保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」から職員が紹介したい内容、感じたこと、想うこと等お伝えします。
今月で創刊50周年の「ちいさいなかま」です。1969年の初の全国合研での交流や学びあいを機に、1971年8月、“日常的に学びあえる月刊誌”として、創刊されました。
保育園に就職して、「ちいさいなかま」の存在を知り、家には何年も前からの冊子が本棚にあります。以前『育児いとをかし・・・』という連載漫画があり、配布されると最初に読んでいた時期がありました。その連載が2002年から始まったもので、小さかった主人公の姉弟がもう大学生と高校生になった…という執筆者からのメッセージが載っていました。あれ!?そんな前のことだったっけ・・・と時が経つ早さを感じました。と同時に、「ちいさいなかま」が50年という長い月日をかけて、人と人との関わりや学び、悩みも含め、たくさんの広がり、結びつきが実っていった雑誌なんだなと感じた8月号です。先日合宿を終えたひまわり組の子どもたちも、日々「なかま」を求め、関わりを深め、学び合い、大きくなっていっています。大変な状況が続き、制限される事も多いですが、そんな“つながり”が生きていく上でやっぱり大切なんだなとも感じました。