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おおきいなかま、あつまれ~!

 保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」の紹介をします。
 「ちいさいなかま」を読んで感じたこと、思うことを伝えたい! そんな気持ちをお届けする連載です。

2016年5月号
2016年5月号

 ちいさいなかま5月号の特集は、「うちの園のおさんぽ事情」です。様々な保育園のお散歩での面白エピソードや実践などが紹介されています。その中の各園の楽しかったステキなエピソードでは、「分かる分かる~」と共感できるものばかりでした。散歩に行き、区明日から一歩外へ出ると、子ども達にとって新しい発見、花や虫など様々なものとの出会いで溢れています。杉の子保育園の子ども達も散歩や外遊びが大好きで、天気のいい日には園庭中に子ども達の元気のいい声が響き渡っています。
 去年、私が担任だった、たんぽぽ組の子ども達もお散歩が大好きでした。「くっく履いて、お出かでしようね~」と保育士が言うと、「クック! クック!」ともう頭の中は“早くお外に行きたい!”という思いでいっぱいになっていた子どもたち。早く散歩に行きたくて、自分でバギーに乗ろうとする子どももいました……。特集ページを読んでいると、記念庭園や構内一周の散歩に出かけ、飛行機の音が聞こえると「アッ! アッ!」と空を指さし、「飛行機あったね~」と保育士が言うと、とても嬉しそうに笑う子どもの姿を思い出しました。また、歩行が始まったばかりのたんぽぽ組の子どもたちにとって散歩の時間は、「あっちには何があるの~?」「こっちも何か楽しそう!」と自分の目で見たり、手で触ってみたりと、子どもたちの世界を広げるとても大切な時間だったのかなと思います。
 特集ページには、読むだけで思わず笑顔になるようなとても可愛らしいエピソードが満載なので、みなさんもぜひ読んでみてください。
 さらに、今回の特集では、「楽しい散歩が子どもの内面を育てる」「道草散歩で育つ子どもたち」という二つの実践が紹介されています。この二つの実践を読んで、“子どもにとって散歩は、身体と心を育むたくさんの要素が詰まっていて、実際に子どもたちが触れて、感じることが豊かな心を育む”ことに繋がるのかなと、改めて散歩の意味を考えることができました。
 散歩というと、ちょっと遠くまで行かないといけないのかなと思うかもしれませんが、保育園から駐車場までの道、お家から保育園までの道など、ちょっとした距離でも、子どもたちにとっては充分だと思います。いつもは抱っこして通る道も、たまには親子で手を繋いで歩くのもいいかもしれませんね。
 特集ページ以外にも、為になる連載が盛りだくさんのちいさいなかま5月号、ちょっとした時間に読むのにちょうどいいサイズです。まだ購読をされていない方、興味のある方は見本誌がありあす。ぜひ、手に取ってご覧ください。