Association of Historical Science(REKISHIKAGAKU KYOGIKAI)
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 【催事案内・お知らせ】
■ 現在、コロナウィルス感染拡大防止の観点から職員の時差出勤導入し、事務所開室時間を11−16時としております。
  何卒ご理解いただけますようお願いいたします。(2021年10月1日)

■ 歴史科学協議会第55回総会・大会は、2021年12月4日(土)・5日(日)にオンライン方式にて開催いたします。
  事前のお申し込みが必要となりますので、こちらより詳細をご確認ください(2021年10月10日)


■ 歴史教育シンポジウム「「歴史総合」をめぐって(5)―「歴史総合」の教科書をどう作ったか―」(事前申込必要)のご案内(2021年10月30日開催予定)。

■  第16回教科書シンポジウム「歴史教科書・いままでとこれから ―新科目「歴史総合」と近現代史学習の課題―」(事前申込必要)のご案内(2021年10月17日開催予定)。

 [発売中] 校倉書房刊行書籍を販売しております。お気軽にお問い合わせください
 
■ 会費の割引制度がございます。ぜひご活用ください。

  
■ 歴史資料ネットワークより歴史資料保全ボランティア募集
毎月12日発行(休日・祝日の場合はその前日)

『歴史評論』2021年10月号(第858) Historical Journal(REKISHI HYORON) October 2021 vol.858

特集/民衆史研究の現在 “Recent Trends in People’s History”   

定価 957円  


 戦後、“皇国史観”の呪縛から解放された歴史学界は、国民的歴史学運動、『昭和史』論争、「自由民権運動」一〇〇年等の経験を経て、時代や社会の変革主体としての民衆の歩みを具体的に追求してきました。民衆史研究です。こうした民衆史研究は、現在どのような研究状況の下にあるのでしょうか。一九八〇年代以降の民衆史研究に大きな影響をもたらした、フランスのアナール学派をはじめとする社会史研究の現状はどう評価されるのでしょうか。本特集では、今日、減速しつつあるとみられている民衆史研究の現状を広く概観し、今後の民衆史研究の課題や方向性を展望してみたいと思います。
 既に指摘されているように、今日、「民衆」という言葉を用いる論考は減少化傾向にあります。しかしながら、かつては「民衆」という範疇で一元的にとらえられてきた各時代・各地域の人々の姿は、地域ごとに異なる政治史・経済史の中で的確に相対化されつつあります。また、ジェンダーやコロニアリズムをはじめとする様々な分析視角から多角的にとらえていく中で、従来の「民衆」という範疇ではとらえきれない人々の検討が、着実に進みつつあるのが現状ではないでしょうか。また、特定の時代・地域に生きた人々を、歴史学とは別の視点から検討する他領域(文学、民俗学等)の研究者との共同研究も不可避な状況になりつつあると思われます。本特集が、単にこれまでの民衆史研究の総括にとどまらず、若い読者の皆様による、今後の新たな民衆史研究へのアプローチの起点になれば幸いです。(編集委員会)

   *  特集にあたって 編集委員会
 論  文 民衆史研究の現在 ―他者への“共感”を再び―
Recent Trends in People’s History
宮瀧交二
MIYATAKI Koji
 論  文 アナール派と民衆史研究の現状 ―「人新世」の時代の中で捉える―
The Present Status of the Researches of the Annales School and People’s History
近江吉明
OMI Yoshiaki
 論  文 日本中世史・近世史研究のなかの民衆
Perspectives on People’s History in the Studies in Medieval and Early Modern Japanese History
長谷川裕子
HASEGAWA Yasuko
 論  文 琉球・沖縄の民衆の重層性 ―八重山から首里城へ―
The Feature of Multi-layered Society of the Ryukyus/Okinawa
得能壽美
TOKUNO Toshimi
 論  文 “常民”を発見した民俗学
Discovering the Concept of “Common People” in Japanese Folklore Studies
加藤 幸治
KATO Kouji
歴史のひろば 教科書の中の民衆像
On the Image of the People in Social Studies Textbooks
戸川点
TOGAWA Tomoru
歴史のひろば 【リレー連載:人類は感染症といかに向き合ってきたか?E】
日本統治下台湾におけるペストの流行と防疫機関
―臨時台湾防疫局官制案の廃案及び臨時防疫課の設置過程を中心として―
鈴木哲造
 歴史の眼 【リレー連載:二一世紀の災害と歴史資料・文化遺産C】
茨城における水損資料の保全活動 ―令和元年東日本台風への対応を中心に― 

添田仁
藤井達也
佐々木啓

 歴史の眼 記録から見る社会運動 ―環境アーカイブズの視点で考える―
川田恭子
 書  評 岸本直文著『倭王権と前方後円墳』   佐々木憲一
 紹  介 長谷部将司著『日本古代の記憶と典籍』  堀川徹
 紹  介 河西秀哉・瀬畑源・森暢平編著『〈地域〉から見える天皇制』 鬼嶋淳
 紹  介 糟谷憲一著『朝鮮半島を日本が領土とした時代』  久留島哲
 紹  介 北河賢三・黒川みどり編著『戦中・戦後の経験と戦後思想』 高田雅士
 会  告 会費口座振替に関するお知らせ
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刊行書籍のご案内(好評発売中)
・歴史科学協議会編『歴史科学の思想と運動』(大月書店、2019年12月)
・歴史科学協議会編『歴史学が挑んだ課題 継承と展開の50年』(大月書店、2017年6月)
・歴史科学協議会編『知っておきたい歴史の新常識』(勉誠出版、2017年)
・杉並歴史を語り合う会/歴史科学協議会編『隣国の肖像―日朝相互認識の歴史―』(大月書店、2016年)
・歴史科学協議会編『歴史の「常識」をよむ』(東京大学出版会、2015年)
・木村茂光監修・歴史科学協議会編集『戦後歴史学用語辞典』(東京堂出版、2012年)
・歴史科学協議会編『天皇・天皇制をよむ』(東京大学出版会、2008年)




会告「『歴史評論』小売価格の改定について」(2019年10月1日)
著作権者を探しています(2019年10月21日)
『歴史評論』第776号(2014年12月号)に掲載した斉藤正美氏の論考について








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