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おおきいなかま、あつまれ~!

 保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」の紹介をします。
 「ちいさいなかま」を読んで感じたこと、思うことを伝えたい! そんな気持ちをお届けする連載です。

2016年6月号
2016年6月号

 ワニが歯ブラシを持った、とても楽しい気分になれる6月号の表紙の絵。そして、4ページ目の表紙のお話「ワニタ先生のひみつ」がまたとてもユニークで笑ってしまいました。
 「ちいわいなかま」読んでありますか?
 私は小さい頃は、物語が大好きで胸を躍らせながら、「ドリトル先生」シリーズや「ナルニア国物語」などを読んでいました。しかし、今子育てに追われるようになり、話題になっている本などほとんど読めず、めっきり本に触れる時間が少なくなってしまいました。ゆっくりは読めませんが、「ちいさいなかま」は、バッグにいれておいて時間の空いた時にちょっとずつでも読むようにしています。自分の興味のある所だけでも毎月読むと、何かひとつでも、自分の身になるものが必ずあります!

 私が必ず読む、読者のページ6月号の中に『人生において最も大切な学ぶ力は、「ひとりでできる能力」ではなくて、「周囲の人と協力、共同しながら解決を求めていく力」』という言葉がありました。子どもも大人も関わりあうことを通して世界が広がり、信頼できる人が増えてくるのだと実感できる言葉でした。

 6月号の特集は、「どうしたらいいの? 赤ちゃん返り」でした。我がクラスのゆり組には、今、出産されたり、これから出産を控えている方がたくさんいらっしゃるので、とてもタイムリーな話題だと感じました。しかし出産だけではなく、赤ちゃん返りはいつでもあります。と書いてありましたので、皆さん参考にできると思います。
 あかちゃん返りには
 ①生活習慣の自立の過程で起こる「赤ちゃん返り」
 ②きょうだいの誕生による「赤ちゃん返り」 があるようです。
しかしあかちゃん返りは、成長の過程で起こる自然な姿で、何か特別な問題や理由があるのではないと書いてありました。
子どもが成長する過程で、新しい環境や大人との関係性の変化に対応しようとして、一生懸命頑張っている姿が「あかちゃんがえり」とう事でした。その時のありのままの思いを、存分に表現させてあげられる環境が大事だということ、大人がその事を全面的に受け止めるよ、という姿を見せることが大切だと書いてあります。ぜひ、じっくり読んでみられると面白いと思います。

 本の紹介の欄にあった「もしもあの動物と暮らしたら?」が気になっていて、読んでみたいと思っているところです。