保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」の紹介をします。
「ちいさいなかま」を読んで感じたこと、思うことを伝えたい! そんな気持ちをお届けする連載です。
まだ暑い日が続きますが、朝夕と少しずつ涼しくなり、過ごしやすい時間も増えてきました。子ども達は、外で水遊び・プールを思い切り楽しんできました。水しぶきの音と、子ども達の楽しげな声が聞こえてきます。さて、そんな楽しい水遊び・プールも、もう少しで終わってしまい、来月の「運動会」に向けての取り組みが始まります。活動量が増えますので「早寝、早起き、朝ごはん」が14になってきます。
毎日の活動に向けて、「疲れを取る」ためには「寝る」ということが子どもにとってとても大切です。
今月の「ちいさいなかま」の特集は、「給食からお昼寝までのくふう」「気持ちよくお昼寝の時間に向かっていくためには」です。子ども達にとって「お昼寝」は欠かすことができません。しかし、寝るまでに辿り着くことが大変で、一度興奮して「ねない」となってしまった子どもを落ち着かせて寝かせることは、大変だと思います。私も「どうしたらいいんだろう」と、毎日考えています。ちいさいなかまには保育園での子どもの姿が書かれてあり、読みながら場面を思い浮かべて共感しました。家庭では、どんな工夫をしていますか?「電気を消し部屋を真っ暗にする」など寝る雰囲気や環境をつくることは大切ですよね。寝るまでの流れを一定にすることも大切なようです。「寝る」ことは、生活リズムのひとつでもあり、家庭との連携を大切にと書かれています。私も保護者の方と一緒に考えていきたいなと思います。
その他にも「私の保育実践ノート」には、子ども達の関わりがどのように広がっていくのか子どもの姿が書かれてあり、子どもの月齢的にも、今の「すみれ組」の子ども達と同じで「一緒に遊びたい」だけど言葉がうまくでなかったり、友だちの誘い方がわからなくて、上手くいかないHちゃんの姿や初めはバラバラだった子ども達が「テッテー」「ツナゴウ」と誘い合い、子ども達の関わりが変わっていく様子にたくさん共感できました。未満児では、「保育参加」を行っているので、日常の子どもの姿や子ども同士の関わりを見て頂ける良い機会になると思いますよ。是非参加して見て下さい。
また、私の好きなページのひとつで「ただじゅんのあそびごっこ」といって、遊びを紹介しているページがあるのですが、今回は、樹木や草、葉っぱを使って遊ぶあそびが紹介されています。とても身近なものを使ってできる遊びなので、私も是非実践してみたいと思いました。子ども達は自然のものが好きで、散歩先でもまつぼっくりやどんぐり、はっぱや草花を見つけ触れています。ぜひ、子どもと一緒に楽しんでみてください。