Association of Historical Science(REKISHIKAGAKU KYOGIKAI)
http://www.maroon.dti.ne.jp/rekikakyo/
  【催し・お知らせ】
■ 〔new〕歴史科学協議会第50回総会・大会の情報を更新しました。
   
■ 〔new〕杉並歴史を語り合う会/歴史科学協議会編『隣国の肖像―日朝相互認識の歴史―』を刊行しました(2016年6月20日)
   
■ 「2016年熊本地震」による被災歴史資料保全活動への支援募金(歴史資料ネットワーク)にご協力をお願いいたします。

■ 歴史学関係15団体で「「日本軍「慰安婦」問題をめぐる最近の動きに対する日本の歴史学会・歴史教育者団体の声明」を発表しました。
   
※英語版はこちらをご参照ください。(2016年5月30日)

■ 「吉見裁判への不当判決に対する抗議声明」を発表しました(2016年3月3日)。                                    
   
■ 歴史科学協議会創立50周年記念事業への募金協力をお願いします(2015年12月1日)
  
■ 『戦後歴史学用語辞典』(木村茂光監修・歴史科学協議会編集、東京堂出版) 『歴史の「常識」をよむ』
(歴史科学協議会編、東京大学出版会)、好評発売中!

■ 新たな会費割引制度を導入しました。30歳未満の新入会者は年会費半額にいたします。

■ 歴史資料保全ボランティア募集 各サイトにてボランティア募集情報を発信しております。ご協力をお願いいたします。
  歴史資料ネットワークNPO法人宮城歴史資料保全ネットワークボランティア申し込み用紙[pdf ])山形文化遺産防災ネットふくしま歴史資料保存ネットワーク茨城史料ネットワーク
  東北地方太平洋沖地震(東北・関東大震災)による被災歴史資料保全活動の現状と支援募金のお願い(歴史資料ネットワークより)
毎月10日発行(休日・祝日の場合はその翌日)

『歴史評論』2016年9月号(第797) Historical Journal(REKISHI HYORON) September 2016 vol.797

特集/日本中世後期の宗教勢力 The Religious Forces in the Late Medieval Japan

定価 885円  編集長ブログも随時更新中。


 近年、日本中世の宗教史研究が活況を呈しています。その淵源は、黒田俊雄に求められます。黒田は1975年、中世の権門寺社が国家的機能を担っていたとする「顕密体制論」を打ち立て、宗派史中心だった宗教史研究を国家論へと昇華させました。これにより各時代の宗教政策研究が隆盛し、いわゆる鎌倉新仏教も見直されます。さらに同年、黒田は「寺社勢力論」を提唱し、権門寺社の組織や運営にも光を当てました。これにより、僧の妻帯と居住形態、師弟・親子関係と相続、強訴に象徴される軍事力、衆徒支配下にある酒屋・土倉の経済力、寺院内部での勢力交代など、様々な観点から寺社のあり方が明らかになっています。二つの黒田理論は中世宗教史研究を飛躍的に進展させましたが、中世前期を基軸に構想されたことが、中世後期の研究の立ち遅れを招く結果につながりました。
 しかし最近では、室町・戦国期研究全体の進展を受けて状況に変化が生まれています。顕密体制論を踏まえて室町幕府や戦国大名の宗教政策が論じられ、その全体像がかなり明らかになってきました。一方寺社勢力論では、権門寺社中心ではなく、より広い「宗教勢力論」の必要が説かれるなど、新興勢力の台頭をめぐって議論が重ねられているものの、研究の精緻化によって大きな枠組みが見えにくくなっている面も否めません。そこで本特集では、中世後期宗教勢力論の現状と課題を探ります。「もう一つの中世社会」について考えていただく機会となれば幸いです。(編集委員会)
   *  特集にあたって 編集委員会
 論   文 中世天台宗寺院における衆徒
Monks in Tendai Sect Temples in the Japanese Middle Ages
下坂  守
Simosaka Mamoru
 論   文 中世後期寺社勢力の構成と機能
Configuration and Functions of the Kenmitsu Temple Forces of the Late Medieval Period
西尾 知己
Nishio Tomomi
 論   文 宗教勢力としての中世禅林―在俗宗教への道―
Zen Temples as a Religious Sect in the Medieval Period
芳澤  元
Yoshizawa Hajime
 論   文 「聖」再考―中世から近世へ―
Reconsideration of the Concept 'Hijiri'
村上 紀夫
Murakami Norio
 投   稿 災害復興をめぐる近世都市政策と地域社会―寛政期における江戸深川洲崎の高潮被害―
The formality of agreement on ‘the clearance’: the measures to recover from the typhoon surge in 1790's Metropolis Edo
渡辺 浩一
Watanabe Koichi
 歴史の眼 南京大虐殺の世界記憶遺産登録について
笠原十九司
 書   評 池田温著『唐史論攷』
石野 智大
 書   評 木村茂光著『日本中世百姓成立史論』
田村 憲美
 書   評 橋昌明著『平家と六波羅幕府』
田中 大喜
 書   評 村田勝幸著『アフリカン・ディアスポラのニューヨーク』
阿部 小涼
 紹   介 舘野和己・出田和久編著『日本古代の交通・交流・情報 第一巻 制度と実態』
堀川  徹
 紹   介 加賀藩研究ネットワーク編『加賀藩武家社会と学問・情報』
藤方 博之
 追   想 安丸良夫君への尽きぬ想い
芝原 拓自
 追   想 急逝の安丸良夫氏を悼む
深谷 克巳
 会   告 歴科協創立50周年記念事業募金協力のお願い
歴科協創立50周年
記念事業企画委員会

 会   告 会費口座振替に関するお知らせ
歴科協事務局
  ☆ご注文承っております。事務局までご連絡ください。 e-mail: rekihyo@mx10.ttcn.ne.jp

  【その他お知らせ】

■ 『歴史評論』第776号(2014年12月号)に掲載した斉藤正美氏の論考について


■ 初年度会費(『歴史評論』年間購読料)特別割引のご案内

■ 編集長ブログ始めました。『歴史評論』についてのご意見・ご感想をお寄せ下さい。
  ※編集長ブログでは、会の安定的な財務基盤を保持するための方策の一環として、アフィリエイト・サービスを開始致しました。
    宿泊のサービスをご案内しておりますので、出張やご旅行、帰省される際に、是非ご利用いただけましたら幸いです。



■ 「「天皇・天皇制をよむ刊行しました。



天皇・天皇制をよむ(東京大学出版会)  歴史科学協議会編, 木村茂光/山田朗 監修
 東大出版会より刊行, 発売日:2008年05月上旬
 判型:A5, 302頁(ISBN978-4-13-023054-4)
 税込2940円/本体2800円

【内容紹介】
 古代から現代まで天皇をめぐってさまざまに論じられてきた。
 その位置づけを知ることは,日本の歴史,そして現代をどうとらえるかという問題とも密接にかかわっている。
 「天皇」「天皇制」を考えるうえであらためて知っておきたい重要な知識を68のテーマから読み解く入門書。






   「歴史を読む」(東京大学出版会)もあわせてどうぞ。
   お申込みは東大出版会まで



■ 『戦後歴史学用語辞典』(木村茂光監修・歴史科学協議会編集、東京堂出版、2012年7月)を刊行いたしました。








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   歴史科学協議会事務所の通常業務時間は、月・火・木・金の10時から16時までです。
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