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weekly book

since Dec/2007


実際にあった事件や犯罪に関する新刊本・注目本などを週単位で紹介しています(更新は主に水曜日)。

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★の日付は更新日で、その日付は下(↓)が古く、上(↑)が新しい。日付の後ろの(No. )は通し番号
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★2017.11.15(No.518) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『殺しの手帖 <実録>平成の未解決・未解明事件の謎』
(洋泉社ムック/2017.8)


平成の重大未解決事件、未解明事件を徹底検証・徹底推理!
あの事件には、まだ明らかにされていない謎がある!

目次
「埼玉愛犬家連続殺人事件」の禍根
八王子スーパーナンペイ事件と日本の地下水脈
島根女子大生バラバラ殺人事件の不可解な結末
リチャード・ロイド・パリー氏 インタビュー
ルーシー・ブラックマンさん事件と『黒い迷宮』
ノンフィクションライター・小野一光氏 インタビュー
複雑怪奇――尼崎連続変死事件と殺人犯たちの肖像
「尼崎連続変死事件」と世紀の未解決事件「グリコ・森永事件」の黒い糸
ノンフィクション作家・豊田正義氏 インタビュー
北九州・連続監禁殺人事件が示唆した人間の恐ろしさ、残酷さ、そして弱さ
松永太と緒方純子――その尋常ならざる関係の秘密
死刑囚・小田島鐵男の真実――彼はいかにして殺人者となったのか
作家・平山夢明が読み解く事件の謎
事件の背後には触れちゃいけない「ダークマター」がある
和歌山毒物カレー事件――浮上した「新たな謎」
週刊誌事件記者座談会
事件あるところに「事件記者」あり――
平成の怪事件――迷宮の「井の頭バラバラ殺人事件
犯罪ジャーナリスト・小川泰平が読む「事件」の深層
世界が誇る警察組織「警視庁」管内で起きたふたつの未解決事件
東電OL事件、消えた「B型のDNA」の真犯人を追え!
小金井アイドル刺傷事件――岩崎友宏の狂気の深淵
佐賀女性7人連続殺人事件――消えた「水曜日の絞殺魔」を追う
伊勢女性記者行方不明事件――重要人物「X」の変心

関連ページ・・・埼玉愛犬家連続殺人事件 / 東電OL殺人事件 / 佐賀女性7人連続殺人事件
 
★2017.11.8(No.517) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『ママは殺人犯じゃない 冤罪・東住吉事件』
(インパクト出版会/単行本/青木惠子/2017.8)


火災事故を殺人事件に作り上げられ、無期懲役に―。
悔しさをバネに娘殺しの汚名を晴らすまで!


東住吉(ひがしすみよし)事件・・・1995年(平成7年)7月22日、大阪府大阪市東住吉区の民家で火災が発生し、小学6年生の女児・めぐみちゃん(11歳)が死亡した事件。9月10日、この事件でめぐみちゃんの母親・青木惠子と内縁の夫・朴龍晧が逮捕された。逮捕された理由は死亡しためぐみちゃんに死亡時支払金1500万円の生命保険契約をしていたことやめぐみちゃんの死亡に対して保険金支払いを請求したこと、惠子と朴に約200万円の借金があったことから、借金返済のための保険金詐取目的の殺人の容疑だった。2人は公判で無罪を主張したが、1999年(平成11年)5月18日、大阪地裁で無期懲役判決。被告側が控訴。2004年(平成16年)12月20日、大阪高裁で控訴棄却。被告側が上告。2006年(平成18年)11月7日、最高裁で上告棄却で無期懲役が確定した。2009年(平成21年)に再審開始を請求し、大阪地裁は2012年(平成24年)3月7日、「自白は不自然」と判断し、再審開始を決定。3月12日、検察側が即時抗告。2015年(平成27年)10月23日、大阪高裁は再審開始を認めた大阪地裁決定を支持し、検察側の即時抗告を棄却。刑の執行を10月26日午後2時で停止する決定も出した。10月27日、検察側が特別抗告を断念。2016年(平成28年)8月10日、大阪地裁で無罪判決。検察は控訴権を放棄し、即日、無罪確定。
 
★2017.11.1(No.516) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『死刑 その哲学的考察』
(ちくま新書/萱野稔人/2017.10)


死刑の存否をめぐり、鋭く意見が対立している。「結論ありき」でなく、死刑それ自体を深く考察することで、これまでの論争を根底から刷新する、究極の死刑論!

