杉の子保育園

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おおきいなかま、あつまれ~!

 保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」の紹介をします。
 「ちいさいなかま」を読んで感じたこと、思うことを伝えたい! そんな気持ちをお届けする連載です。

2006年9月号
2006年9月号

 私が一番に目を通すのはやっぱり毎回の特集です。まず表紙を見て「今回の特集はなんだろう?」と確認してページをめくります。
 今回の特集は「連絡ノートはなぜ大事?」でした。「へ~ 今回は連絡ノートなんだ」と興味を持って読み始めると、どの園もやり方はちょっと違っていてもみんな思いは一緒なんだなと感じました。杉の子にも連絡ノートはありますが、私自身、毎日お父さんお母さんが書いてくださる子ども達のお家での様子を、園で読むことがとっても楽しみになっています。思わずぷっと笑ってしまうようなエピソードや、「えっ こんな姿もあるの?」と驚いたりすることもあります。他にもお父さんお母さん達の子育ての悩みを初めて知ることもあります。
 先日、杉の子を卒園した子が実習生としてやってきました。いろいろ保育園時代の話をしている時に、お母さんが連絡ノートを大切にとって下さっている事が分かり、園に持ってきてくれました。何年分もあるノートの数はそれはとても多い量でした。しかし、1ページ1ページに愛を感じ、保育士みんな時間を忘れて読みふけって感動していました。子育ては喜びもあるし、大変な事もいっぱいあると思います。毎日少しずつでもかいている事が、ちいさいなかまにも書いてありましたが、将来子ども達が大きくなったとき、こんなに愛情をもって育ててくれたんだなぁと、たくさんの思いを感じる事が出来るんだろうなと思いました。「よし、私ももっと一人一人のいろんな事を書くぞ!」と改めて感じました。
 「読者のページ」に「アレルギーの子もみんなと楽しく食べられるように」という文がありました。今、食育が大切という話が多く聞かれています。アレルギーの子も多くなっています。一人一人を大切にする保育という事を改めて考えさせられました。みんなが「食べるって楽しい!」と思えるような保育をしていきたいと思います。