職員のお気に入りの絵本を紹介していきます。
クラスの子どもたちに読み聞かせた時の反応や、 自分が子どもの時に読んだ(読んでもらった)時のエピソード、 是非おすすめのこの一冊等々、連載したものです。
我が家での絵本の時間は夜、お布団に入ってからの楽しみ・・・大人も子どももフ~と一息つける唯一の時間です。私と4歳になる息子がつい最近までお気に入りだったのは「よるのおるすばん」・・・この本は森に住んでいるふくろう親子のおはなしです。
ある晩、木の幹のほらの穴のおうちからお母さんがいなくなり、3羽の子どもたちのお留守番が始まります。夜の森の中の描写がとても美しく、またふくろうの子どもたちの表情とことばからはドキドキ不安な思いや3羽の性格までしっかり伝わってきます。
「ねぇどれがフーでどれがポー?」と初めは聞いていた息子も「これがフーでポーでピヨやね 絶対!」とくり返し読むうちにわかってくるのですが・・・でも、もっぱら自分は末っ子のピヨの心境で(笑)「ママに会いたいよ~!」と甘える姿を笑いながらもお母さんが帰ってきたときの「ママだぁ~いすき!」の一言をきいて、まるで自分のことのように微笑む顔・・・何だか心がほっと暖まるお話です。ぜひ読んでみて下さいね。