保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」から職員が紹介したい内容、感じたこと、想うこと等お伝えします。
10月号の特集は、「なぜ、私の言うことをきかないの?」です。子どもは「楽しいスイッチ」が入ると、とたんに周りの話が聞こえなくなります。本当は気持ちを聞いたり、なぜダメなのか話したり、丁寧に関わる方が良いと思いつつ、余裕がなく、叱ってただやめさせるだけになってしまうことがあります。同じ経験をした多くの保護者・保育者の思いが載っていました。
私がこの特集で印象に残った内容は『ちゃんと聞きたい 話したい ゆとりが必要』という見出しの保護者からの投稿です。『I(アイ)メッセージ」で「なんで○○しないの!」と言いたくなることを「私はこうしてほしいけど、どう?」「どうすればできると思う?」という聞き方にしています』という内容です。子どもは考えて試してみたことが間違っていて、怒られてもすぐ理解できません。方法を提案することで、次からこうしたらいいのかと子ども自身がわかりやすい声掛けだと感じました。