小学1年〜3年生の頃の学習開始の場合
学校では「これいくつ?」というようなことから
数唱・数の並びというようなことはあっという間に済ませ
一桁の算数、足して10までの足し算に入ります。
ひととおり単元を済ませると次は10ひく一桁の数、
足して10までの計算と重ね合わせて教えますが
早くもこの時点で「落ちこぼれ第一陣」が発生します。
授業では先生の指名で子ども達が次々に
答えを言っていったりするのですが、
足して10までの数を覚えきれていない子には難しいのです。
かといって学校の限られた授業時間内に、
すべての児童に定着するまで覚えさせることはできません。
熱心な先生なら居残りをさせても指導してくれるとはいうものの
「居残り」ということがこどもに「できない子」という烙印を押すことにも
繋がりかねないし
おけいこ事に熱心な親からクレームがつくことさえあります。
それで「宿題で」ということになるのですけれども
一般的には親がわが子にコーチをするのは難しいものです。
それで、その辺の事情がよくわかっている小学校の先生は
我が子は低学年の頃から塾へ通わせています。
もし、先々を見据えて小学生低学年で学習開始するなら
学校でできない事が増えてしまう前に、
「勉強なんてどうでもいい」と子どもが思ってしまう前に
勉強体力を作っておくことを念頭に、一ヶ月でもはやく始めたほうが
長い目で見た場合には確実にお得です。
計算力だけならば一年程度で
「算数は得意」な子になれるでしょう。
そのまま続ければ、中学の頃には「数学に強い子」になっているはずです。
うちの教室では
その子の現在できる事から開始して、苦手な事・できない事へと
学習をすすめ、やり抜く力も育てます。