入学準備として必要な事
入学準備と言えば、親のアタマに浮かぶのは
まずランドセルに学用品、細々したものにみんな名前を書いたり
お名前シールを貼ったり。
でも、肝心なのは、こども自身の準備ができているかどうかという事。
最低限、自分の名前は書けますか?
もっと大事なことは、人の話をちゃんと聞き、言われたことができるかどうか。
先生の話すことがよくわかり、自分が今するべきことがわかる子と
何を言われているのかわからない子とでは
その後の授業内容の理解度に大きな差がついていってしまいます。
まさか、と思われるかもしれませんが
小学校1年生の秋には、授業についていけない「落ちこぼれ」が発生するのです。
「親のいう事はよくわかる子だから」 (言いつけどおりにする、しないは別として) と
安心していると、
「先生の説明はわからない」という とんでもない≪穴≫があることも。
小学校入学前に
ひらがな (できたらカタカナも) の 読み書きができていれば
学校で始まる学習は自分が知っている事・できることからということになります。
できることをやって見せることは、こども・おとなを問わず、楽しいものです。
そこから、学校での勉強という事への自信が育ちます。
長期にわたる学校生活の第一歩での「できる」という自信は大切です。