職員のお気に入りの絵本を紹介していきます。
クラスの子どもたちに読み聞かせた時の反応や、 自分が子どもの時に読んだ(読んでもらった)時のエピソード、 是非おすすめのこの一冊等々、連載したものです。
絵本を楽しむ時間といえば、親子で読むときですが、なかでも私の好きな絵本は林明子さんの「こんとあき」です。
絵本の表紙を見ると、緑色のバッグを持ってる女の子と、包帯をしたきつねのぬいぐるみが駅のホームに立っています。
"あき"が生まれる前から"こん"はいるのですが、古くなったので砂丘おばあちゃんの所へ修理をしてもらうための旅がはじまります。道中で色々エピソードが起こりハラハラしますが、最後は修理してもらって、お風呂に入って・・。絵本を読み終えて「ホッ」とします。
このお話の全体を通して、"こん"がまるで"あき"の保護者のようなところが面白いですね。
近頃、我が家では、子どもも大人も毎日の学校の宿題や本読み(音読)に追われて、じっくり本読みをする時間が少なくなってきました。そして、大人の忙しさを理由についテレビを見て(見せて)しまいがちですが、短時間でも心のゆとりをもって、色々な本の世界を楽しめたら・・と思っています。