉展ちゃん事件』
(創美社/単行本/中郡英男/2008.6)


1963年の事件発生当時、新聞記者として取材に当たった著者が改めて事件の実録に取り組み直した犯罪ドキュメント。


著者・中郡英男(ちゅうぐんひでお)・・・1930年、茨城県生まれ。旧姓・小池。早稲田大学政治経済学部卒。東京新聞社会部長、特別局次長、東京中日スポーツ総局長などを務め、退職後フリー。

事件の詳細・・・吉展ちゃん誘拐殺人事件
★2008.9.26 (No.41) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『ヤメ検 司法エリートが利欲に転ぶとき』
(新潮社/単行本/森功/2008.9)


司法組織の暗部に踏み込んだ驚愕のインサイド・レポート。


著者・森功の他の著書・・・『黒い看護婦』(新潮社/単行本/2004)
★2008.9.19 (No.40) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『犯意 その罪の読み取り方』
(新潮社/単行本/乃南アサ&園田寿/2008.8)


売れっ子作家&人気弁護士による法律解説付きサスペンス小説集(12の短編)。


著者・乃南アサ・・・1960年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家活動に入る。1988年、『幸福な朝食』(新潮社)が日本推理サスペンス大賞優秀作になる。1996年、『凍える牙』(新潮社)で直木賞受賞。

著者(解説)・園田寿のサイト・・・電脳世界の刑法学
★2008.9.12 (No.39) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『少年院のかたち』
(現代人文社/単行本/毛利甚八/2008.7)


家裁判事を主人公とした漫画『家栽の人』の原作者が篤志面接委員として初めて飛び込んだ少年院という世界。


著者・毛利甚八・・・1958年、長崎県佐世保市生まれ。作家。2003年より大分県の中津少年学院で篤志面接委員として活動している。代表作に『家栽の人』(小学館)などの漫画原作作品のほか、インタビュー集『裁判官のかたち』(現代人文社/2002) などがある。
★2008.9.5 (No.38) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『精神障害と犯罪 精神医学とジャーナリズムのクロストーク』
(南雲堂/単行本/岩波明[編]/2008.3)


精神障害と犯罪に関する諸問題を各方面の専門家が独自の視点から議論。

編纂者・岩波明の他の著書・・・『心に狂いが生じるとき 精神科医の症例報告』(新潮社/単行本/2008) / 『狂気の偽装 精神科医の臨床報告』(新潮社/単行本/2006)
★2008.8.29 (No.37) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『暴力と人間存在』
(筑摩書房/単行本/谷徹&今村仁司&マーティン・ジェイ/2008.8)


戦争・殺人・虐待・いじめ・DV・・・暴力現象の深層と本質を解明し、暴力と人間存在の関わりを考察する。

関連書籍・・・『暴力の屈折 記憶と視覚の力学』(岩波書店/単行本/マーティン・ジェイ/谷徹&谷優[訳]/2004)
★2008.8.22 (No.36) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『死者はまた闘う 永山則夫裁判の真相と死刑制度』
(明石書店/単行本/武田和夫/2008.5)


死刑廃止」とは私たちがいかなる社会を選びとるのかという問題だ(著者)

著者・武田 和夫・・・1948年、兵庫県生まれ。東京大学法学部中退。山谷労働者の解放運動を経て、1977年から1982年まで永山則夫裁判を支援。以降、死刑囚支援を通じて死刑廃止に独自の立場からかかわり、現在に至る。

事件の詳細・・・永山則夫連続射殺事件
★2008.8.15 (No.35) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『元死刑執行官だけが知る監獄の叫び』
(徳間書店/単行本/藤田公彦/2008.7)


死刑囚や服役囚の知られざる驚愕の実態、そして興味津々の事実がいま明かされる!


著者・藤田公彦の他の著書・・・『大阪拘置所「粛清」刑務官 獄中で最も怖れられた男の回想録』(光文社/単行本/2007)
★2008.8.8 (No.34) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『自爆テロ』
(青土社/単行本/タラル・アサド/2008.7)

「文明の衝突」 や 「正しい」 戦争といった従来の議論を超えた新文明論を展開!


