保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」の紹介をします。
「ちいさいなかま」を読んで感じたこと、思うことを伝えたい! そんな気持ちをお届けする連載です。
朝夕冷え込む日もあり、夏の終わりを感じます。だんだん過ごしやすい日も増えてきて、子ども達は、外でおもいっきり遊ぶことができるのが、とても嬉しいようです。9月は、運動会の取り組みや練習ごっこが始まります。毎日の活動量が増えてくるので、体調管理や水分補給に心がけていきたいと思います。
私は、「ちいさいなかま」の子ども達のいろんな表情が見れる「思わずパチリ!」のコーナーが好きです。今回の写真のように、遊んでいることに集中している子どもの表情はとてもかわいいですよね。
今月の特集は、“子どもってすごい!”でした。私はなのはな組(0歳児)の担任をしていますが、毎日のように“子どもってすごい!”と驚かされることばかりです。4月に入園してきて、泣いていた子ども達が、今は、私たち保育士が朝、部屋に入ると“アッ、センセイキター!”というように、笑顔で出迎えてくれます。これだけでもとても驚きです。今思えば、4月はなのはな組の子ども達は、まだハイハイが主だった子が多かったのですが、すでに歩行が始まっていた子がいて、その子の姿を見て、刺激を受けたようで、つかまり立ちが盛んになりました。1人、2人と歩行が始まっていき、あっという間にみんな歩けるようになっていました。友達の姿を見て、刺激を受けてるんだなあとしみじみ感じました。保育士との関係も少しずつついてきたなか、次は友達にも興味を持つようになりました。なのはな組で遊ぶものは、初めてのものも多いので、“ナンダロウ”と不思議そうに見ていることもあれば、感触あそびでは、“コレ イヤ”と思うものもあります。でも、友達が楽しそうに遊んでいると、“ヤッテミヨウカナ”“サワッテミヨウカナ”という姿が見られるようになりました。ああ、成長してるんだなあと、またしみじみ・・・。大人だけではなくて、友達のこともしっかり見ている子ども達に、すごいなと感心します。これからどんな成長が見られるのか、どんなことをして驚かせてくれるのか、とても楽しみです。“子どもってすごい!”と思ったことを、保護者の方とも共有しながら、一緒に子ども達を見守っていきたいと思います。その他、“子どもってすごい!”の読者の投稿では、「私もこんなこと言われたなあ」、「そんなこと言った(した)んだ!」と、読んでいて、とてもおもしろかったです。
また、「ただじゅんのあそびっこ」のコーナーでは、親子で遊べるふれあいあそびが紹介されています。大人の膝に乗ってくれるのは、今の時期だけです。ぜひ、子どもとおもいっきり遊んで、触れ合って、楽しみましょう!