萱野稔人・・・1970年生まれ。哲学者、津田塾大学教授。専門は哲学、社会理論。パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了。博士(哲学)。朝日新聞「未来への発想委員会」委員、衆議院選挙制度に関する調査会委員などを務める。著書に『国家とはなにか』(以文社) / 『カネと暴力の系譜学』(河出書房新社) などがある。
 
★2017.10.25(No.515) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『死刑執行された冤罪・飯塚事件 久間三千年さんの無罪を求める』
(現代人文社/単行本/飯塚事件弁護団/2017.11)

飯塚事件は、足利事件と同時期に同じ科警研によって行われた DNA鑑定が問題となった。鑑定の誤りが明らかになった足利事件は再審無罪となったが、無実を訴えていた久間三千年は死刑執行された。本書は、有罪の柱になった(1)血液鑑定、(2)DNA鑑定、(3)目撃証言、(4).繊維鑑定について、その誤りを指摘し、一日も早い再審決定を求める。

飯塚事件・・・1992年(平成4年)2月20日、福岡県飯塚市で小学1年生の女児2人が登校途中に行方不明となり、翌21日、山中で2人の遺体が発見された。1994年(平成6年)、警察は、科警研の足利事件(↓)と同じ手法のMCT118によるDNA鑑定が一致したとして、女児と同じ校区に住んでいた久間三千年(くま・みちとし)が逮捕された。久間は一貫して無罪を主張していたが、1999年(平成11年)9月29日、福岡地裁はDNA鑑定に加えて情況証拠を積み上げて死刑を言い渡した。2001年(平成13年)10月10日、福岡高裁で控訴棄却。2006年(平成18年)9月8日、最高裁で上告棄却で死刑が確定した。足利事件のDNA再鑑定が行われる目処がついた数週間後の2008年(平成20年)10月28日、久間三千年の死刑が執行された。70歳だった。2009年(平成21年)、久間の妻が再審を請求したが、2014年(平成26年)に福岡地裁で棄却された。その即時抗告審で、弁護団は、再審棄却決定の柱であった(1)血液鑑定、(2)DNA鑑定、(3)目撃証言について、あらたな検証実験の成果を踏まえて、その誤りを立証した。


足利事件・・・1990年(平成2年)5月12日、栃木県足利市で女児(4歳)が行方不明になり、翌13日、渡良瀬川の河川敷で女児の遺体が発見された。10月、科学警察研究所(科警研)がDNA鑑定を実用化。11月末、聞き込み捜査により幼稚園バス運転手の菅家(すがや)利和がマークされ、巡査部長が菅家の借家を訪問&令状なしの室内調査&勤務先への聞き込み。以降、逮捕されるまでの1年間尾行され続ける。1991年(平成3年)3月、勤務先への聞き込みが原因で菅家が解雇された。1991年(平成3年)5月22日、警察庁がDNA鑑定導入を決定。6月23日、尾行中の刑事が菅家の捨てたゴミ袋を無断で押収。8月21日、科警研に女児の半袖下着と押収したゴミ袋に入っていた使用済みのティッシュのDNA鑑定を依頼。11月25日、DNA鑑定で一致したという結果を報告。12月1日、菅家が逮捕状なしで足利警察署に連行され、夜中まで取り調べ。翌2日、女児殺害などの容疑で菅家利和(当時45歳)が逮捕された。だが、当時のDNA鑑定の技法が未確立だったため、その鑑定結果には様々な疑問がもたれている。また、DNA鑑定以外に物証がなく、「自白」内容も変遷を繰り返し、殺害方法などの重要部分で客観的事実と矛盾している。公判途中から菅家は否認に転じるが、1993年(平成5年)7月7日、宇都宮地裁で菅家に無期懲役の判決。1996年(平成8年)5月9日、東京高裁で控訴棄却。2000年(平成12年)7月17日、最高裁で上告棄却で無期懲役が確定。2002年(平成14年)12月25日、宇都宮地裁に再審請求。2008年(平成20年)2月13日、宇都宮地裁が再審請求を棄却。2月18日、弁護団が東京高裁に即時抗告を行う。その即時抗告審で、12月19日、東京高裁の田中康郎裁判長がDNAの再鑑定を行うことを決定した。再審請求中の事件でDNAの再鑑定を行うことが決定された事件としても初のケースとなった。2009年(平成21年)4月20日、東京高裁の嘱託鑑定で女児の着衣に付着した体液と菅家のDNA型が一致しないという結果を得る。5月19日、弁護団が東京高検に無期懲役刑の執行停止と釈放を要請。5月25日、東京高裁の即時抗告審に鑑定書を提出していた本田克也・筑波大教授が鑑定書の改訂版を提出。6月1日、弁護団が刑の執行停止をしない検察を不当だとして宇都宮地裁に異議申し立て。6月4日、菅家が逮捕から17年半ぶりに釈放される。これにより再審開始が決定的となる。6月23日、東京高裁は再審請求即時抗告審で請求を棄却した宇都宮地裁決定を取り消し再審開始を認める決定をした。女児の着衣に付着した体液と菅家のDNA型が一致しなかった再鑑定結果を「無罪を言い渡すべき新証拠」と判断した。2010年(平成22年)3月26日、宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)は菅家利和に対し無罪判決を言い渡した。

