幼児は勉強はできません。

勉強させるための塾、なんじゃないの？

と、おっしゃる向きもあるかもしれませんが

うちの教室で幼児期に勉強していただくのは、「お母さん」です。

最初の子どもが三歳なら、お母さんも母親としては三歳です。

こどもが小学生になるころには自分自身の小学校時代の経験などを基にして、

ある程度の経験を活かすことも可能でしょうけれど、

自身が三歳だった頃のことを覚えていますか？

どうやって箸の使い方を覚えたか、自分でトイレに行けるようになったのは

いつ頃だったか、どういう理由でそうするようになったか、覚えていますか？

うちの教室ではそのような事の実地指導までは手掛けていませんが

正しい鉛筆の持ち方はどう教えたらいいか、

数唱はどうやって練習するか、足し算を覚えさせるにはどんなふうに？

というようなことを指導者がお子さんに実際に教えて

ご家庭でも同じように実践していただけるように、お母さんに覚えていただきます。

子どもに学びを強いるのではなく、

お母さんと一緒にプリントに向かうのは楽しい、面白いと子どもが思えば

学習はどんどん進みます。

それで、うちの教室での幼児学習は保護者同伴が原則です。

一緒に机に向かい、プリントを解くのを見守り、時間を計っていただきます。

まだ名前が書けない頃には名前の記帳・学習記録もお母さん。

そうしていくと。

幼稚園の年長さん、小学校の入学準備をする頃には

読み書き・足し算引き算はもちろん、

「はやく学校へ行ってお勉強したい」という子どもに育っているという事です。