杉の子保育園

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おおきいなかま、あつまれ~!

 保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」の紹介をします。
 「ちいさいなかま」を読んで感じたこと、思うことを伝えたい! そんな気持ちをお届けする連載です。

2017年1月号
2017年1月号

 1月に入り、いよいよ新しい年のスタートとなりました。今年は、どんな発見や感動に出会うことができるでしょうか。今年も職員一同、子ども達と分かち合いながら、毎日を過ごしていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 「ちいさいなかま」の私が好きなコーナーは、「おいしいひみつ教えます!」(p40)です。今回は、七草がゆの作り方が掲載されています。私が、子どもの頃に食べていた七草がゆの具は、七草のみでした。もちろん、おいしく食べていましたが、このコーナーには野菜や鶏肉など具だくさんで、大人も子どもも、より一層おいしく食べられそうです。1月7日は、ぜひご家族で召し上がってみてはいかがでしょうか。お子さんと一緒に「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」…と、七草を唱えるのも楽しいかもしれませんね。

 「ただじゅんのあそびっこ!」(p50)のコーナーでは、子ども達が大好きな「じゃんけん」を使った遊びがたくさん掲載されています。大きなお子さんがいるご家庭は、親子で盛り上がるのに、ぴったりな遊びがたくさん載っていますよ。私が担任しているちゅうりっぷ組(2歳児)は、まだじゃんけんのルールは、あやふやな子が多いのですが、月齢の高い子は「はさみ(チョキ)で石ころ(グー)は切れないから、チョキの勝ちだよね?」と、少しずつ理解できるようになっています。そのページに載っている「でんでんむしじゃん」が、もうすぐ楽しめるんじゃないかなと思っています。

 今月の特集は「園のルール教えてください」(p18)です。保育園は、安全のためやみんなが気持ちよく過ごせるためのルールがあります。特に、子ども達にとっては、保育園は集団生活の第一歩なので、ルールの伝え方は大事だと思います。「あれはダメでしょう」、「ケガをするかもしれないからダメだよ」ではなく、子どもが納得できるように、なぜいけないのかを分かりやすく伝えることを心がけていこうと、改めて感じる機会になりました。また、「おもしろそう」「やってみたい」という子どもの自主性や好奇心の芽を摘まないため、また、子ども自身が、ルールの大切さに気づくためにも、子どもと一緒に、安全な遊び方や方法を考えていきたいです。その他に、「すーさんのまんぷく日和」(p47)は、マンガで見やすいだけでなく、「なるほど!」といった学べるストーリーになっています。忙しい毎日の少し空いた時間におすすめです。ぜひお子さんと読んでみてはいかがでしょうか。