保育者と父母を結ぶ雑誌「ちいさいなかま」の紹介をします。
「ちいさいなかま」を読んで感じたこと、思うことを伝えたい! そんな気持ちをお届けする連載です。
もうすぐ梅雨の季節ですね!雨が続くと外に出掛けられないのが残念ですが、雨にも負けず楽しく保育していこうと思います。
今月号の特集は、『楽しんでます、クッキング保育』です。
現在では、衛生面(O-157問題)などで、以前と比べると減ってきたように感じます。でも、クッキング保育などの食育って、とても大切なことだなぁと思います。
人間は食べないと死んでしいますよね!? だから、毎日何かしら“食べる”という行為が当たり前すぎて、あまり意識されていないように感じます。
現在は、カップめん、コンビニ弁当、ファーストフード、各種お菓子 etc・・ 料理をしなくても(作れなくても)お金があれば空腹を満たすことができます。便利になっていいようにも感じますが・・・
先日、こんなニュースをききました。
ある小学校で、栄養失調でやせ細っている子どもに校長先生が余った牛乳を校長室でこっそり飲ませている・・・とのこと。
その子どもはどうして栄養失調になったかというと、両親がコンビニを経営しているので、いつも賞味期限の切れた弁当などを与えられていたとか・・・。
私はこのニュースを聞いたとき腹立たしくなりました。
きっと、この子は手づくりの料理の味を知ることなく育ち、また自分の子どもにも同じようなことをするんだろうな・・・。まさに、悪循環ですね! そんな事考えてたら、おそろしくなってきました。
“食べる”ってことは、すごく大事なことなので、小さい頃から食物に興味をもったり、手作りの味をいっぱい味わって欲しい! また、自分たちで作って食べる喜びを感じて欲しいと思います。
自分たちで作ったものって特別で、また一段とおいしく感じられたり、苦手なものでも食べられたり・・・★
これから梅雨の季節になり、休日もなかなか外へ出掛けられなかったりしますよね!?
そんな時は、ご家庭で子どもを巻き込んで料理をしてはどうでしょう!? そうすることで、子どもは料理に興味を持ちますし、親子のふれ合いにもなります。一石二鳥ですよ!!
ちいさいなかまの本には、毎月料理のレシピも載っていますので、是非! 活用してくださいね★