Association of Historical Science(REKISHIKAGAKU KYOGIKAI)
http://www.maroon.dti.ne.jp/rekikakyo/
  【催し・お知らせ】
[発売中]  校倉書房刊行書籍 特別割引販売のお知らせ(2019年1月23日)
 
■ 歴史科学協議会編『歴史科学の思想と運動』(2019年秋刊行)予約販売ご協力の御願いのお知らせ(2019年1月12日)
 
『歴史評論』の発行形態について会告を掲載しました。(2018年4月12日)

[発売中] 歴史科学協議会編『歴史学が挑んだ課題 継承と展開の50年』を刊行しました(2017年6月30日)
   
[発売中] 歴史科学協議会編『知っておきたい歴史の新常識』(勉誠出版、2017年5月)を刊行しました
   
■ 年会費ならびに『歴史評論』小売価格の改定についてお知らせいたします(2016年12月)
   
■ 杉並歴史を語り合う会/歴史科学協議会編『隣国の肖像―日朝相互認識の歴史―』を刊行しました(2016年6月20日)
   
■ 新たな会費割引制度を導入しました。30歳未満の新入会者は年会費半額にいたします。

■ 歴史資料ネットワークより歴史資料保全ボランティア募集
毎月12日発行(休日・祝日の場合はその前日)
※第817号より発売日が変更になりました

『歴史評論』2019年8月号(第832) Historical Journal(REKISHI HYORON) August 2019 vol.832

特集/戦争と科学・科学技術 "Between Science, Technology, and War"

定価 940円  編集長ブログも随時更新中。


 二〇一五年、防衛装備庁が創設した「安全保障技術研究推進制度」は、日本の科学界に大きな波紋を投げかけました。「安全保障」に関わる研究に対して研究費を支給するこの制度は、戦後長らく「軍事研究の禁止」を掲げてきた日本の科学界に「軍事研究の解禁」と受け止められ、日本学術会議が制度への懸念を声明として公にするなど、科学研究全体を巻き込んだ大きな議論に発展しています。
 そもそも、近代的な軍隊によって戦われる戦争では、産業革命以降の高度な科学や技術が必要不可欠でした。特に第一次世界大戦以降の「総力戦」の時代には、軍需産業以外のさまざまな科学や技術も戦争への活用が図られ、戦時下の日本では科学と技術の一体性を強調する「科学技術」というカテゴリも成立しました。また、戦時下で成立した科学・科学技術に関する制度や戦争との関係性は、戦後においてもそのあり方を大きく規定しています。
 本特集では、こうした戦争と科学・科学技術との密接な関係に着目しています。戦争への科学の動員については、これまでも歴史学で一定の研究蓄積がありますが、本特集では近年の「科学史」の分野における研究動向に注目し、戦争を通じて科学・科学技術がどのように動員され、その枠組みや研究姿勢を変容させたのかを論じます。また、過去の戦時動員の事例を踏まえ、軍事研究が拡大する現代において科学が担うべき本来の役割は何か、考えるきっかけとなればと思います。(編集委員会)

   *  特集にあたって 編集委員会
  論   文 「戦争と科学・科学技術」の現在
Current Issues on the Relationship Between Science, Technology, and War
中野良・水沢光
NAKANO Ryo,MIZUSAWA Hikari
 論   文 戦時下における研究支援制度の拡充
The Wartime Expansion of Research Support Systems
水沢光
MIZUSAWA Hikari
  論   文 二〇世紀の農業技術と戦争技術
Technologies of Agriculture and War in the Twentieth Century
藤原辰史
FUJIHARA Tatsushi
  論   文 戦時期日本の科学と植民地・帝国
Science and the Japanese Empire during the Asia Pacific War
加藤茂生
KATO Shigeo
 論   文 原爆研究をめぐる物理学者たちの戦時体験
The Atomic Bomb Project and Japanese Physicists’ Experience in Wartime Research
小長谷大介
KONAGAYA Daisuke
 論   文 アメリカの軍事技術開発と「デュアルユース技術」の軍事利用
Military Technology Development and Dual-Use Technology for Military Purposes in the United States
山崎文徳
YAMAZAKI Fuminori
歴史のひろば 「軍事研究しない」再考
杉山滋郎
歴史のひろば 東京五輪がもたらす都市空間の変容
石坂友司
歴史の眼 【リレー連載「明治一五〇年」の総括@】〈明治一五〇年〉記念事業が突き付けたこと
原田敬一
私の原点 朝鮮史研究との出逢い
糟谷憲一
 書   評 牛米努著『近代日本の課税と徴収』
中尾敏充
 書   評 和田幸司著『「士農工商」はどう教えられてきたか』
大橋幸泰
 紹   介 西村卓著『近代日本の庶民史』
板垣貴志
 紹   介 黒済和彦著『蕨手刀の考古学』
森田喜久男
 紹   介 高埜利彦編『近世史研究とアーカイブズ学』
宮間純一
  ☆ご注文承っております。事務局までご連絡ください。 e-mail: rekihyo@mx10.ttcn.ne.jp

  【その他お知らせ】
■ 『歴史評論』第776号(2014年12月号)に掲載した斉藤正美氏の論考について

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    宿泊のサービスをご案内しておりますので、出張やご旅行、帰省される際に、是非ご利用いただけましたら幸いです。



■ 歴史科学協議会編『歴史の「常識」をよむ』(東京大学出版会、2015年)、好評発売中です。      

■ 木村茂光監修・歴史科学協議会編集『戦後歴史学用語辞典』(東京堂出版、2012年)、好評発売中です。

■ 歴史科学協議会編『天皇・天皇制をよむ』(東京大学出版会、2008年)、好評発売中です。


■事務所の業務時間について
   歴史科学協議会事務所は週3日開室(曜日不定)10時から16時までです。
   また、祝・土日、お盆、年末年始は閉室いたします。何卒ご了承ください。
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TEL/FAX:03-3949-3749(週3日・曜日不定 10:00 - 16:00)
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