プロローグ 飯塚事件のあらまし
第1章 飯塚事件・再審請求審の特徴と求められる審理のあり方
第2章 DNA鑑定 4つの鑑定データを精査する
第3章 血液型鑑定 真犯人の血液型は何か
第4章 目撃証言その1 警察官に誘導された供述
第5章 目撃証言その2 科学的に不可解なカーブの目撃
第6章 繊維・染料鑑定 情状証拠としての価値はない

 
★2017.10.18(No.514) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『Black Box』
(文藝春秋/単行本/伊藤詩織/2017.10)


真実は、ここにある。 なぜ、司法はこれを裁けないのか? レイプ被害を受けたジャーナリストが世に問う、 法と捜査、社会の現状。 尊敬していた人物からの、思いもよらない行為。 しかし、その事実を証明するにはーー密室、社会の受け入れ態勢、差し止められた逮捕状。 あらゆるところにブラックボックス≠ェあった。 司法がこれを裁けないなら、何かを変えなければならない。 レイプ被害にあったジャーナリストが、自ら被害者を取り巻く現状に迫る、圧倒的ノンフィクション。

著者・伊藤詩織・・・1989年生まれ。ジャーナリスト。フリーランスで、エコノミスト、アルジャジーラ、ロイターなど主に海外メディアで映像ニュースやドキュメンタリーを発信する。
 
★2017.10.11(No.513) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『闇を照らす なぜ子どもが子どもを殺したのか』
(長崎新聞社/単行本/長崎新聞社報道部少年事件取材班/2017.4)


長崎市の男児誘拐殺害、佐世保市で発生した小6女児同級生殺害、高1女子同級生殺害をはじめ、全国の少年事件の深層と、その後を追った長崎新聞連載を単行本化。子どもたちを守るために、大人は何をすればいいのか。精神医学、小児医学、臨床心理学、教育学の専門家が男児誘拐殺害事件を検証した報告書も全文収録。

目次

第1章 深層凶悪少年事件
「男児誘拐殺害の教訓」
「少年事件遺族の今」
「佐世保児相の内部告発」
「佐世保事件読者の告白」
第2章 検証男児誘拐殺害
本紙提唱 男児誘拐殺害検証会議が報告
男児誘拐殺害事件検証報告書


関連ページ・・・佐世保小6同級生殺人事件
 
★2017.10.4(No.512) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『なんで、「あんな奴ら」の弁護ができるのか?』
(現代人文社/単行本/アビー・スミス&モンロー・H・フリードマン[編著]/2017.8)


「なぜ、あんな奴らの弁護ができるのか?」 
すべての刑事弁護人はこの質問を受ける。家族から、友人から、ありとあらゆる人たちから……。この疑問は刑事弁護人にとって、“お定まりの質問”として知られている。そして、この“お定まりの質問”に対する唯一の正しい解答はない。もっとも、一人ひとりの刑事弁護人は、その仕事を行うにあたって“お定まりの質問”に対する自身の答えを持っている。本書は、この“お定まりの質問”に対するアメリカの刑事弁護人の回答を集めたコレクションである。執筆者は、経験豊富で思慮深い刑事弁護人および教育者たちである。老いも若きも、女性も男性も、白人も黒人も交じっている。執筆者は、簡潔にかつ力強く、各自が「あんな奴ら」を弁護する理由を語っている。

著者・・・

アビー・スミス(Abbe Smith)・・・ジョージタウン大学法学教授であると同時に、弁護士として、刑事弁護および受刑者代理クリニックの責任者を務める。ハーバード・ロースクールを始めとする数多くのロースクールで、刑事弁護、少年司法、法曹倫理、臨床法学等の幅広い分野で学生を指導している。モンロー・フリードマンとの共著として、法曹倫理の教科書『弁護士倫理を理解する』(Understanding Lawyer's Ethics〔2010〕第4版 )がある。

