職員のお気に入りの絵本を紹介していきます。
クラスの子どもたちに読み聞かせた時の反応や、 自分が子どもの時に読んだ(読んでもらった)時のエピソード、 是非おすすめのこの一冊等々、連載したものです。
「そして、今日も 赤ずきん」
私は幼いときに読んでもらった絵本の記憶はほとんどなく、母親にきいてみると「お兄ちゃんたちには読んでいたから、今でも本が大好きやもんね。けど、ちさとにはねえ・・・」と話が終わってしまいます。
唯一、布団に横になった時に、母から、本ではなく「赤ずきん」のお話をしてもらったことを思い出します。思えば両親は共働きで忙しかったからなのか、私が「赤ずきんがいい!!」といったからなのか、思い出すお話は、赤ずきんのみ なのですが、いつも目を閉じて聞く、母のお話、語りはとても心地よく、嬉しいひとときだったことは覚えています。今でも思い出すと、なんだかあたたかい気持ちに、なれるんです。
さて、私の好きな絵本は?・・・・。色々あって困るのですが、動物が大好きな子どもたちと、見て楽しかった絵本を紹介します。対象年齢は、ちゅうりっぷ組より上のクラスの方が楽しめると思います。『どうぶつえんガイド』というものです。特に、なぜ? どうして? の問いかけのでてくる子どもたちは、さらに興味をもってみていて、はしからはしまで読んでいくと一時間は、たってしまいます。それでも、年中さん、こすもす時代の子どもたちは、まだ見たい!!といっていたほどで、生き物への関心の強さを感じた絵本でした。特に動物園に行く前、行った後にみると、さらにまた楽しくなるんです。ストーリーのあるお話も大好きですが、「かがくのふしぎ」の様な本も子どもたちは、大好きですよね。身近なものを再発見したり、観察したり、子どもたちの探求心はくすぐられるようです。