著者・タラル・アサド・・・1933年、サウジアラビア生まれ。ニューヨーク市立大学大学院教授(人類学)。西洋近代の批判的再考察をテーマとする。主な著書・・・『宗教を語りなおす』(みすず書房/単行本/2006) / 『宗教の系譜』(岩波書店/単行本/2004)
★2008.8.1 (No.33) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『Lawより証拠 ある「証拠調査士」の事件簿』
(総合法令出版/単行本/平塚俊樹/2008.7)


年間数百件の案件を扱う日本初にして唯一の証拠調査士の迫真の事件報告書。

著者・平塚俊樹・・・証拠調査士(エビデンサー)。武蔵野学院大学客員教授。大学卒業後、大手不動産会社と東証2部上場メーカーに勤務。在職中、営業職ながらクレーム処理も担当する中、暴力団もかかわるあまりにも悪質な事件が多発したために、警察の暴力団対策課にて対応トレーニングを積む。そして、その対応能力の高さから、たった一人で悪質クレームの全てに数年間対応することになる。その後、自ら欠陥住宅を買ってしまったことにより、6人の弁護団を組んだ大手ゼネコンを相手にこちらの弁護士も逃げ出すほどの死闘を演じ、最終的に完全勝利。これらの経験からトラブル解決のノウハウを確立する。
★2008.7.25 (No.32) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『数学で犯罪を解決する』
(ダイヤモンド社/単行本/キース・デブリン&ゲーリー・ローデン/2008.4)

天才数学者が幾何、統計、確率などの各種の数学を自在に活用して、犯罪を解決する方法を丁寧に解説。

著者・キース・デブリンの他の著書・・・『興奮する数学』(岩波書店/単行本/2004) / 『数学する遺伝子』(早川書房/単行本/2007)
★2008.7.18 (No.31) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『中国臓器市場』
(新潮社/単行本/城山英巳/2008.7)


死体を見たら金と思え!  死刑囚争奪戦、飛び交う賄賂、臓器目あての殺人…。中国で横行する、日本人も巻き込んだ「臓器移植ビジネス」の実態。

著者・城山英巳・・・1969年生まれ。慶応大学文学部西洋史学科卒、時事通信社入社。社会部、外信部などを経て2002年6月から中国総局(北京)特派員。2007年10月に帰国、外信部勤務。
★2008.7.11 (No.30) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『GHQ焚書図書開封 米占領軍に消された戦前の日本』
(徳間書店/単行本/西尾幹二/2008.6)


7700冊もの焚書でGHQは何を隠蔽しようとしたのか? 戦後タブーとなっていたアメリカによる日本占領の秘密がいま明かされる!
★2008.7.4 (No.29) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『ヤクザマネー』
(講談社/単行本/NHK「ヤクザマネー」取材班/2008.7)


暴力とマネーが結びついたとき、そこに莫大な「シノギ」が生まれる。大反響を呼んだNHKスペシャルを単行本化!
★2008.6.27 (No.28) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『破産者 オウム真理教 管財人12年の闘い』
(朝日新聞出版/単行本/阿部三郎/2008.6)


この組織を解体するための強力な手段は「破産宣告」だった。
★2008.6.20 (No.27) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『記者魂 キミは社会部記者を見たか』
(講談社/単行本/佐藤史朗/2008.6)


ジャンボ機墜落や宮崎勤事件を始め、歴史に残る重大事件を追い続けたベテラン記者はいったい何を見たのか。

著者・佐藤史朗・・・1948年生まれ。島根県出身。中日新聞社(東京新聞)入社。プロ野球の金田・ロッテ、長島・巨人、広岡・ヤクルトなどを担当後、社会部警視疔記者として、1億円拾得事件、ホテル・ニュージャパン火災、日航機羽田沖墜落事故、新宿バス放火事件、日航ジャンボ機墜落事故、宮崎勤幼女連続誘拐殺人事件などを取材。厚生労働省、国土交通省、警察庁などを担当した後、さいたま、横浜支局長を歴任。編集局デスク長を経て編集委員
★2008.6.13 (No.26) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『アナタが裁判員になったら・・・  ラスベガス売春婦連続レイプ事件から見える実情』
(扶桑社/単行本/ウインドゲイト緑/2008.5)