モンロー・H・フリードマン(Monroe H. Freedman)・・・アメリカを代表する法曹倫理の泰斗であり「弁護士の弁護士」と称された。1966年に発表された、刑事弁護人の直面するジレンマについての問題提起は「フリードマンの三つの難問」(The Three Hardest Questions)として今日に至るまで決着をみていない。ホフストラ大学ロースクールの院長を務めたほか、依頼者中心の弁護人像を提示して、自ら刑事弁護および公民権擁護の弁護士として数多くの業績を残したが、2015年、86歳で逝去。


Chapter1.『罪を犯した者の弁護』公表から30年
Chapter2.どうして、こんな人々を起訴できるのか?
Chapter3.なぜ、あんな奴らの弁護ができるのか?
Chapter4.神の恵みがなければ、我が身も同じ
Chapter5.なぜ私は有罪の者と無罪の者を同じように弁護するのか
Chapter6.「あんな奴ら」を弁護することが、なぜ、本質的なことなのか
Chapter7.公民権を擁護すること
Chapter8.「私たち」と「あんな奴ら」についての考察
Chapter9.人生の破壊 国家が殺害をもくろむとき
Chapter10.「あんな奴ら」とは我々のことだ
Chapter11.性犯罪者を弁護するということ
Chapter12.どうして、こんな人々を弁護せずにいられるのか?
Chapter13.フェアプレイ
Chapter14.弁護すること……今もなお
Chapter15.アメリカだけではない 自由な民主主義社会において「あんな奴ら」を弁護することの必要性
 
★2017.9.27(No.511) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『20世紀の51大事件 私は目撃した』
(文春ムック/2017.9)


昭和の事件を当時の熱をそのままに珠玉の記事を再収録。

ニッポン列島震撼事件
連続幼女殺害 宮崎勤の家族が嘗めた辛酸
大久保清連続婦女暴行殺人事件
殺人鬼・大久保清と刑務所で面会した20分
山口組 vs.一和会 私は見た! 元幹部の迷路のような家
百日漂流 佐野三治が怯えた死体を食う魚
戸塚宏が留置場で連続殺人鬼冷血・勝田と腕立て伏せ
オカルト猟奇 悪魔払いバラバラ殺人 犯人二人の精神鑑定書
グリコ・森永事件 脅迫状に犯人の実像
日本人拉致事件 李恩恵を拉致した男は逮捕寸前だった
飯干晃一の宣戦布告 生命尽きるまで「統一教会との死闘」
帰還兵の戦後 横井庄一の遺言は「小動物たちの慰霊碑を」
残置諜者 小野田寛郎少尉“発見の旅"から20年

テロリズムとその時代
側近が語る 浅沼社会党委員長刺殺の生々しい瞬間
よど号ハイジャック事件 石田眞二機長は大阪で警備員に
三井物産マニラ支店長誘拐事件
日本赤軍関与、私はこうして調べた
アキノ射殺事件 スクープ写真 私が撮影した
ペルー日本大使公邸占拠事件 人質たちの後遺症
有田芳生があえて書いた オウム真理教上祐史浩の「闇の顔」
不肖宮嶋、大倉乾吾 拘置所の麻原激写! 秘密兵器はベニヤ板

巨大事故現場は語る
日本航空123便墜落事故
「生存者スクープ」の御巣鷹山凄惨現場
ホテルニュージャパン火災事故
炎上するホテル内部に突入した命知らずのカメラマン
阪神・淡路大震災 宙吊りバスを救った「奇跡の運転手」

「怪死」ミステリー
いまだ根強い謀殺説 女将は見た 中川一郎の顔に不気味な斑点
M資金詐欺で追いつめられた?
田宮二郎 自殺3日前の「会食」メンバー
直撃カメラマンの独白 豊田商事永野会長刺殺 私は撮らなかった
尾崎豊が初めて撮らせた“正面"からの写真
「村井秀夫刺殺の指令なし」でオウム真理教事件の謎未だ深し

スターの肖像 最後の秘話
百恵・友和の初デートを“演出"した親友の告白
キャンディーズ バックバンドとタイ旅行三泊四日の一部始終
夭逝した美女の俳号は「海童」 夏目雅子は俳句の名人
貴乃花との婚約解消 宮沢りえは知らなかった
がん告白から三年 逸見夫人が神の手手術は無謀と知った日
宇多田ヒカルの母・藤圭子が引退で「意外な一言」
まき子夫人大反対!
石原裕次郎 手術直後にヨットレース参加
勝新太郎がハワイでふるまった手料理
寅さんが残した肉声 留守電テープ50分初公開
沖雅也の飛び降りを記録したホテル従業員の「備忘日誌」
岡田有希子自殺の一年後 両親は離婚した
美空ひばりの棺に三日間寄り添い続けた島倉千代子

