保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」の紹介をします。
「ちいさいなかま」を読んで感じたこと、思うことを伝えたい! そんな気持ちをお届けする連載です。
毎日寒い日が続いたり、インフルエンザが流行したりと体調管理が難しいですね。休めるときにはゆっくり休んでしっかり食べて元気に過ごしていきたいですね。
今月の『ちいさいなかま』の1ページ目をめくったところに、「わたしの園からこの1枚」のコーナーがあります。今月の1枚は節分の豆まきの写真となっています。「おへやのなかまはぼくが守る」の言葉とともに、おにを怖がる友だちの先頭にたち、たくましい表情で鬼に向かおうとしている男の子。胸が熱くなります。
杉の子保育園でも、節分に3歳以上児のところには少し怖い鬼がやってきます。毎年、ひまわり組の誰かが勇気を振り絞ってゆり組、こすもすぐみの子どもたちを守ってくれます。今年は、どんなドラマが生まれるのか楽しみです。
今月の特集は、『自分だけが忙しい!?』です。最初のほうの「声アンケート」では、保護者や職員など、いろんな立場からの声があり、共感できるところもあり、自分だけじゃないんだなぁと感じるところがありました。
特集の後半には、「保育士の処遇が悪いのはなぜ?」という小論があります。今、問題になっている保育士の処遇問題について書かれています。
以前は、保育士という職業はなりたい職業の1つだったように思います。しかし、今は“仕事量が多い”“責任が重い”“賃金が安い(仕事内容に見合ってない)”など、新聞やテレビで報道され、ニュースで保育士処遇に関することが話題になることもあり、学生にとってなりたくない職業になりつつあるように感じます。保育の仕事は確かに大変ですが、子ども達のとびきりの笑顔やいろんな表情をみられることは、保育士ならではの特権だなぁと感じます。そんな仕事が、なりたくない職業だなんて悲しいことですね。
しかし、そんな現状が問題になっている今、国も市も保育士の処遇改善についてやっと考えようとしてくれていますが、まだまだです。平成27年度、福岡市は、たくさんの保育現場の反対を押し切って、3つの補助金を削減しました。だからこそ、保育が注目されている今、私たちがもっと声をあげていくことが大切だと思います。
ちなみに、私は今年度「学習・保育運動部」の担当をしています。今こそ、多くのみなさんと一緒に私たちの声を届けたいと思っています。
保育の署名はもう出されましたか?今一度リーフレットを読んで頂いて、親戚、職場の方、ママ友など・・協力していただける分だけでいいですので、まだ署名を出されていない方は、1枚でもいいです。提出をお願いします!私たちの声で、是非保育をよいものに変えていきましょう!