職員のお気に入りの絵本を紹介していきます。
クラスの子どもたちに読み聞かせた時の反応や、 自分が子どもの時に読んだ(読んでもらった)時のエピソード、 是非おすすめのこの一冊等々、連載したものです。
最近めっきり本を読むことが少なくなってきた私ですが、子どもの頃は大好きでたくさん読んでいました。当時母親が専業主婦だったこともあり、読んでもらう機会にも恵まれていたと思います。けれど、絵本って、意外とお値段が…。そこで我が家は購入したものだけでなく、幼稚園や図書館や友達からといろんなところから本を借りてきては読んでいましたね。
その中で、今回私が紹介するのは『じゃむじゃむ どんくまさん』です。シリーズもののようですが、私が持っていたのはこの本です。どんくまさんの目の前にりんごが落ちてきて、りんごの持ち主であるうさぎのジャム屋さんとりんごジャムを作るというところから始まります。でもジャムを売りに行ったどんくまさんがお金をもらうのを忘れて、ジャム屋さんに怒られてしまうのです。ところが、ジャムがあまりに好評だったので、ジャム屋さんがどんくまさんと仲直りして、「どんくまじるしのりんごじゃむ」というジャムを作って話は終わりです。ほのぼのとした気持ちで読むことができる内容と、りんごジャムを作っているページの絵が辺り一面に甘い香りが漂ってくるような感じで、私も何度も何度も読んでいました。(このジャムを食べてみたかったのもありますが…)
今の季節にぴったりの絵本です。結構古い本なので書店で購入することができるのかわかりませんが、機会があったら是非手に取ってみてください。(年季の入った本でよければお貸ししますよ。)