スポーツ列伝 運命の瞬間
長嶋監督解任 世紀のスクープは電話の混線から
小林繁が初めて明かした 江川卓事件「空白の一日」
運命のドラフト会議
清原ボー然、桑田はそっと部屋から姿を消した
伊達公子を陰で支えたおむすびの達人
東京オリンピック 聖火ランナーを拉致した「スクープ合戦」

醜聞報道の深層
金丸信が私にぶちまけた 愛弟子・小沢一郎の非情
三越のドン・岡田茂に挑んだ6人の告発者
「本当の金額は1000万だった」
リクルート事件500万円贈賄ビデオ
「獄中」の三浦和義から届いた電報の中身
横山ノックが借りたSMビデオ10本の中身

ドキュメント皇室報道
昭和天皇のご病状を明らかにして亡くなった東大教授
美智子皇后 結婚5日前の「父娘のキャッチボール写真」
雅子妃の父・小和田恆氏に怒鳴られた私


関連ページ・・・宮ア勤幼女連続殺人事件 / 大久保清連続殺人事件 / 戸塚ヨットスクール事件 / 勝田清孝連続殺人事件 / 藤沢悪魔祓いバラバラ殺人事件 / 北朝鮮日本人拉致事件 / 浅沼稲次郎社会党委員長暗殺事件 / 「よど号」ハイジャック事件 / 日本赤軍と東アジア反日武装戦線 / オウム真理教 / 豊田商事永野会長刺殺事件 / アイドル歌手自殺事件 / 「疑惑の銃弾」事件
 
★2017.9.20(No.510) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『犯罪学ハンドブック』
(明石書店/単行本/アンソニー・ウォルシュ/2017.8)


犯罪学を人間の行動を科学的に研究し、その法則性を解明しようとする行動科学と位置づけ、最新の研究成果をふまえて、被害者学、社会学、心理学、生物学等や各犯罪種別の理論などを学際的視座から解説する。現実問題と理論の関係も実例を交えて平易にときほぐす。

著者・アンソニー・ウォルシュ(Anthony Walsh)・・・オハイオ州のボーリング・グリーン・ステート大学で博士号を取得。現在はアイダホ州にある、ボイシ州立大学の教授であり、犯罪学、統計学、法学および矯正に関するケースワークやカウンセリングの授業を担当している。法執行および矯正に関する実務経験があり、30冊以上の著者、共著者であり、150編以上の論文を執筆している。目を奪われるようなすてきな奥様をずっと愛し続けている。

目次

犯罪、犯罪学とは
犯罪と犯罪行動の数値化
被害者学―犯罪被害経験を探究する
犯罪学を形成した初期の学派
合理的選択としての犯罪、情動、および犯罪行動
社会構造理論
社会過程理論
批判理論とフェミニズム理論
心理社会学的理論―個人特性と犯罪行動
生物社会学的アプローチ
発達理論―非行発症から離脱まで
暴力犯罪
テロリズム
財産犯罪
公共秩序犯罪
ホワイトカラー犯罪
組織犯罪
 
★2017.9.13(No.509) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『サイバー犯罪入門 国もマネーも乗っ取られる衝撃の現実』
(幻冬舎新書/足立照嘉/2017.7)


大規模サイバー攻撃により、チェルノブイリ原発一時停止。
原発、病院、銀行、交通機関・・・日本も狙われている!

世界中の貧困層や若者にとって、ハッカーは「ノーリスク・ハイリターン」の夢の職業だ。同時に、サイバー犯罪による“収益”を資金源とする犯罪組織やテロリストは、優秀なハッカーを常に求めている。両者が出会い、組織化され、犯罪の手口は年々巧みに。「気付かないうちに預金額が減っている」といった事件も今や珍しくないし、数十億円を一気に集めることも容易い。一方で、日本人は隙だらけ。このままでは生活を守れない!日々ハッカーと戦うサイバーセキュリティ専門家が、ハッカーの視点や心理、使っているテクニックを、ギリギリまで明かす。

著者・足立照嘉・・・サイバーセキュリティ専門家であり、投資家。国内外のIT企業の起ち上げから経営にまで幅広く参画。千葉大学大学院在籍中にIT系の事業会社を設立して以降、ニューヨークをはじめロンドンやシンガポールを拠点に、2017年現在で30ヶ国以上に事業を展開。取引先には、Fortune Global 500にランクするような有名企業も多く含まれる。実地での経験も豊富で、サイバーセキュリティとサイバー攻撃に関して詳しい。
 
★2017.9.6(No.508) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『日本殺人巡礼』
(亜紀書房/単行本/八木澤高明/2017.8)


近代の軋轢が産み落とした「闇」に肉薄する!
"日常"と"奈落"の境界は何処にあるのか?

