海風通信 after season...

三崎港突堤灯柱




◆三崎港湾護岸南端の突堤先端に立つ、印象的な電灯。正確には防波堤標識灯と言うのかな?
 台座のコンクリの廃れ具合には絶妙の渋さが感じられますが、なぜに電燈は公園にあるようなメルヒェンなフォルムをしているのでしょう?経緯のほどは分かりませんが、このギャップが却ってアーティスティックな構図となり、思わず心惹かれる情景を生み出しています。『ヨコハマ』の世界でも、是非とも採り入れていただきたかった風景描写の一つにも思えますね。とくに、『みんなの船』あたりに出して欲しかったなぁ。
 中心地からも程近いこんな場所に、このような魅力的なロケーションがあるなんて、三崎もまだまだ奥が深いです。
(2019年04月16日撮影)