裁判員に選ばれたら何をやらされるのか? 夫が陪審員に選ばれた著者が法廷で展開されたやりとりを再現。
★2008.6.6 (No.25) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『リトビネンコ暗殺』
(早川書房/単行本/アレックス・ゴールドファーブ&マリーナ・リトビネンコ/2007.6)


世界中を震撼させた毒殺事件の驚くべき真相! リトビネンコの友人と未亡人が描く衝撃のノンフィクション。
★2008.5.30 (No.24) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『「冤罪」を追え 志布志事件との1000日』
(朝日新聞出版/単行本/朝日新聞鹿児島総局/2008.5)


1人の当選者の買収嫌疑によって13人が逮捕&起訴された。だが、それは警察による完全なでっち上げだった。

志布志事件(しぶしじけん)・・・2003年(平成15年)4月13日、鹿児島県議会議員選挙(統一地方選挙)に当選した中山信一県議会議員の陣営が曽於郡志布志町(現・志布志市)の集落で住民11人に焼酎や現金191万円を配ったとして、集落の住民らが公職選挙法違反容疑で逮捕された事件を巡る捜査で、鹿児島県警察が自白の強要や数ヶ月〜1年以上にわたる異例の長期勾留など違法な取り調べを行ったとされる事件。2007年(平成19年)2月23日、鹿児島地裁は被告人12人全員(起訴された13人中、1人は公判中に病死のため公訴棄却)に無罪を言い渡し、確定した。

関連書籍・・・『えん罪志布志事件 つくられる自白』(現代人文社/単行本/日本弁護士会/2008) / 『警察の犯罪 鹿児島県警・志布志事件』(ワック/粟野仁雄/2008)
★2008.5.24 (No.23) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『友だちをいじめる子どもの心がわかる本』
(講談社/単行本/原田正文[監]/2008.5)


今、大人がすべきことは何か? 問題の核心に迫り、対応へのアドバイスも充実の一冊。
★2008.5.16 (No.22) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『法廷ライブ 「セレブ妻」夫バラバラ殺害事件』
(扶桑社/単行本/産経新聞社会部/2008.5)


注目をあびた「セレブ妻」夫バラバラ殺害事件。その公判の一部始終を再現した画期的な裁判本!


事件の概要・・・戦後の主なバラバラ殺人事件の[ 「セレブ妻」夫バラバラ殺害事件 ]

著者・産経新聞社会部の他の著書・・・『法廷ライブ 秋田連続児童殺害事件』(扶桑社/単行本/産経新聞社会部/2008.3) / 『無責任の連鎖 耐震偽装事件』(産経新聞出版/単行本/2006.5)
★2008.5.9 (No.21) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『性犯罪被害にあうということ』
(朝日新聞出版/単行本/小林美佳/2008.4)


2000年、24歳で性犯罪被害にあった女性の実名手記。心身がどれほど傷つき、対人関係がどれほど損なわれるか、、、。

関連書籍・・・『性犯罪被害とたたかうということ』(朝日新聞出版/小林美佳/2010)
★2008.5.2 (No.20) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『カラシニコフ自伝 世界一有名な銃を創った男』
(朝日新書[朝日新聞出版]/エレナ・ジョリー聞き書き/2008.4)


旧共産圏の軍隊からテロリストまで、世界一有名な自動小銃「カラシニコフ」。その銃「AK-47」を開発したカラシニコフ本人の語りおろし自伝。

関連事件・・・日本赤軍テルアビブ空港事件 / エジプト外国人観光客襲撃事件
★2008.4.25 (No.19) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『嘘発見器よ永遠なれ 「正義の機械」に取り憑かれた人々』
(早川書房/単行本/ケン・オールダー/2008.4)


開発者自身が科学的根拠に疑問をもつ嘘発見器が、なぜ今なお米国人に絶大な信用を得ているのか?