戦前戦後から高度成長期を経てバブル、平成不況という歴史のうねりのなか、ある種の歪みとして時代の折々に生じた 日本中を震撼させる恐ろしい凶悪殺人事件の数々ーー。「殺人者の生家」「故郷の村」「殺害現場」へ直接足を運び、犯人たちが背負ってきた時代の宿命と、人間の哀しき業を追う。

著者・八木澤高明・・・1972年、横浜市生まれ。ノンフィクション作家。写真家。写真週刊誌「FRIDAY」の専属カメラマンを経てフリーに。他の著書に『マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅』(小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞) / 『黄金町マリア』などがある。

【目次】

第1章 現代の八つ墓村
第2章 北関東犯罪黙示録
第3章 東京ノースエンド
第4章 北海道に渡ったネパール人
第5章 ズーズー弁と殺人事件
第6章 林眞須美と海辺の集落
第7章 宗教と殺人
第8章 戦争と殺人
第9章 差別と殺人
 
★2017.8.30(No.507) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『日本のテロ 爆弾の時代 60s-70s』
(河出書房新社/単行本/栗原康/2017.8)


爆弾闘争、内ゲバ、革命運動・・・・・・若者たちは、なぜ過激な行動に向かったのか?  政治と暴力、文学と芸術から考える。この時代を知るためのブックガイドを併録。

【内容紹介】 日本で、世界で、政治・文学・芸術が刺激しあった60〜70年代。 過激化した若者たちの行動は「テロ」として一面的に報道されましたが、果たしてそれだけが真実でしょうか? 本書は、今では信じられないような行動を起こした若者たちの実像を、時代状況や世界情勢にそってわかりやすく解説します。彼らの行動や考え方は、同時代の人々にとっても「世界」を考えるための重要な問いかけでした。それは作家や芸術家にとって作品を作る上では避けて通れない出来事だったことがなによりの証です。本書では、同時代の文学・音楽・美術を紹介しながら、芸術が何を表現しようとしていたのかについても考えます。

「いまある幸せに留まってはならない。なぜならその幸せは多くの民衆の不幸せを条件にしているからだ。まずはすべてを捨てて『不幸せ』に向かって跳び立たなければならない・・・・・・ベトナムが、沖縄が、水俣が、アジアが、そう若者たちに語りかけていました」(本書より)

混迷を極める現代社会で、彼らの行動を知ることは「時代」と「世界」への向き合いかたを大きく変えることになるかもしれません。

著者・栗原康・・・1979年生まれ。政治学。2017年、池田晶子記念「わたくし、つまりNobody賞」を受賞。他の著書に『大杉栄伝 永遠のアナキズム』 / 『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』 など。

目次

1 何故、若者たちはいまでは考えられない行動をしたのか?
2 世界を変えるとは、どういうことか?
3 武器を持って闘いに向かった若者たち
4 東アジア反日武装戦線とは何者なのか?
INTERVIEW 大道寺将司君のこと(花田ひとし)
5 文学的想像力は何故、テロに惹かれるのか?
6 直接行動に触発された藝術家たち
BIOGRAPHY OF REVOLUTIONARIES 革命家烈伝
BOOK GUIDE この時代を知るためのブックガイド


関連ページ・・・日本赤軍と東アジア反日武装戦線
 
★2017.8.23(No.506) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『シリアルキラーズ 女性篇 おそるべき女たちの事件ファイル』
(青土社/単行本/ピーター・ヴロンスキー/2017.8)

歴史や事例などを詳細に検討しながら、モンスターになった女たちの謎にせまる。

著者の他の著書・・・ 『シリアルキラーズ プロファイリングがあきらかにする異常殺人者たちの真実』(青土社/2015)

目次

序 シリアル・スパルタシズム―女の攻撃性の政治学

第1部 女シリアルキラーの精神病理と小史
(雌獣の性質―雌モンスターの精神病理
力、利得、欲望を追い求めて―女シリアルキラー小史)

第2部 二〇世紀における女シリアルキラーと共犯者のケーススタディ
(アイリーン・ウォーノスのカルトと情熱―ポストモダンの女シリアルキラー
友人知己の殺害―“黒後家蜘蛛”と利得殺人
死ぬほど愛して―シリアルママ、死の天使、その他の殺意ある養護者
セックスと死とビデオテープ―シリアルキラーの共犯者としての女
ナチの雌犬とマンソン・キラー・ガールズ―カルトの女シリアルキラー)

