小学4〜6年その他
小学校低学年の頃はさほど目立たなかった学力の差が様々な形で見えてきます。
六年生の通知表で「普通にできる」ということなので安心していたら、
中学へ行って順位が出るようになったら下から数えたほうがはやい。
「え?普通、じゃなかったの?」
「普通にできる」という評価のイメージを訊ねてみると
昔の5段階評価で言うと《4》ぐらいな感じを持っている方が多いようです。
でも、《普通》というのは真ん中あたりを表す《3》、それもかなりの幅があるのです。
子ども当人も学校での授業やテストで
他の子との差という事に気づき始めますから
《塾》へ行きたいなどと言い出すこともあります。
そういうチャンスをつかまえて、勉強に対して前向きになれればいいのですが
子どもの思いつきにすぎないと「そのうち・・・・・・」などと放っておくと
「なんだ、勉強なんてできなくても構わないんだ」と こどもは理解します。
それから何かで親が「勉強、勉強」とハッパをかけても
子どもの方は一向に乗ってこないということになり、ある意味、手遅れです。
生涯勉強、学びたいと思った時が勉強時で、四十の手習いもいい、のですから
「勉強に手遅れなんてことはない」というのは正論です。
しかし。
実務上必要性に迫られて勉強するという事はともかく
高校入試や大学入試にはある程度の年齢制限が伴います。
例えば高卒で就業していたが一念発起、35歳の頃大学に入学し卒業したとして
その後の就業にはどの程度の可能性があるかという事。
何らかの特殊事情がない限り、
一般企業で大卒新人としての採用は無理でしょう。
よく、バイトの大学生などに話すのですが
「大企業での新卒採用に有名大学卒優先、
新入社員の給与でも大卒と高卒に差があるのはなぜか」
東北大の工学部の学生が「知識量の差」と答えたことがあります。
「仮に高卒で入社していてその仕事を4年間続けてきたとすれば
知識量は学校出たての大卒なんかよりよっぽど多いよ。
でも、5年もすればまず、大卒の方が給料は増えてるはず。なんでだ?」
「えーと・・・・・・」
新卒採用時には、入社時点での知識量とか技術力を買うわけじゃないから。
学習能力を買うわけで、高卒より大卒、三流大学より一流大学の方が
学習能力が高いとみなされるのは当然でしょう。
小中学生にこんな話は無理と思われるかもしれませんが
勉強の価値という事に気づかせる一例としています。

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