著者・ケン・オールダーの他の著書・・・『万物の尺度を求めて メートル法を定めた子午線大計測』(早川書房/単行本/2006.3)
★2008.4.18 (No.18) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『大量虐殺の社会史 戦慄の20世紀』
(ミネルヴァ書房/単行本/村松高夫&矢野久[編]/2007.12)


虐殺が生じた原因を歴史的脈絡のなかでとらえ、20世紀の虐殺の特質を解明する。
★2008.4.11 (No.17) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『法廷ライブ 秋田連続児童殺害事件』
(扶桑社/単行本/産経新聞社会部/2008.3)


被告人、証人、検察官、弁護士、裁判官・・・すべての公判の一問一答を生々しく再現した画期的な法廷本!


著者・産経新聞社会部の他の著書・・・『法廷ライブ 「セレブ妻」夫バラバラ殺害事件』(扶桑社/単行本/産経新聞社会部/2008.5) / 『無責任の連鎖 耐震偽装事件』(産経新聞出版/単行本/2006.5)
★2008.4.4 (No.16) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『通訳捜査官 中国人犯罪者との闘い2920日』
(経済界/単行本/坂東忠信/2008.1)


元現場捜査官が明かす中国人犯罪の裏

著者・坂東忠信の他の著書・・・『いつまでも中国人に騙される日本人』(ベスト新書/2008)

著者・坂東忠信のサイト・・・通訳捜査官
★2008.3.28 (No.15) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『「俺の酒が飲めねーか」は犯罪です 大爆笑「変な法律」集』
(講談社/単行本/なかむらいちろう/2008.3)


著者・なかむらいちろうのサイト・・・ホントに実在する変な法律
★2008.3.21 (No.14) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『秋田連続児童殺害事件 警察はなぜ事件を隠蔽したのか』
(草思社/単行本/黒木昭雄/2007.10)


2008年(平成20年)3月19日、秋田地裁で被告人の畠山鈴香に無期懲役の判決。遺族に対し土下座謝罪するも即日控訴。

著者・黒木昭雄の他の著書・・・『臨界点』(講談社/2006) / 『いきなり誰かが襲ってきたら? 突然の暴力犯罪から身を守る方法』(草思社/2002) / 『警察はなぜ堕落したのか』(草思社/2000) / 『神戸大学院生リンチ殺人事件』(草思社/2006)
★2008.3.14 (No.13) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『ネットオークションで騙す。 全米を揺るがした絵画詐欺犯の告白』
(光文社/単行本/ケネス・ウォルトン/2008.2)


タダ同然の中古絵画が13万5805ドルに! 現役弁護士はいかにしてネットの絵画取引にのめり込み、偽造にまで手を染めていったのか・・・。
★2008.3.7 (No.12) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』
(朝日新聞出版/単行本/「実録・連合赤軍」編集委員会+掛川正幸/2008.2)


映画『実録・連合赤軍』(DVD/監督・若松孝二/2009) の公式ガイドブック。元幹部の獄中からの手紙や証言などを収録。

事件の詳細・・・連合赤軍あさま山荘事件

関連書籍・・・『時効なし。』(ワイズ出版/単行本/若松孝二[著]/小出忍&掛川正幸[編]/2005)
★2008.2.29 (No.11) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『三浦和義事件』
(角川文庫/島田荘司/2002.10)


日本で無罪が確定した事件で、2008年(平成20年)2月22日、再びロス市警に逮捕されたが、、、。

事件の詳細 ・・・「疑惑の銃弾」事件
★2008.2.22 (No.10) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『冤罪弁護士』
(旬報社/単行本/今村核/2008.1)


冤罪を弁護し続ける著者が関わった事件から刑事裁判の問題点に迫る。
★2008.2.15 (No.9) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『新左翼とは何だったのか』
(幻冬舎新書/荒岱介/2008.1)