結論 捕食者的な女の見分け方―女シリアルキラーのプロファイリング


関連ページ・・・海外の事件
 
★2017.8.16(No.505) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『犯罪「事前」捜査 知られざる米国警察当局の技術』
(角川新書/一田和樹&江添佳代子/2017.8)


世界の捜査の趨勢は事後から「事前」へ――世界の法執行機関の捜査の最前線で大きな変化が起きている。

事後対応から事前対処への変化だ。事前対処は事前捜査と言ってよいだろう。これには大きくふたつの理由がある。ひとつはテロだ。テロは近年になって規模も数も拡大し、サイバー化かつ国際化してきており、これまでと同じ対応では難しくなってきている。そして、インターネットの普及がもうひとつの理由だ。テロリストや犯罪者を含めた多くの人々が通信でやりとりをするようになった。地理的制約や物理的制約が減り、テロや犯罪へのハードルが下がったが、防御方法も同時に進歩した。傍受し、位置を特定することができるようになった。かくして捜査当局は、予防のための体制を整えることになった。もちろん、そこにはプライバシー侵害や冤罪などさまざまな問題がある。 (「はじめに」より抜粋)

著者・・・

一田和樹・・・コンサルタント会社社長、プロバイダ役員などを歴任後、サイバーセキュリティ情報サービスを始める。2006年に退任。2010年、『檻の中の少女』(原書房) で第3回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。著作に『原発サイバートラップ リアンクール・ランデブー』(原書房) など。

江添 佳代子・・・インターネット広告、出版に携わったのちフリーライター、翻訳家として活動を始める。英国のITメディア「The Register」のセキュリティニュースの翻訳を約800本担当。現在は主にウェブメディアでサイバーセキュリティ関連の記事を執筆。共著に『闇ウェブ』(文春新書)がある。

はじめに
第一章 ボルチモアの暴動で明らかになった最新捜査技法
第二章 携帯電話の基地局になりすます「モバイル監視」の捜査とは
第三章 最強の盗聴組織とやられっぱなしのSNS
第四章 ダークウェブの児童虐待サイトに捜査のメスを入れることは可能か?
第五章 犯罪やテロを防ぐ事前捜査社会
あとがき
 
★2017.8.9(No.504) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『昭和・平成 日本の凶悪犯罪100』
(宝島社/単行本/別冊宝島編集部[編]/2017.7)

宮ア勤・連続幼女誘拐殺人事件、九州監禁事件、オウム真理教幹部刺殺事件、グリコ・森永事件……など、昭和・平成の記憶に残る凶悪犯罪について、最新情報も織り交ぜながら解説&ルポ。実際に実行犯と会ったライター、ジャーナリストによる体験談なども随所に盛り込みます。狂気の正体を明らかにする事件ノンフィクションの決定版。
★2017.8.2(No.503) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『北海道 20世紀の事件事故 サツ回りの現場から』
(北海道新聞社/単行本/大竹功太郎/北海道新聞社[編]/2017.6)


白鳥事件、道庁爆破、北炭夕張ガス突出…50の事件を題材に元社会部記者の筆者が20世紀の北海道を読み解く。元道新警察担当キャップ座談会、事件事故年表も掲載。

著者・大竹功太郎・・・1934年、函館市生まれ。東北大文学部卒業後、1957年、北海道新聞社入社。函館報道部長、社長室次長、釧路支社長、監査役を歴任。
★2017.7.26(No.502) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『科学捜査ケースファイル 難事件はいかにして解決されたか』
(化学同人/単行本/ヴァル・マクダーミド/2017.7)


科学捜査というのはそれ自体が心の踊る仕事であり、それを職にしている人々は、
率直に言って、とんでもなく素晴らしい人たちなのだ。(本文より)

200年におよぶ歴史をもつ科学捜査。犯罪解決に役立てられ、ドラマや小説の題材としてたびたび取り上げられ、ある意味では私たちにもなじみ深いものでもある。しかし、DNA鑑定、指紋、毒物学、プロファイリングなどについて、どんなことを知っているだろうか。英国のベストセラー作家、ヴァル・マクダーミドは、科学捜査の現場を歩き、第一線で活躍するエキスパートへのインタビューをとおして、性犯罪、放火、強盗、暴行などの事件解決に科学捜査がどのように役立てられているかを、その発展の歴史とともに浮き彫りにする。犯行現場から法廷へと続く、科学捜査をめぐる旅。(2016年アンソニー賞 批評/ノンフィクション賞 受賞)

