アンネリーゼ・ミシェルのエクソシズムにおける
悪魔の返答
Gaspare Bullinger 編
目 次
  1. 教会の状態について
  2. 悪霊が喜んだり好んだりする事柄
  3. 天国の命ずるところ
  4. 哀れな霊魂について
  5. バーバラ・ワイガントについて
  6. 堕胎について
  7. ルシファー: 彼自身、他の悪霊達、地獄について
  8. ユダ: 彼自身、他の悪霊達、地獄について
  9. ネロ: 彼自身について
  10. カイン: 彼自身について
  11. ヒトラー: 彼自身と人々について
  12. フライシュマン: 彼自身について
  13. 名前の特定されていない滅んだ女性
  14. 名前の特定されていない第三帝国の男性
  15. 悪霊達がアンネリーゼについて言った事 1
  16. 悪霊達がアンネリーゼについて言った事 2
  17. 守護の天使について
  18. 聖母出現地について
  19. 将来について
  20. エクソシストと他の人々について
  21. アンネリーゼの霊的メモから
  22. シスター・ファウスティナ・コワルスカ
関連動画
ポーランドのドキュメンタリー・ビデオ(日本語字幕あり)
ドイツのドキュメンタリー・ビデオ(日本語字幕なし)
管理人
2008年9月3日に言及した書物の英語版が手に入った。
手に入ってしまった限り、私としてはどうしても表示しておかないわけにはいかない。(病気)
その英語版を、多少ドイツ語(原語)のサイトを参照しつつ、試訳した。
両者は多少違っていたりするけれども。
“ドイツ語のサイトを参照” とは言っても、私には機械翻訳に頼りながらの “単語の照らし合わせ” 程度のことしかできないけれども。
翻訳は悪霊の声明(自白)の部分だけとした。
つまり、筆者や訳者の文章は、一部の例外を除き、割愛した。
章などの構成は、ほぼ、ドイツ語のサイトに従った。
英語版では4章あるだけであり、分け方があまりに大き過ぎるので。
本文中の亀甲括弧〔 〕と小文字(時々 * が付いている)は管理人。
あまり多くはないが、太文字や色文字による強調も管理人。
丸括弧( )は著者あるいは英訳版の訳者によるもの。
管理人の感想
アンネリーゼの物語は、世間では映画『エミリー・ローズ』によって単なる “悪魔憑き” の物語としてしか知られていないけれども、カトリック的に受け取った場合、そこからこれほどのもの(内容)が出て来るのです。
そしてそれは、内容といい、調子といい、なんと『他界からの警告』と似ていることか。
時期的にも重なっています(他界: 1975〜1978年、アンネリーゼ: 1975〜1976年)。私は、これはこの時期に、天国が──天国も人類を相手にする以上、時間、“時機” 、“時代” と云ったものと無縁ではないでしょう──人類に対して大いなる警告を与える必要を感じておられたからである、と解釈します。
勿論、「天国がエクソシズムの中で悪魔達を “使役” し “強制” して教会の危機に関して人類に重要な警告を与える、などということは絶対にあり得ない」と “断定” し “断言” する人は──このような事の “可能性” に関してさえ、“検討空間” というものを内面に一切持ち合わせておられない方は──お読みになっても何の益もありません。
他方また、『他界からの警告』をよくご存知の方にとっても、ここには新規の内容は特にありません。これを読んで私達が手にするのは、幾つかの事柄に関する──手による聖体拝領に関する、聖体拝領における跪きに関する、教会の全般的な信仰の低下(見失い)に関する、パウロ六世教皇様が実は「悪い教皇」ではなかったことに関する、そして悪魔はルフェーブル大司教様が嫌いであることに関する──「再確認」です。
2011/03/30
ヨハネ・パウロ二世教皇様とアルト神父様(1996年1月26日)
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