保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」の紹介をします。
「ちいさいなかま」を読んで感じたこと、思うことを伝えたい! そんな気持ちをお届けする連載です。
雨の日が続いていますが、先日のことです。雨が止み、お日さまが顔を出すと、セミの声が聞こえてきました。「あっ! ミーンミーンって、せみさんが!」と私が呼びかけると、子どもたちも「オッ!」と耳に手を当て、セミの声に耳を澄ませていました。夏もそこまで来ているようです!
「ちいさいなかま」の中に、「虫は友だち」というコーナーがあります。今月は「セミ」です。杉の子保育園では、ひまわり組になると、夏はセミ採りをして遊びます。今、3歳以上児では、おたまじゃくしからカエルに孵らせたり、カブトムシやカタツムリのお世話・観察をしています。この機会に、ぜひ子どもと一緒に“虫の世界”を楽しんでみてはいかがでしょうか。
そして、今月の小特集は「『ちいさいなかま』でおっきいなかまの輪を広げよう!」です。園だよりのこのコーナーの名前のようですね。ちいさいなかまは、8月号で創刊45年を迎えます。「もっと豊かな子育て・保育を」と願う保育者・保護者などの中で生まれ、今日まで大切に育てられてきました。そうした思いがいっぱい詰まったステキな「ちいさいなかま」を多くの人に伝え、読んでもらい、「ちいさいなかま」を通じて、保護者の皆さんとの関係作りも築いていけたらいいですね。子育てに悩んだ時や困った時、楽しいと思った時……色々な“想い”や“感情”の共有ができる冊子となっていると思います。皆さんもぜひ、読んで「おっきななかまの輪」を広げていきましょう!
いよいよ、来月8月は、第48回「全国保育団体合同研究集会」が、島根県で開催されます。3日目の記念講演では、絵本作家の長谷川義史さんが「平和の大切さやステキさ」について話します。今の平和な日常を、これからの子ども達のためにも絶対に残していかなければなりません!たくさんの人と“平和”について考えていきましょう!ぜひ、ご参加ください!