著者・ヴァル・マクダーミド・・・これまでに28の犯罪小説を著した。作品はミリオンセラーとなり、16ヶ国語に翻訳され、多くの賞を受賞。犯罪プロファイラー、トニー・ヒルのシリーズが原案となって英国ITVの連続テレビ・ドラマ〈ワイヤー・イン・ザ・ブラッド〉が制作された。

【目次】
第1章 犯行現場
第2章 火災現場の捜査
第3章 昆虫学
第4章 病理学
第5章 毒物学
第6章 指紋
第7章 飛沫血痕とDNA
第8章 人類学
第9章 復顔
第10章 デジタル・フォレンジック
第11章 法心理学
第12章 法廷
終章
 
★2017.7.19(No.501) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『マル暴捜査』
(新潮新書/今井良/2017.7)


「抗争(ドンパチ)は絶対にさせない」
――捜査幹部はそう言った。

2003年に発足した警視庁組織犯罪対策部、通称・組対(ソタイ)は、1000人近い人員を擁する、全国の暴力団捜査の先頭に立つ組織だ。
刑事部系と公安部系の溝、捜査手法の変遷、マル暴刑事の日常と素顔等々、関係者への豊富な取材をもとに、組織犯罪と闘うプロ集団の全貌を描く。

著者・今井良・・・1974年、千葉県生まれ。中央大学文学部卒業。NHKに入局し、地方局や東京の報道局ニュースセンターでニュース番組の制作に10年間携わる。その後、民放テレビ局に移籍。他の著書に『警視庁科学捜査最前線』がある。

プロローグ

第1章 マル暴捜査のプロ集団――組対の誕生
組対誕生の理由/情報収集力の強化/外国人犯罪の増加/
36年ぶりの新設/刑事部と公安部の対立

第2章 頂上作戦から暴対法まで――警察対暴力団の攻防史
警察の頂上作戦/政治と暴力団/フロント企業への変身/
訴訟団結成で対抗/警察の攻勢/ヤクザマネー/
暴対法改正による対策/警察の弘道会対策/「捜査」か「癒着」か/
暴力団の情報収集力

第3章 情報こそすべて――組対の捜査手法
ガサ入れ捜査/家宅捜索の持つ意味/揺さぶり/
エスを運用/公安捜査にシフト/マル暴捜査もデジタル化/
通信傍受/カメラ捜査/カメラ捜査の問題点/
GPS捜査

第4章 マル暴刑事の素顔――組対4課の現場
マル暴捜査の本部拠点/拠点は秘密/組対4課の五つの係/
広域暴力団対策係の対象/罵声とメンツ/暴力犯捜査係/
マル暴刑事の特徴/マル暴刑事の日常/マル暴捜査の最前線/
暴力団の新ビジネス/「患者役」の告白/特殊部隊を投入/暴力団が仕切り役

第5章 ボウタイの視点――組対3課の現場
前身は「ボウタイ」/特殊暴力犯罪にも対応/組織犯罪捜査の情報拠点/企業への不当要求

第6章 薬物と拳銃――組対5課の現場
清原の薬物事件/5課とは何か/ゲートウェイドラッグ/
大物企業家を内偵中/銃器捜査も重要任務/端緒は「密告情報」/
泳がせ捜査で対抗

第7章 犯罪インフラを撲滅せよ――組対1課の現場
国際組織犯罪を視察・捜査/犯罪インフラの実態/組対1課の組織編成/
不正滞在対策室とは/蛇頭/偽装結婚に「士業」が関与/
失踪する訪日客

第8章 中国人犯罪者の跋扈――組対2課の現場
ルーツは国際捜査課/中国人組織が捜査対象/影のリーダーとの攻防/
大物の逮捕/タイアップ犯罪が深刻化/中国との捜査協力

第9章 新たな犯罪者集団との対峙――組織犯罪対策特別捜査隊の現場
組対の機動捜査部隊/偽造カード事件を専門捜査/国際犯罪組織の影/
100人以上が一斉引き出し/暴力団の関与/仲介組織が主導

第10章 マネー・ロンダリング捜査の精鋭たち――組対総務課の現場
組対の筆頭課/マル暴刑事の指導部門/マネロン捜査のプロ集団/特別捜査官も参入/
マネロン捜査の実態/JAFICと連携/アメリカの制裁リスト/
パナマ文書とマネロン/暴力団関係者も浮上

エピローグ

あとがき
 

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