保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」の紹介をします。
「ちいさいなかま」を読んで感じたこと、思うことを伝えたい! そんな気持ちをお届けする連載です。
落ち葉がたくさん落ちて、もうすっかり冬がやってきたな、と感じます。 園庭では、子どもたちが追いかけっこをしたり、ボールで遊んだりと、寒さを吹き飛ばすように元気いっぱいに遊んでいます。
今月の「ちいさいなかま」の特集は、「もうクタクタ!仕事と子育て」です。 特集の最初のページには、保護者や保育士の声が載っています。 家事やお子さんが病気になったときの悩みを打ち明けていたり、お子さんがいる家庭での職場の配慮、やりがいについて話されていたりしています。 また、“食事では、作り置きをしたり夫婦で助け合いをしたりしていますが、みなさんどうしていますか?”と言った、各々の家庭での工夫もみられて、参考になるのではないかと思います。 保護者同士の悩みや相談を読むだけでも、仕事と子育ての大変さを共感できたり、“大変なのは私だけではない”と安心出来たりするのではないのでしょうか。 一つ一つの文章は短いので、ちょっとした時間に手に取り、読めると思います。 読んでみると、仕事にやりがいを感じ、毎日充実感がある、いい気分転換になる、といった声もあり、微力ながらも、仕事を持ちながら、子育てをされている保護者の皆さんのサポートができるよう尽くしていこう、と改めて思いました。
「ちいさいなかま」の面白さは、特集だけではありません。 レシピの紹介や「あそびのワザ」、といった連載記事が盛りだくさんで、毎月楽しく読んでいます。
「おいしいひみつ教えます!」の記事では、「ひっぱりうどん」の紹介です。温かいうどんを囲み、自分の汁椀に用意した具とつゆにつけて食べるイラストが載っていて、冬のこの季節に心身ともに温まりそうです。 アレルギー用のレシピも載っていて、とても参考になります。
「あそびのワザ!」では、絵本「たまごのあかちゃん」を題材とした、保育園で使えそうなパネルシアターの紹介や、ご家庭でも一緒に遊べるような“たまごの作り方”を紹介しています。 材料も用意しやすく、お子さんと“たまご”を作って一緒に楽しむ時間があってもいいかもしれません。
ページの最後の方には、保育制度・政策についての特集があります。 先日、学習保育運動部の保護者の方々が中心となり、「保育をよりよくするための街頭署名」が行われました。 全国各地で街頭署名が行われており、その様子の記事も載っています。 保育制度・政策について知ることができ、再度署名活動の意味を学ぶことができました。時間があれば読んでみてください。