Association of Historical Science(REKISHIKAGAKU KYOGIKAI)
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 【催事案内・お知らせ】
■ 現在、コロナウィルス感染拡大防止の観点から職員の時差出勤導入し、事務所開室時間を11−16時としております。
  何卒ご理解いただけますようお願いいたします。(2021年10月1日)

■ 歴史科学協議会第55回総会・大会は、2021年12月4日(土)・5日(日)にオンライン方式にて開催いたします。
  参加申し込みは11月25日をもって締め切らせていただきました。(2021年11月26日)

 [発売中] 校倉書房刊行書籍を販売しております。お気軽にお問い合わせください
 
■ 会費の割引制度がございます。ぜひご活用ください。

  
■ 歴史資料ネットワークより歴史資料保全ボランティア募集
毎月12日発行(休日・祝日の場合はその前日)

『歴史評論』2021年12月号(第860) Historical Journal(REKISHI HYŌRON) December 2021 vol.860

特集/再考・家永三郎 “Ienaga Saburo: A Reconsideration”

定価 957円  


 今、歴史学の存在意義が問われています。近年、パブリックヒストリーなど歴史研究者が現代社会に積極的に関わろうとする動きが見られる反面、現実の歴史研究においては個別分散化が進行しています。地道な研究成果が一般市民に対して必ずしも十分な形で発信されていないというのが今日の状況です。こうした状況において、歴史研究者に求められていることは専門分野の学界だけに安住せず、幅広い視点から研究テーマを深化させ、現代社会に対して積極的にリンクしようとする姿勢を持つことだと思います。あるいは研究成果を平易な形で発信していくことも求められているのではないのでしょうか。
 では、過去に、そのような姿勢で研究を進めた人物はいたのかと問うた時、改めて注目されるのは家永三郎です。家永は、かつて文部省主導の教科書検定の問題点を指摘し、法廷で戦った歴史家として知られています。長期にわたる教科書裁判を支えた家永の歴史研究者としての問題意識はどこにあったのか、この点に注目する時、柔軟な思考で古代から近現代までの思想史・文化史に取り組み、時には美術史・文学・法学・教育学など隣接分野に積極的に越境し、現代社会に対して発言を続けたアクティブな歴史研究者の姿が浮かび上がってきます。本特集では、その研究成果の多様性にスポットをあてます。そのことにより、歴史学の新たなる可能性について考える機運が醸成されることを願います。(編集委員会)

   *  特集にあたって 編集委員会
 論  文 家永三郎という歴史家について ―『一歴史学者の歩み』を読む― 
On a Historian Ienaga Saburo: Reading The Life and Work of a Historian
今井修
IMAI Osamu
 論  文 「たましいの自由」と戦争 ―家永三郎『太平洋戦争』の問い―
War and the “Freedom of Thought and Consciousness”: Questions of Ienaga Saburo inThe Pacific War
大串潤児
OGUSHI Junji
 論  文 家永三郎の歴史叙述と『新日本史』改訂 ―『検定不合格 日本史』を読む―
Ienaga Saburo’s Historical Description and the Revision of History Textbooks
井原今朝男
IHARA Kesao
 論  文 『正木ひろし』を読む
Re-Reading Masaki Hiroshi 
片山慶隆
KATAYAMA Yoshitaka
 論  文 思想史から文化史へ ―『日本文化史』を読む―
From the History of Thought to Cultural History: A Reconsideration of Japanese Historical Cultures
森田喜久男
MORITA Kikuo
 論  文 ライフワークとしての女性服装史
History of Women’s Clothing: Ienaga Saburo and His Lifework
田中里尚
TANAKA Norinao
歴史のひろば 『家永三郎集』にチャレンジしてみよう  
Let’s Read Through the Collected Works of Ienaga Saburo
森田喜久男・堀川徹
河野保博・戸邉秀明
宮瀧交二

MORITA Kikuo/HORIKAWA Toru
KAWANO Yasuhiro/TOBE Hideaki
MIYATAKI Koji
歴史の眼 【リレー連載:二一世紀の災害と歴史資料・文化遺産E】
ふくしまでの災害対応と史料ネット ―令和元年台風一九号と令和三年福島県沖地震を例に―
阿部浩一
 書  評 榎村寛之著『律令天皇制祭祀と古代王権』
佐々田悠
 書  評 虎尾達哉著『律令政治と官人社会』
上村正裕
 書  評 土肥義和著『燉煌文書の研究』
関尾史郎
 書  評 高木まどか著『近世の遊廓と客』 
沢山美果子
 書  評 松本洋幸著『近代水道の政治史』
鈴木智行
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 【その他お知らせ】
刊行書籍のご案内(好評発売中)
・歴史科学協議会編『歴史科学の思想と運動』(大月書店、2019年12月)
・歴史科学協議会編『歴史学が挑んだ課題 継承と展開の50年』(大月書店、2017年6月)
・歴史科学協議会編『知っておきたい歴史の新常識』(勉誠出版、2017年)
・杉並歴史を語り合う会/歴史科学協議会編『隣国の肖像―日朝相互認識の歴史―』(大月書店、2016年)
・歴史科学協議会編『歴史の「常識」をよむ』(東京大学出版会、2015年)
・木村茂光監修・歴史科学協議会編集『戦後歴史学用語辞典』(東京堂出版、2012年)
・歴史科学協議会編『天皇・天皇制をよむ』(東京大学出版会、2008年)




会告「『歴史評論』小売価格の改定について」(2019年10月1日)
著作権者を探しています(2019年10月21日)
『歴史評論』第776号(2014年12月号)に掲載した斉藤正美氏の論考について








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