海風通信 after season...

はばのり味噌汁




◆第29話「ひなた」にて、お子達が作り上げた自慢の手料理(!?)『じゃがいも と たまねぎのみそしる トッピングに はばのり』です。
 「はばのり」の登場は後にも先にもこれ一回キリなのですが、連載当時のヨコハマ・ファンの間では「こんな海苔が実在するのか!」と大いに話題になり、しかも入手がそれなりに困難であったことから、ちょっとしたブームとなりましたよね。
 私も三浦の行きつけの食堂がはばのりを扱っているということを知ってから、毎年七福神巡りのたびに在庫があれば買わせてもらっています。値段はそれなりにお高いものの、その独特の香りと食感が堪らない魅力で、青海苔やアオサでは代用できない満足感があるのです。
 食べ方は、最もシンプルな「軽く炙って粉々にし、白飯の上にまぶして醤油をひと回し」が一番!これで大体食べ尽くしてしまうので、これまで作品中のような「味噌汁に載せて食す」という方法は、迂闊にも試していなかったのですね。
 というわけで、今回は初の試みということになりました。新じゃがいもに新たまねぎというコダワリもありましたが、まぁフツーに美味しかったです。というか、これってラーメンとかヤキソバにのっけても間違いなく美味いでしょうな。ちなみに私のおススメは、マグロの刺身にはばのりを一片添えて食すというもの。日本酒の進みが止まらなくなります。サーモンでも可。いや、刺身だったら何でもか?(←誰か止めて下さい。)
 地場産のものとは言え、タカヒロとマッキはなかなかに贅沢な逸品を食べていたのですね。
(2025年04月01日撮影)