保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」の紹介をします。
「ちいさいなかま」を読んで感じたこと、思うことを伝えたい! そんな気持ちをお届けする連載です。
年末年始はご家族でどんなお正月を過ごせたでしょうか?子ども達はいつもとは違う雰囲気にワクワクし、家族みんなで楽しい時間が過ごせたのではないかと思います。今年も職員一同、子ども達の気持ちに寄り添いながら、日々の保育内容の充実に努めてまいりたいと思います。
さて、「ちいさいなかま 1月号」ですが、私の好きな『おいしいひみつ教えます!』(p48)のコーナーには、栄養がたくさんの食材を使って、寒い冬も元気に乗り切れそうなメニューが載っています。苦手なものがある子でも、お父さん、お母さんと一緒に作ることによって、その食材に興味をもつことがあります。忙しいとは思いますが、ちょっと時間が空いたときに、一緒に作ってみるのはいかがでしょうか?
その他にも、『ただのじゅんのあそびっこ』(p50)のコーナーでは、「パクパクししまいあそび」が掲載されています。獅子舞は私自身も、お正月のものだと思っていましたが、お神楽の一演目とのことで、お祭りで一年中踊られていると記載してあります。作り方も載っていますので、お休みの日などに作って、親子で楽しんでみて下さい。顔や模様など、出来る部分は子どもに描いてもらい、個性的な獅子舞を作るのも素敵ですね。
今月の特集は、「将来が不安……!」(p18)です。今、多くの人が、今後の生活や子どもの将来に大きな不安を抱えています。昨年、安全保障関連法が国会で可決されました。戦争をしたいなんて人はいないと思います。しかし、平和な日本がこれから戦争に向かっていくのではないか……という声をよく耳にします。今を生きている子ども達も、これから生まれてくる子ども達にとっても心配です。
いつも生き生きとして、希望にあふれ、心には夢がいっぱいの子ども達の笑顔を守りたい。未来を担う子ども達だからこそ、お父さんお母さんをはじめとする家族、そして私たち保育者が力を合わせてたっぷりの愛情で育てたい……。平和な日本がいつまでも続くため、おとなができることを見つけ、声を上げ続けることを大切にしていきたいと思いました。
小特集(p42)では、『家計の分担、やりくりどうしてる?』がテーマになっています。難しい問題の一つでしょうし、それぞれのご家庭で、いろんな工夫をされていると思います。十人十色ですが、ちいさいなかまに、それぞれの家庭の様子が載っています。ぜひ、ご覧になってみて下さい。