社会変革の理想に燃えた若者たちは、なぜ最終的「内ゲバ」で百人をこえる仲間を殺すことになったのか。

著者・荒岱介の他の著書・・・『破天荒伝 ある叛乱世代の遍歴』(太田出版/単行本/2001) / 『大逆のゲリラ』(太田出版/単行本/2002)
★2008.2.9 (No.8) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『大阪美人姉妹殺害事件 神さんに嫁入りした娘たち』
(扶桑社/単行本/粟野仁雄/2007.12)


16歳で母親を撲殺した山地悠紀夫は言った。「また人を殺すかもしれない」と。


事件の概要・・・西鉄バスジャック事件の[ 山口金属バット殴打事件 ]

著者・粟野仁雄の他の著書・・・『ナホトカ号重油事故 福井県三国の人々とボランティア』(社会評論社/単行本/高橋真紀子との共著/1997) / 『あの日、東海村でなにが起こったか ルポ・JOC臨界事故』(七つ森書房/単行本/2001)
★2008.2.2 (No.7) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う』
(朝日出版社/単行本/森達也/2008.1)


知っているのに誰も知らない、僕らが支える死刑というシステム。


著者・森達也・・・1956年、広島県生まれ。テレビディレクター、映画監督。1998年、自主制作ドキュメンタリー映画『A』(DVD/2003)を発表、ベルリン映画祭に正式招待される。また、その続編『A2』(DVD/2003) が、山形国際ドキュメンタリー映画祭にて審査員特別賞&市民賞をダブル受賞。主な著書・・・『いのちの食べかた』(理論社/単行本/2004) / 『王様は裸だと言った子供はその後どうなったか』(集英社新書/2007)
★2008.1.25 (No.6) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『拷問と処刑の西洋史』
(新潮選書/単行本/浜本隆志/2007.12)


鞭打ち、犬輪付き拷問椅子、ハシゴ吊るし、火炙り、絞首刑、車裂き、、、血塗られたヨーロッパのおぞましい裏面史
★2008.1.18 (No.5) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『ヒトラー・マネー』
(講談社/単行本/ローレンス・マルキン/2008.1)


史上最大の国家的ニセ札偽造「ベルンハルト作戦」の全貌。

関連書籍&DVD・・・『ヒトラーの贋札 悪魔の工房』(朝日新聞社/単行本/アドルフ・ブルガー/2008) / 『ヒトラーの贋札』(DVD/監督・ステファン・ルツォヴィッキー/出演・カール・マルコヴィクスほか/2008)
★2008.1.11 (No.4) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『心の貌(かたち) 昭和事件史発掘』
(文藝春秋/単行本/柳田邦男[編]/2008.1)


光クラブ事件、伊勢湾台風……現在を照らし出す12の事件を発掘し、22人の評者とともに論じた、まったく新しい戦後史解析。
2008.1.4 (No.3) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『ポアンカレ予想 世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者』
(早川書房/単行本/ジョージ・G・スピーロ/2007.12)


宇宙の形にも関わると言われる数学史上の超難問解いたロシア人数学者ペレルマンが失踪、賞も辞退して話題を呼んだ。

著者・ジョージ・G・スピーロの他の著書・・・『ケプラー予想』(新潮社/単行本/2005)
2007.12.28 (No.2) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『誘拐逃避行 少女沖縄「連れ去り」事件』
(新潮社/単行本/河合香織/2007.12)


10歳の少女が47歳の男に連れ去られるという事件が発生。だが、保護された少女は言った。「家には帰りたくない」と。


著者・河合香織・・・1974年、岐阜県生れ。ノンフィクションライター。神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科卒業。福祉や児童問題などのノンフィクションを執筆。主な著書・・・『セックスボランティア』(新潮社/単行本/2004)
2007.12.21 (No.1) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『極秘指令 金賢姫拘束の真相』
(NHK出版/単行本/砂川昌順/2003.9)


2007年(平成19年)12月15日夜、約2時間に渡ってフジテレビ系列のテレビ番組「土曜プレミアム特別企画」で『大韓航空機爆破事件から20年・金賢姫を捕らえた男たち〜封印された3日間〜』と題したドラマが放送されたが、そのドラマの原作本。

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