小1から小3での国語学習開始の場合
入会時期と個人差によって大きく異なります。
同じ一年生6月であっても、できることにはもう差がつきはじめているからです。
3年生ぐらいで我流の書き癖がついている子に
「誰にでも読めるきちんとした字を書くこと」を定着させるのは
簡単な事ではありませんし
鉛筆の持ち方一つにしても、入会前に癖がついてしまっていると
正しく持てるようにするのは難しいものです。
「鉛筆の持ち方ぐらい、どうだっていいじゃない、
字が書けないのならともかく」と思われるかもしれませんが
あまい !!
いずれ、高校入試・大学入試となった時には長時間の勉強が必要です。
たくさん文字を書いての練習が欠かせません。その時に
正しい持ち方というのは、結局一番疲れない持ち方なのです。
漢字のトメ・ハネなどは書体の違いを容認するという事で
学校の授業では細かく規定しないようになりました。
それはもっともですが、書き順は字を覚えるのに必要です。
もう一つ。音読確認。
ひらがなであってもたどたどしい読み方になったりつかえたりする場合
引っかかった言葉の意味を知らないためという場合が多いものです。
稀には意味が分からなくても字面だけで読んでしまう子もいますが
問題で意味を問うと答えられないので、教え直します。
この学齢では、理科社会(生活科)も、実のところ国語。
日本語の語彙を増やす、言葉の意味を知るための学習です。